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大金持ちは増々、大金持ちに、米国で拡大する貧富の差

2014/12/20
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一部のお金持ちばかり、増々豊かになっていく国について、皆さんはどう思われますか?

しかも、低所得層の収入は、同時に下降しているとなると、これは、やはり見過ごせない問題ですよね。

アメリカにおける貧富の格差

今回はアメリカにおける経済格差と、その実情についてお話をさせていただきます。

2013年のFEDの調査報告書によると、ここ数年間でお金持ちは増々豊かになり、そうでない人たちとの格差は拡大するばかりです。

*FED・・・アメリカの中央銀行に相当する機関のことで、「連邦準備制度」と言われています。

国民のわずか3%にあたる富裕層が、国家の富の半分以上を手中に

3年ごとに更新される消費者財政の2013年の調査結果によると、アメリカ全世帯のうち最も裕福な上位3%の世帯が国家の富の54.4%を、その手の中でコントロールしているそうです。わずか3%の世帯が、それだけの利益を独占しているのです。

前回の調査(2010年)の結果からすると、その割合はわずかな伸びを示しています。

しかし、1989年の時点では富裕層は国家の富の44.8%を掌握していました。つまり、過去20年の間に経済格差が大幅に進んだのです。

同じ2013年、収入において下から90%の世帯は国家の富の24.7%を掌握しているに過ぎません。1989年は33.2%でした。貧富の差が確実に開いていることをこの数字は、物語っています。

アメリカの富裕層が所有する所得と富は、現代史においてもかなり高いレベルにあることは間違いありません。国の中で上位3%のお金持ちのところに、どんどんお金が集まって来ているわけです。

多くの人に、富が行きわたるようにならないものか?

なんだか同じ人間なのに、お金持ちのところには余るほどお金が集中するのに、貧しい人のところにはあまり来ないという状況に、“これでいいのかしら”と疑問が湧いてきます。

同じような、考えを持っている人は、私だけではないはずです。「富の再分配」という言葉があるように、いろんな人達に利益が行き渡るように、経済の構造を変えることはできないのでしょうか?

もちろん、個々人の努力も必要です。が、貧富の差がこれほどまでに拡大する現象が、問題であるということは否定できません。

海外の反応

こうした経済格差が、大幅に拡大している状況について、海外の人たちは、どんな意見をお持ちなのでしょうか。

【参考URL】http://money.cnn.com/2014/09/08/luxury/super-rich-federal-reserve/index.html?iid=SF_E_River

この記事に対する海外の反応

以前にも話したことがあると思うのですが、あえて、同じことを言わせてもらいます。

私は、このように、お金持ちばかり儲かっている状況は、あんまり好きじゃありません。

私は防衛的な姿勢で生きていくタイプの人間だと、自分のことを認識しています。何も得ることがないという状況は、つまり何も失う物がないという状況だとも言えます。

他人がどのくらい儲かっているかという話題には、私はあまり関心がありません。

私にとって大事なことは、自分が所有している富でどのくらい自分が幸せになっているかということです。

ここで話題になっている富裕層の人たちは、みんなが思っているほどお金持ちじゃないよ。

共和党は彼らに減税を実施して、社会的支出を減らそうとも考えているよ。

ちょっと皆さん、耳を貸してください。これって、悪い状況とは言えません。

「トリクルダウン」が私たちのところに届くまで、もう少し時間がかかるだけなのです。辛抱強く、待ち続けましょう。

もう少し待っていれば自然と利益が回ってくるなんて、本当に滑稽ですよ。

悪いけど、あなたの考え方には、大笑いしてしまいました。

トリクルダウン理論って、本当にちゃんと機能しているのでしょうか?

あんまり、実感できていません。

*トリクルダウン理論とは・・・「富める者が富めば、貧しい人たちにも、富が自然と浸透して行き渡る(トリクルダウンする)という経済学の理論、または、経済思想です。

おい、おい、「おこぼれ経済」(=トリクルダウン理論を指して、言っています。)かよ。

冗談じゃないよ。それから金貨が降ってくるわけないだろう。

あなたの説明を聞いていると、ほっとします。その通りです。空から金貨が降ってくるわけないのです。

このトリクルダウン理論って、かつては「Horse&Sparrow 経済学」と言われていました。

馬を肥らせるばかりで、下の方には小鳥が馬糞をついばむ程度しか利益が回ってこないという意味です。

つまり、お金持ちばかりが儲かって、我々庶民には、本当に、かすかな利益しか回ってこないという現象を皮肉って言っているのです。

もう何年も待っているけど、我々庶民のところまで利益が回って来ません。むしろ、お金持ちは増々、儲かっているように感じます。

政治的リーダーのほとんどが、裕福な暮らしをしています。そして、そうした状況がこの国の経済に関する問題を、複雑にかつ悪化させています。

お金持ちの政治家は、貧しい人たちの気持ちが実感できないからです。

政治家に支払われる何百万もの政治献金は、様々な実権を握るための代償的な役割をしています。お金を持っている人ほど、政治家に対して物が言える今の状況を、このままにしておいてはいけません。

この状況を、甘く考えていてはいけません。

貧乏人は貧乏人さ。貧乏人は、自分自身がしっかり働かないから、貧しいのさ。

これで、十分説明がつくだろう。

中間層のお金持ちと、ごくわずかな数の富裕層・・・私は、貧しい人たちが、さらに貧しくなっていく状況、貧しい人たちが貧困に打ちのめされ続けているこの状況を、どうにかしなくてはいけないと思います。

ねえ聞いて、最も貧しい人たちを、救ういい方法があるよ。

国境線をしっかりと監視して、全ての不法入国者を国外退去させるのさ。そしてアメリカの国民が、仕事を見つけるための補助を1年間ほどする。

そうすれば、貧しい人たちの給料も上がるよ。企業もそうした従業員の為にしっかりと努力するだろう。

この国全体が、一種の大きなビジネスモデルさ。

できる限り従業員の賃金を抑える。そして企業で雇われない人たちは、福祉という賃金を国が支払うという構造になっているのさ。

そしていろんな仕事を海外に発注して、さらにコストを抑えるという仕組みにもなっているね。

国にお金のやりくりを任せている限り、我々、庶民は苦しい状況が続くばかりさ。

今こそ、改革の時だね。

経済格差の拡大、お金持ちは増々お金持ちに、・・・別に驚くことじゃないね。現在の経済構造は、このようになるように企画、設計されているのさ。

本当に不公平だと思います。でも私は、こうした事態に対して何もすることはできません。

この問題、ぜひとも解決してほしいです。

政治献金なんてシステムなくせばいいのよ。終わりにするの。

まとめ

いかがだったでしょうか。様々な本音を知ることができました。「お金ぐらい人の思惑によって動く、汚いものはない。」という言葉を以前、耳にしたことがあります。残念ですが、今回は、そのことを思い出してしまいました。

何が大事か?物事の裏側に潜んでいる実態を見抜く目を持つこと。本当に大事です。シビアなようですが、そうした感受性を持ちながら、夢を実現していくような実力を身に付けていくこと。それが、堅実に幸せを築いていくことだと思います。

アメリカの経済格差にまつわる問題を見ていくと、そうした鋭い感覚と堅実な実力を身に付けなくては、と改めて実感させられました。

どんな時代でも、貧富の差の問題は消えないのだ…。どんな政策をもってしても、富裕層はより儲っていくイメージなんだよな~。だってそういうのを決めるお偉いさんたちは、ほとんどお金を持っている人だろ?
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    トリクルダウンはもう何回も何回も現実社会で否定され続けてるのに、
    何故か未だに語る人が多い
    まあ富を独占したいんだろうけど、いい加減にしろよ
    共産主義という理想は現実社会の前に脆くも崩れ去り、
    我々は今もう共産主義など信じていないというのにね
    トリクルダウンも共産主義と同じく現実によって崩れ去った理論なので話にならない

  2.   より:

    まあ自由競争の歴史的にも、資本主義の構造的にも、
    大勢の敗者(大衆)と一部の勝者に二極化していって、富が上に吸い取られていって固定化していって全体の生活が停滞してゆくのは判りきってた事だから仕方ないね

    逆に完全な平等主義もダメだってのはソ連のお蔭で判り切ってるけど

    以上の事から、
    理想はある程度の貧富の差までを制限・許容した中での競争経済なんだろうけど、そうなるのは何世紀後の事やら

    まあ歴史的には凄くゆっくりとはいえ、徐々にそうなりつつはあるけど(今の資本主義国家も生活保護とかのせいで、社会主義的な要素を持ってはいる)

  3. 日本の名無しさん より:

    日本もヤバイッしょ

    まぁ昔の日本は年功序列で終身雇用w
    社会主義みたいだって欧米から非難されて
    変わるように強要されて今がある

    変わらなければいけなかったんだろうか?
    欧米の価値観が全て正しいのだろうか?

  4. 日本の名無しさん より:

    イスラムが伸張するのもむべなるかなという世界、これからますます富める者は富み貧しい者は更に貧しくなる。
    西側にいると気付きにくいがイスラムは一種のカウンターになりえるかもしれない

  5. 日本の名無しさん より:

    まぁ、もう日本は良くならないよ。
    頑張ったって、給料は上がらないもん。上がったって、それ以上に物価が上がってるんだもん。やる気なんてでないって。

  6. 日本の名無しさん より:

    トリクルダウンはちょっと頭がよけりゃすぐバカな理屈だって分かる理論だけど、
    なにしろ政治かもメディアも学者も太る側でWIN-WINになってるから、
    貧乏人からしか文句はでないんだよねw

  7. 名無しさん より:

    支配階級の明確な差別化
    アメリカはユダヤ
    日本は超賎人
    所得格差での支配

  8. 日本の名無しさん より:

    >逆に完全な平等主義もダメだってのはソ連のお蔭で判り切ってるけど

    計画経済と肥大した官僚主義が失敗の原因
    日本もソ連を笑えないよ

    1. 日本の名無しさん より:

      新自由主義ってハッキリわかんだね

  9. 日本の名無しさん より:

    トリクルダウンなんて信じているやつがまだいるのか
    あんなもんただの理想論だよ、実際は上だけ金を持って下には行き届かない ロボットが社会を動かしてるならまだしも社会を実際動かしているのは人間だ必ず欲がでる
    アメリカは自分達が資本主義を崇めてるんだから貧富の差が出ても文句を言えないだろかね金持ちはもっと富み貧民は吸いとられもっと貧困になるのが資本主義の流れだ
    しかしこれほど悲惨なら資本主義はもはや理想ではなくなって来てるのかもね

  10. 日本の名無しさん より:

    格差社会はもはや米国だけの問題じゃないな。
    それに格差が固定化されることやセーフティネットの不備が一番の問題なのであって、格差そのもは資本主義を採用する限り不可避だし、かつて隆盛を極めた日本企業が没落し、アジアの新興国が台頭してきている現状のように、格差が流動的である限り格差は肯定すべきだろ。
    マイクロソフトだって次世代のイノベーションであっという間に没落するかもしれんし、そうした新陳代謝は歓迎だよ。

  11. 名無し より:

    グローバルという化けの皮も剥がれて見本にするべき外国を消失した日本
    日本らしく行くしか無いだろう

    1. 日本の名無しさん より:

      グローバルという化けの皮?何言ってるんだこいつww
      グローバル化は必然だし善でも悪でもない。それとどう向き合うかは依然として重要な課題なんだよ。そもそも日本らしさってなんだよw日本のどの企業もグローバル化に適応しようと今必死に頑張ってるし、もし彼らが国際競争で負ければ当然日本は後進国に成り下がる。
      日本らしくなんて呑気なこと言ってんじゃねーよ。底辺のクズ野郎。

  12. 日本の名無しさん より:

    3
    欧米とくくってるけど手本はアメリカな
    ヨーロッパ諸国は日本より流動的とはいえ、労働者の権利が強く結果として終身雇用されるケースも少なくないし、契約社員といえ解雇のハードルが高い。
    経団連と政策担当者が企業に都合のいいアメリカ型雇用を採用しただけ

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