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「ひよこ鑑定士」年俸4万ポンド(727万円)をイギリスでやってみない?

2015/06/02
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2015年から、就職活動の解禁時期が従来の12月解禁から3ヶ月後ろ倒しとなる3月にスタートする事になりました。

学生さんが学業に専念出来るようにとのことですが、新しい試みとあり雇用者も求人者も困惑しているようです。

しかし!就職は今後人生を大きく左右するであろう大事な決断。

しっかりと自分のしたい事、極めたい事を見極める時間が増える、と言うのは決して悪い話ではないように思います。

また、一人に対してどれほどの求人があるのかを示す求人倍率が上昇し始めた日本。

長期にわたり景気低迷を続けていた日本経済に、ようやく明るい兆しが見えてきたようです。

しかし、日本人の学生の方は気を緩める事はできません。日本の総人口が急激に減少しいる中、企業は積極的に外国人の雇用も取り入れるようになっています。

今までは日本人同士の競争でしたが、これからは日本人のみならず、外国人とも競争を行なわなければならない厳しい現状に直面しています。

しかしこれは、優秀で外国人にも負けないほどの素晴らしい技術や知識を蓄えている学生は、日本に留まらず海外でも活躍できる場は十分にある、と言い換えることが出来ます。

海外には、特殊な技能や知識を有する人材が何らかの理由で不足していて、その産業が消え去ってしまう…という危機に落ち込んでいる職種もあります。

そんな職人不足に困っているとある産業がイギリスにも存在します。それは、ひよこ鑑定士。

今回は、このイギリスでのひよこ鑑定士不足についてのレポートをご紹介します。

ひよこ鑑定士不足が招く、鶏肉産業の破綻危機

なんともかわいい響きの職業名、ひよこ鑑定士。

ひよこ鑑定士は日本が独自に開発した技術で、ひよこのオス・メスを判別する仕事です。

しかも、このひよこ鑑定士は超難関国家資格の一つ。毎年2、3人の合格者しかでない非常に難しい国家資格資格なのです!

そのためひよこ鑑定士としての年収は、雇われ弁護士とほぼ同じ600万円と高収入な上に、海外でも需要が非常に高い職人技、という高い地位を得ています。

そんなひよこ鑑定士はイギリスでも年俸4万ポンド(727万円)と高収入。

しかしこの高給与にも関わらず、イギリスの鶏肉産業はひよこ鑑定士の人材確保どころか、人材育成にも苦労しているのだそうです。

イギリス鶏肉産業会の役員は人材が育たない理由として、12時間と言う長い時間の間に、毎時に最大で1200羽のひよこのお尻だけを見なければならない、というマイナーなイメージと

本当の技術を見につけるのに少なくとも3年は要するため、その長いトレーニング期間を嫌がられ、担い手がなかなか育たない、ということがあげられると話しています。

しかし鶏肉産業にとって、ひよこの性別を出来るだけ早い段階で判別する事は、非常に重要な仕事です。

というのも、オスは鶏肉用としてよく脂の乗った肉になるような餌を、メスには元気な卵が沢山産めるようにカルシウムを多く含んだ餌を早い段階から与える必要があるからです。

鶏産業会は、「このままひよこ鑑定士の数が減少していくようであれば、海外の顧客を確実に失うこととなり、産業に大きな打撃を与える結果になる…。」と嘆いています。

この記事の海外に対する反応

ひよこ鑑定士の仕事なんて絶対出来ない。ひよこのお尻を見るより、彼らを出来るだけ多くポケットに詰め込んで、救出する事に夢中になるにはず!

年俸4万ポンド!?絶対にやる、この仕事!どうせ退屈な生活をしてるから、退屈な仕事でも大丈夫!

恐らく、人材の育成に苦労しているんじゃなくて、このかわいいひよこ達の運命を知っているがゆえに、感情的に出来ない人が多いんだと思うけど。

ひよこの判別後に大量のオスが殺されるのを知ったうえでのひよこ鑑定。動物好きには絶対無理な仕事だよね。

工場にひよこを運ぶ仕事をした事があるけど、そこの工場はひよこ鑑定士に成りたい地元の人間はいないから、ラトビアやポーランドからひよこ鑑定士を連れて来ていると言ってた。

でも彼らには4万ポンドも払ってなかったと思うけど。

ひよこ鑑定士のひよこの握り方が気に入らないのよねー。

全てのひよこに名前を付けたい衝動に駆られるから、恐らく自分にはこの仕事は向いてないね。

オスのひよこが生き殺しにされるのを知りつつ、鑑定をしていくなんて絶対に出来ないよ。

オスのひよこの救出に精を出すから、鑑定士なんて無理。

ひよこは商品ではなくて、命のある動物。自分がベジタリアンになったのは肉が嫌いだからではなく、人間の動物に対する取り扱い方が惨すぎるから。

ひよこ鑑定士は道徳的に最悪な仕事。

12時間お尻を見続けるだけの仕事で4万ポンドかー。

数年後に肩や腰の痛みを直すための治療費を考えると、たいした額ではないように思うけど。

なんで長時間労働させるんだろうね。半分の給与でも労働時間を半分に減らすと、以外と成り手はいると思うんだけど。

オスのひよこを殺さないのであれば、この仕事の成り手は大幅に増えると思うんだけど。

イギリス人のひよこ鑑定士を育成しなくても、EU労働者がこの仕事をしてくれるよ。

おそらく、全てのひよこをメスと鑑定しそうだから、私には向いていない。

ひよこのお尻を見続けるのは別に苦ではないけど、その後に処分されるひよこを考えると心が痛むよ

ひよこの鑑定なんてしないで、全てのひよこが成長するのを待って、どれが卵を産むか観察した方がいいよ。

ひよこ鑑定士になるのになぜに3年もかかる訳?

にわとりはかわいそうだよ。90パーセントのオスの鶏は、生後1~2年の内に殺されるんだって。

3年の訓練期間を考えると、年俸4万ポンドと言うのは結構安いと思うけど。

ひよこ鑑定士が不足し続けてる…

2013年には、ひよこ鑑定士を一人も採用する事ができなかったイギリス。

そのため鶏肉産業界は、イギリス政府へ深刻な人手不足が発生している職種、として登録するように要請まで出しています。

東南アジアでは非常に社会的地位の高いひよこ鑑定士。
しかし、イギリスでは単にジョークのネタにされてしまうだけ、と嘆くイギリス鶏肉産業会。

ひよこ鑑定士としてイギリスに渡り、貴方の技術を生かしてお金を稼ぐと共に、技術を伝達する貴重な人材として活躍できる可能性は十分にあります。

ひよこ鑑定しとしてのイギリス就職…いかがでしょうか?

【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2977208/It-pays-40-000-year-no-one-wants-chick-sexer-hardest-job-Britain.html

ピヨピヨちょ~かわいいもんな~!オスのひよこをオスゾーンへ持っていく度に悲しくなりそうだ…目を見ちゃいけない…。でも産業的には重要な仕事なんだから、だれかがやらねばだな。どうしたら立候補者が増えるだろ?

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本だともう殆どひよこ鑑定士の仕事ないらしいな。
    人件費の安い中国や韓国の人を個人事業主として使うから。
    イギリスでもひよこ鑑定士は周辺国の人を低賃金で使うだけ。
    この4万ポンドってのはイギリス人で
    なおかつスキルの高い人と契約した場合の上限なんだろう。

  2. 日本の名無しさん より:

    オスが殺されるのがかわいそう?
    こんなこと言えるのはベジタリアンだけ。
    それ以外は偽善者。
    かわいそうとか書いててもどうせほとんどの人間が鶏肉食べてるんだろと思うとムカムカしてくる。

  3. 日本の名無しさん より:

    反捕鯨と発想が同じ…

  4. 日本の名無しさん より:

    マグダラの聖骸布があると出来るアレな

  5. 日本の名無しさん より:

    昔は日本人の独壇場だったが、今は中国人や韓国人が増えて海外でも仕事がなくなってきてる。
    科学技術が発達して、瞬時に雄雌識別することができるようになると仕事自体が消滅する。

  6. 名無し より:

    雄は半年から1年で若鶏で出荷
    雌は2年ぐらいで親鳥として出荷じゃなかったっけ

    と言うか、鶏を食べるのが嫌でベジタリアンってww
    そんな奴は人間というか、動物やめとけよ
    植物だって命があるのに
    それとも光合成して土の中の栄養だけで暮らす気なのか?
    この人達は新約聖書の内容も知らないようだな
    ヒンドゥーのなかの1部の教えを信じてるのかな(ヒンドゥーの主たる食肉は鶏なのになぁ~)

  7. 日本の名無しさん より:

    「道徳」ってアレじゃろ、殺していい生き物を決めるルール。

  8. 日本の名無しさん より:

    とりあえず年齢制限を撤廃しろ

  9. 日本の名無しさん より:

    昔テレビで、フランスでこれをやっている日本人の収入が2000万と言ってたような・・・

  10. 日本の名無しさん より:

    日本人のスキルは高いらしいな。外国人だと判別率95%くらいのところを
    日本人だと99.5%くらいいくんだとか。まあ資格試験が難しいのだろうけど。

    しかし鶏はオスが殺されるってほか、例外なく嘴を切り取るのが残酷だよね。

  11. 日本の名無しさん より:

    弔いにケンタッキー行ってくるか

  12. 日本の名無しさん より:

    ぴよぴよ

  13. 日本の名無しさん より:

    …今は鑑定が必要ない品種(ヒヨコでも羽の形状で雌雄判別できる)が有るから。
    鑑定士は限定された場合でしか必要ないのでは?(地方原産種とか)
    バブル時代前は叔父(農業高卒)が欧州に技術指導に行っていた。(たしかドイツだった)当時かなりの高給鳥だった。
    最近の話だとアジア系の鑑定士は技術指導員でもホイホイ教えてくれないらしい。(値下げ要求が激しいらしいので技術を秘匿しようと言うふんいきが…)
    要は、ホイホイ高い技術をディスカウントしてくれる、お調子者の鑑定士募集ってことかな?

  14. 日本の名無しさん より:

    >3年の訓練期間を考えると、年俸4万ポンドと言うのは結構安いと思うけど。

    いや、普通に高杉るだろ・・

  15. 日本の名無しさん より:

    年齢制限あるのは差別じゃないのか

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