マルイやその関連施設をよく利用するという方であれば、メインのクレジットカードとしてエポスカードを持っている方も多いと思います。
ショッピングの支払いに使えて様々な優待や特典があるエポスカードは、クレジットカードとして利用するだけでも十分に便利ですが、実はキャッシングサービスをも利用することができるということはご存知でしょうか？
エポスカードをショッピングとキャッシングという2つの方法で使いこなせるようになれば、今よりもさらに生活に役立てることができるようになります。
そんな知らなければ損と言えるエポスカードのキャッシングサービスについて、ここでは詳しくご紹介します。
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金利は？利用可能枠は？エポスカードキャッシングの基本
エポスカードでもキャッシングができる…と言われても、消費者金融などの他のキャッシングサービスよりも明らかに利用条件やサービスが悪ければ使ってみたいとは思えませんよね。
まずはエポスカードのキャッシングの基本的な概要からチェックしていきましょう。
| 利用可能枠 | 金利 |
|---|---|
| 1万円～50万円（プランニングコース：1万円～99万円） | 実質年率18.0％ |
一般的なキャッシングサービスと比べると最大でも100万円に満たないというエポスカードのキャッシング利用可能枠はやや小さめです。
ただしキャッシングの実際の利用状況を見てみると、100万円以下の少額利用者が圧倒的多数なので、結局のところエポスカードのキャッシングでも日常使いには十分と考えてよいでしょう。
金利は利用可能枠に関わらず一律18.0％で、だいたい消費者金融などのキャッシングサービスと同程度となっています。
基本的な利用条件から見る限りは、エポスカードのキャッシングが他と比べて大きく劣っているということはありません。
むしろ、1枚のカードでクレジットカードとキャッシングサービスという2つの機能が兼用できると言う利便性を考えれば、消費者金融などの一般的なキャッシングサービスよりも優位であると言えるでしょう。
さらにエポスカードのキャッシングでは初回利用日の翌日から30日間金利無料という期間限定無利息サービスが行われているので、よりお得に利用することが可能です。
要注意！利用可能枠はカード契約時に決まる
エポスカードのキャッシングは消費者金融などのキャッシング専門のサービスと違って、利用するにあたって面倒な申し込み手続きをする必要はありません。
ただしキャッシングの利用可能枠が0円だった場合や、借りたい金額に利用可能枠が満たなかった場合に増額希望を出すことはできないので、その点は注意が必要です。
エポスカードのキャッシングの利用可能枠は、利用者の希望に関わらず契約時の審査結果や総量規制という年収に基づく融資制限などに応じて設定され、利用状況によって増額可能になれば連絡が来るというように、あくまでも会社側の判断のみを根拠として決まるものなのです。
便利でお得！エポスカード4つの借り入れ方法
キャッシングにおいては、いかに必要なタイミングでスピーディに借入れができるかということが非常に重要ですよね。
エポスカードのキャッシングでは以下の4つの借り入れ方法から状況に応じて選択することができるようになっています。
- ATMキャッシング
- Netキャッシング
- 電話キャッシング
- 海外ATMキャッシング
それぞれの方法について詳しくご説明していきましょう。
提携ATMの多さと手数料無料が魅力！ATMキャッシング
ATMキャッシングというのは、ATMでカードを使って借りたい金額を引き出す形で借り入れをする方法です。キャッシングとしては最も主流と言ってよいでしょう。
エポスカードのキャッシングではマルイ店頭や最寄り駅を中心に設置されているエポスATM以外にも、コンビニATMや提携金融機関ATMで借り入れを行うことができます。
金融機関によって《借り入れのみ対応》と《借り入れ・返済両方対応》という形で分かれており、すべてを総計した提携金融機関の数の多さは非常に魅力的です。
《借り入れのみ対応》を含めると三菱UFJ銀行やみずほ銀行といった全国規模のメガバンクから関東地方を中心に数多くの地方銀行、そして全国の信用金庫などの金融機関と幅広く提携しています。
しかもすべての提携ATMを手数料無料で利用することができるというのも見逃せないポイントです。
ただし提携ATMの場合、千円単位での借り入れが可能なところと1万円単位でしか借入できないところがあるので、注意してください。
いつでもOK！最短数十秒！？Net＆電話キャッシング
Netキャッシングと電話キャッシングは、それぞれインターネットと電話から申し込んで口座振り込みの形で借り入れをする方法です。この2つの借り入れ方法には、4つの共通点があります。
- 24時間いつでも申し込み可能
- 1000円単位で借り入れ可能
- 振り込み手数料はエポスカード側が負担
- 平日14：29までの申し込みなら最短数十秒で振り込み完了
さらにNetキャッシングならエポスカードの引き落とし口座以外の口座を振込先として指定することもできます。
時間や場所を問わずちょっとしたすき間時間にも借り入れができるので、公共料金などの引き落としが迫っているのに口座にお金がない、ATMに行く時間もない…というようなケースでは非常に頼りになります。
また、近くにエポスカードの提携ATMがないという時にも役に立つでしょう。
海外旅行・出張の強い味方！海外ATMキャッシング
エポスカードのキャッシングでは、なんと日本から出て海外に行った時にも借り入れを行うことができます。これは、消費者金融などのキャッシング専門業者ではほとんど対応していないサービスですが、実はクレジットカードのキャッシングでは比較的よくあることです。
海外の空港や駅、主要都市部などに設置されている『Viza』『PLUS』とマークのあるATMがエポスカードのキャッシングを利用可能となっており、手数料が最大200円（税別）かかります。ただし金利は一律18.0％で、国内で利用するのと変わりません。
事前の申し込みなども必要なく、エポスカードと暗証番号だけで利用することができるので、海外旅行や出張の際には非常に便利なサービスと言ってよいでしょう。
提携ATMの数が非常に多く、そのすべてで手数料が無料になるATMキャッシングはもちろんのこと、24時間どこからでも借り入れの申し込みができて最短数十秒で振り込みを受けられる電話・ネットでのキャッシングも非常に便利です。
また、海外でもキャッシングを利用することができるので、大量の現金を持ち歩きたくない海外旅行や出張時には必ず役に立つでしょう。
一回で返す？リボにする？エポスカードの返済方法
当たり前のことですが、キャッシングでは借りたお金は利息をつけて返さなければなりません。したがって、返しやすさもキャッシングを評価するうえで大切な要素となります。
エポスカードのキャッシングでは、主に口座引き落としかATM振り込みの形で返済を行うことになりますが、その返済形式は大きく3つに分かれています。
- 1回払い
- 新標準型リボ払い（借入残高に応じて返済額変更）
- 定額型リボ払い（借入残高に関わらず低額返済）
1回払いはクレジットカードの一括払いのように翌月の返済日に元金+利息を全額支払うのに対し、リボ払いは毎月少しずつ決まった金額を支払っていく、いわゆる分割返済の形をとる方式です。
同じリボ払いでも定額コースでは5000円なら毎月5000円ずつ、1万円なら1万円ずつ…というように借入残高がいくらであっても返済額は変わりませんが、新標準コースでは借入残高に応じて月々の返済額が以下の表のように変化していきます。
| 借入残高 | 毎月の支払額 |
|---|---|
| 1万円以上5万円以下 | 5000円 |
| 5万円越10万円以下 | 8000円 |
| 10万円越15万円以下 | 10000円 |
| 15万円越20万円以下 | 15000円 |
| 20万円越50万円以下 | 17000円 |
※2008年10月1日以降入会または増額の会員に適用
定額型は毎月の返済額が変わらないので安定して支払いを続けていきやすいですが、借入残高が高額になるほど返済に時間がかかってしまいます。
一方で新標準型は借入残高が高いと毎月の返済額も高額になり負担が大きいですが、定額型よりも返済が早く完了する可能性が高いでしょう。
3つの返済方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、どれが最も自分のライフスタイルに合致しているのかという観点で選ぶことが大切です。
返済方法の途中変更可能…だから無理なく無駄なく返せる！
自分に合ったベストな返済方法を選んだつもりでも、後から予定や状況が変わることもありますよね。
そんな時、エポスカードのキャッシングでは1回払いをリボ払いに、あるいはリボ払いを1回払いに…というように返済方法を変更することができます。また、リボ払いの途中で増額払いと言って、規定の金額以上に余分に返済を行うことも可能です。
キャッシングでは、返済期間が長期化するほど利息の負担が大きくなります。したがって、返済期間は極力短縮することが利息の節約につながります。
ただしその一方で、金銭的に余裕がない状況での無理な返済は生活を圧迫し、結局また新たに借り入れをしなければならない…という本末転倒な事態にもなりかねません。
キャッシングを無駄なくお得に利用するためには、無理のない範囲で最短で支払いを完了させるという返済のコントロールが非常に大切なのです。
返済方法を自由に変更したり増額返済ができるエポスカードのキャッシングなら、より理想の返済計画に近い形で返済を行うことができると言ってよいでしょう。
また、1回払いとリボ払いのいずれかに返済方法を途中で変更したり、リボ払い中に増額払いと言って余分に支払いをすることもできるので、無理なく無駄なくお得に返済をコントロールすることができます。
消費者金融よりイイかも！？エポスカードのキャッシング
クレジットカードのショッピング払いで済ませることができない現金が必要な場面では、手軽に現金借り入れができるキャッシングはとても頼りになります。
そんな時、クレジットカードとして利用しているエポスカードがキャッシングにも使えたら非常に便利ですよね。
クレジットカードのキャッシングサービスというと、あくまでもオマケ程度の扱いでさほど充実した内容になっていないということもままあるのですが、エポスカードのキャッシングは借りやすさ・返しやすさともに十分と評価することができます。
すべてのメリットを総合してみると、エポスカードのキャッシングサービスは消費者金融のようなキャッシング専門業者にも劣らないと言っても過言ではありません。
エポスカードを利用している方は、ぜひキャッシングの利用可能枠を一度ご確認してみてはいかがでしょうか？
【参考ページはこちら】
アレコレカードの金利は他と比べて安い？
総合的に評価すると消費者金融などのキャッシング専門業者よりも勝ると言えるので、エポスカードの利用者の方はぜひ利用を検討してみてください。
ただし利用可能枠は会社側が設定するもので、利用者から増額希望を申し出ることはできないので注意してください。
金利は利用額に関わらず一律18.0％で、消費者金融などのキャッシング業者とほとんど変わりません。