自動車ローンがダメなら、キャッシングで車を買う方法がある！

ちょっとしたお出かけにも遠出にも、自動車があれば便利ですよね。とはいえ、車を所有するということは、購入時も維持にもお金がかかるものです。

そんなとき心強いのが、自動車購入資金専用ローンの存在です。しかしながら、自動車ローンの審査が不安という人も少なくないのではないでしょうか。自動車ローンを借りられないなら、憧れの車も諦めなくちゃいけないとなると、とっても残念ですよね。

でも、まだ諦める必要はありません！自動車ローン以外にも、キャッシングやカードローンを利用して車を買うことだってできるのです。今回は、その辺りについてじっくりお話していきます。自動車購入をお考えの人は、どうぞ参考にしてください。

自動車ローンってどんなもの？意外と知らないその特徴をチェック！

自動車を買うなら、やはり自動車専用ローンを利用したいと考える人も少なくないですよね。確かに、フリーローンやカードローンよりも自動車専用のローンにした方がよい部分も大きいんです。

そこで、まずは自動車ローンの基本的なところについて知っておきましょう。

ローンの種類

世の中には、実に様々な種類のローン商品があります。業者によっても異なりますが、ローンを主力商品のひとつとする銀行や信用金庫等の金融機関には、以下のようなローン商品があります。

• 住宅ローン
• 自動車ローン
• 教育ローン
• ブライダルローン
• 福祉ローン
• フリーローン
• カードローン

他にも、様々なローンがありますが、大まかに分けると、住宅や自動車などの高額なものの購入資金のためのローン、結婚など人生の節目のためのローン、使い道自由なローン、そしてカードでいつでも何度でも借り入れできるカードローンがあるというわけです。

自動車ローンとは

自動車ローンとは、「マイカーローン」「オートローン」「モーターローン」などとも呼ばれ、主に自動車購入資金として利用できるローンです。しかし、車両本体にかかるお金以外にも、以下のような車関連の目的に利用できる商品がほとんどです。

• バイクや原付の購入資金
• 車やバイクのオプション
• 運転免許証の取得費用
• 車検費用
• 点検・修理費用

車は購入した後も何かとお金がかかるものですが、そのような維持費にも利用できるというわけですね。

ただし、カードローンやフリーローンと違って、利用者への融資を現金に替えて支払うのではなく、銀行などの業者が直接販売店に振り込む形の融資となる商品が多いです。したがって、自動車ローンに申し込む際、何にいくらくらい使うのか決めておく必要があります。

取り扱い業者による違い

自動車ローンは、消費者金融、信販会社（クレジットカード会社）、銀行など様々な業種において取り扱われています。また、ディーラーローンと呼ばれる、自動車販売店が主に信販系の自動車ローン商品を仲介するタイプもあります。

これらのうち、どの商品を選ぶかで、その後の自動車の取り扱いが変わってくることがありますので、事前によく確認しておきましょう。

しかし、銀行系の自動車ローンの多くは、所有権は最初から自動車を購入したご本人となります。

自動車を購入するディーラーですべての手続きを済ませたいという人には、ディーラーローンがいいですが、所有権の問題や金利の面では銀行系がオススメです。

自動車ローンは総量規制の対象外！

消費者金融系や信販系で借入をする場合、総量規制の対象となります。つまり、すべての借り入れの合計金額が年収の1/3を超えてはならないという決まりになっているのです。

もちろん、銀行系ならば元々総量規制の対象外なので、上記のようなケースやちょっと高級な自動車が欲しいというときも、年収の縛りはありません。

キャッシングでも自動車は買える！不安な人はこちらも候補に！

自動車ローンについてお話してきましたが、カーローン審査に通るのか心配だという人も少なくないのではないでしょうか。また、自動車関連費用にしか使えないことに、ちょっと物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

そんなときは、キャッシングやカードローンも検討してみることをオススメします！どういうことなのか、さっそく見ていきましょう。

自動車ローンの審査基準

他のローンと同様、自動車ローンに関しても、その審査基準が詳しく公表されているわけではありません。なので、不安に思う方もいらっしゃると思います。自動車ローンに通らないケースには、以下のような理由が考えられます。

• 年収が低い
• 安定収入がない
• 勤続年数が短い
• 個人信用情報がブラックまたはホワイト

勤続年数は意外と重視されますので、できるだけ長く勤務してから申し込めば、可決の可能性が高まります。（こちらもご参考に→キャッシングを利用できる職業とは？）

カードローンは使い道自由！

上記の自動車ローンの審査基準は、カードローンに関しても基本的には同様です。しかし、自動車ローンとカードローンには、以下のような違いもあります。

キャッシングやカードローンは、使い道自由です。事業性資金には使えないというところは多いですが、それ以外ならばどんなことに使っても原則としてOKです。つまり、キャッシングやカードローンで自動車を買ってもいいということ。

これには、以下のようなメリットがあります。

• 必要書類が少ない
• 融資までの時間が短い
• 自動車以外の目的にも利用できる
• 返済すれば新規申し込みしなくても限度枠が復活する

自動車専用ローンは、見積書などの書類が必要となるところが多いですが、カードローンならば、多くても本人確認書類と所得証明書類の2つだけで契約できるところがほとんどです。

また、限度枠内で何にでも何度でも利用できるので、車を買っても枠が残っていればそのほかのことに使えますし、自動車購入資金を返済できれば、それ以降はまた限度枠をフルに何にでも使うことができます。

自動車ローンは、一般的に申し込みから融資まで2週間ほどかかるのですが、カードローンなら速ければ即日融資も可能なので、ディーラーで一目ぼれした車にすぐ乗りたい！なんてときにも活用できます。

カードローンで車を買うデメリット

一方で、デメリットもあります。それは、やはり金利が高いことです。使い道自由ということは、それだけ使いすぎてしまうことにもつながりますから、万が一の貸し倒れに備え、カードローンには各種ローンの中で最も高い金利が設定されています。

したがって、自動車を買うなら自動車ローンを契約したほうが、金利面では圧倒的にお得です。

また、カードローン契約が、その後の住宅ローンなどの審査において不利になることはあり得ます。適正な利用ならば問題ないのですが、カードローンは自動車ローンと比べると、その簡単さや高金利ゆえに滞納や債務整理に陥りやすいものです。

個人信用情報にこのような事故情報が載っていると、住宅ローンはもちろん、他社のカードローン審査にも通ることはありませんので、くれぐれもご注意ください。

超低金利でお得！住信SBIネット銀行の自動車ローンとカードローン

最後に、実際のローン商品をご紹介します。ひとつの業者で自動車ローンとカードローンの両方を取り扱っている銀行の中から、おすすめの住信SBIネット銀行の商品についてご紹介していきます。

ミスター自動車ローンの概要

住信SBIネット銀行の自動車ローンは、「ミスター自動車ローン」という商品名です。その概要は、以下の通りです。

この自動車ローンには、取引状況などに応じて金利の優遇があり、住信SBIネット銀行にて住宅ローンやカードローン契約がある人は最大1.1％引きとなり、上記の下限金利はその優遇適用後の数値となっています。

必要書類をオンラインでアップロードでき、来店不要で申し込みから契約までが可能な、ネット銀行ならではの自動車ローンです。もちろん、担保・保証人ともに不要です。

ミスターカードローン

では次に、住信SBIネット銀行のカードローン商品「ミスターカードローン」の方を見てみましょう。

こちらもミスター自動車ローンと同様、取引状況に応じて金利が最大0.6％の割引となり、上記の下限金利は最大割引適用後のものです。金利優遇がなかったとしても、業界随一の低金利と言えますね。

とはいえ、上限金利を比較してみると、やはりミスター自動車ローンの方がかなりお得な設定になっています。

やはり、自動車を買う場合、金利第一に考えるならば自動車ローンが良いでしょう。

キャッシングも車を買う方法のひとつ！金利重視なら専用ローンがお得

お話してきたように、現金がなくても、自動車ローンを組まなくても、カードローン契約ができれば自動車購入の夢を叶えることができます。車を買うには、自動車ローンを組まなければならないと思い込んでいた人にとっては、希望が持てるお話だったのではないでしょうか。

しかし、カードローンは自動車ローンに比べて金利が高いので、同じ融資額でも返済額は大きく差がつくこともあり得ます。したがって、申し込み前に返済方法の確認や返済シミュレーションをしておくことは必須です。

勤続年数や年収、どんなふうにローンを使っていきたいのかなど、様々な角度から考えてみて、ご自身に最適な自動車購入方法を選択してくださいね！

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