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個人運営の消費者金融会社の一つ、スリーアローズの今は?

スリーアローズは、東京にある小さなキャッシング会社、いわゆる消費者金融として個人で経営していました。規模が小さいため闇金と間違えられやすいのですが、貸金業者として正規に登録されている業者でした。

しかし、今はその名前は見当たりません。どうしてでしょうか?

スリーアローズを通して、小規模消費者金融について考えてみたいと思います。

スリーアローズは東京にある個人経営の消費者金融

スリーアローズは、東京で個人経営しているローン会社になります。それだけで見ると一見怪しい感じがしますが、行政にもきちんと登録もされていますし、貸金業協会にも登録されています。個人経営なので、地元密着型と考えるといいのかもしれません。
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スリーアローズ概要

商号名 スリーアローズ
所在地 東京都港区
登録番号 東京都知事(8)第14067号 
日本貸金業協会第004135号

金利や返済等、詳細に関しては、ホームページ(HP)を持たないために細かな情報が手に入れにくい状態です。直接電話を掛けたり、事務所に足を運ぶのが一番手っ取り早いでしょう。

しかし、実は情報どころか事務所はすでに存在しないのです。

経営年数からわかる!実績のある個人業者は多い

スリーアローズは、経営年数の長さがポイントになっていました。スリーアローズの場合、この数字を見ると、約20年の実績がありました。

貸金業者は、貸金業法で国(登録先は財務局となる)または、都道府県知事へ登録することが義務付けられています。登録番号の表記では、その表記の中の( )の数字が経営年数の目安になります。この( )の中の数字は、3年ごとの貸金業登録の更新回数を表記したものです。

スリーアローズの(8)から見ても、それがわかります。規模が小さくてもこのような業者は意外に多いのです。

とはいえ、個人経営の為、HPが存在しない事が闇金への心配の一つになりますが、個人経営の場合、このような会社は多く存在します。

小規模消費者金融によくある事ですが、HPは維持運営が大変な所為か、そこまで手が回らないのかもしれないですね。

消費者金融でも個人で行っている所は意外に多く存在するのですね。特に東京は大小合わせて700近くの業者がいるというので、HPを持たないような所も多いのでしょう。

スリーアローズも20年以上の実績はあるけど、そんな小さな業者の一つだったんですね。

すでに廃業!スリーアローズは貸金業協会も脱退していない

せっかく実績のあったスリーアローズですが、先に触れたように電話も訪問もできません。

その理由は、実はスリーアローズはすでに廃業してしまったのです。

貸金業者の登録の説明をしましたが、その登録の状況は、金融庁のHPで調べることができます。スリーアローズに関しても金融庁のHPで検索を掛けることができるのですが、やってみると登録がされていないことになっています。不思議ですよね。

同様に貸金業協会でも会員登録の業者を検索機能を使って調べることができるのですが、実はこちらでもすでに会員の名前には入っていません。どちらにしても、スリーアローズの名前はないのです。

実は、スリーアローズは、2015年の頭には貸金業協会を退会しているのです。貸金業協会の会員登録は業者としての義務ではないので、それだけでは廃業とは言い切れないのですが、必須である税務局または都道府県への登録がないということは、イコール廃業ということになってしまうのです。

規模が小さかろうと20年以上続いたと考えると、それだけ地域の人たちにも必要とされたということがわかります。もちろんスリーアローズの場合、実績の長さを考えると、廃業の理由は経営面ではないのかもしれません。

しかし、個人経営の消費者金融の廃業は、実は多く見受けられるのです。ある意味、規模の小さな消費者金融の宿命的なものもあるかもしれません。

長い実績を持ったスリーアローズなんですが、理由はわからないものの実は廃業していたのですね。少し驚きです。

しかし、1980年代のピーク時、47,000社以上あったのが、今は約2,000社あまり…。実に多くの業者が廃業しているという現実があり、業界の厳しさはいかほどか。

とはいえ、実はその業界の厳しさや廃業にも理由があるのです。

経営は厳しい?個人経営の消費者金融の現状

消費者金融には誰もが名前を聞くような全国規模の会社と、このスリーアローズのような小さな会社があります。

今もまだまだ残ってはいますが、貸金業法改正(2010年に完全施行)の関係で、小さな消費者金融は以前よりかなり少なくなりました。世の中の転換期では、小さな会社は消えて行く。これはどの業界でも同じかもしれないですね。

それこそ一昔前は、街金と呼ばれる小さな消費者金融が多数ありました。株式会社を謳っていても、社長がその株のほとんど持っている様な会社があちこちに存在しました。
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銀行からの融資を受けて資産として経営をし、消費者金融としての利息で利益を得ても十分にやっていけたのです。今は大手でやっている会社も、元はそんな小さな所から始まっている所もあります。

しかし、貸金業の適正な運営を目的に貸金業法が改正されます。もちろん背景には自己破産の増加が問題になったなど、社会的な動きがあります。

業者の資産から闇金規制まで!主な改正ポイントはこれ

その貸金業法の改正ですが、多重債務による生活苦からそれ以上に借金地獄と言われる闇金など、社会的に抱えた問題点を解消すべく、これらのことが変更になりました。

  • 貸金業者の資産
  • グレーゾーン金利の廃止
  • 総量規制
  • 貸金業会の自主規制の強化
  • 闇金対策

社会問題にもなった自己破産には、単に返済ができないという単純な理由の奥に様々な要因がありました。その中には法律的な問題も含め多くの問題点があり、様々な改正が行われました。

貸金業者は資産が5000万円以上必要となりました。(昔は、個人で300万円、法人で500万円以上あればOK)一昔から考えると、資産はかなり必要です。その為に、資産の少ない小さな消費者金融は廃業していきました。

わかるようでわからない?グレーゾーンとはどんな問題

グレーゾーン金利ですが、なかなか言葉は知っていてもその意味や内容はよくわかっていない人も多いでしょう。貸金業に関係する法律として、利息制限法と出資法があります。この2つの法律で決められた上限金利が違ったことにより起こった問題が、グレーゾーン金利の問題です。

出資法では年29.2%を超える割合の利息での契約は禁止されていました。しかも、これを超えた金利にしている場合には、罰則もあります。

対して、利息制限法による金利の上限はこちらになります。

元本が10万円未満 元本が10万円以上100万円未満 元本が100万円以上
年20% 年18% 年15%未満

となっています。しかし、こちらには罰則はついていません。

そのため、多くの業者は、利息制限法を超えても出資法を超えない金利を設定していました。この出資法、利息制限法、2つの金利の間がグレーゾーンとよばれるものです。

今は貸金業法も改正により、グレーゾーンはなくなりました。どちらの法律で見ても上限は20%となっています。一昔より適正金利と言えるでしょう。

また、よく話題になっている「過払い金」とは、このグレーゾーン金利の頃の返済額を今の20%以下の金利で計算し直して、払いすぎた分が戻ってくるお金のことを意味しています。昔借金をしたうちの実に多くの人が、「過払い金」返還を行っています。

実は、この「過払い金」返還対応が、経営年数の長い業者や小さな業者の廃業に関係していると言われています。

収入はいくら?総量規制では年収で貸付額が決まってしまう!

総量規制とは、お金を融資する際に年収の1/3を超えてはいけない事です。以前はこの総量規制が無かったが為に、借金が増大になり自己破産の問題が大きく取り上げられた時代もありました。

貸付額から起こる問題もあり総量規制ができたのですが、それに付随して、貸金業者に申し込む際、これらの場合には、収入を証明する書類の提出が必要になりました。

  • 自社での残高(または与信枠)が50万円を超える場合
  • 他社を含め、100万円を超える場合

他にも審査や貸付段階で調査が入るなど、いろいろなことがあります。どの項目においても、貸金業協会では規則を設けてきちんと管理し、会員会社の指導に力を入れています。

銀行のカードローンは総量規制の対象外!しかし審査は厳しい

少し余談になってしまうのですが、貸金業者に対して、銀行のカードローンの場合は総量規制の対象外になります。これは、扱っている法律が消費者金融の場合は貸金業法、銀行の場合は銀行法、と別物であることも関係しています。

そのため、年収が多くなくても融資額がある程度必要な場合、銀行に申し込むという方法もあります。特に専業主婦(夫)は収入が0と考えられるため、消費者金融からお金を借りることはできません。(消費者金融から借りる場合は別途、配偶者からの同意書が必要になります。)

よく銀行が専業主婦(夫)をターゲットにした広告を出しているのはこのためです。逆に専業主婦(夫)は、銀行で借りられる所を探します。

もちろん、返済ができるかどうかと言う点は見られます。元々、銀行は消費者金融よりも審査が厳しいと言われているのも事実です。

しかし実は消費者金融でも、複数社からのおまとめや医療費などの緊急時など、総量規制の対象外になる場合もあります。それぞれの状況で借入先を見つけるのが一番かもしれません。

当然闇金に対しても厳しい!夜間や親族への取り立てはNG

闇金対策は、夜間や親族を含む第3者に執拗な取り立てをしてはいけないなどの規制が厳しくなりました。

主な禁止事項

  • 正当な理由もないのに、非常識な時間帯(午後9時~午前8時)への電話やFAX、訪問を行うこと。
  • 正当な理由もないのに、勤め先などに電話やFAX、訪問を行うこと。
  • 弁護士等、専門家へ委任した後でも債務者への取り立てを行うこと。
  • 張り紙等で債務者以外に債務の事実を明らかにすること。
  • 債務者や保証人以外の人に、代わりに取り立てを行うこと。    など

これら禁止事項を知っていれば、例え闇金に引っかかっとしても無闇に恐れることはありません。冷静に、警察や専門家に相談するようにしましょう。

大手消費者金融は銀行と提携するなどの工夫している!

これらの内容を踏まえた法改正により、闇金ではないにしても多くの中小消費者金融は廃業に追い込まれたり、大手に吸収合併されていきます。

今、大手消費者金融は、銀行と手を結んでいます。消費者金融会社の名前が銀行のカードローンの保証や審査の際に出てくることが多いのですが、その理由は提携していたりグループ企業になっていたりするからなのです。お互いのノウハウを生かした経営方法と言えるでしょう。

あくまで推測ですが、スリーアローズも規模が小さかったがために経営に行き詰まった可能性は考えられます。

消費者金融業者が影響を大きく受けたとされる貸金業法の改正は、内容が主なことだけでもこれだけあるのですね。資産の問題もあるけど、グレーゾーンによる過払い金の返還対応もかなり経営に影響を与えたはず。

スリーアローズに関しての実際はわからないまでも、実に小さな業者の多くは、これらの理由による廃業が多く見られるようですよ。

もちろん法律の改正は、闇金に対しての規制も厳しくなったなど、消費者に良い面が多くあるのもわかりますね。

だからこそ借りられる?小さい消費者金融のメリットとは

実際に一昔よりも少なくなった中小規模の消費者金融ですが、借りる側からしてメリットがないわけではありません。

大企業にまで成長した消費者金融は、確かに一般消費者の多くに受け入れられていますが、大きなデパートよりも近所の八百屋の方がいいと言う人がいるように、小さな消費者金融を利用する人だっています。

というのは、大手の消費者金融の場合、中小規模の消費者金融よりも審査が厳しいからです。それは、多くの顧客を獲得する分、リスクのある顧客には対応してくれない現状がそれを意味しています。

返済の見込みがない人は受け入れません。これは中小企業でも同じ事ですが、特に大手の消費者金融は、審査の最初にコンピューターを使ってその人の環境や収入面のみで判断します。実際には、返済できる人がいても機械ではじいてしまうのです。

しかし小さな消費者金融は、機械ではじくような審査ではなく、その人となりで判断をする事が多いのです。

もちろん設備の関係もあるでしょう。当然、審査に落ちる場合も多々あります。

しかし、中には例えば、過去ブラックリストに載るような金融事故を起こしながらも見事に復帰し、きちんと返済能力を新たに持った人だっているのです。収入が少ないから返済も少ないとしても、コツコツと返す人だっています。そういう人は、大手での審査で落ちても小さな消費者金融では融資対象になったりします。

よく「ブラックでもOK」や、「審査が甘い」と言う謳い文句はそこから来るのです。もちろん当たり前かもしれないですが、過去に金融事故を起こしていない人は、特に審査に通りやすいでしょう。

審査に通るポイントは話を直接行い返済できることを訴える!

しかし、ただその特徴に甘んじていてはいけません。借りられるための努力は必要です。どのような努力がいるのでしょうか?

  • 電話よりも直接訪れて担当者と面と向かって話す。
  • 真摯な態度で臨み、話し方や言葉遣いも乱暴にならないようにする。
  • 服装に気を使いすぎる必要はないが、小奇麗にする。
  • 話では自分がきちんと返済できること、それに向かって努力を惜しまないことを訴える
  • 現在進行形での延滞等は、きちんと整理する。

機械で一律にはじかない分、見た目や態度もその人の重要な審査判断になります。話し方や態度も意外に大きな要素になります。その点も含めて担当者は、相手をよく見て「この人は信用できるか。きちんと返済できるか。」ということを見極めようとします。

例えば、いい服を着る必要はありません(高価は服装をして借金となると、それもまた怪しまれます。)が、清潔感は人の印象として大切なポイントではないでしょうか。もちろん横柄な人にも良い印象は持ちません。

少なくなったとはいえ、規模の小さな貸金業者はまだまだ存在するのも事実です。大手ではなかなか借りられない人の助けになるのも確か!

しかし、誰もが絶対に借りられるわけではないでしょう。そもそも「審査がない」のは闇金だけ。

小さな業者に申し込む場合、面と向かって借り入れの申込みをすることになるし、相手がどういう人かでも判断が大きく分かれるところなので、できるだけ借りられるような努力は必要かもしれないですね。

引っかかると借金地獄?正規を騙る闇金に注意しよう!

小さな消費者金融の問題点としてHPを持っていない分、情報が広く伝わらない現状があります。逆にそこを逆手にとって悪用している業者もいます。闇金と言われる業者です。

スリーアローズに関しても、同じスリーアローズを名乗っていながら電話番号が0120-・・・となっている時がありました。検索を掛けると登録番号は合っているのに、電話番号が違ったのです。

これは、闇金が正規の業者を騙(かた)っていたと思われます。このような事は個人事業の消費者金融でたまにあります。

闇金業者が、小さな正規の消費者金融を騙って勧誘をするのは珍しくありません。また、「多重債務者OK」や、「審査ナシ」などをアピールして勧誘したりもします。

要注意!闇金がよく使うキャッチコピー

  • 誰でも融資します
  • 無審査・審査ナシ
  • 多重債務者OK
  • ブラックでもOK
  • 無条件で貸します   など

もちろん正規の消費者金融でも、過去金融事故を起こしている者でも受け付ける事はありますが、基本的に審査がナシと言う事はありえませんし(審査の緩さに違いはあるでしょうが)多重債務者や事故歴がある場合の受付でも、債務整理中の場合は受け付けられないなどの一定のルールは存在します。ですので、どんな場合でも融資が受けられる訳ではありません。

しかし、闇金の場合はその辺りを上手いことに突いてきます。

少しでも怪しい雰囲気を感じたら、まずは借り入れしようとした業者が正規の消費者金融かどうか調べましょう。

闇金に嵌る事を考えればそれからでも遅くは無い筈です。

どんなことがある?闇金に会ってしまったら起こるトラブル

とはいえ、切羽詰まっていたらついつい甘い言葉に乗ってしまう可能性もあります。自分では気をつけていたつもりでも気づいたら闇金に捕まってしまったということもあるかもしれません。

しかし、闇金に捕まってしまうとこんなことがあるのです。これらは、ほんの一例です。

  • 登録するためや信用情報の確認と言って、先にお金を振り込ませる。
  • 返済額を金額で提示していて気付かなかったが、実は違法な金利だった。
  • 年金証書を担保に取られ、年金を取られる。
  • 恐喝まがいの取り立てや嫌がらせが行われる。
  • 個人情報などが他の業者にも流出する。         など

中には、これらのことが行われるようになってから、初めて気づく人もいます。しかも、恐喝のような取り立てや違法な請求は延々と続きます。

しかも、他の悪徳業者に情報が流れるとダイレクトメールや電話などがひっきりなしにかかってくることもありえます。そこまでになると、もはや個人で対応するのは難しいでしょう。

もし闇金に捕まったならば早めに専門家に相談する!

もし気付かずに、あるいは、ついつい甘い誘惑に乗ってしまって闇金を利用してしまった場合は、早めに対応するようにしましょう。そんな時はこちらに相談することをオススメします。

  • 警察
  • 地域の消費生活センター
  • 日本貸金業協会
  • 弁護士会    など

元々お金がないので、弁護士会などには敷居が高いと感じるかもしれませんが、法テラスはそんな人たちのためにある相談窓口になります。弁護士の中には、それぞれ得意としている専門分野を持っていたりもします。闇金対応を得意とする弁護士に相談できると、解決も早くなります。

また地方自治体でも無料法律相談などを設置しているところもあるので、これらを活用するのも一つの方法です。

どうすればいい?闇金かどうかを知りたい時は

やはり闇金に遭遇しないことが一番です。遭遇しないためには、正規の消費者金融と闇金とを見極めることが大切になってきます。

正規の消費者金融は、例え個人で運営しようとも貸金業として決められている登録はきちんと守ります。登録の届け先は財務局、都道府県と別れています。

全国に支店がある
都道府県をまたぐなど
個人で運営している
単体の都道府県で営業している
財務局長への登録の届け出 各都道府県知事への登録の届け出

借り入れ先の消費者金融に不安を持った時、この届け出にある登録番号を調べる事により、闇金か正規の消費者金融かがわかります。

どうやって調べるのか。金融庁のHPで検索する事ができます。これは、登録先が財務局長でも都道府県知事でも、どちらも関係なく検索をする事ができるのです。スリーアローズの状況もこれでわかりました。

調べたい消費者金融の登録番号が分からない場合でも、所在地で検索したり、商号・名称、または電話番号で検索する事もできます。また、正規に登録している場合でも、行政処分を受けている最中の場合、その旨が検索結果の中に表記されます。

ここで確認しておきたいのは、会社名、いわゆる商号・名称を悪用している場合がある事です。ただ「検索したら会社名が出てきた、だから大丈夫だ。」で終わるのではなく、電話番号などもしっかり確認する必要があります。会社名も、似た名前を語っている闇金もいるのでうる覚えではなく(とても巧妙です)、正式名称をきちんと確認しましょう。

金融庁の検索機能以外では、貸金業協会に登録している場合、そちらでも調べる事ができます。これは、協会に登録しているかどうかを検索するものです。闇金は、貸金業協会に登録することはないので、そちらで判断することもできます。

ただ、闇金でも巧妙に正規の会社を騙る者もいますし、逆に、正規でも小規模で運営している消費者金融では、メリットを見いだせないとして貸金業協会に登録しない者もいます。

他にも参考として、闇金業者のリストをHPなどに載せている弁護士事務所もあります。これも実績に伴った資料になるので闇金業者かどうか判断する材料になります。口コミでもわかることはあります。

また、実際に借り入れする場合には、正規の消費者金融ならば貸借の契約を交わすということで、契約書を発行します。HPにも、先に契約に先だった同意の有無確認があったり、説明があります。

しかし、闇金の場合、口約束のようなものでことが進んでいきます。契約書を発行すると違法なことがすぐにわかってしまうからです。

もちろん一番手っ取り早く確実にわかるのは、金融庁のHPでしょう。まずは、金融庁での登録番号で検索する方が間違いないでしょう。

【参考ページはこちら】
即日対応可能な中小業者は本当に安全?

長年あったスリーアローズは残念ながら今は存在しないし、貸金業者の数も昔よりもずっと減ってしまって残念。

それでも小さな貸金業はまだまだ存在するし、大手では借りられない人の救いの手となっている正規の業者はいっぱいいるはず。

ただ、闇金が多く紛れているのも事実なので、きちんと確認して慌てて闇金に手を出してしまうことだけは避けたいですね。

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