キャッシングの魅力とは？メリットとデメリットを徹底分析！

近年、キャッシングのような個人向けの融資サービスを取り扱う業者は増えてきており、消費者金融から銀行、信用金庫まで、様々なキャッシングの広告をテレビや街中でも頻繁に見かけます。
（⇒信用金庫のキャッシング情報）

でも、どんな形であれお金を借りるということには不安がつきものです。広告を見てキャッシングに興味を持ったとしても、実態がわからないままに利用することをためらってしまう方も多いのではないでしょうか？

ここでは、そんな気になるキャッシングの魅力や特徴を、メリットとデメリットに分類する形で、初めての方でもわかりやすいように詳しく解説していきたいと思います。

とにかく手軽で便利！キャッシングの3つのメリット

もともと、キャッシングというサービスは、何かと手続きに手間と時間がかかりがちな銀行の融資に対抗する新たな融資のスタイルとして登場したものです。

つまり、とにかく手軽に、そして便利に借り入れができることに特化しているのが、キャッシングの魅力であり、存在意義と言っても過言ではないでしょう。

具体的には、以下の3つのポイントがキャッシングのメリットとして挙げられます。

• 申し込みから借り入れまでの手続きが簡単でスピーディ
• 原則として無担保・保証人不要で利用できる
• 誰にも内緒で利用しやすい

最短即日も可能！？簡単・スピーディが最大の魅力！

キャッシングの最大の魅力とも言える特徴は、非常に簡単な手続きでスピーディに借入れができるということです。

キャッシングの申し込みから借り入れまでの基本的な流れは以下のようになっています。

業者によって多少の手続きの違いはありますが、大半のキャッシングは、このようにたったの4ステップで借り入れまで進められてしまうのです。

最短即日融資と言って、早ければ申し込みをしたその日のうちに現金を手にすることができるようになっているキャッシング業者も珍しくなくなってきています。

ただし即日融資を受けるためには、手続きの方法やタイミングなど、いくつかの条件を満たさなければなりません。即日融資の条件は業者によって異なるので、必ずよく確認するようにしましょう。

誰にも迷惑をかけない！無担保・保証人不要のキャッシング

借金というと、ドラマや漫画などのイメージから、《連帯保証人》などという言葉を思い浮かべる人もいるかもしれません。

保証人をつけなければならないとなると、親しい周囲の人に迷惑をかけたくないという気持ちからお金を借りることをためらってしまいますよね。

誰にも迷惑をかけることなく、なおかつ自分の財産を失うリスクにさらすことなくお金を借りられるのも、キャッシングが手軽な融資サービスと言われる所以の1つなのです。

ただしその分、事前審査では本人の信用度の高さが非常に重要視されます。例えば経済的に十分な返済能力が見込めなかったり、過去に金融トラブルを起こしているいわゆるブラックに当たる場合、信用に欠けると判断されて審査に通らなくなることがあるので、その点は注意が必要です。

こっそり借りたいアナタに！キャッシングがばれない理由

キャッシングは基本的に安全で合法的なサービスであり、利用するにあたって後ろめたさを感じる必要は全くありません。それでも、お金を借りているという事実を家族や知り合いには内緒にしておきたいという方も多いですよね。

そんなこっそり借りたい方にもキャッシングはぴったりです。

特に最近のキャッシングはインターネットサービスが非常に発達しており、自分のパソコンやスマホを利用して一回も店舗を訪れたり電話のやりとりをすることなく契約を済ませ、借り入れができるところも増えてきています。

つまり、キャッシングに関わる行動をしているところを誰かに見られたり、聞かれたりして利用がばれてしまうというリスクをかなりの確率で避けることができるのです。

特にプライベートなスマホや携帯電話であれば、家族同士であっても詳しく見せ合うことはめったとありませんよね。

契約手続きだけでなく、借り入れや返済、利用状況の確認などほとんどすべてのサービスをネット上で利用できるキャッシング業者もあるので、誰にも内緒で借りたい方はぜひ利用しましょう。

意外と不自由な一面も？キャッシングの2つのデメリット

キャッシングが非常に手軽で便利なサービスであることは上記のとおりですが、残念ながらデメリットも全くないわけではありません。

キャッシングの主なデメリットは以下の2点です。

• 借入期間と金額に応じて利息が発生する
• 借入限度額という借り入れ可能な金額の制限がある

コスパが気になる…キャッシングの金利はナゼ高い？

キャッシングでは、借り入れ期間と金額に応じて利息という形で費用が掛かる仕組みになっています。

それはキャッシングに限ったことではなく、どんな形であれ企業や銀行からお金を借りれば利息が発生するものなのですが、キャッシングの金利は相対的にみて高めの設定になっているのが特徴です。

キャッシングで借りたお金は、原則として用途は自由となっており、しかも上述の通り担保や保証人と言ったいざという時のリスクヘッジになるものもありません。そのため、用途を限定する目的別ローンや、担保・保証人をとるタイプの融資に比べると、どうしても金利を高くせざるを得ないのです。

毎月定額の分割返済を基本とするキャッシングでは返済期間が長期化しやすく、金利の高さも相まって利息額が嵩んでしまいがちです。

したがって、コストパフォーマンスという点では、キャッシングは他の融資商品に比べてよいとは言えません。

好きなだけ借りられない！？借入限度額は何で決まる？

手軽に現金借り入れができると言っても、いくらでも借りたいだけ借りられるというわけではありません。

例えば最大で500万円融資が可能なキャッシング業者であっても、自分の借入限度額が50万円ならそれ以上の借り入れはできません。

では、借入限度額はいったいどのように決まるのか？ということが気になってきますよね。借入限度額を決める要素は主に2つあります。

• 年収
• 信用

特に年収の影響はかなり大きくなります。というのは、キャッシングに関連する法律上の取決めの１つとして、総量規制があるからです。

つまり、年収300万円の人の借入限度額は最大でも100万円を超えることはありません。他社ですでに借り入れがあれば、その分、新たなキャッシング業者で借り入れ可能な金額の上限は低くなります。

さらに借入限度額の査定には、そこに信用度の高さという要素も加わってきます。特にそのキャッシング業者にとっての新規申込者というのは実績がない分、信用度も未知数ということになってしまうため、借入限度額は低めに設定される傾向にあります。

ただし借入限度額は契約後に増額希望を出すことが可能な場合がほとんどです。利用実績をつくって信用度を上げていけば、スムーズに借入限度額増額を叶えることができるでしょう。

知って得する！キャッシングのデメリット解消対策

デメリットがあるならキャッシングを利用するのはやっぱりやめよう…と考える人もいるかもしれませんが、キャッシングのデメリットは利用する側の対応次第で解消できるケースがほとんどです。

キャッシングのデメリットを解消する2つの対策をご紹介しましょう。

• 借り入れをする前に、必要性を慎重に検討する
• 借り入れをする前に、ある程度具体的な返済計画を立てる

それって本当に必要なお金？ついつい借りすぎに要注意

1つ目の対策は、利息と借入限度額という2つのデメリットどちらにも有効なものです。

繰り返しになりますが、キャッシングではとても簡単な手続きで、手軽に現金を手にすることができてしまいます。それはキャッシングの最大のメリットであることは間違いありませんが、同時にその手軽さ・便利さがリスクをもたらす可能性も隠れているのです。

手軽に簡単にお金を借りられることに慣れてきてしまうと、絶対に必要というわけではない出費でも、ついつい新たに借り入れをしたくなってしまうものです。

例えば憧れのブランドのバッグや、同僚・友人との飲み会などの交際費は、冷静に考えれば足りない分を借金してまでお金を工面しなければならないことではありませんよね。でも、手軽なキャッシングではそもそも手にしたお金が借金であるという意識が薄れてしまいがちです。

そのため、『あと少しお金があれば…』『ちょっとくらい余分に借りても…』などというように、必要以上に借りすぎてしまう人も少なくないのです。

しかしどんなに手軽に借り入れができても、それが借金であることに変わりはありません。

借り入れ額が高くなり、返済期間が長期化するほど利息は高額になっていきますし、必要性の低い出費のために借り入れをする癖をつけてしまうと、本当にお金が必要な時には借入限度額の枠がもう残っていない…などと言うことにもなりかねません。

キャッシングの手軽さに踊らされず、借り入れをする前には必ずそのお金が本当に必要なものなのかということを慎重に検討しましょう。

返せないお金は借りちゃダメ！返済計画の重要性

もう1つ借り入れ前にできる利息対策が、具体的な返済計画を立てることです。

上述の通り、キャッシングの利息は借入期間に応じて加算されていくため、同じ金額でも返済に時間がかかるほど利息が高額になります。そして毎月の定例返済だけで全額完済しようとすると、思った以上に時間がかかってしまうものです。

こうして具体的に例を挙げると、定例返済に甘んじず自分なりに返済計画を立てることの重要性がおわかりいただけるのではないでしょうか？

ほとんどのキャッシング業者は、繰り上げ返済や一括返済という形で定例返済以外に余分に支払いを希望すれば対応してくれるので、収支のバランスを考えて、無理のない範囲で短期間で完済できるようにプランニングしてみましょう。

また、業者によっては条件付きで一定期間無利息で利用できる無利息期間サービスを取り扱っているところもあります。期間内にある程度の支払いができる見込みがあるようなら、こうしたサービスを活用するのもおすすめです。

ただし無利息期間内に返済できなかった分に関しては、通常通りの金利がかかります。

繰り上げ返済や一括返済のめどが立たず、定例返済のみで支払っていく予定であれば無利息期間サービスはあまり有効とは言えないので、取り扱い業者にこだわる必要はないでしょう。それよりも、より低金利であることが優先事項となります。

なお、返済計画を立てた段階で、定例の分割返済でも難しくなる可能性があるのであれば、それはキャッシングで借り入れをすべきではないということです。

無謀な借り入れは生活を圧迫し、かえってお金のトラブルを呼び込む原因となります。

お得に、そして安全にキャッシングを利用するためには事前に返済計画を立てることは欠かせないステップと言えるでしょう。

使いこなせるかどうかはアナタ次第！キャッシングを活用せよ

キャッシングというサービスは手軽にスピーディに現金借り入れができて非常に便利な反面、利息がかかったり借入限度額の制限があったりと、不自由な側面もないわけではありません。

しかし使い方次第ではデメリットを解消することができます。

そのためには、やみくもにお金を借りるのではなく、キャッシングの仕組みやメリット・デメリットを正しく理解し、事前にしっかり情報収集や準備をしておくことが大切です。
（⇒キャッシングのメリット・デメリット）

ここでご紹介した情報を活用すれば、初めての方でもキャッシングを上手に使いこなすことは難しくありません。ぜひ初めてのキャッシングに挑戦してみてはいかがでしょうか？

【参考ページはこちら】
キャッシングのよくある質問と悩みを解決