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日本とイギリスをくらべてみよう!必要費用からみる養育費事情

2015/08/26
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人生で最も運命が左右されるイベントと言えば「就職」「結婚」「出産・育児」ではないでしょうか。特に女性は結婚し子供を産み、育てると言う事が当たり前であった時代とは異なり、今では人生における選択の幅は無限に広がっています。

しかし、女性の社会的役割の変化と共に、伝統的な家族形成に大きな変化をもたらしています。

厚生労働省の最新の「人口動態統計」によると、去年1年間に初めて結婚した人の平均年齢は男女共に過去最高に達し、晩婚化が著しく進んでいると言うのです。

同報告によると平均初婚年齢は、男性が31.1歳、女性が29.4歳と共に過去最高を更新し、前回平成6年に行なわれた同調査の結果よりも男性は2.6歳、女性は3.2歳も高くなっています。

そしてこの女性の晩婚化に伴い、自ずと女性が始めて子供を産む年齢も上昇。昨年の初産平均年齢は30.6歳。前回の調査が行なわれた平成16年と比べると1.7歳も上がり、晩産化も止まらぬ勢いで進んでいる事が明らかになっています。

しかし、晩産化の原因は決して晩婚化によるものだけではありません。現代では景気の悪化に伴う雇用の不安定化が原因で、結婚はしたものの経済的な不安から出産をためらうカップルが沢山いるのは事実です。

そこで、何かとかかる養育費ですが、大まかにどれほど費用が必要なのか知っていますか?

今回は日本での養育費とイギリスの養育費を比較し、日本の養育費相場が高額なのか、それとも平均相場なのかを見てみることにしましょう。

日本での養育費

養育費という言葉は、実は物凄い数の費用を含んだ総称です。

  1. ミルク代
  2. おむつ代
  3. 食費
  4. 衣料費
  5. おもちゃ
  6. ゲーム
  7. レジャー費
  8. 保育園代

 
などなど沢山の費用が含まれています。

この膨大な費用が含まれる養育費を、子供未来財団が「子育てコストに関する研究調査(2003年)」において、子供が生まれてから1年間に平均してどれほどになるのかを調査し報告しています。

同報告によると、養育費は年間平均50万6008円。この金額は月額にすると4万2167円となり、子供が生まれてから1ヵ月にして約4万以上の費用がかさむ事になります。では、イギリスでの養育費は事情はどうなのでしょうか?

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イギリスでの養育費

イギリスの保険会社アビバの最新の調査では、イギリス家庭は子供が生まれてから5歳の誕生日を迎えるまでになんと3万5000ポンド(約670万円)を費やすとの調査結果を発表しています。

この額を元に計算すると、年間6990ポンド(約133万1498円)、月額では驚くことに585.50ポンド(約11万958円)も費やしているのです。

しかし、ここで驚いてはいけません。物価の高いロンドンにおいては、この金額は更に跳ね上がり、年間の養育費は1万731ポンド(約204万円)、月額にして894ポンド(約17万円)もの消費になるそうなのです。

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この記事の海外に対する反応

自分の兄は彼の娘に大金を費やしているよ。タブレット、アイフォン、アイパッド、マック、500ポンド(約9万5000円)ほどする有名ブランドのブレスレット・・・。

とにかく最新の物は全て持っているよ。彼女はまだ12歳なんだけどね。

子供を育てるのにお金は掛かるのはわかるけど、ここまで掛かるの?

我が家にも子供が2人いるけど、以前は月に2000ポンド(約38万円)ほど掛かってたね。

保育費が年間1140ポンド(約21万6041円)?我が家は2人の子供の養育費に月に1140ポンド払ってるよ。

保育費が年間1140ポンド(約21万6401円)と言うのは安すぎる。

我が家は1人の子供につき毎月1000ポンド(約19万円)以上の保育費払ってるわよ!しかも週5日しか通わないのに!

もしフルタイムで働き続けたいならば、確実に月1200ポンド(約23万円)の保育費を小学校に上がるまで支払う事になるわよ。

息子が小学校に入ってからは保育費は月にたったの500ポンド(約9万5000円)になったけどね。本当に楽になったわ。

保育費は月980ポンド(約19万円)。そして私の給与は1150ポンド(約22万円)…。ベビーヨガなんて絶対無理!

ベビーヨガ、大好き!

幼児のバレー教室はお金の無駄。手を上げて、飛び回ってるだけ。

幼児のバレー教室は月に12ポンド(約2300円)ほど。そんなに高額ではないよ。変に無駄遣いするよりいいのでは?

この調査は中流階級の平均養育費じゃないの?一般家庭にはとてもじゃないけど出せない金額。

子供をあきらめるか、それとも全ての出費に気をつける生活をするか。どっちが人生を楽しめる選択なんだろうね。

子供がいなくて良かった!

豪華な誕生日パーティーを加えると、更に高額な金額になるんじゃないの?

子供の将来を考えれば、どんなに投資しても惜しくないよ。

確かに子供を育てるのには多額の出費が伴うけど、子供達がくれる愛や喜びはお金に変える事はできないよ。 

私の妹は彼女の息子に買ってあげるゲーム機代が無いから、お金を借りに来たわよ。要は、現代の子供達は甘やかされてるだけ。

子供を持つ前には車や家を買うのと同じように計画を立てないとね。

自分が子供の頃は、食事にありつけるだけでも幸せな事だったけどなー。

実は見栄っ張りなイギリス人?

日本とイギリスの養育費を比較してみた今回の記事。月額にすると日本よりも7万円ほど多く養育費が掛かっているイギリス。

物価の違いなどもあるので、どれだけ多く費やしているのか正確に言う事は難しいかもしれませんが、イギリス人の親の間には、親自身のエゴと見栄の為に必要以上に出費している事は確か。

同調査において、18%の親達は他の親が消費した金額と同様の金額を出費し、36%は「他の親達が子供達へどれだけのお金を費やしたか自慢しているのが気になる」、と回答しています。

日本ではイギリスほど幼児期での養育費は掛かりませんが、平均して4万円程の出費は必要です。

やはり経済的な計画を立てた上での出産が賢い選択なのかもしれません。しかし、それと同時に社会的・経済的に負担を減らしてくれる社会環境の整備も進めて欲しいものですね。

【参考URL】http://www.aviva.co.uk/life/family-life/article/can-you-afford-have-children-these-days/
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3095384/We-spend-35-000-kids-five.html
http://women.benesse.ne.jp/cos/common/sonylife/qaa/qaa_64.html

月4万かぁ~…もっともっとかかるんだと思ってたぞ、超なんとなくだけど。ロンドンでは多くかかるのと一緒で、日本では地域によってものすごい子育てを支援してくれる自治体とかがあるからな。筆者の言う通り支援を整えることを頑張ってほしいね。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    イギリスでは国から養育費の援助はいくら位出ているの?

  2. 日本の名無しさん より:

    玩具と娯楽ってなんだよ
    子供に月2万も使ってんのか
    毎日がクリスマスじゃないか

  3. 日本の名無しさん より:

    今は出産費用もかからんし医療費も530円で安いから医療費はかからんわ
    3歳みまんは手当も月額1万もらえるしありがたいです

    ほんとイギリスの育児による政府の支援はどんな感じなんだろ

  4. 日本の名無しさん より:

    ブログ主の経済的理由が晩産になるっつうのはほんのわずかな理由の一つってだけだぜ

    子供が成人するまでこんなにもお金が掛かりますよと脅すメディアがいるだけだぜ

  5. 日本の名無しさん より:

    国民の不平等を無くすのは教育が一番大事

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