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EU離脱はやはり損?EUから18歳の若者へ送られる驚くべきプレゼント

2017/11/06
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世界情勢が不安定な今日この頃。その不安材料の1つとなっているのが、欧州連合(EU)の崩壊。

2009年にギリシャで膨大な財政赤字が発覚した「ギリシャ危機」を発端に、ポルトガル、スペイン、イタリアなどの複数のEU加盟国にも飛び火し、ヨーロッパの金融システムを大混乱に陥れた「ユーロ危機」を経験。

2015年には大量の難民が押し寄せた「欧州難民危機」が発生。これと同時に、テロ事件も頻発。移住先に馴染めないイスラム教徒の若い移民達による犯行が多発している事もあり、EU諸国内で反移民感情がピークを迎えます。

内向きになるEU市民

そんな混乱した状況の中で湧きあがったのが、多民族・他宗教者を除外する「ナショナリズム」。この非常に内向きで、危険なナショナリズムがEU諸国内で一番最初に表面化したのがイギリス。

イギリスでは、大量に流入し続けるEU諸国からの移民に苛立ちを感じていた矢先、イラクやシリアといったイスラム諸国からの大量の難民受け入れに直面。

移民は雇用と社会保障の略奪者、そして難民はテロ容疑者との風潮が広まり、EUの規制に縛られない、自らの国の運命は自らで決定したいというもどかしさがイギリス市民に広まります。

そして、今年3月29日、正式にEU離脱(ブレグジット)を通知。

その後、反EU運動は、ギリシャやイタリア、そしてフランスなどへと波及し、特にフランスでは大統領の決選投票において、反EU・反移民を全面的に掲げる極右政党「国民戦線」が大躍進し、EUだけでなく、全世界にに計り知れない衝撃が広がりました。

EUから18歳のEU市民だけに送られるお得なプレゼント

しかし、最近はEUにとって良い事が続いています。

幸運にもフランスの極右政党は破れ、EUとの関係強化を支持するマクロン氏が当選。

そして、大量難民受け入れを突如決断した為に、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟が昨年の地方選で歴史的な敗北をしたにも関わらず、現在はキリスト教民主同盟の支持率は40%にまで上昇。

今年秋に行われるドイツ連邦議会選挙まで、何とか持ちこたえそうな勢いにまでなっています。

壊れかけた絆を再び繋げるチャンスを見逃したくないEU。特にEU最大の支持者である若者のEU離れに歯止めをかけようと、ここ最近は、若者向けの様々な特典プログラムが提案されています。

今回はその中の1つ、EUから18歳のEU市民だけに送られるお得なプレゼントを紹介しましょう。

電車の旅のすすめ

今回提案されたのは、乗り放題の鉄道切符を18歳になったEU市民に無償で配布する事。

これは、EU諸国内に張り巡らされている鉄道で旅をしてもらう事によって、愛国心ではなく、EU市民としてのアイデンティティーを持ってもらいたい、という願いからです。

今回18歳のプレゼントとして贈られる切符は、「インターレイルパス」と呼ばれ、高校を卒業した若者に人気の乗車券。ヨーロッパ30カ国を30日間乗り放題できるこのチケットの値段は、493ユーロ(約6万4000円)。

ただ、ここで疑問が湧いてきます。EUの試算では、この提案の対象となる人口は、毎年最大で600万人。年間掛かる費用は最大15億ユーロ(約1950億円)と、多額の負担を背負う事に成ります。

EU統計局の調べでは、EU諸国内の5カ国は、国の借金、つまり公的債務が経済産出量より大きくなっており、債務が国内総生産(GDP)に占める割合が

  • ギリシャ…177%
  • イタリア…132%
  • ポルトガル…129%

にもなっています。

更に21ヶ国でも、公的債務がGDPの60%以上を占めているという状態。多額の借金を抱えている5ヶ国の救済に早く手を打たなければ、本当にEUが経済破綻しそうな限界にまで来ている状態と言えます。

▼債務の対国内総生産(GDP)比率

浮き彫りとなった各国の格差

また、この提案にはEU国内での若者の失業率の高さを指摘する声も挙げられています。

例えば、若者のほぼ半分が失業中のギリシャ。たとえ無料のチケットを貰ったとしても、旅行に出かける程の余裕のある若者は少ないと考えられています。

しかし、EUはこれに対し、経済的に貧しい国の若者が旅行ではなく、このチケットでより裕福な国へ移住をし、職を見つける事が出来るのであれば、EU労働市場にポジティブな影響を与える事になる、と反論しています。

つまりこの提案は、EU市民としてのアイデンティー構築というよりは、失業対策の苦肉の策、と言い換える事が出来ます。

EU離脱を決断したイギリスの様に、EU貧困国からの大量移民に悩まされ、EU離脱へ向かう国も出てくる危険をはらんでいます。

まだまだある問題点。EUの苦肉の策は墓穴を掘るかたちに

EU内での鉄道インフラ整備のギャップも問題視されています。

西欧諸国では鉄道インフラ整備が十分に行き渡っているものの、南・東ヨーロッパでの鉄道インフラ整備は不十分な所が殆ど。

例えば、ロンドンからパリまでの電車での移動時間は4時間程。しかし東欧諸国で同距離を旅しようと思うと、22時間以上かかると指摘されています。

若者の心を再び掴みたいEUの苦肉の策ともいえる無料乗車券の配布。皮肉にも自らの弱点を逆にさらけ出す事になってしまいました。

この記事の海外に対する反応

今の若者はラッキーだ!

50年前は、ビザなしで30日間ヨーロッパ全土を旅するなんて夢の様な話だったよ。

イギリス政府はアホだね。

お金をもっと有効に使う手段は沢山あると思うけど…。

無駄遣い。

EUの若者は、乗車券じゃなくて、仕事を欲しがっていると思うけど。

結局、金持ちの子供しか使えないようなプレゼントだね。

東欧の移民が西欧に移住するのに使用されるだけの話。

EUって賢いよね。いい案じゃん。

本当の狙いは何だろう?

若者が他国の若者と交流し、より良い世界を目指す目的なら素晴らしい案だと思う。

借金をしてまでするような案ではない。

若者間の交流に何千億も費やす必要があるの!?

EU離脱賛成!こんなバカげた事に税金を費やすほど余裕のある国はありません。

こんな金があるんだったら、ギリシャの借金問題解決したら?

結局、この乗車券を使って他国で仕事を探せって事?

受け入れ国にとっては最悪だよね。

ルーマニア人の物乞いが増えるだけ。

イギリスが離脱するのに、ドイツだけが負担負えるの?

やっぱりEUは崩壊すべき運命だね。

【参照URL】https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2016/09/23/the-latest-idea-to-save-the-e-u-give-18-year-olds-a-free-ride-to-travel-the-continent/?utm_term=.7d0189681917
https://www.theguardian.com/uk-news/2016/oct/05/eu-plan-to-counter-brexit-give-teenagers-free-interrail-tickets
https://uk.reuters.com/article/uk-germany-election-poll-idUKKBN19J0EB
http://www.telegraph.co.uk/news/0/european-debt-crisis-not-just-greece-drowning-debt/

世界の車窓からヨーロッパ編、してぇ~~。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    EUという金魚鉢作っちゃったね、猫は魚取り放題世界は見えるが海には住めない金魚

    1. 日本の名無しさん より:

      なるほど面白い比喩だなあ。

  2. 世界の車窓から より:

    タダほど高いモノは無いってね。
    結局、一生涯に渡ってこの分の税金が増えるって事じゃん。
    他人の金で旅行出来るほど世の中は甘く無いよ。

  3. 日本の名無しさん より:

    その対価に治安と税金を犠牲にする訳か
    うむ、理解不能

  4. 日本の名無しさん より:

    だけどなー、Brexit後はトブラローネの山が削られて内容量が減ったし、国民食マーマイトは大幅値上げ。

  5. 日本の名無しさん より:

    ドイツの植民地になって何がうれしいんだろうなぁ

  6. 日本の名無しさん より:

    全部ドイツに吸い取られてる

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