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EUの新・砂糖政策で貧困者が大量発生しそう!?

2015/06/25
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突然ですが、EUの共通農業政策、通称CAPをご存知ですか?

CAPは1962年にEU加盟国の農家を保護する目的で導入され、

  • 農家の所得を保護する「価格・所得政策」
  • 農業に関する構造改革や環境政策などを実施する「農村振興政策」

 
の2つの柱からなっています。

そしてこのCAPには、EU諸国の旧植民地が数多く存在する地域、アフリカ、カリブ海、太平洋諸国(ACP諸国)における、てん菜から生産される砂糖の保護も含まれています。

これは以前EU諸国がACP諸国を植民地化したという反省の元に、彼らに特恵的地位を与えているものだと一般的に考えられています。

しかし、このACP諸国への手厚い保護の副作用として、砂糖分野での国際競争力の低下や砂糖価格の上昇を招いてしまい、同じく砂糖輸出国でもあるオーストラリア、ブラジル、およびタイ、そして砂糖を大量に加工する企業、コカコーラやネスレといった企業から激しい圧力を受けていました。

そのためEUは来年末にも、このACP諸国の砂糖農家への保護を全て廃止する方針を固めたのです。

この保護撤廃は競争力が高まり砂糖価格の低下を引き起こすため、消費者には良い話である、と主張するEU。

しかし、ACP諸国の砂糖栽培農家にとっては最悪の話。もともと競争率の弱い彼らが平等に競争に参加できるわけでもなく、CAPの撤廃後は損益分岐点を大幅に下回るような結果になるであろうと予想されています。

利益がなければ最終的に多くの農家が職を失う事となり、ACP諸国の多くの国民が激しい貧困に陥るとも考えられています。

今回は、CAPにより手厚く保護されていた国の一つでもあり、スペインとイギリスにかつて植民地支配されていたジャマイカのCAP撤廃の影響についてのレポートです。

植民地支配と砂糖プランテーション

ジャマイカにある砂糖農園、ワージーパークは1670年より砂糖栽培を始め今に至ります。

ここでの砂糖栽培は大英帝国の支配下の元、残酷な奴隷制度により栽培が行なわれていた歴史があります。

そして18世紀末の英首相、ウィリアム・ピット・ジィ・ヤンガーは海外での収入の5分の4はこの砂糖貿易から得ていると記録しているように、ジャマイカは大英帝国を繁栄させるとても貴重な植民地領だったのです。

その後、ジャマイカは英国より独立を果たし、現在のワージーパークはジャマイカで初めてフェアートレード認証を得た農場へと変貌を遂げています。

フェアートレードに認証されるには、厳しい審査を乗り越えなければなりません。

しかし努力の甲斐もあり、ファアートレード認証後は、イギリスでフェアートレード商品を販売しているテートアンドライルより契約を取り付け、毎年37万5000ポンド(約6900万円)が彼らに支払われています。

この契約金の中には、フェアートレード認証を受けたプレミアムとして、1000キロごとに39ポンドのボーナスも付け加えられています。このプレミアムで稼いだお金は、新しいトラックなどの農機具、医療設備、教育資金への投資へと回わされているのだそうです。

しかし、ここまで順調に砂糖栽培を行なっていたこの農場も、CAPの保護政策が廃止から1年も経たない内に、砂糖の価格は現在より40パーセントほど下落し、全く利益が出ない状態になるであろう、と予想されています。

砂糖産業庁のジョージさんは、皮肉な事にCAPの保護政策の下で、2007年からEUよりジャマイカ政府へ砂糖栽培の民営化や生産の向上、そしてサトウキビを利用しての再生可能エネルギーの開発などの為に、1億4200万ユーロ(約190億円)を支払っていました。

しかし今までのこの投資や努力が、CAPの廃止後に一夜にして消え去ってしまう、とショックを隠しきれない様子。

このジョージさんの不安を裏付けるかのように、イギリス国際開発省は、CAPの廃止により、2020年までには砂糖生産に経済をゆだねているACP諸国の640万人の国民が貧困に陥るであろう、と発表しています。

この記事の海外に対する反応

植民地支配はもう終わってるんだから、EUはEU諸国だけの面倒だけを見るべき。ジャマイカは独立国家で、独立したからには自分達の世話は自分達でして欲しいよ。

EUによって破壊される国がどんどん増えていくような・・・。

サトウキビでジーンズを作っている会社もあるよ。彼らにはアイデアとそれを生かす能力が必要。

EUはジャマイカのバナナ産業を破壊しといて、今度は砂糖産業までをも破壊するわけ?

ジャマイカは独立してから既に50年が経ってる。他のカリブ諸国は砂糖に頼るのを止め、独自の産業を開発した。

独立国として生存する道を選んだんなら、独自で自立への道を探すべき。いつまでも植民地支配の過去を言い訳に使うのは止めるべき。

わざわざ砂糖をACP諸国から輸入しなくても、EU内のてん菜で十分に砂糖を生産する事が出来る。

だからEUはACP諸国に対して、独自の環境や天候にあった産業の推進を手助けすべきだったんだよ…。

ジャマイカを含めたカリブ諸国での人件費、光熱費、輸送費は高いから、もともと農業国として向いてないんだよね。

CAPの廃止に関しては何十年も前から検討していた事。ジャマイカ政府はその間にどのような計画を立てていたのだろうか?

ジャマイカ経済は鉱業によって支えられていて、砂糖栽培は輸出の5パーセント程にしか過ぎない。そこまで大きな影響が出るとは思えないけど。

EU諸国によって植民地支配下に置かれていた国へも、EU加盟国としての参加資格を与えるべき。

自分は農作物の輸出入には反対。輸送によって引き起こされる環境への悪影響を考えると、地元で取れた農作物を政府は支援し購入すべきだと思う。

でも、CAPの廃止によって起こる貧困国の住民への負担を考えると心が痛むよ。

結局は大企業が政治を動かしていて、各国政府はあってないようなもの。

結局砂糖産業は旧植民地国によって利用され、彼らによって見捨てられるんだね。なんて身勝手な事だ。奴隷制度に始まって、ごみのように捨てられる彼ら。

ジャマイカの75パーセントの森林地帯は、鉱業や農業によって破壊されたんだ。CAPの廃止によって砂糖栽培地が元の豊かな森林地帯に戻るといいよね。

EUは保護政策じゃなくて、農業経営や国際競争力をつける知恵を伝授すべきだったんだよ。

EU国内のてん菜栽培農家には補助金を出して、ACP諸国のてん菜栽培農家への補助件をカット、て言うのはおかしくない?

一番の対策は、砂糖の摂取率を減らす事。肥満率も急上昇してる事だし。

結局のところ、砂糖に対する批判が高まって人工甘味料の需要が増えたところ、砂糖の需要が減ったと言うだけ。

結局、いらない作物を保護する意味がなくなった、と言う事だよね。

需要の落ちている産業に支援を送るんじゃなくて、環境にやさしく、その国にあって農産物を育てる手助けをすべき。

EU諸国の農家の補助金もカットするべき。そうする事によって、ACP諸国の農業従事者も競争力を自らつけていくと思う。

CAPの影響はどこまで大きくなるか…?被害が気になるところ

ジャマイカで砂糖農園を所有している男性は、

以前は、収穫後72時間以内に工場へ運ばないと新鮮度が落ちて買い手がなくなるため、砂糖工場への輸送を自分が所有しているロバ一頭でどうするかが一番の悩みであった。

しかし去年、フェアートレードからのプレミアムで2頭のロバを買うことが出来た。来年はこのロバのおかげでもっとお金を稼ぐことが出来る。


と語っており、CAPの廃止を楽観的に受け入れている人もいるようです。

CAPの完全廃止まで、彼らがどうにか職を失うことなく、最小限の被害ですむように旧植民地支配国には努力してもらいたいものです。

【参考URL】http://www.theguardian.com/world/2015/feb/21/jamaican-farmers-bleak-future-eu-sugar-beet-production-cap
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kaigai_nogyo/k_seisaku/eu.html

640万人っていう数字を見るとなかなかヤバイな~。早くもっと効率の良い生産物とか他の仕事が見つかるといいね。ただコメントにもあったように、EUにボロボロにされる前にジャマイカ政府にもっと頑張ってほしいね。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    は?植民地支配や奴隷売買の反省?
    謝罪も賠償もしてないよねぇ~wそれどころか、独立を求める国に金払えって恫喝してタカったよねっwwww

    白人は基本がアレですし~。、

    1. 日本の名無しさん より:

      オランダなんてすごいよね~w
      日本には、戦争中の個人賠償を請求w
      インドネシアには、独立承認に60億ドル、オランダ人の土地・財産の保全、油田開発費用の請求www で、植民地支配は一切謝罪せずw
      なあ~~にが、「反省」だよw
      「砂糖の歴史」って本読んでみろ、砂糖のために西洋諸国がどれだけ残虐なことをしてきたか。奴隷だけじゃない、平気で人種絶滅させてるぞ。反吐が出る。それを誤魔化しながら利用する西洋諸国も、分かりながら改善も努力もしない旧植民地諸国もどっちもクソだわ。

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