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ドイツで増える副業としてのバイト

2014/11/14
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アルバイト。日本語の意味だと、パートタイムの仕事だったり非正規な雇用をさす。

ちなみにこのアルバイトって言葉はドイツ語が由来である。「Arbeit」と表記して、意味は単純に「労働」とか「仕事をする」って意味で、特別な労働形態を指す言葉ではない。

ドイツ語と日本語ではアルバイトの意味が結構違うので、ドイツ語学習者の間での、最初に驚くあるあるネタである(笑)ちなみにドイツではこういった被正規採用だったりパートタイム労働を指す、バイトと同じ意味の言葉をMini-Jobという。

そんなアルバイトという言葉が共にある日本とドイツでは、バイト(Mini-job)自体も若干仕組みが異なるのである。そこで今回はドイツにおけるバイトについて紹介したいと思う。

ここ数年、きちんとした職を持っていて、収入が足りずバイトを副業としてしている人が増えているそう。日本とドイツのバイト事情がどう違うか知ってみると、日本の見方が少し変わるかも!?

そもそも外国のバイト

日本だと、バイトで生活出来る事は当たり前である。特に夢を追いかけていたり、職を一時的に失っていたり、はたまた企業に勤める気が無いから・・・と様々な理由でバイトでの収入をもとに生活している人は多い。

私は現在ドイツに住んでいて、こっちに住む事を目的として大学卒業後、家電量販店でバイトしてお金貯めたけど、そこにはいろんな理由をもってバイトという肩書きで、生活していたり家族を養ってる人がいたりする。

バイトが抱える背景も多種多様である。

だけどドイツをはじめとしたヨーロッパでは不可能である。語学学校に通っている時はやはり、いろんな国の人と知り合う事になるけど、大人がバイトで生計立てるのは、ドイツもスペインもイタリアもどこの国も出来ないものである。

そしてヨーロッパの国のほとんどは恐ろしい失業率をたたき出している程不況で、失業者もバイトでなんとか生活の足しにするけど、みんなそれで賄えず景気の良い国に移住するのである。

それ故アルバイトで生活出来る日本と、他の国の失業の程度がこういった要因で若干分からなくなったりする。だから日本は他国と比べて、まだ労働状況はまずく無いだろう。

じゃあ誰がバイトするの?

でも、レストランをはじめとしたサービス業でバイトはきちんと存在する。

そこでは学生、主婦、留学生がそこで働く事になるのだが、ここ数年ドイツではきちんと本職を持っているけど十分な収入が手に入らないから、副業としてバイトする人が増えているそうで、その数は260万人を超えるという。

前に聞いた事ある話で、医者が自分が経営している診療所での収入が足りないから、夜にバーテンダーとして働いているなんてこともあるそうだ。

ちなみにドイツの企業は定時になったら、みなきちっと退社する習慣があるから、日本よりもそういった事がしやすいとかあるのかも。

日本人から見たら、金がないならバイトも当然だよな・・・と考える人が多いと思うが、海外の人達はどう見ているのだろうか?

幾つかコメントを抜粋して紹介したいと思う。

【参考URL】http://www.welt.de/wirtschaft/article118919523/Noch-nie-hatten-so-viele-Deutsche-einen-Nebenjob.html

この記事に対する海外の反応

たしかにいま増えているね、バイトしながら働く人。

だけど450ユーロ(5万円程)までしか稼げないんだもんね(それ以上稼ぐと税金が発生して、受け取る金額が大幅に減る)

数年前、年金者のように家で退屈に生活していた。勿論職ももって。

だけど暇だったからバイトしたよ。

税が取られないから、バイトはありがたい。

バイト自体も移民によって場所が埋まってきてるしな。とくにアッラーの使い達に。

あと年金額が少ないからバイトする高齢者も増えてきているって言うしね。

2つ仕事もっても足りない人もいるよね。

だからその人達は本当の改善について問うべきだよ。

なかにはバイトで稼ぐ事が出来る上限金額を超えて収入を得る人いるけど、やっぱそれは犯罪。注意すべき事。

生活を苦しめている一つの要因。税金。

確かに税金は高いよね。だからこそ正しい使い方をしてもらいたい。

労働者の環境は年々悪くなっているのに、政府の支出が高くなっているのもおかしな話だ。

誰が8時間の息苦しい労働の後、数時間カフェとかで働きたがるんだよ。

冗談だよね?

でも、ときとして賃金の少ない労働の方が楽しそうに働いてるなーって見えるんだよね。

バイトといっても450ユーロまでしか働けなないし、その金額におさまるのなら、非課税だし、時間があるのなら別にいいんじゃないのかな?

たしかに!おれも別に良いと思う。

バイト通して新しい発見とか成長とかできるのも事実。

でもバイトは人道的に悪徳な場合もあるから、全てのバイトが良いわけじゃない。

時代を経るごとに、個人消費は上昇している。

だから本来の職だけでは十分な収入が望めなくなっているという事実もあるな。

私はバイトでの不法所得(制限以上の時間働き、収入を得て、超えた分の給料を申告せず得る事)がなければ、私の経済はとっくに破綻しているよ。

資本主義システムの犠牲者だよね。

私はだれもが、時間があるからという理由で副業を行わないと思う。

ほとんどの人は十分な金額をただ単純に受け取れないからである。もはや普通の状態に戻れない彼らが不憫だ。

ルーマニアやブルガリアでは、まだ幾分ましな状態である。

まとめ

さまざま意見が別れていた。一番の印象的なコメントは、年々、支払わなければ行けない支出が増えて、一般的な収入との釣り合いが取れなくなっている事を指摘した部分だ。

たしかに親達の世代と比べて、収入が少なくなる上に、保険やら税金やらの支払いで、上下から攻められている様に苦しい気がする。

ドイツだと450ユーロ以上稼ぐと、税金が発生してがっつりもっていかれるから、それ以上稼げないのである。

それに比べると、日本での働きやすさは素敵だと思う。いくらバイトしても怒られないから。そのかわりサービス残業地獄が待ってたりするのは悲しいけれど。。。

税金を気にして好きなだけ働けないのはつらいな~。日本は異常に働き過ぎて問題になってるけど、逆もまた悲しい問題だよね。お金が必要なのに働けないなんて、いったいどうしたらいいんだ!たすけて偉い人!
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    >それに比べると、日本での働きやすさは素敵だと思う。いくらバイトしても怒られないから。そのかわりサービス残業地獄が待ってたりするのは悲しいけれど。。。<

    ???

    いや、日本の会社では正社員のバイトはだいたい禁止だと思いますが。

  2. 日本の名無しさん より:

    >ドイツだと450ユーロ以上稼ぐと、税金が発生してがっつりもっていかれるから、それ以上稼げないのである。

    450ユーロまではミニジョブ。(所得税なし。 一部社会保険料の少額負担義務。 450ユーロはあくまで支給総額であり、最終的な手取総額のことではない。)
    450ユーロを超えると、ミニジョブ扱いにはならず、適用法と申告役所が変わり、税負担以外にも、雇用者、被雇用者側双方により多くの社会保障保険料負担義務も生じる。

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