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ドーピングを闘え!ドイツの奮闘

2015/02/09
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何処の国でもスポーツを見て、選手を応援し、選手と共に喜びも悔しさも分かち合う。これは万国共通で、我が国でも昔から野球が国民的なスポーツで、日々沢山のファンが球場で観戦を楽しんでいる。

またサッカーやバレーといった競技も国際試合になると、みな熱狂的に盛り上がる。

オリンピックなんかあった日には、夜遅くまで試合の為に起きて、寝不足で会社や学校に行き、まだ冷めない興奮を同僚や、同級生と話して、余韻を楽しむ・・・。そんな人はいっぱい居るだろう。

しかし、私はスポーツ観戦が苦手で、2時間、3時間とテレビ画面で中継を見続ける集中力が持たないのである。

熱狂的になっている人達を横目に、なんでこんなに騒げるの?と思いつつも、心のどこかでこんな風に楽しめたらな・・・と羨ましそうにしている自分が居る事も自覚している。けれど、なかなか入り込めないし、変えようの無い性格である。

そんで私はいまドイツに渡って生活しているのであるが、2014年のワールドカップは鬼の様に盛り上がった。優勝したときなんかは、夜中だっつーのに狂喜乱舞していた。

それでもやはり思うのは、好き好んで住んでいるドイツだけども、ここでもこの熱すぎるスポーツ愛は縁がなかったんだろう・・・と言う事。

それでもスポーツに興味ない生活をドイツでも送ってても、プロのサッカー選手の話というのは身近なものである。

以前勤めていたレストランでは、日本の某有名サッカー選手が来店する事が頻繁にあったり、サッカーを目的に留学しに来た日本人とよく知り合う。

語学学校でもスポーツをしにドイツに渡ったという人や、母国で過去プロのサッカー選手だったけど怪我が理由で引退して大学に通い直すという人とも知り合った。

そんな中、語学学校で、中東から来た柔道家と知り合って、私が日本人という事もありいろいろ話したが、なんか興味深い事を言っていた。

スポーツ選手にとってドーピングは日常茶飯事さ。よくドーピングで大会出れない人を見かけるよ!なんて事を話していた。当時の語学では全てを理解は出来なかったが、割とドーピングするヤツはスポーツ界には多いという事だけ分かった。

それを思い出して、ちょっとドーピングについてググってみたら、面白い記事が出てきた。

「ドイツのスポーツ協会、ドーピング対策に予算を上げる」

というものだ。
調べてみると、ドイツ国内の歴史には、ドーピングによって国際試合の出場が取り消された話や、過去の華々しい結果がドーピングによって黒く塗りつぶされたり、医者も選手と共に悪事に手を染めたり…。

日本に入って来る情報以上にドーピング問題はあちこちで起きているようだ。

意外と根が深いドーピング問題。この予算を上げるという対策はどういったものだろうか?

国も協力!ドーピング撲滅

2015年に予定されている、予算の引き上げが行われる組織はNada(Nationale Anti-Doping-Agentur)という名で、「ドーピングの無いスポーツを!」を目標に活動している。

いままでの予算が230万ユーロ(約3億4000万円)だったが、770万ユーロの増額で、来年から1000万ユーロ(約15億円)に引き上げられる

作戦 WADA-Code

どうしてここまで大きな予算が大幅に上げられたかというと、WADA-Codeというプロジェクトを支援する為に必要だと言う事。

このプロジェクトによって、あらゆる競技のトレーニングをはじめとして大会運営までの権限をNADAがこれから管理していくように移行を行うためである。

代表者は「この大きなプロジェクトには大きな金額と、多くの人の理解が必要である。だから予算を引き上げを上がる為に、スポーツと政治が支援に参加する必要がある」と語る。

そもそもNADAって??

このNADAという組織は、これまでドイツのオリンピックスポーツ連盟における組織で、その中で多くの大会運営の権限を持っている。

長期にわたる支援を形にする為に奮闘するこの組織は、ドーピングの無いスポーツ界の明るい未来に自信をもって目を向けている。

また他にも現在、ドーピングを用いいた選手には、出場停止だけでは収まらず、刑法での罰則が適用される法案を検討しているそうで、ドイツ国内の7000人を超える選手に影響が出ると言われている。

一番思い罪で、最長10年の実刑判決もありあえるそうだ。

これまでも医師から選手までが関わった大きな問題があり、ドーピングを巡る金の動きがあるのでは?とすら疑われたドイツのスポーツ業界。やはりこういった組織が活躍して、理想を現実に変えてもらいたいもの。

実際にこの予算の変動について海外の人達はどのような意見を寄せているのであろうか?

幾つかの同様のニュースを扱った記事からみつけたコメントを、ピックアップして紹介したいと思う。

【参考URL】http://www.spiegel.de/sport/sonst/doping-nada-hebt-budget-um-2-3-millionen-euro-an-a-1000182.html
http://www.spiegel.de/sport/sonst/regierung-stellt-anti-doping-gesetz-vor-a-1002494.html
http://www.welt.de/sport/leichtathletik/article123343859/Warum-der-Kampf-gegen-das-Doping-verloren-ist.html
http://www.spiegel.de/forum/sport/kampf-gegen-doping-nada-budget-steigt-um-23-millionen-euro-thread-179005-1.html

この記事に対する海外の反応

NADAがほかのスポーツ連盟よりも多くお金をもらったら、いったい他はどうなるんだろう?例えばカーリング連盟はむこう20年間の保証は一体・・・。

残念だが、ドイツではいろんなドーピング材が悪い用法で投入されている。私たちが想像しているよりもずっとずっと頻繁に使われているのだよ。

私にはなにも言う事は出来ないが、この問題を処理する為になにかしら行う必要があると思う。

いつドーピングが行われる様になったか知っているか?それは医者や政治家や研究者が支援をし始めてからだよ。

社会的ドーピングってやつだよ。

選手は価値よりもお金よりも、結果をだしたいという欲にかられてしまうもんさ。

お金は輝かしい結果と共に増えていくものである。選手が速く走る事ができればできるほど、高く飛べれば飛べるほど。

メディアや広告の中にいる選手達は、まさにスペクタクルな光景である、だからこそ彼らにお金が渡るのである。

銀行家は国民を何も喜ばしやしない。現在ではこういったものだけに機能しているのだろう。

ドーピングとの争いに参加したミュラー博士のように、スポーツ医学者がこの運動に参加したら、勝てるのではなかろうか?

自転車レースでの悲劇を忘れたか?

ほんとうに不誠実な議論である。

私は思うのだけれど、ドーピングの服用によって、選手の死亡率は劇的に上がるのだけれど、そのことはどう考えているのだろうか?

まだスポーツに「公平」をもとめているのですか?

メディアとしてのスポーツはエンターテイメントの領域にあるものだよ。それ以外の何者でもないと思うんだけどな。

選手は精神性とかに興味とかあんまりないのかな???

スポーツ選手にも防腐対策。早く政治家にも防腐対策をするべきだ。

でもそれには長い時間がかかると思われる。

実際世の中ではその罰則がどのように見られるかだよな。

これが普及して、他の国のスポーツ業界にも普及していくだろう。そうなって欲しいものである。

ファンの感情を大切にしてくれるようなスポーツであって欲しいな。

一方ではスポーツを奇麗なものにしたいと考え、一方ではスポーツでの振興を考えている。

ドーピングから広がるクリーンな世界

ドーピングがアスリートにとって身近なものだって言うのが驚きだったが、あそこまで人を熱狂させているのだから、プロフェッショナルとしてそこを裏切らないで欲しいなと思った。

コメントにあった様に、ドイツでの例が成功して他の国へもクリーンなスポーツというのが浸透していくのが理想だな。華やかな世界には、その分闇があるというセオリーががあるけれど、別にそれが常に機能している理由なんてないだろう!

思っているよりもドーピングって普通のことっていうか、珍しいものではないんだっていうのはびっくりだしショックだな~。まったく不正のないクリーンな世界っていうのはかなり年月がかかったとしても実現してほしいところだねぇ。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    WADAの抜き打ちって深夜とか早朝来るからうざいらしいな
    しかもちゃんと用をたすところを覗き込むという…

  2. 日本の名無しさん より:

    白人・黄色人種から見れば黒人っていう遺伝子その物がドーピングだけどね。
    もちろん黄色人種から見れば白人も黒人もドーピング。

  3. 日本の名無しさん より:

    東ドイツはドーピングの先駆者だからな。
    陸上の女子400mなんて、あと20年は破られないぞ。
    でもその記録を出した本人は、アメリカのジョイナーと違って普通に生きてるんだよな。

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