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あなたは死んだらミイラになりたい? 現代のミイラ製造会社

2015/06/08
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ミイラの作り方をご存知ですか?

まず、遺体をミイラ作り専用の台に載せて、血液を吸い取ります。
その次に鼻の孔からかぎ針のような道具を使い、脳髄を取り出し、

続いて肝臓、肺臓、胃、腸などを取り出し、身体を約40日間専用薬品液に漬けます。
その後、身体を乾燥させ包帯でぐるぐる巻き、お棺に納めて完成!

細かい過程はちょっと違っているかもしれませんが、古代エジプトでの大まかなミイラ製造方法はこのようなものです。

今回は、そのミイラ作りが現代によみがえり、大きなビジネスになっている記事をご紹介したいと思います。

カイロのエジプト考古学博物館

ミイラといえば真っ先に思い浮かべるのがエジプト。
古代エジプトの代名詞といえばピラミッドとミイラ!

エジプト国内中にピラミッドは100基近くあり(ただし大半が単なる崩れた形の砂山…)、ミイラの数といったらもはや数えきれないほどではないでしょうか。

それらが展示されているのは、カイロのタハリール広場にあるエジプト考古学博物館です。

エジプトの博物館は笑いがいっぱい!?

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古代エジプトのミイラ作り
画像:http://www.historymuseum.ca/cmc/exhibitions/civil/egypt/images/reli18.jpg
 

私はその昔、カイロで学生をやりながらアルバイトで観光ガイドもしており、旅行シーズンになるとツアー客を引率して毎日のようにエジプト考古学博物館に出向いていました。

それでも、そこは驚くことが一杯で飽きることがありませんでした。

「正面玄関の入ったところにレプリカのロゼッタストーンを置くか!?」
「なぜ入口の真ん前の、一番目立つ所に猿のミイラを展示するかね!?」

「展示されている遺跡に手を触れるな、と言いつつも掃除のおばちゃんが汚い雑巾で拭きながら、ラムセス二世の巨像にもハトシェプスト女王の胸像にも素手でべたべた触っているじゃないか!」

「なぜ警備している警察官がナンパしてくるんだ!?」
「なぜ警察官が観光客の女の子のお尻を触る!?」

「ノーフラッシュといいながら、なぜチップを払うとフラッシュを炊いて写真OKになるのか!?」

…とまぁ、まさにツッコミ満載で、フランス人の考古学者たちこれらには憤慨していました。

「遺跡をあまりにもいい加減に展示しすぎている!全部の遺跡をとっととルーヴルやベルリン博物館に持っていったほうが安心だっ!」と。

博物館で人気のミイラ室

さてこのエジプト考古学博物館の二階には、かつてのサダト大統領(共和政エジプト第3代大統領・1981年に暗殺)が一般公開を禁じた部屋があります。

それはミイラ室。
「大昔のミイラとはいえ、亡くなった人々を公開するのはどうかと思う」とサダトは考えていたために、彼の大統領時代にはこの部屋の公開はされませんでした。

サダトの次にムバラクが大統領の座に就いてから、このミイラ特別展示室は再び公開されるようになりました。

そこには古代エジプトで一番有名なラムセス二世をはじめ、ファラオや貴族などのミイラが並んでおり、ツタンカーメンの黄金のマスクと共に、博物館の最大の目玉コーナーになっています。

ちなみに同じフロアの回路には無名貴族たちのミイラが無造作に陳列されています。

見た目の精巧さや身に付けている装飾品の豪華さは全然異なっており、そう、そこで我々は気が付きます。

「ミイラにも松竹梅とあるのか!」と。

高貴な位の人物のミイラは素晴らしい仕上がりで美しい身なりとなっているのです。しかし下の位の者のミイラはお金も手間もかけていない雑な仕上がり…

ところで毎回ガイドをしていて不思議なことがあったのですが(完全な実話です)、その無名貴族のミイラが並ぶ回路を歩くと、私が案内している観光客の中で必ずといっていいほど具合が悪くなる方が出てきました。

急に激しい頭痛に襲われたり、吐き気がして歩けなくなったり、眩暈がしてうずくまったり…一体あれは何だったのでしょう?

無名貴族たちのいたずら?呪い?
「俺たちが眠る回路をどしどしがやがや歩くなかれ!」
と怒っていたのでしょうか。

考古学博物館には人のミイラだけではなく、猫のミイラ、鳥のミイラ、そしてなんとミミズのミイラまで展示されており、「何もかもミイラにするのだな」と感心するやら呆れるやらです。

ミイラとはそもそもなんでしょうか?

そもそも古代エジプトの考えでは、「人が死んだらその魂はあの世へ行き、またこの世に帰ってくる。その時に魂が戻る肉体が必要。」ということ。

よってミイラ作りが始まったのですが、ミミズのミイラまであるということは、古代人はミミズの魂が戻ってくる肉体まで気配りをしていた、ということでしょうか?

それはさておき、古代エジプト時代の信仰はほぼ全滅し、魂がこの世に戻ってきたときに肉体が必要となる、という発想ももはや存在しません。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教の考えにもそれはありません。

にもかかわらず、なんとこの現代にミイラ作りのビジネスがあるというではありませんか!それもエジプトから遠く離れたアメリカで!

一体どういうことなのでしょうか?

Timeless Memorial

色あせない生前の思い出…

最愛のペットや自分自身の姿をそのまま残すのに、肖像画や写真、ビデオ撮影、人形にするなど様々な方法はあります。

しかしその中でも究極の方法は、数千年前に古代エジプト人がすでに編み出した”死んだ肉体をミイラにすること”なのです。

年老いることを止めることも、心臓を永遠に動かし続けることも不可能だと知った人々が、この現代においても「ミイラしかない!」と願ったのです。

それに目を付けた(?)アメリカの会社が「我々があなたの希望を叶えます。あなたが亡くなったらミイラにしてあげます。」というビジネスを始めました。

ミイラ作りの注文、承ります!

アメリカのユタ州のソルトレイクシティにSummum(ラテン語で「最高善」の意味)という宗教と哲学の啓蒙団体があります。

この団体が世界で唯一、ミイラ作りのビジネスを請け負っているミイラ製造会社でもあるのです。

ミイラ作りを依頼してくるカスタマーの中には有名セレブ達もおり、世界中から依頼が入ってくるとのことです。

他人の遺体のミイラ作りの注文はできませんが、自分自身と、そして自分が飼っているペットのミイラ作りについての注文は可能です。

今のところ発注の多くがペットのミイラ作りです。犬猫をはじめ、孔雀やネズミのミイラを希望する人々もいます。

作業にかかる日数は約120日。やり方は古代エジプトのものに似ていますが、最大に異なるのが「仕上げ」。

古代時代は、遺体を保存するのに体内の水分を全て抜き取って徹底的に乾燥させるのが最善である、と考えられていました。(余談ですが、かつてラムセス二世のミイラが国外に持ち出された時、「乾いた魚」と関税所で記録されたことがあります)

しかし現代のやり方では極力生前の面影やみずみずしさを遺そうと、乾燥はさせないで故人の亡くなったその日の姿のままをミイラにしています。

ではいくらでミイラ作りをお願いできるの?

値段は猫のミイラ作りは£3,600 (約64万円)、犬は£15,000(約267万円)。

(※アメリカの会社ですが、この紹介元の記事がイギリスのサイトであるため、値段表示がイギリスポンドとなっています)

犬の場合は犬種によって値段がかなり異なり、体重2キロのチワワと50キロ以上の重さのアイリッシュ・ウルフハウンドでも値段が変わらないのか、などなど、亡くなった愛犬のミイラをお願いしたい飼い主はちょっと確認の問い合わせをしてみたほうがいいかもしれません。

人間の場合は約£40,000(約713万円)。
2014年の時点ですでに1500人以上ものミイラ製造を行ったとのことです。

ペットでも人間でも、亡くなったらすぐに遺体を冷やして、腐敗させない状態でミイラ作りに出さなければなりません。

ただしアメリカ国内では人間の場合はミイラにされた後、法によってそのやり方が適切なものであるか必ずチェックされます。

また上記ですでにご紹介した料金はすべてアメリカ国内から発注した場合のものです。

ミイラには

  • 生前の姿をしたマスクをかぶせるのか
  • 棺におさめるのか、それとも別の何かにおさめるのか、
  • ミイラルームも欲しいのか

 
などオプションとしてそれぞれ選べます。

無論、アメリカではミイラを墓地に埋葬することも問題ありません。

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オプションで注文できるミイラルーム
画像:http://www.summum.org/mummification/media/images/min.jpg
 

団体によれば、特に30、40代の世代から「自分が老いて死んだらミイラにしてほしい」という依頼がたくさん舞い込んで大人気とのこと。

彼らが年老いて亡くなる時期が来たら、ミイラ作りが忙しくなり、この事業は栄えていくであろう。と喜びの声を上げています。

昔のミイラはロマンが溢れているけれど…

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画像:www.gsfd3d.com
 

エジプトに観光に訪れると無数のミイラを見ることができる、とすでにご紹介しましたが、最初は興味半分でそれらを眺めていても、次第に「はっ」と気づくことが出てきます。

例えば有名なツタンカーメン。

ツタンカーメンの墓を発掘したハワード・カーター(イギリス人の考古学者)らが、墓内部に入り一番感動したのは、未盗掘だった多くの金財宝ではなく、棺の上に添えられていた矢車草の花束だったといいます。

ツタンカーメンの妻だったアンケセナーメンが花束を摘んで、ミイラとなった亡き夫の棺の上に置いたものです。

ルクソールの王妃の谷にある王妃の墓には嬰児のミイラが展示されてあります。数千年前の嬰児のミイラです。

墓内部の壁には象形文字であの世への行き方や呪文などが書かれています。なんとなく母親の悲しみと嘆きが伝わってきて、胸が締め付けられる思いになります。

エジプトにとどまらず、世界のいたるところでは様々な人々の色々な形のミイラが発見されています。

イタリアのパレルモでは、世界で一番美しいミイラとして知られるロザリア・ロンバルドが眠っています。

この少女のミイラを眺めているだけで、娘の死を悲しんだ父親の絶望がひしひしと伝わってきます。

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ロザリア・ロンバルドのミイラ
画像:http://blog-imgs-57.fc2.com/k/o/g/kogiku1805/rosalia2.jpg
 

そう、ミイラにはロマンと郷愁が感じられるがために、多くの人々が惹きつけられているのです。

だからこそ、中世の時代のヨーロッパでは古代エジプトのミイラを粉にしたものを飲むと、不老長寿の薬や万病の薬となると信じられたのかもしれません。

もしかしたら現代の人々のミイラも、数百年先の未来人たちに歴史を教える術となり、何か夢を与え、神秘的な想像を掻き立たせるのかもしれません。

しかし古代エジプト人が信じていたような信仰の理由によってミイラになることを希望するのではなく、「自分が死んでもなお自分の存在をアピールしていたい」という理由だけによるものなら、なんだか滑稽さを感じてしまいます。

少なくとも私なら、ミイラとなった自分がデパートの催事場などで展示されるなんて…まっぴらごめんです!

人々の好奇の目にさらされ、写真をバシャバシャ撮られ、
「生前はブスだったんじゃないの?」
「貧しい身なりね、貧乏だったんじゃないの」

とクスクス笑われたり、あれこれ好き勝手言われたりするのは非常に嫌だなあ、と思います。

自分なら、死んだらさっさと灰になって土に帰りたいですが、そうは思わない人々も多いから現代のミイラ製造ビジネスは成り立っているのでしょう…。

ネット上ではイギリス人たちの間でも現代のミイラ作業について盛り上がり、様々なコメントが寄せられています。その一部ご紹介してみたいと思います。

この記事の海外に対する反応

まさに時間と金の無駄遣いだ。

このミイラ会社はユタ州にあるんだろ?つまり馬鹿な変人ばかりが集まっているってことさ。

ネズミをミイラにする奴もいるのか…何のために?

現代でもミイラがいっぱい生まれたら、遠い将来考古学者たちが頭を悩ますよね。

古代エジプト時代のミイラはとてもロマンがあるし、当時のことを学ぶいい材料にもなっている。でも現代でもこんなことをしたら単に愚かで馬鹿馬鹿しいだけだ。

変わり者って呼んでくれても構わない。僕はぜひとも自分が死んだらミイラになりたい!

死んでも綺麗な顔のままでいたいだなんてどうかしている。

ペットをミイラにするのは素晴らしいアイディアだと思うわ。ペットを亡くすのって本当に辛いから、ミイラにしていつまでもそばに置いておきたい気持ちはよく分かるわね。

ペットとはいえ、ミイラにするのは頭がイカれている。亡くなったペットも肉体と共に静かにあの世へ旅立たせるべきだ。

ペットをミイラにしたいだなんて、飼い主の単なるエゴだ。

僕の妻は三回もミイラになったよ!(美容整形したってことさ!)

ミイラぁ?一体何のために?

空っぽになった肉体には魂は入っていないのに、これまたどうしてミイラにこだわる人々がいるんだろうか。

心が病んだ金持ちがミイラになりたがるんだろうな。

へどがでるような話だわ!私の亡くなった猫は灰になってキュートなお骨壺に入って暖炉の上に置いてあるけど、それで十分だと思うわ。

ミイラ・・・おぞましい!

仰々しい屋敷に死んだ主のミイラが横たわっている…ちょっとしたホラーだな。

ライラックの木の下に死んだばかりのペットを埋めてきたばかりなんだが…

ミイラを望むなんてまったく思慮のない人々だ。残された身内や友人は、墓に足を運び埋葬された故人を偲ぶものだ。

ミイラになった故人に会っても戸惑いと気味悪さを覚えるだけだ。

うげえ!ミイラなんて道化者と一緒だよ!笑いものになっちゃう!

【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2110566/Modern-day-mummies-The-craze-attracting-celebrities-pet-owners-keen-preserving-bodies.html#comments
http://en.wikipedia.org/wiki/Summum
http://www.ancient-origins.net/news-general/modern-version-ancient-egyptian-practice-mummification-now-available-001354
http://www.summum.org/mummification/memorial.shtml

ジョニーが死んだら遺灰は海にまいてくれ!ミイラにはなりたくないよ~。かわいいペットが死んだら…とか考えるとやだ~ってなるけど、絶対ミイラにはしたくないね。しかしロザリア・ロンバルドちゃん…キレイすぎてゾッとしたわ。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    魚の一夜ミイラをよく食べるが、自分がなりたいとは思わないな。

  2. 日本の名無しさん より:

    ミミズは単に干からびただけじゃ…

    1. 日本の名無しさん より:

      夏になると、お庭にミミズのミイラが大量生産されるの。

  3. 日本の名無しさん より:

    ロザリア・ロンバルドさんのミイラ綺麗だなぁ

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