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世界一の値段!ペットのための最高級ホリデーパッケージステイ!マライア・キャリーの愛犬たちも参加!

2015/01/20
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映画「ビバリーヒルズ・チワワ」(原題:Beverly Hills Chihuahua・全米公開2008年)をご存知でしょうか。

ビバリーヒルズの大豪邸に住む、白いチワワのクロエ嬢。お金持ちの飼い主の女性に高級ブランドの服を次々に購入してもらっています。ダイヤモンドの首輪を身に付けて、高級車で一流の美容室に向かい、優雅にデラックストリミングやエステ三昧!

ところが贅沢づくしの日々を送っているセレブ・チワワ犬のクロエにある時事件が起きて・・・。

という内容なのですが、ビバリーヒルズのお金持ちの飼い犬たちの豪華な「ドッグライフ」ぶりを面白おかしく誇張して描いており、犬好き・・・特にチワワ好きにはたまらない愉快なコメディ映画となっています。

「映画の中の世界だからなあ。いくら金持ちに飼われている犬でも現実にはどうだ?そこまでスーパーゴージャスライフでさ、極上の贅沢を味わっているということは、ないだろう」

そう失笑して鼻で笑ったあなた!とんでもありません。

お金をあり余るほど持っていて、自分のペットに寛大で、そのペットのためなら何でもするという飼い主がいる限り、ちやほやされ王様のような生活を送っているペットは実際にいるのです!

そんなペット様の中でもとりわけ「お犬様」たちの間で今人気(!)なのは世界一お金がかかるペットのための極上ホリデーパッケージステイ。

この夏、アメリカ人の歌姫マライア・キャリーも自分のお犬様(愛犬)8匹をこのパッケージステイに申し込んで、アメリカから犬たちを連れて行くのにプライベートジェットも手配。ざっくりと計算すると、合計3千万円以上!

さあ、ではその世界一高いスーパーリッチのペット旅行の内容とはどういうものなのでしょうか!?

セレブ犬のためのPAW Season Hotels

「ペットのための世界一お金がかかるホリデーパッケージステイ」ではペット(主に犬)が世界で一番豪華なライフスタイルを満喫できる内容になっています。

まずリムジン車によるプライベート送迎が付きます。
普通車によるシャトルサービスもあります。相談に応じて隣国のフランス辺りまでならお迎えに来てくれることもあります。

パッケージステイの期間は2週間です。滞在先は主催ホテルのFour Seasons…. もとい「PAW Seasons 」 ホテルです。(pawとは動物の足の意味です)

2004年に創業したこの豪華ペットホテルは現在ではイギリス南西部のLong Ashtonに位置しています。(他地に分館もあり)

ホテルの敷地内には400もののコテージと馬小屋や緑の芝生が美しい庭があります。ブランド志向の飼い主のツボをくすぐるような、都会的で洗練された部屋など用意されている一方、建物の中は全体的にオールドファッションのカントリータイプの内装になっています。

犬たちがどこか懐かしさを感じ、ホテルに親しみを持ってもらえるよう、敢えて木製のアンティークの家具を取り揃えています。そして、犬たちがゆったりとくつろいでうとうと眠れるよう、一般家庭の居間にあるような心地よいソファを置いています。

「パウ・シーズンズホテル」



宿泊「客」はボッテガ・ヴェネタの首輪とリードを貰えます。

ホテルの「お犬様」のための部屋

アメリカの飼い犬はこのような木箱をベッドにしていることが多いので、彼らがまるで自宅にいるかのように安心して寝てもらえるよう、リクエストがあればアメリカの犬のためにこのような木箱ベッドも用意します。

セレブ犬は十分な運動を!

ゲストのお犬様を毎日散歩に連れて出してくれるのは、ハードル競争の種目でオリンピックの出場経験があるイギリス人のDai Greene氏。2011年に世界陸上大会でゴールドメダルも獲得しています。

まだ若いスポーツのベテランですから、どんなに力強い大型犬の世話もお手の物。

Dai Greene氏

ホテルの敷地内に十分な広さの土地があるのですが、プログラムには入っている日帰り遠足ではビーチや森、野原に連れて行ってもらえて思う存分走り回り海や川で泳ぎ元気よく遊ぶことができます。

無論、基本的にいつだってどこにいたって宿泊客の犬たちはノーリードです。紐で引っ張られることもなく、のびのび闊歩し駆け回ります。

時には「裸」ではなく、ホテルから提供されるヴィトンやボッテガ・ヴェネタ、マルベリー・マッキントッシュといった世界的グローバルなレーベルにデザインされたスポーツのための犬用カジュアルウェアを身に付けて外出することもあります。

日帰り遠足



人間の女性も羨む美容コース!

豪華なスパ・セッション、アロマバス、ボディ・ウォッシュそしてペディキュアも施してもらえます。ロンドンのハロッズデパート内にあるペット専用サロンに予約を入れてもらい、最高のトリミングをしてもらうこともあります。

またホテル専属のパーソナルシェフが栄養カロリーなどを計算し、各犬に合った内容のグルメな食事を毎日運んできてくれます。

このホテルでは宿泊客のために高級ペットフードメーカーのおやつも用意しています。

宿泊客のためのバーもあります。

水泳やサーフィンのレッスンもあり、インストラクターがつきっきりで面倒を見てくれます。ボードゲームも組み込まれています。

運動好きではない犬のためには、ホテルオーナーやスタッフたちがトランプ、ボードゲームなどの相手をし、一緒に遊んでくれます。

ホテルオーナーがゲストのためにトランプの相手をしています

犬の行動と服従のトレーナー、スタン・ローリンソン氏による各自の心理カウンセリングも受けられます。一対一による完全なプライベートのものです。スピリチュアルセッションの時間も設けられています。

そのうちの一つには霊氣療法です。気を流す靈氣ヒーリングは日本でも割と知られていますが、欧米の方がペットのためのこの療法はもしかしたらよりポピュラーなのかもしれません。

犬サーフィンプログラム。インストラクターも付いています。

犬のために映画上映

夕方になると、ホテルの中にあるプライベートミニシアターで、滞在客たち(くどいですが「犬」です)のために、「101匹わんちゃん」「名犬ラッシー」といった犬が主役の映画が上映されます。

上映中は犬用ポップコーンといったスナックや犬用の高級甘いお菓子が出され、ぼりぼりむしゃむしゃ食べながらラッシーやベンジーの活躍する犬映画を鑑賞します。

ホテルオーナーのJenny Hytner-Marriott氏によると、この豪華なドッグホテルは、恵まれた特権階級の犬が対象ではあります。

しかし、治る見込みのない病気を抱えている犬や、余命があとわずかだという老犬たちの療養やリラックスのために重要な機能を果たすであろう、と述べています。

二週間の滞在プログラム終了後、飼い主は自分の犬をモデルにした銅製マスコット像と肖像画を贈られ、また滞在中の犬の様子を撮影したDVDも貰えます。

飼い主がこのホテルに一緒に滞在することは認められていませんが、その代わりにソーシャルネットワークを通してホテルスタッフからこまめに報告がきます。

最後に渡される犬の肖像画の一例

自分の犬をモデルにした銅のマスコット作品

マライア・キャリー。犬の夏休みに2千万円以上出費。

2014年の夏―
歌姫マライア・キャリーの犬たちもここに滞在しました。

何しろ8匹も飼っています。かかった費用は£115,000(約2500万円)。プラスアメリカからホテルがあるイギリスまで8匹の犬を運ぶのにプライベートジェットをチャーター。これには別途£100,000(約1800万円)かかっています。

つまりマライアは愛犬たちの二週間の夏季ホリデーのために3000万円以上支払ったことになります!

凄い金額がずらり!豪華な料金表

パッケージとして申し込まず、単品で申し込んでいった場合の各料金です。

  • 飼い主の家をミニサイズにした犬小屋作製依頼 – £9000(約160万円)
  • サーフィンレッスン – £250(約44000円)
  • 銅製マスコット像 – £1,700(約30万2千円)
  • 犬の肖像画(フレーム付) – £700(約12万4千円)
  • 霊氣マッサージ – £300(約53000円)
  • スパ&グルーミング(ハロッズにて)- £295(約52500円)
  • カウセリング – £1,000(約178000円)
  • ボッテガ・ヴェネタのリード – £365(約65000円)
  • ルイ・ヴィトンの首輪 – £170(約3万円)
  • マルベリー・犬用レインコート – £150(約26000円)
  • 映画代 – £250(約44500円)
  • 滞在中の愛犬の撮影代とDVD代 – £4,000(約712000円)
  • 動物保護団体等への寄付金依頼 – £9,400(約167万円)
  • ホテルの滞在費(二週間。専属シェフ、専属運転手、専属スタッフ、玩具代等含)- £19,420 (約346万円)

犬が家を恋しがり寂しがらないように、飼い主の家を犬小屋サイズに作ったもの。

実際にパッケージプログラムに参加し、Paw Seasonsに宿泊した犬たちに実際のところどうだったか、感想を聞きたいものです・・・。

「大したことなかったよ」
「イヤな奴(犬)がいた」
「日ごろの運動不足を解消できて最高!家に帰りたくなかった!」
「最高級の料理って言ったって、イギリス人のシェフだぜ。たいしたことなかったよ。やっぱりフランス人のシェフを雇わなくちゃな」
「ベッドメイキングをもっとやってほしかったな」
「色々な犬のマーキングの匂いばかりで、なんだか落ち着かなかったよ」

などなど言ってくるのでしょうか!?

しかし犬語が分からないため、本当のところを直接聞くことができません。仕方がないので犬に聞くかわりにネット上に寄せられた「人間」たちの様々なコメントをご紹介したいと思います。

多くが「呆れる」という論調ですが、しかし大半の人は密かに思っているのではないでしょうか?「ああ私もセレブ犬になりたい!」

さて・・・今からそろそろ近所の公園に愛犬の散歩に出かけてこないと・・・!

【参考URL】http://www.bornrich.com/the-most-expensive-vacation-package-for-dogs-75000.html
http://www.thepawseasons.co.uk/intro.html
http://www.extravaganzi.com/mariah-carey-splashed-115000-vacation-dogs/
http://www.bristolpost.co.uk/Luxury-Bristol-dog-hotel-launches-47k-package/story-19317452-detail/story.html
http://www.dailymail.co.uk/travel/article-2595874/The-best-dog-escapes-These-hotels-offer-pet-spa-treatments-dedicated-chefs-photo-shoot.html
http://www.bristolpost.co.uk/Sorry-Mariah-s-room-dog-inn/story-22127578-detail/story.html#comments
http://travel.aol.co.uk/2013/06/18/the-paw-seasons-worlds-most-expensive-dog-holiday-47000/
http://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/english/music/news/Mariah-Carey-to-spend-115000-pounds-on-dogs-holiday/articleshow/39741932.cms

この記事に対する海外の反応

金持ち犬は自分よりずっと恵まれた生活を送っているんだな、ということがよく分かった(アメリカ)

犬たちの鳴き声でやかましいホテルだと思う(イギリス)

こういった飼い主たちはお金持ちなんだろうけど、バカだな(イギリス)

僕の犬はこのホテルを絶対気に入るだろう(イギリス)

くだらない、の一言に尽きる(カナダ)

常識より、お金をより持ち合わせている人間たちの愚かさが表れている(イギリス)

世の中は狂った方向に向かっているわね(ロシア)

マライア・キャリーはなんでまた犬を8匹も飼っているの?絶対に彼女の自宅は臭いと思うわ(イギリス)

僕は犬なんて大嫌いだ。そしてもっとうんざりするのは、誰もが犬を愛さなければならない、という社会のムードだ(イギリス)

犬にとって一番幸せなのは、飼い主の旅行先や職場に同行できることよ。

連れていける場所にはできるだけ連れて行って、どんなに素晴らしい預かり先でもなるべく飼い主から離れないようにしてあげるべきだと思うわ(イギリス)

犬はほとんどの時間を農場や川、海辺で過ごすんだろ?いいことだと思うけど、そういうプログラム内容の割には値段が高すぎるよ(イギリス)

僕の犬はもう死んでしまっていないけど、かつて休暇は必ず一緒に過ごしていた。犬を預けて自分たちだけで旅行を楽しむなんてありえない(イギリス)

犬はペットなのだから、いつだって飼い主と一緒にいたいものなのよ。なのに飼い主と別れて犬だけがホリデーを「楽しむ」なんてありえないと思うわね(イギリス)

お金をかけた動物虐待の一種にしか思えないんだけど(イギリス)

犬にはお金で愛情を示すのではなく、心(ハート)で示すべきだ(イギリス)

このホテルに来る犬は虐待をされていません。私たちは犬たちに最高のもてなしをしているし、彼らが喜ぶことを一生懸命やっています。

虐待されている犬というのは、捨てられたり保健所に連れて行かれる犬のことを指します。(Paw seasonsホテルオーナー・イギリス)

犬が喜ぶのは古い靴下やおしゃぶりをする骨よ。高級メーカーのグッズや高額なお菓子は全然うれしくともなんともないはずだわ。(イギリス)

非常にくだらんとしか言いようがない(イギリス)

有り余るお金を持つ人間が、それを犬に使っても別に構わないと思うわ(イギリス)

マライア・キャリーはどうしてそのお金をもっと有効に使わないんだ?必要としている人々に寄付したりすべきだ(アメリカ)

マライアはセミヌードになったりしていたな。そのギャラを犬のホリデーに使ったというわけだな(イギリス)

人間よりいい人生を送っている犬はいっぱいいるわけだ(イギリス)

二週間も自分の犬を手放すなんて、信じられない。そういう人間は最初から犬を飼うべきではない(アメリカ)

本物の動物好きの人間が、二週間も犬をよそに預けられるものだろうか(アメリカ)

お金と時間の無駄遣いにすぎないパッケージ旅行ね。(アメリカ)

おっ……(言葉を無くす)ここまでくるといっそ清々しい!愛する家族のためならいくらでも好きなようにさせちゃっていいんじゃない?なによりこういうペット向けの高額なサービスがどんどん供給されてるってことは、それだけ需要があるってことだもんな~。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    うちの子には耐えられないだろうな。
    こんなところに連れて行かれたらストレスで病気になっちゃう。
    可哀想でどこにも預けられないから、旅行中は毎日母に来てもらってる。
    うちの子は猫なんだけどね。

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