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色んな職種で比較してみよう!日米のお給料の差は?

2013/10/27
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human hands exchanging money

お給料は、職種や業種によって一定の「相場」があります。高い技術が必要とされる業種ではお給料も高く、高いスキルや知識、あるいは肉体的・精神的に大きな負担を必要としない業種では、お給料も安くなってしまいます。

しか~し!

国が変われば考え方も違います。考え方が違えば、「その業種でのお給料の相場」だって変わってくるんですよ。そこで、日米でいろんな業種を比較して、お給料の違いを紹介してみましょう。

一般事務職は?

私の知り合いに、一部上場企業の広報に勤める女性がいます。年齢はアラフォーですが、それでも月の手取りは「20万円とチョット」だそうです。この女性は大卒で採用され、それ以降、ずっと正社員として働いています。

なのに、月の手取りで「20万円とチョット」とは・・・

別の大企業で一般事務職をされている方(正社員:30代後半の女性)に話を聞いてみると、やはり月の手取りで30万円はいかないようです。

正社員なので、社会保障やボーナスなどの特典は付きますし、日本では女性の立場が弱いという事情を考慮しながらも、やはり一般事務職のお給料は高くないのが一般的です。

ちなみに、一般事務員の平均年収(正社員)は約300万円と言われており、企業活動の縁の下の力持ちである業種でありながら、お給料という面では恵まれていないんですね~

ところが!

なんと、アメリカではもっと低いのです。日本が約300万円であるのに対して、アメリカでは約260万円となっています。

女性の地位は日本より高いのですが、やはり「個人の能力」を最重要視するアメリカの社会では、「他に代わりがいる」という業種には高い報酬は用意されないのです。

アメリカの方が儲かるじゃん!

さて、上記で「アメリカは能力の高さに応じてお給料の相場が決まる」と書きました。そこで、高い技術が求められる職業の中で、「日本では儲からない。でもアメリカでは儲かる」というものをいくつか紹介していきましょう。

まずは電気技術者です。電力会社に勤める方の場合、日本では約500万円の平均年収が与えられます。まぁ、一般的なサラリーマンの平均年収より高いので、私なんかからすれば羨ましい限りですよ。ホント・・・

でもアメリカでは、電気技術者は「高い能力を持っている」と考えられるため、なんと年収800万円以上が当たり前なのだとか。

こりゃあ、さっさと英会話をマスターしてアメリカへGOですな!

また、ソフトウェアの開発者にも高いお給料が用意されています。「仕事ができる」が大前提なのですが、それでもアメリカのソフトウェア開発者の方は年収1,000万円以上も貰っているケースが少なくありません。

「保険の外交員」も、売れれば金持ちになれます。皆さんもご存知の通り、アメリカには国民皆保険制度がありません。保険に関する公的サービスがないんですね。

なので、お金に余裕がある人は民間の保険に入って、万が一の病気などに備えるのが一般的です。したがって、中間層の方々の民間保険加入率はとても高く、「今よりお得なプラン」があればすぐに乗り換える傾向にあります。

つまりセールストークを磨き、どんどん顧客を開拓していけば「年収数千万円」も夢ではないようです。

うむむ・・・

英会話さえ出来れば・・・

私だって大金持ちに・・・

あっ、専門スキルないや・・・(涙)

医療系はダントツでアメリカ

医療系のお仕事に関しては、アメリカの方が圧倒的に大きく稼げます。とくに神経系のセンセは高給取りであり、少なくとも年収2,000万円~3,000万円はあるのだとか。しかも雇われ医師でこのお給料ですから、日本と比較して大きく違いますね。

日本だと、1,000万円程度が関の山ですから。

さらに歯科医師も儲かります。とくに「歯科技工士」の方はさっさと海外に行った方が良いかもしれませんよ~

日本の歯科業界では、入れ歯などを作る歯科技工士の待遇は非常に低いと言えます。美味しい部分は全て歯科医師が持っていき、歯科技工士の方は高い技術を持っているにもかかわらず、一般的なサラリーマンの方よりお給料が低いことも珍しくありません。

一方、「高い技術を要する仕事には高いお給料を」という考え方の欧米社会では、歯科技工士の年収が1,000万円を超えることも珍しくないのです。

特に、歯科技術がそれほど高くないオセアニア地域(オーストラリア、ニュージーランド)では、日本の高い技術を持った歯科技工士が大歓迎されるのです。

「日本のときよりお給料が3倍になった~♪」

という方も多いんですね。

その他、やはり「専門職」においてはアメリカの方が報酬は高く、技能を持っている方は世界に出て勝負するのも1つのアイデアですな。

出世が早いのはアメリカ

正社員として入社し、係長クラスになるまで何年かかるでしょうか?日本だとけっこうかかりますよね?10年くらい?それとも15年くらい?それとも万年ヒラ?

ところがアメリカの場合、年功序列という考え方がありません。また、企業カラーに染めやすい「真っ白な大卒」を積極的に採用することもありません。能力さえあれば、どんどん中途採用をすることが一般的なのです。

なので、能力さえ認められれば、平社員から係長クラスになるまでに2年もかからないケースがあります。普通に昇進しても、5年程度で係長クラスになれるでしょう。

これは、「アメリカは離職者が多い」という点も関係しています。アメリカ人は、自分に合った職場を見つければ、すぐに転職する傾向にあります。「こっちの方が自分のキャリアアップに都合が良い」という点を第一に考えるため、企業内の人材の新陳代謝が非常に早いのです。

だからこそ、「上が詰まっているから何年たっても昇進できない」ということがありません。能力さえあれば、いくらでも道が見つかる社会構造になっているんですね~

しかも管理職クラスの平均年収はアメリカの方が圧倒的に上。企業の業績によって大きく変わるでしょうが、「たくさんの給料を上げるから、たくさん仕事をしてね♪」というのがビジネスマナーなんですよ。

そのかわり、仕事が出来なければすぐにクビ。日本のように「労基法で身分が守られやすい」ということはありません。

まぁ、日本とアメリカのどちらが良いかは分かりませんが、「個人が突出した能力を持っていなくても、社員一丸となって!」という日本スタイルに対して、「個人の能力を重視して、自己責任の中で仕事をしてもらう」というのがアメリカ式です。

両者ともに一長一短はあると思いますが、国が違えばお給料も働くスタイルも異なるんですな。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本は本当に技術者に対して酷いよ… 英語を覚えて海外で歯科技工に挑戦するよ

  2. 日本の名無しさん より:

    「給料安くてもいいから楽したい」という男性でも、男性であるというだけで一般職には就職できないんだけどね。立場弱いのは男性の方だと思うよ。
    一般職と専業主婦を国が禁止すればジェンダーギャップ(笑)なんて1日でなくなると思うよ。
    甘えるな女共

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