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インターンシップで人気NO.1企業!フェイスブックにせまる

2015/08/27
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日本企業の伝統的な人事政策といえば、終身雇用。

これは一度企業に採用されれば退職を迎えるまで、何があろうと文句を言わず会社に貢献し、その見返りに企業は従業員に対して安定した賃金と雇用を約束すると言う、組織と個人が相思相愛の関係で結ばれた雇用システム。

しかし、日本で長く親しまれてきたこの雇用システムは、1990年代のバブル崩壊と共に崩れ去って行きます。

バブル崩壊後の日本経済は長期にわたり低迷が続き、収益が予想以上に上がらなくなった企業は、次々に設備投資や研究開発費用などを削減していきます。

しかし、この削減が結果的に競争力の低下を招いてしまい、国際的な日本企業の地位を下げる事に・・・。

そこで企業が最終的に目をつけたのが、従来から根強く存在していた終身雇用という人事システム。管理職など高収入の職員へを中心に、リストラや早期退職制度などを積極的に呼びかける企業が急増しました。

こうして、会社と社員の信頼関係からなっていた終身雇用制度の、事実上の崩壊へと向かっていくのです。

増加するブラック企業

ここ最近の就職率と言えば、4年連続にして上昇し2008年のリーマンショック前のピークに追いつく勢いで伸び続けているのだそうです。

しかし、求人を出している企業が増加すると共に、終身雇用が崩壊した事を逆手に取り、劣悪な環境や低賃金で労働を強いるブラック企業も増加しており、どれが優良企業で、どれがブラック企業なのかを判断する事はとても困難になっています。

そこで、最近急速に注目を集めているのがインターンシップ制度。文部科学省の報告では、インターンシップを導入している大学は70.3%、そしてインターンシップ後、学生を受け入れる企業も大企業の場合では40%近くに達するのだそうです。

企業と学生が業務を通してお互いに理解を深め、採用ミスマッチの解消、及び離職率を防げぐ事の出来るインターンシップ制度。

実は、アメリカではこのインターンシップ制度は極当たり前のように行なわれており、「インターン経験は就職の必須条件」とさえ言われています。

そんなインターンシップ制度が普及しているアメリカで最近、インターンシップ制度を提供している2万7500企業間での人気ランキングが発表されました。

インターンシップ人気企業ランキング

このランキングは、アメリカで最近高い評価を受けている「Glassdoor(グラスドアー)」から発表されたもの。

グラスドアーは、実際に企業で働いている職員や元職員の生の声を反映させた企業評価と、それを元に職を探せる求人情報を掲載しています。

今回発表されたランキングも、実際にインターンシップ制度を応募している企業に参加した学生によって評価されたものです。

この発表によると、1位に輝いたのは2年連続でフェイスブック。最高点5ポイント中、4.6ポイントを獲得しています。その他のランキングは、

  1. 2位 シェブロン(石油関連企業)
  2. 3位 グーグル(昨年より1ランクダウン)
  3. 4位 クイッケン・ローンズ(住宅ローン回収会社)
  4. 5位 eBay

 
では、なぜフェイスブックが2年連続で1位の座を射止めたのでしょうか?

フェイスブック本社は地上で最も楽しい場所!

元インターンシップ生によると、「フェイスブック本社は地上で最も楽しい場所で、大学のキャンパスをより楽しくさせたような所」なのだとか。

フェイスブックの本社は、カリフォルニア州のサンフランシスコ湾に面したメンロパークにあり、東京ドーム5個分という広大な敷地内にあります。

この本社には理容店やアイスクリームショップ、そして自転車専用道路などもあり、職場と言うよりも1つのコミュニティーと言った感じです。

この本社はフェイスブックの創設者、ザッカーバーグ氏の理念、皆が一体となって働くためのスペースを実現したもの。ちなみに、これだけ広大な土地にあるだけに、1部屋に2800人の職員を収容しているフロアーまであるのだとか。

また、彼の経営理念の一つ「BE OPEN(オープンであれ)」からも分かるように、フェイスブックでは最善の決定を下すために、職員全員が社内各部の情報を最大限にアクセスする事を進めています。その為、

  1. ザッカーバーグ氏や他の幹部との刺激的なミーティング
  2. ドッジボールの社内トーナメント
  3. プロバーテンダーを呼んでの毎週木曜日のカクテルアワーなどの社内交流

 
等にも参加でき、インターンシップ生といえども、本当の職員のように取り扱われるのだそうです。そして忙しく働く職員全員には、毎日無料の食事も提供されているのだとか。

そして気になるインターン生としての平均給与はなんと月収5600ドル(約70万円)。これを元に計算すると年収はなんと約6万7000ドル(約840万円)。

アメリカ社会保障庁によるとアメリカ一般市民の平均年収は4万2976ドル(約540万円)と言う事なので、インターン生としての給与は一般平均年収よりも2万5000ドル(約314万円)ほど高い計算になります。

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フェイスブック本社

この記事の海外に対する反応

サンフランシスコの湾岸地帯では極普通の給与だよ。少なくとも5500ドル(約67万円)~6500ドル(約80万円)ほど稼がないと貯金なんて絶対に無理。

だから、湾岸地帯の住民は子供が学校を卒業した途端、テキサスに移住してるよ。

湾岸地帯の物価を考えると、決して高い給与ではないよ。

フェイスブックへのインターン制度はかなりの競争率。非常に優秀な奴じゃないと採用されないよ。

競争率はあまり高くないと思うよ。知り合いの奴も最近フェイスブックに雇われたし。

湾岸地帯の企業は常に求人を募集しているから、内定を取るのはそんなに難しくないはず。

インターン生の方が、一般のアメリカ人よりお金を稼いでいるんだー・・・。すごいよね。

今はコネクションより、誰にも負けない技術を持っている事の方が大事と言う事だよね。

有名会計事務所でインターンシップをした時は、時給制で水曜日までに1000ドル(約12万円)、最終的に週2000ドル(約25万円)程の給与が払われてた。

これを考えるとフェイスブックの給与はそんなに高いわけではないよ。

インターン生の半分は内定が取れない訳で、結局奴隷のように働かされて終わるだけ。

どうしてインターン生に給与を払うわけ?

全ての企業がフェイスブックのようにオープンな雰囲気があればいいのに。

もし多くの企業がフェイスブックのような待遇を従業員に与えていたら、どれだけ生産性と利益を上げることが出来る事やら。

フェイスブックには30歳以上の従業員はいるわけ?

私も社長とドッジボールしてみたい!

無料の食事、そしてミニバー・・・。結局のところ、職員を会社で一日中過ごさせるための作戦に過ぎないよ。

飲んだ後は食事をして、そして夜中まで絶対に働かされてるよ。

若くなければ面白くない職場環境だよね。

何時間彼らは働いてるんだろう?

以前フェイスブックのような環境の職場に勤めてたけど、仕事が追いつかなくなるほど遊びすぎて、結局、長時間労働になっていた人がいたけど・・・。

フェイスブックほど使いにくいサイトは無いよ。機能もそんなに変わってないのにどうしてそこまで大量の従業員が必要なわけ?

従業員が100人以上の大企業になると、職員に対して景品や食事会など無償で提供される事はよくある話。

だけど、フェイスブックのようにカジュアルな服装での出勤や、社内でスケートボードを乗れ回せると言うのはアメリカでも珍しいほうだと思う。

もう少し若くて頭が良ければフェイスブックで絶対に働くのだが・・・。残念。

実力派?それとも安定派?

全米大学雇用者協会(NACE)の調査では、インターンとして働いた企業に卒業後就職した学生は3分の1以上を占め、インターンを経験した学生も50パーセントと言う高い割合で卒業後に正規雇用社員として就職しているのだそうです。

日本でも実力の時代と言われ、終身雇用という雇用システムが崩れつつあります。

しかし2013年版厚生労働白書に掲載された「若者のキャリア形成に関するアンケート調査」では、終身雇用を好む20代の若者は50パーセントにまで達し、1999年の37パーセントから大幅に増加しているのだそうです。

今後日本の雇用体制がどう移り変わるのか分からない状況の中で、自分の才能や能力を生かせる最適な企業を探すのに、興味のある企業にインターンシップ生として職務を経験してみるのは悪い話ではないようです。

【参考URL】http://www.glassdoor.com/blog/25-highest-rated-companies-internships-2015/
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-3090056/Former-Facebook-interns-reveal-really-like-work-play-social-network-pays-trainees-5-600-month.html
http://www.businessinsider.com/no-wonder-facebook-is-the-1-company-to-work-for-it-makes-all-of-its-interns-rich-2012-12?IR=T

インターンシップのイメージと言えば、インターンシップ終わった友達の「無駄な時間だったわー!」っていう発言しかないわ。全然話と違ったみたいでさ。そういうのがわかっただけよかったね、って。フェイスブックとグーグルは生まれ変わったら挑戦したいね。

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    日本は、部長~課長あたりの中間層が、自分の利益しか考えてない
    自称管理職ばかりだから、来世紀になっても無理。

    1. Esther より:

      The little Mermaid has had her head cut off a coulpe of times, she lost an arm once, she has been covered in paint multiple times, and has also been ovurnerted. But so far none has ever tried cutting of her nipples. She’s been sitting there, in public, showing her nipples since 1913, so don’t even dare thinking of removing them.

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