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ムハンマド風刺は死刑!イスラム教が1人の作家に億単位で懸賞金をかけている!?

2016/08/02
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今年3月、ベルギーのブリュッセルの空港と地下鉄で自爆テロが起きました。少なくとも死者は34人、負傷者340人以上に上るという大惨事となりました。

ここ数年はテロ組織、特にイスラム国(IS)によるヨーロッパでの残忍な事件ばかりが目につきます。シリアの内戦を利用して勢力を強めていったISは、今では世界的な脅威となってしまっています。

風刺画が引き金に・・・シェリール・エルド襲撃事件

2015年1月にも、フランスのパリに本社を置く「シェリール・エルド」に銃を持った男が押し入り、無差別的に乱射した事件が発生しています。

この事件では、社内にいた12人と警備に当たっていた警察官2人が命を落としています。実行犯はやはりイスラム教系過激派に属する若者達でした。

彼らが犯行に及んだ動機は、シェリール・エルド社が発行した、イスラム教の預言者ムハンマドをテーマにした風刺画に挑発されたため、でした。

このように、イスラム教やイスラム教の預言者に対する発言や出版が原因で、非常に大きな騒動へと発展するのは実は珍しい話ではありません。

厳しい“偶像崇拝禁止”が数々の事件を引き起こす

イスラム教・ユダヤ教・キリスト教は、預言者アブラハムの伝統を受け継いでいる「アブラハムの宗教」と呼ばれ、お互いに共通点があります。

その1つが偶像崇拝の禁止。神は唯一絶対の存在であり、神に似せた像や画像などの偶像を信仰する事は、神への不信仰につながると考えているからです。

キリスト教では聖母マリア像などが教会に飾られていたりしますが、イスラム教では神が最後に遣わした預言者でイスラム教の創設者でもあるムハンマドや、他の預言者の像や画像も、神に代わる崇高の対象になる可能性が非常に高いとして厳しく禁じています。

この宗教的背景を考慮すると、イスラム教徒にとって預言者ムハンマドを描くことは非常にタブーな事であり、イスラム教徒にとって言葉に表せないほどの侮辱的な行為だというのが分かります。

過去に何度も事件が・・・イスラム教徒過激派による惨劇

シェリール・エルドの事件の前にも偶像崇拝による悲劇は起きています。

2005年にデンマークの新聞社、2007年にスウェーデンの地元紙がムハンマドの風刺漫画を記載しました。その後2008年にはこの漫画を描いた漫画家の暗殺計画の発覚から始まり、パキスタンのデンマーク大使館で自爆テロが発生。

そして2010年にはスウェーデンのストックホルムでも自爆テロが勃発しています。たった1コマの漫画に、多くの犠牲者が出続けているのです。

風刺は死刑に値する!?イスラム教のファトワーとは

イスラム教には「ファトワー」というイスラム法学者、あるいは同等の資格を持った者が発行する法律が存在します。

もちろん宗教的な見解な為、法的な拘束力はないのですが、イスラム諸国ではイスラム法学者によるファトワーは今でもイスラム教徒に大きな影響力を与えています。

ムハンマドの風刺漫画などはこのファトワーによって、厳しく非難される事になるのですが、このファトワーで死刑に値すると名指しされている作家がいます。

それは、イギリス人作家サルマン・ラシュディ氏。ラシュディ氏は1988年にムハンマドの生涯を題材にした「悪魔の詩」を発表。この小説は高い評価を得て数々の賞を授与しました。

しかし一方、実際のイスラム教の教えやモハンマドを比喩した箇所が沢山あるために、イスラム教を冒涜するとしてファトワーを発令されてしまいます。

この本の出版後は、各国でイスラム教徒たちにより小説の発禁を求めるデモも開催されたり、イランではラシュディ氏やこの小説の発行に関わった者への死刑宣告をファトワーとして発表しました。

また、死刑を執行した物には懸賞金もつけるという、国際指名手配状態へと発展しているのです。

このファトワー発令後、日本語に翻訳した五十嵐一氏は殺害され、イタリア語の通訳者は銃殺未遂、ノルウェーの出版関係者は刺殺未遂を受け、両者ともに重傷を負います。

そして今でもこのファトワーは健在どころか、2012年に懸賞金が330万ドル(約3億5100万円)に引き上げられ、そしてなぜか今年3月には更に60万ドル(約6300万円)が増額されたのです。

この記事の海外に対する反応

自分はイスラム教徒だけど、イスラム教を政治的に利用しているテロ集団は許せない。

作者のラシュディ氏には同情するけど、なぜこんな作品を作ったわけ?

イラン政府によるファトワーの発行ではなく、事実上、戦争宣告だよね。

もしこの作者が殺害されたら、全てのイラン人を強制送還するべき。

指導者が暴力を推奨する宗教ってどういう事?

イスラム教徒の怒りもわかるけど、デモに参加している人たちは極普通のイスラム教徒なの?

宗教が無いほうが世界は平和なのでは?

懸賞金にお金を募金した組織や人物の名前を公表してほしいよね。

悪事に対して裁きを行うのは神で、宗教指導者がすべきことではないよね。彼らこそが処罰の対象になるべきでは?

宗教のリーダーに熱狂的になるのは、偶像崇拝とは呼ばないわけ?

懸賞金貰っても、殺人罪で捕まって刑務所行きになるのは確実のような気がするけど・・・。

実際の所、懸賞金はあって無いようなものだよね。

ファトワー発行のおかげで、この作者は大儲けしているという話だけど。

↑儲けているのなら、警護に当たったイギリス政府に多少は返金すべきだよね。

そんなお金あるのなら、イラン政府がシリア難民を受け入れればいいのに。

↑イランはシリア難民も行きたくないような場所だよ。

宗教は問題だらけ。彼らの神も殺し合いを望んでいるのだろうか?

どうして信仰を持つと常識を失うんだろう?

イスラム系のテロ事件に慣れてきた自分が怖いよね。

事実上、世界戦争に突入してるよ。

人権被害?歪んだ言論の自由?

かつてはアメリカがイラクへ侵略を決めた時、欧州諸国では大々的な反対デモが各国で行われました。イスラム諸国への侵略には反発するヨーロッパ市民ですが、イスラム教に対する発言や描写には、国が自制を求め、逆に市民はこれに反発をしています。

日本人にしてみれば「触らぬ神に祟りなし」と思ってしまうのですが、欧米では大量に流入してくるイスラム系の難民の問題なども含め、一般市民の複雑な事情があるのでしょう。

しかし、全く風習や宗教、そして価値観までもが異なるキリスト教徒が大半の西洋とイスラム教徒が多数を占める中東諸国では、「言論の自由」に対する価値観が全く異なってるのは認めざるを得ません。

お互いに分かり合えない部分を理解し、お互いの“正義”の押し付け合いをやめる時期に来ているのではないでしょうか?

【参考URL】http://www.independent.co.uk/news/people/salman-rushdie-iranian-state-media-renew-fatwa-on-satanic-verses-author-with-600000-bounty-a6887141.html

億単位の懸賞金がかけられているくらいだから、すごい大事ってことは感じるけど、お金がからむとどうもきな臭い感じがするよね。信仰とは別の何かがからんでいる・・・?

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    既にそれが偶像崇拝だと気付かないのがその宗教の限界。

  2. 日本の名無しさん より:

    悪魔の詩訳者殺人事件
    1991年7月11日、筑波大学の五十嵐一助教授が大学のエレベーターホールで刺殺され、翌日7月12日に発見された。現場からO型の血痕(被害者の血液型ではないため、犯人の血液型とされた)や犯人が残したとみられる中国製カンフーシューズの足跡(サイズ27.5cm)が見つかった。

    五十嵐助教授は1990年にサルマン・ラシュディの小説『悪魔の詩』を日本語に翻訳している。1989年2月にイランの最高指導者のルーホッラー・ホメイニーは反イスラーム的を理由に「悪魔の詩」の発行に関わった者などに対する死刑宣告を行っていたため、事件直後からイラン革命政府との関係が取り沙汰されていた。

    15年後の2006年7月11日、真相が明らかにならないまま殺人罪の公訴時効が成立し未解決事件となった。外国人犯人説が有力なこの事件では、実行犯が国外逃亡したと仮定した場合は公訴時効は成立していないことになるが、警察は証拠品として保管していた被害者の遺品を遺族に返還している。

  3. 日本の名無しさん より:

    ばかみてぇー
    イスラム教事態が偶像じゃん

  4. 日本の名無しさん より:

    イスラム教は愚劣

  5. 日本の名無しさん より:

    過度な宗拝は善悪の正常な判断力を失うだけでなく、人格や精神迄破壊する事がよく理解出来る。この一連の行為が平和な宗教の教えとは到底思えない。

  6. 日本の名無しさん より:

    ムハンマドは神ではない。
    古い時代にはムハンマドの姿も普通に描かれていた。
    今では神とムハンマドの二神教のようになっている。

  7. 日本の名無しさん より:

    この教えによって日本のフィクションにもイスラムは出てきにくいから、過度な幻想を抱かず普及することも難しい。
    ありがたいこって
    つまりかっこ良く描かれない、かっこ悪くも

  8. 日本の名無しさん より:

    このアホどもは偶像崇拝を批判するくせに、コーランやメッカを崇拝してんだよな
    イスラムは本当は平和な宗教()

  9. 日本の名無しさん より:

    だから聖おにいさんにも出てこないんだなあ。
    心の狭い神様だな

  10. 日本の名無しさん より:

    恥ずかしがりやの引きこもり、それがイスラムの神

  11. 日本の名無しさん より:

    問題は欧米がテロに耐えきれるかという事

  12. 日本の名無しさん より:

    ムハンマドたってこんな宗教になるとは思ってもないだろうぬ。

  13. 日本の名無しさん より:

    貧しき者を利用し、騙し、搾取する。
    富める者を、なお富まし、権力を与える。
    それは神では無く、過去現在、すべての宗教(屋)の所業である

  14. 日本の名無しさん より:

    日本では全く報道されないけど、現在ヨーロッパでの移民による銃乱射事件や暴行、金品強奪事件等は毎日にように起きているんだとか
    移民を受け入れていない頃のヨーロッパとは全く状況が変わっていて、本当に危険な状態になっているそうだね
    なのにメルケルは、EUの移民の受け入れは今後も続けていくと明言したから、少なくともこの悲惨な状況はメルケルの任期が終わる2017年まで続くことになるだろう
    今は風刺も冗談では済まない
    何が正義かなんて事は誰にもわからないけど、少なくとも自分の妄信する宗教のために、他人へ迷惑をかけたり害を及ぼす事が正義だとは思えないし、絶対に思いたくない

  15. 日本の名無しさん より:

    いちばん恐ろしいのは
    一般のムスリムが本気でイスラム教が無害だと思い込んでるところ

  16. 日本の名無しさん より:

    一神教の差はこれまでの腐敗の差かもね。

    ユダヤ…元々が流民なのにエルサレム奪還とか物欲出すから…
    キリスト…十二使徒の没後から…
    イスラム…元・9歳の奥さんと二代目カリフの仲違いから…

  17. 日本の名無しさん より:

    ”死刑”とか信者同士の中だけでやってくれ。
    他の文化には決して融和しないくせに、気に入らないことがあれば他の文化の者を”罰する”とか恥知らずもいいとこ。何様なんだよ。あまりの上から目線っぷりに聞いてるこっちが恥ずかしくなるレベル。
    上から目線で吠えまくるなら西側諸国の道具を一切使わないでやってくれ。テロを仕掛けたりそんなに他の文化が嫌いならラクダとナイフでわーわーやってればいい。

  18. 日本の名無しさん より:

    預言者にたよるキリスト教やイスラム教徒は自分の脳みそで考えないのはなぜなんだろう?

  19. 日本の名無しさん より:

    こうゆうことやるからISISとイスラム教全体は違うという主張を完全には信用できないのである。
    とはいえ、政治権力を持ってない故人であるムハンマドを批判したり非難したりすることが、優先順位が高いとは思わない。
    ムハンマドを批判したところで先進国との軋轢を増やしイスラム教徒全体を硬化させることにしかならない。
    その前に腐敗している政治権力や悪徳商人等々と批判することを優先した方が彼らの賛同も得やすく社会全体の改善になると思う。

  20. 日本の名無しさん より:

    イスラム教徒が偶像を禁止してるならイスラム教徒がそれを自主的に守れば良い
    他人にまで強要するなよ

  21. 日本の名無しさん より:

    イスラム教徒にイスラムの戒律を守らせる、それならまだ分かる。
    異教徒にまでイスラム教の戒律を押し付けるのは意味がまるで異なる。
    だから富山コーラン事件みたいな事も起きる。
    イスラム教徒がNo-Noゾーンを形成してしまい警察も介入出来ない
    区域も増えた。
    パリのテロ事件の犯人もベルギーのNo-Noゾーンで潜伏してた。
    穏健なイスラム教徒も集団になれば自分達の戒律を押し付けるように
    なっている現実は報道されないんだよね・・・

  22. 日本の名無しさん より:

    フランスの風刺画は一方的な価値観で相手を侮辱し無駄に敵を作るような煽り方しかしない論調だったから因果応報だと思ったよ

  23. 日本の名無しさん より:

    片手にコーラン、もう片手に剣と言われるイスラム教、原理主義の宗派では基本的に異教徒を駆逐することは聖戦とされる。これは中世にキリスト教徒との激しい戦があったので、そのように解釈をされたのだろう。でもカッパドキアでは仏教徒と仲良く暮らしていたらしいので敵対的な異教徒でなければ聖戦もおこなわれないと言う事なのだろう。
    宗教は経典の解釈の仕方で、とんでもないくらい変わってしまう。そこで自分たち都合の宗派が存在してしまうのが、宗教の恐ろしいところ。

  24. 日本の名無しさん より:

    「シェリール・エルド」じゃなくて、「シャルリー・エブド」では?
    スペルは「Charlie Hebdo」だから、全然違うじゃないか。

  25. 日本の名無しさん より:

    ファトワーの存在だけでイスラムの糞っぷりを評価するのには十分。

  26. 日本の名無しさん より:

    こんだけ問題起こす奴が多いのに
    イスラム教に偏見持つなって方が無理

  27. 日本の名無しさん より:

    イスラム教徒とは関わりたくないね。
    めんどくさそうだし、、すぐ死刑とかテロとか言い出すから命がいくつあっても足りないわ。
    死にたくないし関わらないのが一番。
    出来ればイスラム教徒達には火星にでも行ってもらいたいもんだね。
    地球から出て行って欲しい

  28.   より:

    「自分は平和的なムスリム。ISISとは違う」
    と言ってるムスリムも、同じ口で
    「殺人より罪が重いのはアラーへの不信心」だと宣う。

    裏を返せば、平和的なコミュニティでさえ何時でも宗教を殺人の免罪符にする土台が整ってるということ。

    こんなふうに血塗られた方向への拡大解釈が容易な宗教と共存できるわけがない。
    石油利権等を巡る他国の干渉が無かったとしても、こんな価値観を持つイスラム教圏に平穏は永久に訪れるわけはないし、ムスリムに入り込まれた他文化社会に共存共栄の道は決して拓かれない。
    大昔でも「改宗か死か」の2択で異教の近隣国に攻めいってたわけだし。

    世界を不幸にする偏狭な宗教だよ。

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