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うまい話なんてない!?運用のリスクとリターンについて考えよう

2013/09/25
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リスクはマイナスイメージ?

皆さんは『リスク』と『リターン』という言葉にどのようなイメージを持たれていますか?日常的には『リスク』は危険というマイナスの意味で使われることが多く、『リターン』は将来得られる可能性のある利益というプラスの意味で使われることが多いのではないでしょうか。

資産運用での『リターン』は、利息や配当などの『インカムゲイン』と譲渡益の『キャピタルゲイン』を合わせた収益のことを意味しています。一方『リスク』は将来に対する不確実性という意味で使われますので、一方的にマイナスの意味がある訳ではないのです。

たとえば、「株式は債券に比べるとリスクが高い商品である」と言われますが、これは株式の方が債券より予想外の事態が起こりやすいため、プラスにもマイナスにも大きく変動しやすいということを意味しています。大きく損をする可能性も高い代わりに、大きく利益を得る可能性も高いということです。そのため、リスク許容度の高い方に向いた商品性であると言われています。

ローリスク・ハイリターンはありえない

投資の世界でも現実世界と同じように、大きな収益を期待するにはリスクが高く、逆にリスクを小さくするには収益は少なくなるという関係が成り立っています。

為替に影響を受ける商品の場合、円安の影響で収益を増やすことができますが、逆に円高の影響を受けて損をしてしまうことがあります。円建て商品の場合、為替による影響を受けないので、円安や円高により直接損や得をすることはありません。

どちらが良いという訳ではなく、どちらがご自分の投資スタイルに合っているかという視点で商品を選択する必要があります。

リスクを小さくする方法

リスクを減らす効果が高いと言われている方法に『分散投資』があります。「卵は一つのカゴに盛るな(Don’t put all your eggs in one basket)」という格言があるように、ひとつのカゴに全部卵(=資産)を入れずに複数のカゴに分散すれば、卵がすべて割れてしまう危険が回避され、安定的な運用ができると言われています。

分散方法としては、

①銘柄分散
②資産分散
③地域分散
④期間分散
⑤時間分散

などがあります。大雑把に説明しますと、①は同じ会社だけ買っていると、その会社が倒産した時に損害が大きいということです。②は株式だけでなく、債券や投資信託や預金などに資産を分けた方が予想外の事態に対応できるということです。③は地域・国を分けることで、為替や国のリスクに対処可能であるということです。④は償還時期が異なる商品を買うこと、⑤は購入時期を分けることを言っており、そのようにすることで価格変動に対処可能であるということです。

これらの方法を組み合わせることで、リスクを抑え、安定的なリターンを得られる運用ができると言われています。

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