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豪華なユニーク手当がなくなるかも!?米ベンチャー企業が節約を始めてる!

2016/07/26
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アメリカは「創業大国」と言われています。米バブソン大学の調査では、2014年に独立し、会社を立ち上げたアメリカ人はなんと1440万人。実にアメリカの労働人口の6.6%に当たる割合です。

そして、その中でも特に目立つのがベンチャー企業の創設。スタートアップ企業と呼ばれる事もありますが、世界中で話題になったタクシー配車サービス「Uber」などがその一例です。

従来のビジネスモデルとは全く異なる、斬新なアイディアと技術を持ち備えているのがベンチャー企業の特徴と言えます。

一大新ブームを期待して!スタートアップへの巨額投資

しかし、新しく事業を始めるには、やはりそれなりの資金がないと無理な話です。英ビジネスコンサルティング企業「アーンスト・アンド・ヤング」によると、アメリカで2014年度にベンチャー企業へ投資された金額は約4兆円です。

ちなみに日本でのベンチャー企業への投資額は740億円。これにより、アメリカでは多くの投資家がスタートアップ企業に注目しており、ベンチャー企業を起こしやすい環境である事が分かります。

国別ベンチャーキャピタル投資金額

  1. アメリカ・・・約4兆円
  2. ヨーロッパ・・・約8900億円
  3. 中国・・・約4200億円
  4. カナダ・・・約1200億円
  5. インド・・・約2160億円
  6. イスラエル・・・約2040億円
  7. 日本・・・約740億円

そして、このスタートアップ企業の中でも、投資家たちが最も注目をそそぐのがハイテク企業です。ハイテク企業は現在業績が良くなくとも、大きく成長する可能性があるとされています。彼らの株は非常に人気で「モメンタム株」と呼ばれています。

モメンタク株はバイオ関連企業として有名なギリアンドサイエンシスなども含まれますが、フェイスブックやツイッターといったハイテク企業が多く含まれています。

卵子保存支援に旅行手当!?ベンチャー企業の羨ましいボーナス

このハイテク企業は、豊富な資金源を元に従業員に対してユニークな手当を支給している事でも有名です。

アイデアが命のベンチャー企業にとっては、ユニークな発想の出来る優秀な人材を逃すのは、企業の今後を左右する話です。

そのためベンチャー企業の中には、健康保険や通勤手当はもちろんのこと、数多くのユニークな福利厚生があり、マスコミの注目を浴びる事もしばしば。ここで、ユニークな手当をいくつか紹介しましょう。

卵子冷凍保存支援

フェイスブックとアップルは、最大2万ドル(約210万円)までの卵子冷凍保存に対する経済支援を発表。優秀な女性職員の引き留め対策として講じられたのですが、対象者は配偶者や米国内にパートナーを持つ男性職員も含まれるのだそうです。

またアップルでは、不妊治療に成功しなかったカップルに対しては、養子縁組費用の援助も始めると発表しています。

オフィススペース改善費用

ソフトウェア開発企業「アサナ」は、朝から晩まで机の前に座って働くエンジニアを最大限に支援するため、1人につき1万ドル(約106万円)をオフィス空間の改善費用として支給。多くの職員は、岡村製作所の机と椅子(約40万円)を注文するのだそうです。

長期有給休暇と旅行費用負担

医療関連ソフトウェアー開発を手掛ける「エピック・システムズ」は、1か月程の長期有給休暇を取る職員と同伴する友達の旅行費用を負担。しかし旅行先は今までに訪ねたことのない場所である事が条件だそうです。

ハイブリッド車購入費用

データ管理ソフトウェアなどを提供する「インテグレイド・アチーブ・システムズ」は、職員を取り巻く自然環境にも注目しました。総合的により良い環境を作り上げるために、ハイブリッド車の購入に限って資金1万ドル(約106万円)を支給しています。

この記事の海外に対する反応

卵子冷凍保存って…。結局は仕事優先の人生にさせてるだけなのでは?

↑妊娠をするな、という企業側のメッセージだよね。

男性中心の社会が作り出した、女性にとって不幸な福利厚生だよ。

IT関連のベンチャー企業は、女性にとっては働きにくい所なのがよくわかるよ。

長期の有給休暇はいいよね。

休みが長い分、家族と過ごせる時間が増えるというのは、最高の福利厚生だと思う。

今働いている会社には、年2回の服装自由デーがあるけど、それ以外は大した手当はなし・・・。

やっぱりすごい手当をちらつかされると、しっかりと働くよね。

ベンチャー企業だけでなく、伝統的な大企業もユニークな手当を支給し始めてる。企業が従業員を貴重な資源として考慮しだしたのでは?

週に1度は在宅勤務、という特典があれば一番いいよね。

↑職場にこもっていても効率は上がらないから、週に何度かは在宅勤務っていうのは賛成。

職種によるだろうけど、今後はオフィスに週5日出勤する事自体が珍しくなると思うよ。

会社にジムがあるのが一番いいよね。

社内には無料の食堂、ジム、そしてヨガ教室…。結局は、帰宅せずに出来るだけ長く働けという事だよね。

長期有給休暇の元々の理由は、頭をすっきりさせて新しい職場で頑張って、という事。元の部署に戻る事は少ないよね。

女性職員には卵子冷凍保存ではなくて、自由勤務時間制とか多様な働き方を提供した方が良いと思うけど。

車購入資金ほしい。

環境を考えるなら、自宅勤務にして通勤時間を減らしたほうがいいのでは?

優秀な人材を引き留める為に、企業が様々な福利厚生を提供してる。日本でもやるべき。

今では家族一員となったペットの医療費や、手入れ費用まで出してくれる企業もあるんだって。

大盤振る舞いもここまで?豪華手当がなくなりつつある!?

中国経済の低迷と同時にオイル価格の下落などが重なり、一般企業の株価は不安定な状態が続いていますが、ベンチャー企業だけはなぜか好調だった株式市場。しかし、今年の2月初旬にモメンタム株もとうとう急落してしまいました。

このモメンタム株の下落を受け、ベンチャー企業の投資家たちも手厚い手当を施す企業に対して、節約を始めるように説得を始めたとも囁かれています。

以前は手当として人気だった、1台につき1000~1万5000ドル(約10万~160万円)はする、オーダーメイドの超高級自転車ブランド「パロアルト」もその影響を受けています。

この会社の経営者であるジェフさんは、以前は昇進した従業員への手当として1万ドル(約106万円)の自転車がよく注文されていたようですが、今ではその注文数も大幅に減っていると話しています。

またジェフさん曰く、ベンチャー企業も職員への手当はより実用的なものへと変化しつつあり、贅沢品の購入は減ってきているとも述べています。

米紙「フォーブス」によると、アメリカ国内でベンチャー企業は毎月54万社設立されているそうですが、設立2年後に生き残っている企業はこの内の69%。4年後には44%までに落ち込み、7年後になるとさらに減って31%までになるのだそうです。

ベンチャー企業の株価が下落し始めたことにより、投資家たちのベンチャー企業に対する視線が益々厳しくなる気配がしてきました。今後は今までのような豪華な手当は珍しくなっていくかもしれません。

【参考URL】http://www.nytimes.com/2016/02/10/technology/fall-in-tech-stocks-is-faster-and-farther-than-broader-market.html
http://uk.businessinsider.com/silicon-valley-startups-buying-fewer-10000-bikes-as-signing-bonuses-2016-2?amp?r=US&IR=T

年末ボーナスがセロリ2束だったっていう会社もあるらしい。ハハッ、なんて羨ましいんだw

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    羊水腐ってますよっと

  2. 日本の名無しさん より:

    uniqueをユニークって訳すなよアホ管理人

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