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ウエディング費用は誰が出す?イギリス編

2015/01/14
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イギリス人カップルの多くは、まだ教育ローンが残っていたり、マイホームの購入のための前金を貯めていいたりと、何かと金銭的に余裕がない時に“結婚”という、人生で大きなイベントを経験する事になります。

イギリスの結婚情報雑誌ブライズマガジンによると、イギリス人は平均2万4716ポンド(約430万円)を結婚式のために費やすのだそうです。

イギリスの伝統では、結婚式費用は花嫁の家族が全額を支払う事になっています。しかし、大手イギリス高級百貨店ジョン・ルイスの調べでは、現在たったの9パーセントのカップルのみが伝統にのっとり花嫁の両親から結婚費用を出してもらっているのだとか。

では、現代のイギリス人カップルはどうやって高額な結婚費用を確保しているのでしょうか?今回は、イギリスでの結婚式費用の現状についてお伝えします。

結婚式費用のための募金活動

クレアさんとケビンさんのケースを見てみましょう。

彼らの結婚式費用は、合計2万4565ポンド(約430万円)かかりました。彼らは非常にラッキーなカップルでした。

ホテルのウェディングパッケージ1万6000ポンド(約276万円)、ウェディングドレス800ポンド(約14万円)、ブライズメイド用ドレス400ポンド(約6万9000円)の合計1万7200ポンド(約300万円)と、結婚費用の大半をクラアさんの両親、つまり、花嫁の両親が支払ってくれたのです。

しかし、彼女の両親からの結婚式費用援助だけでは、まだ全額を支払う事はできませんでした。

そこで、クレアさんの家族全員が彼らの結婚式の資金援助を申し出てたのです。

彼女の祖母は教会利用費250ポンド(約4万3000円)、彼女の弟は披露宴でのDJ費用150ポンド(約2万6000円)、彼女の叔母と叔父は弦楽四重奏曲団費用500ポンド(約8万6000円)を支払ってくれたのです。

さらに、彼女の友達でさえヘアードレッサー費用50ポンド(約8600円)も援助してくれることになりました。

しかし、ここまで援助を受けてもまだ6,415ポンド(約111万円)の支払いをどうにかしなくてはなりません。

そこで彼らは婚姻届費用、招待状、スーツ、その他の諸費用を彼らの預金3,745ポンド(約64万6000円)から出しました。

そして、彼らは海外在住者なので移住先に戻るための航空券、カメラマン、結婚式用の車、他の諸費用の合わせて2,670ポンド(約46万1000円)はクレジットカードで決済をする事になったのです。

さて、花嫁の親族ほぼ全員が援助をしてまでの豪華な結婚式をあげたクレアさんとケビンさん。ここまでする程の価値があったのでしょうか?

クレアさんは、“夢のようなウェディングだったわ。でも今振り返って見ると、たった一日のイベントの為に少しお金を無駄に使いすぎたように思うわ。私の姉は、タイで素晴らしい結婚式を挙げたけど、費用はたったの4000ポンド(約69万1000円)だったし...。”

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一般的な支払い方法

では、クレアさんとケビンさんのように、花嫁さんの親族が結婚式の費用を一部援助するのは、現代イギリスでは一般的なのでしょうか?

www.VoucherCodesPro.co.ukが過去6ヶ月以内に結婚した人1,750人以上を対象に行った調査では、以下のような結果が出ています。

  • 花嫁と花婿が費用を一緒に全額負担‐33%
  • 花嫁の両親が全額負担‐3%
  • 花婿の両親が全額負担‐2%
  • 花嫁と花婿の両両親が費用を負担‐4%
  • 花嫁の両親と一緒に費用を負担‐21%
  • 花婿の両親と一緒に費用を負担‐12%
  • 花嫁と花婿の両親と花嫁と花婿が費用を負担‐24%
  • 他‐1%

この調査結果によると、大半のカップルは自分達で全額を支払うか、やはり彼らの両親達と費用を負担しあって支払いを行っています。

イギリスの伝統にのっとって花嫁の両親が全額を負担すると言うのは稀になったけれども、やはり何らかの援助を受けて結婚費用を工面するのは、現代イギリスでも珍しくないようです。

【参考URL】https://uk.finance.yahoo.com/news/how-do-i-afford-a-wedding-135056613.html;_ylt=ApFW7pEXEp9bBMA.XUOyGN7Sr7FG;_ylu=X3oDMTE2cDcyZjM4BG1pdAMEcG9zAzQEc2VjA01lZGlhQkNhcm91c2VsTWl4ZWRMUENB;_ylg=X3oDMTBhY2IwdWc5BGxhbmcDZW4tR0I-;_ylv=3
http://www.independent.co.uk/news/uk/this-britain/couples-shun-tradition-that-says-brides-parents-should-pay-for-weddings-8081832.html

この記事に対する海外の反応

全くばかげてるわよ。高額なお金を出してまで結婚式を挙げたい人なんて、全く理解ができない。

少ない金額でも素敵な結婚式が上げられるわよ。わがままと見栄っ張りな事はやめなさいよ!

私の友達の両親は、彼らの娘のために3万ポンド(約500万円)を全額負担したけど、彼らは8ヵ月後に離婚したのに、未だに借金を返済してるわよ!!

私達がしたようにやってみたら?

私達は同棲12年後にやっと結婚を決めたの。だから一般的なものよりも、大きなウエディングを考えたんだけど、結局特別な日にしたかったからロマンチックな旅行を予約し、その時の旅行先で結婚したの。

勿論、私達以外は誰にも告げず。旅行から帰ってきて皆を驚かすのは本当に楽しかったわ。この結婚式から既に20年がたったけど、未だに私達は幸せいっぱいよ。

前に結婚式会場で音楽を担当していたけど、みんな常識から外れたような豪華な結婚式をしてた。

愛情を感じると言うよりも、友達との激しい見栄を張りあった競争のように感じたけど。

結婚するのに絶対に必要な費用は、婚姻届を出す費用のみ。

もし教会に定期的に通っているようなら、教会での結婚式費用も免除してくれるところも多いわよ。

今では多くのカップルが正式に結婚せずに、長年の同棲を経て、彼らの子供達が大きくなって、金銭的に余裕が出てきた時に結婚式をあげてるよ。

地元のクラブを60ポンド(約1万円)で借りて、家族とシェフの友達が料理を担当してくれた。その費用が50ポンド(約8,600円)。

会場でのディスコでは、家族にプロのDJがいるから、彼に頼んだのでタダ。式の後は、コッテージで週末をすごしたんだけど、なんとも素晴らしい時間を過ごす事ができたよ。

勿論、4年たった今でも幸せ。

貴方がどういう結婚式を望んでいるか次第。パートナーを愛しているから単に結婚をしたいだけなのか、それともただ単にウェディングドレスに憧れて、皆からの注目を浴びたいから大きな結婚式を挙げたいのか。

大きな違いは、前者は、結婚式が終わっても銀行にまだ貯蓄が残っていると言う事だと思うよ。

結婚の届けを出すのに35ポンド払った。届出の時は持っていたスーツを着ただけ。その後は、自宅で皆とパーティー。飲食類は皆持参してくれたよ。

あれから25年たった今でも、仲良く一緒に暮らしてる。3万5000ポンド(600万円)の結婚式をした人で、どれだけの人が今でも幸せだって自信を持っていえるんだろうか?

こういう記事を読むと笑っちゃうわよ。結婚って、本当はすっごく安い物なのよ。

私達は教会で式を挙げたわ。花、音楽、写真、特別な衣装無しで。支払ったのは、式を挙げてくれた神父さんにだけ!

たかが一日のイベントの為に何でそんなに高いお金を払うのよ?どれだけのカップルが5年後にもまだ結婚してんのよ。

お金は新居を買う前金へ回したほうが賢いわよ。豪華な結婚式は、無必要なショーよ。

ちゃんと調べて、いろんな所に聞いてみれば、自分の好みの結婚式が低額でできるわよ!

結婚式に多額なお金をつぎ込む何てばかげてる。結婚式費用の借金のためにけんかをするなんて、なんて素晴らしい新婚生活なんだろうね。

ブライダル産業に踊らされてるだけ。もし誰かを愛しているなら、多額のお金を払って貴方の愛を示しましょう、って言うのはおかしな話だよ。

両親にお金を負担させるなんて、なんて自分勝手なんだ。たった一日のために高額なお金を出すなんて・・・・。

結婚式は、結婚するカップルの為であって、ゲストを喜ばせる為の物ではないよ。

結婚式は、自分達の友達や家族が結婚する2人が自分達の新しい仲間になる事を祝う式だよ。友達よりどれだけ豪華で、高額かを競うものではないよ。

本当にお金の無駄。同棲して、新居を2人で買ったほうがよっぽどまし。

無駄遣いはやめて、シンプルな結婚式にすればいいのに。

忠告しとくけど、結婚するよりも結婚し続けるほうがよっぽど難しい事なのよ!!

結婚式の費用が足りないからと言って、家族全員に援助を頼むって言うのはおかしくない?

ゴッシップ誌に載っているような結婚に憧れたけれども、3人に1人は離婚するんだよ!!高いお金を出す価値があるのかなー?

借金を抱えての結婚生活って最悪だよ。

結婚式になんでそこまでお金が使えるのか分からない。

まとめ

どうでしたか?イギリスでは、結婚式費用は誰が支払うのかをテーマにした記事。

日本のように結婚式に現金をお祝いとして渡すのが本来習慣ではないイギリスですが、上記の調査では、30%の現代イギリス人カップルは、プレゼントを貰うよりも、出来るだけ結婚資金の足しになるように、現金をプレゼントされる事を望んでいるのだとか。

ウェディングプランナーのミッシェルさんのアドバイスによると、一番大切なことは、初めに具体的な予算を立てることだそうです。そして、この予算の中で何にお金を費やしたいかを考え、それからいろんなお店をみて回る事だそうです。

後、結婚に向けてカップルで貯蓄口座を開いたり、家族や友達からクリスマスや誕生日プレゼントを貰うよりも、結婚式費用のための募金をお願いするのも1つの手だそうです。

結婚を考えている方、何か参考になるような事がありましたか?

ヒ~!結婚式にかけるお金って、いろいろなんだなぁ…。安くすめばもちろんいいけど、盛大にしたいって気持ちもわかるしね。しかし色んな人の気持ちでたくさんのお金が集まるっていうのはいいね!祝福されてるって感じがするよ~。
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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    最近、親戚で結婚した人が5人くらいいるけど、結婚式をやったのは大地主に嫁いだ従姉妹だけだったなぁ。

    日本で結婚式に幾ら掛かるか正確には知らないけど、その金があるならもっと有益な使い方は幾らでもありそうだから勿体無いよ。

  2. 日本の名無しさん より:

    だいぶ変わったのかも知れないけど、披露宴で花嫁・花婿を双方の親類縁者に紹介したり、仕事関係者に認知して貰ったりが日本では重要だから、なかなかこじんまり出来ない事情はあるなぁ。
    ウチは二人とも30代半ばを過ぎてたし、実家も仕事も関東と九州で離れてたから、家族だけで海外挙式したけど、後から夫の親類に「披露宴出たかった」と文句言われたよ。
    友人夫婦は、二人とも九州出身で東京で働いてたが、東京と九州の両方で挙式したよ…

    1. Estella より:

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