急にお金が必要になった、ということになれば金融機関からお金を借りる人は少なくありません。
しかし、信用のある人はお金を借りやすく、また信用がない人はお金が借りにくいというのが現状です。
しかし、一度でも信用がなくなった人（ブラック）も利用できるところもあるようで、そこからお金を借りる人も少なくありません。
今回はそんな人でも利用できるエニーという消費者金融の特長を見ていきましょう。
もう借りられない？ブラックになってしまったらどうなる？
金融において、与信が低い人のことをブラックといい、ローンの申し込みや借り入れなどに制限がかかります。
個人信用情報機関が収集している支払い情報、通称「ブラックリスト」に登録されている人で、金融機関が顧客の危険度の判断によって、ブラックかどうかを判断されます。
ブラックリストに登録されてしまうと、クレジットカードを新たに作れなくなったり、ローンを組んだりすることができなくなります。
このことは、住民票などに記載されたり、保険に加入できなくなったりするのではないかと噂がありますが、実際にはそのようなことはありません。
時効もある！登録される事故情報
債務の状況によって、信用情報機関に事故情報が登録され、登録される内容は以下のようなものがあります。
- 債務の延滞
- 債務整理
- 保証会社による代位弁済
- 破産や個人再生
債務には時効があり、最終取引よりある程度時期が経てば、時効主張の権利が得られます。
| 最終取引から時効主張の発生 | 主な債務 |
|---|---|
| 2年後 | 売掛金、給料など |
| 3年後 | 損害賠償、慰謝料など |
| 5年後 | 消費者金融・銀行・カードの債務、家賃など |
| 10年後 | 判決で確定した債務、個人間のお金の貸し借り・売買代金 |
ブラックでも対応！消費者金融のエニー
ブラックになれば、お金をなかなか貸してくれないと思っている人が多いと思います。
しかし、ブラックにも正規に対応してくれる消費者金融があり、全国にそのような金融機関がある中で、今回は「エニー」という金融機関について説明します。
ブラック対応と聞くと、何かイメージが悪いといった印象を感じ、業者の中には大手に似せた名称・登録番号を使って悪質な対応をするところがあるのは事実です。
ただ、全てがそのような感じではなく、正規の消費者金融でもブラック対応をしています。
もともとは都内の来店でしか対応していませんでしたが、振込での対応も可能になったため、全国各地から必要書類を送付すれば振り込みをしてくれます。
都内の人なら直接来店で即日融資が受けられ、手続きも簡単に行うことができます。
審査があるので、ブラックなら誰でも利用できるわけではないので、その点は注意してください。
どんなものがある？エニーが提供しているローン
エニーはフリーローンをはじめ、不動産担保ローンも実施しています。（こちらもご参考に→anyはブラックでも借りられる？口コミをチェック）また、複数の金融機関から借入している人のためにおまとめローンもあります。
主に提供しているローンサービスをまとめましたので、自分のニーズに合ったものを選ぶことができます。
| 商品の特徴 | 1dayダイレクト | フリーローンビック | おまとめローン |
|---|---|---|---|
| 融資額 | 1万円～100万円未満 | 100万円～300万円 | 50万円～500万円 |
| 実質年率 | 18～20% | 12.6～15% | 5～15% |
| 遅延利率 | 20%/年 | 20%/年 | 7.3～20%/年 |
| 返済回数 | 1～60回 | 120回まで（要相談） | 360回まで（要相談） |
| 返済期間 | 1～60か月 | 最長1年 | 最長30年 |
返済方法は3つとも元利均等返済方式で、元金と利息の合計が返済期間内で均等となります。
申込者本人の収入が少なくて借り入れが難しそうという場合は、配偶者貸付というサービスがあり、配偶者の収入と合算して審査できるようになっています。
ブラックにも対応！エニーが評価される理由
エニーが評価される理由としては、まず審査が柔軟であること、そして融資実行率がとても高いことが挙げられます。
債務整理を経験あるいはその最中の人でも借りられるのだから、審査が柔軟なことは非常に評判が良いことになり、誰でも借りやすいと感じるのです。
50万円以上の融資を受ける際は、身分証明書と直近2か月以内の給与明細書か源泉徴収票が必要です。
また、融資には印鑑が必要なので、必要な書類とともに忘れないようにすることが大事になります。
初めて申し込むときには以下の書類が必要なので、忘れないようにしましょう。
- 運転免許証
- 保険証
- パスポート
本人の確認ができる書類の住所と現住所が異なる場合は、以下のいずれかの書類も必要です。
- 公共料金の領収書
- 社会保険料の領収書
- 国税・地方税の領収書
エニーはアルバイトやパート、派遣社員でも安定した収入があれば融資の契約ができます。
また、専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば契約ができ、契約には担保や保証人の必要はなく、一度利用したことがある人でも再度申し込みができるのも特長です。
どの方法でも、上記の書類と印鑑が必要になるので、必ず全部そろえるようにしましょう。
これがあると無理！審査が通らない人の特長
エニーはもちろん正規の消費者金融なので、正規の消費者金融での審査基準どおり、他社の債務の延滞中または自己破産の免責中である人は審査が通りません。
消費者金融には総量規制という仕組みがあり、年収の3分の1以上の借入はできなくなっていて、たとえ年収が300万円あったとしても、100万円の借入ができないことになります。
申し込んだだけでもなる？ブラックになってしまうもの
借金の返済を延滞すると金融事故として扱われ、延滞の繰り返しや長期の延滞をすると、金融事故になってしまいます。
長期の延滞は61日以上の延滞を引き起こせば金融事故になるので、なるべく延滞は避けるようにしましょう。
ローンが組めなくなったり、新たにクレジットカードが作れなくなったりする状態を金融ブラックと言い、このほかに申込みブラックという言葉もあります。
申し込みブラックは一度に複数の消費者金融に申し込んだ人のことで、1社の審査が落ちてもう1社受けて、というようなことをしていると、1～6か月の間は申し込みが全くできないという状態になるのです。
携帯電話の分割払いを延滞しても、金融ブラックになり、見た目は消費者金融と関係がないように思われますが、携帯電話料金の延滞でも金融事故として扱われます。
その事実が個人信用情報機関に登録されてしまい、先ほどにも合った通り一定の期間は借入の申し込みが制限されてしまいます。
これらの機関では、利用者のブラック情報を確認するほかに、入金や支払いの履歴、他社のカードの保有状態なども確認します。
ご自身がブラックかどうかは各機関で開示請求ができるので、確認したい場合は各機関へ問い合わせてください。
【参考ページはこちら】
ブラックの人はフクホーでも借りられる？
借り入れは即日融資も可能で、配偶者貸付のサービスもあるので、初めての人でも利用しやすいのではないでしょうか。
また、自分がブラックかどうか確かめたほうがよく、返済に遅滞があるなど問題があれば、たとえエニーであっても審査に落ちる可能性があるので要注意です。
なので、完全に新規申し込みや借り入れの利用が一生できないというわけではありません。