小規模業者のキャッシングは安心？「あおい」の場合

キャッシングの「あおい」とは、セレクトファイナンスの事です。口コミでは、あおいは闇金ではないか？という質問が出てくる事がありますが、正規の消費者金融です。個人運営の消費者金融ですので、当然規模は小さいです。

「あおい」は小規模な会社です

キャッシングの「あおい」とはセレクトファイナンスの事を指しており、地方にある小規模なキャッシング会社になります。「あおい」（セレクトファイナンス）は、個人経営のキャッシング会社になるのですが、在籍場所は三重県になります。

このような小規模の会社は全国に数多く存在し、ホームページすらない所もたくさんあります。地方にあると特に人に知られる機会は少ないので、利用する人は限られているでしょう。

しかし、電話番号など情報を得る事ができれば、当然、お金を借りる事はできます。もちろん、小さな業者の中には全国に対応していない会社もあるので、どの消費者金融でもできるわけではありません。

このセレクトファイナンスは、規模は小さいですし店舗が他にあるわけではありませんが、全国対応となっています。

ただし、ホームページで詳細を明記しているわけではないで、金利などの情報を得ることは難しいのが現状です。これは、この「あおい」（セレクトファイナンス）に関わらず、小規模業者の特徴の一つと言えるでしょう。

実際に、この「あおい」（セレクトファイナンス）をネットで調べると住所や電話番号はわかるのですが、キャッシングの内容までを知ることはできません。直接、電話をして聞くしかないようです。

これは、この「あおい」に限らず、小規模業者全般に言える事です。もちろ小規模業者でもホームページなどで情報発信している所もあります。

小規模消費者金融の特徴

そもそも、多くの方が犯している間違いがあります。いわゆる借金初心者にありがちですが、消費者金融＝闇金と思っている人が多いようです。これは明らかに違います。キャッシング会社はもちろん消費者金融の事です。
（⇒キャッシング会社一覧はこちら）

• 消費者金融＝闇金ではない
• サラ金＝消費者金融であり、サラ金は古い呼び名
• 闇金＝違法な経営をしている消費者金融
• 街金＝小規模な消費者金融を指しており、中には違法業者が紛れることも

大まかに整理するとこんな感じです。こうやって見ると「あおい」（セレクトファイナンス）も街金と言えるでしょう。ですので、街金では注意が必要なのも確かです。

しかし基本的には、きちんと正規でがんばっている業者は多いのです。ただ、個人で細々とやっていると、どうしても闇金と間違えられやすくなります。

消費者は、何かとコマーシャルをやっているような大手の方に目が行ってしまいますし、そちらの文言ばかりを信じてしまいます。それは当然ですし、それはそれで間違いではありません。

闇金とは、多くの方が知っているように、一言で言えば違法業者です。違法業者もいろいろあるので、悪徳業者と呼ぶ場合もあるでしょう。もちろん、貸金業として行政には登録していません。ですので、（偽装している場合は別として）登録番号はありません。

金利も顧客に対する融資の返済対応も法律に準じていない為、トラブルが多発します。法律に準じていないどころか、ありえない数字の金利の所もあります。法律では金利の上限は２０％となっています。これを目安に覚えておくといいでしょう。

もちろん大小に関わらず、行政に登録している正規の業者ならば間違いはないでしょうし、正しく営業しているのならば大手も中小でも提供されているサービスの正しさで言えば、差はありません。

しいて言えば、違いは回りに対しての認知度や規模により、提供できるサービスの質や量には違いはあるでしょう。

大手と中小規模違いの一例

• 金利
• 対応の地域範囲
• 借り入れ・返済の方法
• 審査の厳しさ・緩さ　　　など

特徴的なものは、金利の違いです。大手の方が当然、会社としての資産があります。コマーシャルなどで多くの人に見てもらえる分、顧客が増えます。顧客が多い分、金利を安く設定しても会社はやっていけるのです。

中小消費者金融は、顧客が少ない分、もちろん法律内ではありますが金利を高く設定しないとやっていけません。これは、返済されないお金も考慮するからでしょう。（返済が滞る人は、やはりいるのです。）

他にも、大手は全国展開している会社がほとんどなので、コンビニを使えるようにしていたり、無人機の設置をするだけの力があります。銀行とグループ化している会社だと、銀行に関わる特典があったりします。中小規模だと、そこまでの力はありません。

特に、行政にしている登録の内容で見るとわかりやすいのですが、法人で登録している会社と個人で登録している会社では、法人で登録している会社は何かと会社名を聞いたことがある、なんて事が多いでしょう。

ちなみに個人でやっている場合、これはこの業種に限った事ではないですが、事務所を別に持っている人もいる反面、自宅の一部が事務所になっている会社もあります。

中には過去、金融事故を起こした人にも融資してくれる所もあります。もちろん、それぞれの基準や審査がありますので、全てではありません。
（⇒キャッシングの審査基準ってどうなってる？）

大手消費者金融の審査の場合は、属性と言って、会社が持つ顧客データにより審査内容の項目ごとに点数をつけたり、似た過去データで区分けして判断したりします。これはコンピューターでの作業になります。

ですので、申し込み者が実際は返済可能だったとしても、過去データから判断される属性により機械が融資ができないと一律的に判断される事もあるのです。それで審査に落ちる事になります。

対して、小さく運営している所は、機械での判断ではなく、最初から人での判断になります。

例え、過去延滞を繰り返した人でも、心を入れ変えて頑張っている人がいるとします。そういう人は、面接できちんと見てくれます。少しずつなら返済できるというのならば、一緒に相談に乗ってくれます。審査が緩いというのは、そう言う事です。

小規模の場合、大手よりも事情のある人が来る率が多い分、返済に対するリスクが上がります。その為金利が大手よりも高い事が多く、金利や利便性で考えると大手の方が利用しやすいと誰もが思うでしょう。

しかし、大手の審査で落ちたがそれでもお金が必要な人は、中小規模の消費者金融の方が有難いのです。

闇金と正規の業者の見分け方

ただ、小規模消費者金融は名前が知られていない分、どうしても闇金と間違えられやすいと言う事実があります。お金を借りる側からすれば、名前の知られていない業者に対して慎重になるのは当たり前の事でしょう。闇金では？と思うのも無理がありません。

しかし、闇金ではなくコツコツと頑張っている会社だってあるのです。では、どうやって闇金と正規の消費者金融と見分けるのか。

• 貸金業としての登録番号があるかどうか
• 貸金業協会に登録しているか
• 連絡先が携帯か固定電話か
• 金利は法律の範囲内か
• ＤＭや電話での勧誘があるかないか

よく見ると消費者金融のホームページにも登録番号が記載されています。大抵はＴＯＰ画面下部の方に載っています。広告にも表記する事は必要なことなのです。

また、貸金業協会が業界にはあり、多くの消費者金融はその貸金業協会に登録しています。闇金は当然、ここには登録していません。ですので、この番号があるかどうかも判断基準になります。

ただし、小規模業者の中には協会に加入してもメリットが少ないとして、協会に登録しない業者もあります。どちらにせよ、登録している業者は正規であるとわかるので、参考にはなります。

登録番号に対する注意事項として、闇金の中には偽番号を載せている所もあります。登録番号は金融庁で調べる事ができるので、心配な方は金融庁のホームページにて検索を掛けることをお勧めします。

また、闇金は一度連絡をすると、やたらと金融会社から連絡が入る事があります。住所などが知られてしまった場合には、向こうからＤＭが頻繁に送られてくる事もあります。

基本的な事として、闇金の連絡先は携帯番号であること。金利は法律で上限が決められているため、異常に高い金利の場合は注意が必要です。

会社名も、正規の業者と似かよった紛らわしい名前を使っていたり、登録番号も一度抹消された他社の番号を上手く使っている所もあります。気をつけましょう。

貸金業の登録とは

大抵は、広告やホームページの下部に載っています。上記した通り、登録は必須ですし、表記もしなくてはいけません。登録番号が載っていない場合は、闇金の可能性が大です。

表記例）関東財務局長（２）第９９９９９号

会社が倒産したりして廃止になった場合、その番号を他社が新たに使う事はない

これらの番号は検索できます。金融庁のホームページに検索機能がついています。番号でも会社名からでも調べる事ができます。

中小の消費者金融は、地方も含めて数多くありますが、それぞれに特徴があり、中には親身になって話を聞いてくれる所もあります。ただ、キャッシングの初心者には多少ハードルが高いかもしれません。初心者には、誰もが名前を知っている大手をお勧めします。

しかし、過去の事故履歴によって今後の借り入れを難しくしてしまった人は、小さな消費者金融を利用するといいでしょう。全国対応してくれる所もありますし、地方ならではの所もあります。もちろん、同じ徹を踏まない様、しっかりと返済する事は言うまでもありません。

【参考ページはこちら】
キャッシングって悪いことなの？