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ずばり!ネット専業銀行系キャッシングの使い勝手とは

ネット専業銀行というのはいくつかありますが、通常の店舗がある銀行のキャッシングと何が違うのでしょうか?

ネットバンクだからこそ実現できるメリット、その良さは、圧倒的な金利の低さに限度額の大きさ、そして手続きの便利さにあったのです。

それぞれについて紹介していきますので、ネット専業銀行系キャッシングの利用をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

ネット専業銀行とは

銀行業は、現代人の生活になくてはならない存在です。たんす貯金なんて言葉はありますが、現実的に考えて、個人的に現金を貯蓄しておきたいという理由以外でわざわざ現金を蓄えておく理由はありません。

たんす貯金が悪いという訳ではありませんが、予期せぬ火事や水害、雨漏り、盗難といった危険性を考えると、銀行に預けておいた方が安心できるはずです。

天下の銀行が倒産するという未曾有の事態がしごく当たり前のテーマになってしばらく経ちますが、それでもやはり銀行は必須の存在なのです。

両替、為替、貯蓄、投資、各種手続に加えて銀行のサービスの一つとしてあげられるのが、ローン、つまりキャッシングです。銀行が提供するローンは種類も数も豊富で、一口に銀行系のローンと言っても色々あります。

今回は、その中でもインターネット上のみに存在するネット専業銀行系キャッシングについてお伝えしたいと思います。

現在、銀行を大別すると、実際の店舗があるかないかで分けることができます。都銀だの地銀だのメガバンクだのといった分け方は銀行の規模や掌握している範囲の大きさを示すものでしかなく、キャッシングやローンの際にはあまり関係ありません。

ネット専業銀行というのは、その名の通りインターネット上でしか活動、営業を行っていない銀行のことです。インターネットや高速通信の日常化と共に台頭してきた存在です。

ネット専業銀行を例示してみると、住信SBIネット銀行、楽天銀行、じぶん銀行、ジャパンネット銀行といったものがあげられます。

これらのネット銀行は全て皆さんのお住まいのお近くに店舗を構えている一般的な銀行と同じように、キャッシングやローンを行っています。

今でこそATMや店舗があるタイプの銀行でもネットを使った手続きが一般的になってきていますが、基本的に銀行業は対面方式でのサービスを提供しています。特に大きな金額での融資、ローンを利用する場合は対面になることが多いです。

しかし、ネット専業銀行の場合は、何もかもがインターネット上で完結してしまいます。現金の入出金こそATMを利用しますが、預金の移動や振込、ローンの申し込み、返済、追加の手続きなどほぼ全てがネット上でできてしまうのです。

ただ、対面ではない、実店舗が存在しないネット銀行のキャッシングにどことなく不安を覚えるという方もいるかと思います。そこで、ネット専業銀行系キャッシングの使い勝手というものを紹介していきます。

金利面での使い勝手

ネット専業銀行のキャッシングには、いくつかの特徴があります。もちろん、特徴があると言っても、キャッシングのシステムそのものが大きく異なる訳ではありません。

ネット専業の銀行であっても、その他の消費者金融や銀行のキャッシングと同じように、申し込みをし、必要書類等を提出し、審査を受け、結果を受け取り、キャッシング用のカードを手に入れて後は限度額の中でご自由にどうぞ、というシステムです。

ただ、ネット専業銀行、いわゆるネットバンクのキャッシングでは、店舗があるタイプの銀行キャッシングに比べて非常に金利が低いのが特徴なのです。

実際にそれぞれのネットバンクのキャッシングの金利を見てみましょう。

銀行 ローン名称 金利 限度額
住信SBIネット銀行 Mr.カードローン 2.49%~7.99% 1000万円
楽天銀行 楽天銀行スーパーローン 4.9%~14.5% 500万円
じぶん銀行 じぶんローン 3.9%~17.5% 500万円
ジャパンネット銀行 ネットキャッシング 2.5%~18% 1000万円

いかがでしょうか。大手の消費者金融や多くの銀行系キャッシングでは、おおよそ金利は5%~18%前後に設定されています。低くても4%ちょっとというところです。

しかし、ご覧いただければ一発で分かる通り、ネットバンクでは非常に金利が低いです。もちろん、ネットバンクの中でもプランによって金利が異なって来るのですが、それを含めても尚実店舗がある銀行よりも低金利。

ネットバンクの金利の低さは何よりも大きな魅力であり、メリットです。

どうしてこんなにも金利を下げることができるのかと言うと、銀行業であること、そして経費、それも固定費の圧縮が可能であることに起因しています。

銀行は、消費者金融と違って貸金業で全ての利益を手に入れている訳ではありません。いくつも持っている業務の中の一つが貸金業なのであり、無理に金利を高めて利益を追求せずとも良いのです。

資金力があり、また銀行の貸し付けは総量規制の対象とならないので、消費者金融に比べて大きな金額を貸すことができます。元金が大きくなればその分利子が小さくても十分な利益は出ます。

無理に金利を引き上げても、利用者は減ってしまいます。低金利かつ高品質なサービスを提供できるのが、銀行系キャッシングの強みなのです。

更に、ネットバンクの場合は固定費がほとんど必要がありません。固定費というのは、毎月必ずかかってしまう経費のことです。

通常の銀行では、まず土地が必要です。その土地に支店や本店の建物を用意し、中には大量の従業員とデスクやパソコンなどの備品、金庫、セキュリティサービス、現金の輸送といった物事にお金をかける必要があります。

これらの経費というのは、銀行業を営んでいようといまいと絶対に毎月出て行くお金です。経費の金額が大きければ大きいほど、提供するサービスで大きな売り上げ、利益を上げなくては立ち行かなくなってしまいます。

この経費が、あらゆる利用料や金利といったものに影響してくるのです。しかし、ネットバンクであればそもそも店舗を持たないため、土地を購入する必要がありません。

巨大な支店を建設する費用も、毎年の固定資産税もほとんど必要ないのです。経費を圧縮できれば、その分売り上げが小さくても利益が出ます。そのため、金利を抑えていてもやっていけるという訳です。

銀行だけあって、限度額の設定が大きいというのも魅力です。店舗型の銀行系キャッシングでも、中々1000万円まで借入ができる、というところは多くありません。

低金利かつ高額の限度額こそが、ネット専業銀行系キャッシングの使い勝手を支えてくれています。

手続き面での使い勝手

ネットバンクでのキャッシングを考えるに当たって、もう一つ考えておきたいのが手続き面での使い勝手です。

キャッシングの申し込みをする際、できれば家族に、または職場にばれたくない。このように考える人は大勢いますよね。

また、仕事や趣味、家庭のあれこれで忙しく、中々店舗に出向いて説明を受けたり、パンフレットとにらめっこをする時間がない、という方もいるでしょう。

ネットバンクのキャッシングでは、店舗がないのですからそもそも店舗を訪ねるなんてことにはなりません。

メールや電話での問い合わせが可能であり、インターネットはメンテナンス時間以外は年中無休なので、いつでもどこからでも情報をチェックすることができます。

忙しい人、ちょっとしたスキマ時間にキャッシングについて調べたい人にとってうってつけの存在です。同じように、申し込みに関してもネット上で完結することが可能です。

個人情報や年収といった必要情報を専用フォームに打ち込み、必要書類は携帯電話やスマートフォン、デジカメなどで撮影した画像データを添付するだけ。

後は、放っておけば審査が行われ、審査に通っていればキャッシング用のカードが郵送されてくる。これだけです。

また、ネットバンクのキャッシングでは専用の管理サイトが用意されています。このサイトを利用すれば、現在いくら借入をしているのか、借入の限度額はいくらになっているのかといった確認はもちろん、増額の申請や追加融資の申し込みすら可能なのです。

自宅のデスクから一歩も動かず、出先で歩きながらあらゆる手続を完了させることができるというのは、手軽さという意味で抜きん出ています。

口座を持つことによる使い勝手

ネットバンクのキャッシングを利用する際、条件によってはそのネットバンクの口座を持っていなくてもキャッシングが使える場合があります。

しかし、せっかく利用するのであればぜひともネットバンクの口座も取得しておいて欲しいところです。なぜならば、口座を持っていた方が圧倒的に便利だからです。

ネットバンクでは、店舗がないこともあって、残高の確認から追加融資等の手続きの一切がネット上でできる、というのはもうお伝えしましたよね。

これは、ネットバンクの通常業務でも同じなのです。銀行口座にいくら入金されているのかの確認、振込の手続きなどもネットで行うことができます。

ネットバンクの口座を持った上でキャッシングを利用すると、両者の手続きを一気に行うことができるのです。キャッシングで後10万円欲しい、という追加融資の手続きを行うと、ほとんどノータイムでネット銀行の口座に入金される。

毎月の返済日前にあわててATMまで走るのではなく、スマートフォンやパソコンを操作して自分の口座から返済してしまう。こういったことができる訳です。

借入、返済、増額、現状の確認などをまとめて行っていれば、返済日忘れなども未然に防げますし、時間がない時でも余裕を持ってキャッシングを利用できます。

店舗があるタイプの銀行では、融資のお願いから入金までにどうしてもある程度のタイムラグがあったり、銀行の営業時間外では思うように手続きができなかったりします。

対面方式とほぼ互角

ネット専業銀行系キャッシングで提供されているサービスは、少なくとも店舗型の銀行が提供しているサービスとほとんど互角と言って差し支えありません。

むしろ、低金利であること、あらゆる手続きをインターネット上でできてしまうことを考えると、ネットバンクのキャッシングの方が優れている部分も数多くあることが分かります。

ネットバンクの特有の、相手の顔が見えないことによる漠然とした不安も、その他のキャッシングのことを考えれば気にならなくなるでしょう。

銀行のキャッシングであろうと、消費者金融のキャッシングであろうと、申し込み方法の多くはネット申し込みや電話による申し込みです。実際に借入、返済をするにあたって相手の顔が見えるようなことはないのです。

地元にある銀行を重視するというのも一つの手ですが、利便性を考えてネットバンクのキャッシングに手を出してみるというのも、おすすめです。

【参考ページはこちら】
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