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就職内定者はお金を借りられる?覚えておきたいキャッシング入門

就職を決めるというのは、簡単なことではありません。しかし、就職しないと収入を得られませんし、生活するのも大変になってしまいますよね。

しかし、就職内定をもらっても、すぐに収入を得られるわけではありません。それまでの期間、生活していくために現金が必要になるケースも多いでしょう。そんなとき便利なのがキャッシングです。

就職内定状態でも、お金を借りられるものなのでしょうか?ここでは、覚えておきたいキャッシングの基本情報を詳しくご紹介していきましょう。

キャッシングの申し込み条件は【定収がある事】!その意味とは

まず、キャッシングの基本情報として申し込み条件をチェックしておきましょう。キャッシングは、誰でも申し込みが出来るわけではありません。

キャッシング先によって申し込み条件が違う場合もありますが、基本的には以下の条件をクリアする必要があります。

  • 継続して得られる安定した収入がある
  • 20歳以上
  • 保証会社の保証を受けることが出来る

年齢制限は、ほとんどのキャッシング先が20歳以上という指定になっていますが、上限については異なっています。60歳、65歳、70歳、以下や未満等、様々なパターンがありますのでしっかりと確認しておきたいですね。

申し込み条件で最も重要なポイントとなるのが、安定した収入です。収入は、毎月の返済を確実に行うために必要なものとなりますからね。

安定した収入と聞くと、出来るだけ高額な収入を得ていた方が良いのでは?とイメージするかもしれません。しかし、そうではないのです。

安定した収入とは、毎月確実に一定金額を得ることが出来る、その収入を今後継続して得ることが出来る、ということなのです。

つまり、金額の多い、少ないに限らず、一定の収入を得ることが出来る、これが重要となるわけですね。ですから、キャッシングを利用するにあたって正社員でなければ不可!というわけではなく、パートやアルバイトでも利用できるキャッシングも多くあるのです。

大手消費者金融であるアコム、アイフル、SMBCモビットも、パートやアルバイトで利用できるキャッシングです。非正規雇用だからキャッシングすることが出来ないとはなりませんので、安心してください。

定収の見極めポイント3点を要チェック!

安定した収入というのは、金額ではないということは紹介しました。では、どのような収入を得ていれば、その収入が安定していると判断されるのでしょうか。

収入の安定性を見極めるポイントは、主に次の3点です。

  • 勤続年数
  • 勤務先
  • 雇用形態

まず、何よりも重要なポイントとなってくるのが勤続年数です。

継続した収入を得られるということは、契約期間が限定されていない、勤務先も安定している、ということが求められます。ですから、契約社員やパート、アルバイトよりも正社員、中小企業より大手に勤めていた方が有利となるのは確かです。

しかし、カードローンや、キャッシングはパートやアルバイト、派遣社員や契約社員でも利用できるものは多くあります。雇用形態が不安定でも審査に通る、そのために重要となるのが勤続年数なのです。

勤続年数とは、1つの勤務先でどのくらいの期間勤務しているのか、ということです。勤続年数が短いと、次のリスクがあります。

  • 試用期間であり、試用期間終了後に職を失ってしまう
  • 勤務先が合わず、退社してしまう

1年以上の勤続年数があれば、少なくとも試用期間は終わっていますし、勤務先が合わないからと安易に辞めてしまうリスクも低くなります。

ですから、正社員でも勤続年数が1年未満であれば審査では不利になりますし、パートやアルバイトでも勤続年数が3年以上あれば審査で有利になる可能性が高くなるのです。

カードローンの審査では、安定した収入が重要なポイントとなる事、そして、収入の安定性には雇用形態はもちろんですが勤続年数が大きなポイントとなることを覚えておきましょう。

キャッシングを利用する条件の1つとして、安定した収入を得ていることが挙げられるのですね。確かに安定した収入が無いと、返済が出来なくなる恐れがあります。

安定した収入とは、雇用形態はもちろんですが、非正規雇用でも数年の勤続年数があれば安定していると判断されるようです。長く働いて確実に収入を得ているということが、キャッシングを利用するポイントなのですね。

就職内定者は借入できない!?その原因となる返済能力とは

就職が内定した状態で、まだその勤務先で働いているわけではない、それが就職内定者の状況ですよね。しかし、その状態でも現金が必要になれば借金をすることを検討するかもしれません。

では、就職内定者はキャッシング出来るのでしょうか。実は、就職が内定したという状態だけでは、キャッシング審査に通ることは難しいのです。

キャッシングの申し込み条件として、収入の安定性が挙げられることを紹介しました。しかし、就職内定者はまだ収入を得ているわけではありません。ですから、借入審査に通るのが難しくなるのです。

就職内定者、というのは、将来的に収入を得られる可能性はありますが、現時点での収入が無い以上は申し込み条件をクリアすることはできません。ですから、カードローンやキャッシングを利用するのは難しいと考えておきましょう。

収入が無いと借り入れできないのは法律も関係!?

実は、収入が無ければキャッシングすることが出来ないというのは、法律も関係しているのです。その法律が、貸金業法内に定められている総量規制です。

総量規制では、個人の借入可能な上限額を年収の3分の1を超えない金額、と定めています。

借入上限額を制限することで、個人の借り過ぎを減らす目的があるわけですね。上限額が決まっていれば、多重債務を防ぐこともできます。借金をして苦しい思いをするのは、返済が難しくなる点です。ですから、無理なく返済できる金額のみを借り入れできるようにしたわけです。

ですから、年収が150万円であればその3分の1の50万円が上限となりますし、年収300万円であれば借り入れ可能上限額は100万円になってしまいます。収入がゼロでは、借り入れ可能金額もゼロです。

就職が内定していても収入が無ければキャッシング出来ないというのは、収入が無く法的に借り入れ可能金額も無いことが原因だったのです。

カードローンの場合は、総量規制の対象となるのは利用限度額です。カードローンの場合は限度額が設定されても、実際借入するかどうかは本人次第ですよね。

しかし、限度額が設定されている以上はその金額の借入がいつでも可能ということになりますので、その限度額分の借入をしているという扱いになってしまうわけです。

キャッシングを検討する際は、自分の借入可能額を、自身の年収から把握しておくようにしておきましょう。

年収を誤魔化すのは審査で不利に!?申し込みは正直に!

年収がある程度無ければ、借入金額も無い、ということになってしまいますので、年収を高めに申告したいと考える人もいるかもしれません。

しかし、キャッシング先も総量規制がある以上、申込者の収入チェックは必ず行わなければいけません。総量規制を超える金額を貸付けしてしまえば、処罰の対象となってしまいますからね。

キャッシングを申し込む際には、本人の身分証明書だけでなく収入を確認する書類として収入証明書を求められることもあります。

ここで、申込時に虚偽の申告をしていることが判明すれば、申込者の信用が判断できないということで審査に落とされてしまう可能性も高くなってしまうのです。

ですから、申し込みをする際には正直に自分の年収を申告し、しっかりと審査を受けるようにしましょう。

銀行カードローンなら問題なし!?総量規制の対象は貸金業者のみ

総量規制は、貸金業法内に定められているものです。つまり、対象となるのは消費者金融やクレジットカード会社等の貸金業者の貸し付けのみなのです。

銀行カードローンや銀行からのキャッシングは、総量規制の対象外となるわけです。

極端なことを言えば、銀行カードローンは、次のような特徴があります。

  • 低金利
  • 高額限度額設定が可能
  • 審査が厳しい

銀行は資金面で安定していますので、低金利で高額限度額の設定が可能となっています。

しかし、その一方で審査が厳しく、少しでも与信に問題があると判断されれば審査に通ることは出来ません。
(⇒キャッシング審査に通る?通らない?緩い?

  • 債務整理経験あり
  • 延滞経験あり
  • 現在多重債務である

自己破産や任意整理といった債務整理や延滞経験があるブラックリスト状態であれば、返済する意思に欠ける、返済能力が欠けていると判断されてしまいます。

ブラックリストに載らないために、返済日に遅れない、支払に遅れないということを普段から心がけておくようにしましょう。計画的なキャッシングが大切ということですね。

また、現在複数の借金があれば返済に追われている、お金に困っていることが予想されますので、返済能力が不安視される要因となるわけです。ちなみに、これらの情報は個人信用情報をチェックすれば分かってしまいますので、虚偽の申告はしないようにしてください。

銀行カードローンは、これらの不安要素があれば審査に通ることが難しくなります。総量規制の対象外というメリットはありますが、審査が厳しいという特徴は認識しておきたいですね。

就職内定者がキャッシングを出来ないのは、収入を得ていないことが原因となっているようですね。

年収の3分の1を超える貸し付けはできないという総量規制がある以上、キャッシングには収入があることが基本となることを覚えておきましょう。

就職内定者でもキャッシングする2つの方法をチェック

就職内定者は絶対にキャッシング出来ない、と言うわけではありません。就職内定者でもキャッシングする方法はあります。それが、次の2つの方法です。

  • 銀行カードローンを利用する
  • アルバイトをする

銀行カードローンは総量規制の対象外ですから、収入が無くても銀行が貸付可能だと判断すれば借り入れは可能です。

また、アルバイトをして収入を得ていれば、キャッシング審査に通る可能性は出てきます。就職に内定しているだけで収入を得ていない状態でキャッシングは厳しいですが、アルバイト収入があれば状況は変わってくるのです。

アルバイトは、勤続年数が最低でも1年以上あると良いですね。長く続けていれば審査では有利になりますので、就活中もアルバイトをやめず、雇用状態は継続しておけば、キャッシングが必要になったときに役立つはずです。

アルバイトでも利用できるキャッシングは多くあると紹介しましたが、もし学生なら学生ローンを利用することも可能です。

学生ローンは学生を対象としたキャッシングですから、学生である点が不利になることはありません。ただし、基本的には20歳以上しか利用できないという点には注意が必要ですね。

未成年の場合、自身の責任のみでカードローン契約を結ぶことが出来ません。また、学生ローンも総量規制の対象ですから、20歳以上でアルバイトをしていなければ利用できないのです。

学生でキャッシングが必要になる状況は、少なくありません。就活も、採用試験が全国で行われれば費用もかさみますよね。

いざという時のために、学生ローンについてもチェックしておくと良いですね。

収入が無くても、銀行カードローンであれば法的には利用可能です。ただし、銀行が貸して良いと判断する必要があります。

ただ、アルバイトをして収入があれば総量規制対象の貸金業者を利用することもできます。キャッシングは、収入さえあれば利用できる可能性があるということを覚えておきましょう。

就職内定者でもアルバイトをしていればキャッシング可能!

就職内定者というだけでは、まだ内定先から収入を得ているわけではありませんのでキャッシング審査に通ることが難しくなります。特に、貸金業者は総量規制の対象となってしまうため、収入が無ければキャッシングすることは不可能です。

ただし、アルバイトをして収入があればキャッシング出来る可能性はあります。勤続年数が1年以上で他に問題点がなければ、アルバイトでも審査で大きく不利になることは無いのです。

就職までにキャッシングが必要になる状況が考えられるのであれば、就活でアルバイトをやめてしまうのではなく、就職するまでアルバイトを続けておくといざという時安心ですよ。

【参考ページはこちら】
キャッシングのanyはブラックでも借りられる?

就職内定者でも、そこから収入を得られていない限りは無収入となってキャッシング審査に通らない可能性が高いのですね。しかし、アルバイトをしていて収入があれば審査に通る可能性は出てくるようです。

アルバイトは、続けている期間が長ければ長いほど審査で有利となります。まずは、今のアルバイトを継続して、いざというときに備えておきましょう。

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