このシブくて、かっこいいアクションスターご存知ですか?日本でも、ダイハツ・ミラ・イースや、コクトー、コーヒーのCMでお馴染みになっている人物です。
彼は、ハリウッドの映画スターで、世界的に有名な俳優、ブルース・ウィリスです。
ブルース・ウィリスは、アメリカを代表するアクションスターですが、単にアクションだけにとどまらず、ヒューマニティにあふれる役柄を演じたり、コメディなどもこなし、彼の演技の幅は実に広いです。
今回は、アメリカの映画スター、ブルース・ウィリスについて語らせていただきます。
生い立ち
誕生と家族
ブルース・ウィリスは1955年、3月19日、西ドイツのイーダー・オーバーシュタインで生まれます。父親のデイヴィッド・ウィリスは、アメリカ兵士でした。母親のマレーネ・Kは、ドイツ人です。
ブルース・ウィリスは、夫婦にとって4人目の子どもであり、兄弟には、姉のフィレンツェ、兄のデイヴィッド、もう一人の兄のロバートがいます。ロバートは膵癌のため42歳の若さで亡くなりました。
アメリカへ
1957年、父のデイヴィッドが軍隊を除隊すると、父は家族を連れてアメリカ、ニュー・ジャージー州カーニーズ・ポイント郷へと移り住みます。
父は、溶接工や、整備士となり工場で働いていました。母は銀行に勤めていました。
子どもの頃、ブルース・ウィリスは吃音だった。
ブルース・ウィリスは、地元にあるペン・グローブ高校へと通いました。当時、彼は、吃音に悩まされます。
しかし、彼は自分の吃音が舞台の上で演技している時には治っているということに気が付きます。そして、彼は演劇部に所属して活動を続け、学校の生徒会長も務めました。
彼のテレビや映画でセリフをしゃべっている様子を見ていると、まさか吃音で悩んでいたなんて、とても信じられません。
神様が、ウィリスを役者にするために、ちょっといたずらしたのかも?と思います。
高校を卒業後
ウィリスは、高校を卒業した後、セーラム原子力発電所に、警備員として勤務します。
その後、ニュー・ジャージー州、ディープ・ウォーターにあるデュポン化学会社の一員として働きます。そこをやめた後、私立探偵として働きます。
いろんな仕事を転々とされているんですね。こうした様々な仕事をした経験を役者になってから活かしている俳優さん多いです。ウィリスもその一人だと言えます。
彼は、後に「こちらブルームーン探偵社」で、探偵の役を演じます。
演技を学ぶために大学へ
いろいろな仕事に従事したウィリスですが、彼は俳優になることを目指して、大きく人生の舵を切ります。
モントクレア州立大学へと進み、演劇の勉強をします。「熱いトタン屋根の猫」の作品を、演劇の授業で演じたこともあります。
日本の大学では演劇学科というのは聞いたことがないですが、外国ではざらにあるそうです。演劇って、新しい自分を発見し、可能性をひろげてくれる要素があるんだと思います。
ウィリスもかつて吃音を克服した演劇こそが、自分には一番しっくりくる仕事だと思ったのでしょうね。
俳優になることを目指して
大学を中退、そしてニュー・ヨークへ
ウィリスは、大学3年生の時に、大学を中退して、ニュー・ヨークへ引っ越します。本格的に俳優になる事を目指すためです。
彼は1980年代の初めの頃は、ウェスト19ストリートにあるアートバー「Kamikazi」でバーテンダーとして働き、生計を立てていました。
たくさんのオーディションを受けた後、彼は、オフ・ブロードウェーの劇場で「Heaven and Earth」に初出演します。
その後、「Fool for Love」にも出演し、”リーバイス”のCMにも出演します。それから、オフ・ブロードウェーの劇場で、「ブルペン」という作品の主役を4年間演じました。
ニュー・ヨークを去り、カルフォルニアへ
テレビ番組への出演
ウィリスは、ニュー・ヨークを去り、カルフォルニアへ移り住み、テレビのショーのオーディションを受けます。1984年にNBCテレビのシリーズ番組「特捜刑事・マイアミ・バイス」の7話目”出口なし”に出演します。
1985年には、SFテレビドラマ「トワイライト・ゾーン」の第1話にゲスト出演しました。
また、同年「こちらブルームーン探偵社」のデビッド・アディスンJr役のオーディションを受け、約3000人の応募者の中から選ばれました。
「こちらブルームーン探偵社」は第5シリーズまで、放送が続き、彼はコメディ役者として活躍します。彼は、アメリカのバラエティショーの出る時など、愉快で、本当に笑わせてくれるエンターティナーという印象が強いです。
ブレイク
ダイ・ハードシリーズ
1988年、映画「ダイ・ハード」に、出演します。この映画は世界的に大ヒットして、全世界で1億4千万ドル以上の興行収入を得ます。
彼はこの映画でニュー・ヨーク市警察本部の部長刑事、ジョン・マクレーンを演じます。彼は、ほとんどスタントなしでマクレーン刑事の役柄を演じています。
いつも血まみれになって、ぎりぎりのピンチを切り抜けていくマクレーン刑事、決して洗練されたイケメン刑事という印象ではないですが、とことん粘り強く犯人と闘う様に、惹きこまれてしまいます。
ピンチの場面でも、ひょうひょうとした態度で、敵と戦うマクレーン刑事は、魅力的です。
「ダイ・ハード」は、シリーズ化され、「ダイ・ハード2」(1990年)、「ダイ・ハード3」(1995年)、「ダイ・ハード4.0」(2007年)、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(2013年)等が製作され、公開されました。いずれも、世界的に大ヒットしました。
2013年の「ダイ・ハード/ラスト・デイ」が公開されたのは、初作の「ダイ・ハード」が公開されてから25年もたっているわけですから、その人気のすごさがわかります。
アルマゲドン
この映画も、世界的にヒットした映画です。全世界興行収入は553.7億円を記録し1998年の世界興行収入で第1位となっております。
また、世界歴代興行収入においては102位にランクインされています。
この映画で、地球を守るために自らが犠牲となるハリーの役を、彼は演じます。愛する娘との最後の会話の場面は、愛情深い父親の役を見事に演じています。
ウィリス本人も4人の娘を持つ父親ですので、彼の父親としての一面が引き出されている作品だと思います。
その他のヒット作品
その他にも「シックスセンス」(1999年)や、「エクスペンダブルズ」(2010年)、「RED/レッド」(2010年)・・等数々のヒット作に出演しています。
収入
さて、気になるのは彼の収入の方です。2007年の年収は、2500万ドル(約25億円)2008年の収入は4100万ドル(約45億円)です。また、総資産は1億5000万ドルと言われています。すごいですね。
彼が成功したわけ
彼のこれまでの経歴や、演技を見ていると、自分なりの味を出したということに尽きると思います。
人を笑わせるのが得意で面白いキャラクターを活かし、アクションの演技の時も、、ひょうひょうとしてとことん粘り強く挑む様を演じています。
その演技は、自然でわざとらしくないんです。彼が、自分の持っている内面を表現しているから、そう感じるのだと思います。25年以上もの長きにわたって、「ダイ・ハードシリーズ」が、人気があるのもうなづけます。
また、父親として演じた「アルマゲドン」も、日頃から自分の娘さんをいとおしく思っているからこそ演じることができたのだと思います。
ウィリスには、いつまでも、若々しく渋くてさわやかな、映画スターでいてほしいと思います。
※名前を間違えてました。お伝えいただきありがとうございます!
【参考URL】http://en.wikipedia.org/wiki/Bruce_Willis
http://www.therichest.com/celebnetworth/celeb/actors/bruce-willis-net-worth/
http://www.eiga-ranking.com/movie/4426.html
ウィリスな
吃音は障害だから治らない
本物の吃音者は社会で生きてはいけないよ
こういうのは本当に苦しんでる人にとってはただの迷惑話