カードキャッシングをどうすればより上手に使えるのだろう…そう考えている人は多いですね。カードローンの便利な点、危険な落とし穴などについてお話ししましょう。
キャッシングと言うとクレジットカードに付属しているキャッシング機能の事を思いますが、ここではカードローンでのカードキャッシングについてお話しして行きます。カードローンと言うとどのようなイメージを持ちますか?便利なもの、金利が高い、多重債務などの暗いイメージ、簡単に利用できる、使いやすいなど、いろいろですね。カードローンを利用している人はずいぶん多いのです。
もちろん簡単に借入が出来ると言うのは本当に便利です。いざと言う時には24時間いつでも強い味方のカードローンですが、もっと上手に利用する方法はないのでしょうか。カードをより上手に利用するにはこんな提案がありますよ。カードのお得な利用方法いろいろお話しして行きましょう。
カードローンに申込む時、一番期待するのはどういった事でしょうか。やはり届いたカードが全国の銀行やコンビニのATMで簡単に借入が出来ると言う事ではないでしょうか。多くのカードローン会社のカードは24時間いつでも借入が出来るのです。手数料のかからないATMもあります。
まずはどのATMなら手数料がかからないのかを利用前に確認しましょう。通常、銀行で預金を引き出す時、土曜日曜などでは手数料がかかります。手数料がかからずに借入が出来ると言うのはずいぶんお得です。
もちろんカードローンで借入れしたものは借金ですから金利が必要になります。でも今のカードローンは借りた日にちだけの金利を支払うだけで良いので、例えば土曜日に借りて、月曜日に返済すれば、金利は2日分だけ支払えば良いと言う事になります。
多くは残高に対しての定率リボルビング払いです。月々の返済額は無理の無い設定となっており、これは家計にやさしいですね。しかもこの場合でも余裕のある月には多めの返済が出来ますし、ボーナス月などに一括返済も出来ます。残高に対しての利息計算なので残高が少なくなるとそれだけ利息も少なくなるのです。
それでは1日あたりの利息はどのように計算すれば良いのでしょうか、そしてお得に返済して行くにはどういった方法が良いのでしょうか、まずは返済による利息について、返済期日についてなどお話ししたいと思います。
一日あたりの利息計算法
となります。例えば10万円を実質年利18%で30日借入した場合は1ヵ月目は10万円×18%÷365日×30日=1479円 1万円返済した場合、利息を引いた8521円が返済に充てられます。2ヵ月目は借入残高91479円×18%÷365日×30日=1353円、1353円が利息となります。
このように残高が減っていくとかかる利息も減ってくると言う訳ですね。返済については各カードローン会社でそれぞれの特徴を持っているのですが、うっかり返済期日忘れのないようにメールで前日までに連絡をしたり、ネットで24時間365日いつでも返済可能、期日、返済額も自由設定など顧客に合わせての対応も行っています。
カードローンを上手に利用するとかなりお得に利用できると言う事は先ほどお話ししました。実際にどのような利用方法があるのか例を挙げてみましょう。
例えば週末に3万円程急に必要となった。今日は土曜日でキャッシュカードで預金を引き出すと最低でも108円の手数料がかかりますね。それでは土曜日に3万円をカードローンで借入して、週明けの月曜日に一括返済するとどうでしょう。実質年利は上限の18%として計算してみますね。
何と29円の利息で済むのです。自分の預金を引き出すのに金利よりも高い手数料がかかるなんて驚きですよね。30029円を口座振込で返済すれば振込手数料がかかりますが、店頭へ返済に出向けば振込手数料はかかりません。もちろん家計の事を考えてリボルビング払いで返済する事も出来ますよ。
ただリボルビング払いでの返済は返済額が少なく、期間が長くなればそれだけ金利もかかります。出来れば多めに返済し、出来るだけ早く完済する事をお奨めします。尚且つお得に完済を目指すなら期日より前の返済ならその日数分利息が安くなります。出来れば期日前に返済を行いましょう。
ボーナスが出てから旅行に出かけようと計画していたら1ヵ月前なら半額近い金額で同じ日程での旅行が出来るとしたら、それでもボーナスを待って旅行に行きますか。旅行など時期的なものでずい分金額が変ってきます。そんな時には迷わずにキャッシングで必要な金額を借入して、ボーナスが出てから一括返済をすると言うのはどうでしょうか。
金利計算をしてみて、その方が断然お得だとしたら、迷う必要はありませんよね。このように使い方によってはカードローンキャッシングもずい分お得に使えるのですよ。カードローンも以前のサラ金のイメージから脱皮して、より安全で安心なキャッシングを目指しています。
貸金業法改正により消費者金融も様々な苦難をしいられました。大手銀行との提携や顧客の品質向上を目指す事で、その危機を乗り越え安心の出来る現在の消費者金融として生き残って来れたのです。消費者金融に限らず他の金融業者も同じような状況の中で特長を生かしてまた成長しつつあるのです。
顧客もまた、そのカードローンを上手に利用する事でメリットになるような借入を考えるようにしなくてはいけませんよね。
初めて申し込むのなら、30日間利息無料 のキャンペーンなども利用されるとよりお得です。契約日の翌日から30日間は利息がかからないのです。たとえば30万円を借入して旅行に行きましょう。1ヵ月後にはボーナスが出ます。金利は借りた日数だけ…でもその30日は利息が無料。4440円程の利息が無料となるのです。
カードローンはお得に使えるのです。イメージがだんだん変わって来たのではないですか。真逆な事を言うようですが、そんな便利でいざと言う時の強い味方のカードローンにも実を言うとその便利さゆえの落とし穴があるのです。その落とし穴、使い過ぎによる自己破綻は総量規制施行によりかなり少なくはなってきました。
それでもまったくない訳ではなく、限度額一杯を借り、それを返済する為に次のカードローンに申込む。多重債務者はそういった安易な借入から自己破綻への道を歩んでしまうのです。収入の3分の1以上の借入が出来なくなった多重債務者は法の目を潜って無理な貸付をしているヤミ金融の手口にはまってしまう事も少なくありません。
カードで容易くお金を引き出せる。これは便利ではありますが、あたかも自分のお金を引き出しているのだと言う錯覚に陥ってしまうのではないでしょうか。これは借金なのだとしっかりと自覚しなくてはいけないのです。そういう自覚があればむやみに借入を増やしてしまうと言う事も無くなるのです。
計画的に借入し、返済をする。それが出来ないのならカードローンキャッシングをしてはいけません。便利で簡単だからと借金をする事があたりまえになってはいけないのです。あくまでもゆとりの生活を送る為のカードローンである事が必要なのです。
キャッシングをいかに安全で便利な物にするか。そして借り過ぎの為に回収不能になる顧客を出さない為に消費者金融など貸金業者はどのような取組をしているのでしょうか。大手消費者金融は銀行との提携により銀行が何故低金利での貸付を実現できるのかを学びました。リスクを抱えない事です。
回収不能になるかもわからない不安のある顧客には融資しない、と言う事です。消費者金融は実質上の金利引き下げの為、リスクに伴う損失を金利で補う事が出来なくなったのです。そこで必ず回収できると言う見込みのある優良顧客への融資を重視しています。
顧客の品質に拘るカードローンで融資を受ける為には、やはり日頃から信用実績を積む事 が大切になってきます。もしも遅延が続いたり、延滞が続くような事があった場合は契約途中であっても限度額の引き下げやカード自体が使用不可になる可能性もありますよ。大切な自分の信用です。信用を積むのも無くすのも自分次第と言う事ですね。
カードローンキャッシングについて、お得な利用法や便利である事から陥りやすい落とし穴についてお話ししましたが、カードローンはやはり今の生活にはなくてはならないものとなっています。少額の借入なら出来るだけ早く返済する。金利は借りた日数だけなのだから。
そして大きな金額を借入れた場合は出来るだけ金利を少なく抑える返済の方法を実施する事です。出来れば期日前に返済するとその日数分の利息が安くなります。月々の返済額に追加して返済する事も早く完済する為に必要な事ですね。
カードローンは生活苦の為のキャッシングではなく、ゆとりの生活を送る為のキャッシングでなくてはならないのです。その上でもっと上手にカードを利用し、お得なキャッシングを楽しむ。それが大切なのではないでしょうか。
最後にカードローンを上手に使う為のコツやポイントと気を付けなくてはいけない事をまとめてみました。