審査が厳しいのは当然！オリコに申し込みをする前の確認事項

クレジットカードで有名なオリコカードですが、審査が厳しいという噂があるようですね。

しかし、キャッシング業界では老舗ですし、知名度も高く、安心して借り入れできる上、オンラインシステムに長けた会社であることから、出来ればオリコで借りたい!と思っている人もいるはず。

今回は、オリコの審査が本当に厳しいのか、また、どうしたら審査に通りやすいのかを検証してみました。

オリコの審査が本当に厳しいかどうか、まずはその理由を探る！

オリコの審査が厳しいと言われているのは何故でしょう？それは、実際に審査落ちの憂き目に遭っている人が多数存在するからではないでしょうか?

しかし、だからと言って本当に審査が厳しいのか?と言われると、それもまた疑問です。

審査に落ちるにはそれなりの理由があるはずなのですから。

オリコのうわさが本当かどうか、また、その裏側にある事実とは何か?そこを理解することから、見えてくる何かがあるかもしれません。

公共料金や携帯料金の遅延はありませんか?

意外と落とし穴になっているのが公共料金や携帯料金の遅延です。

お金を借りるのに全く関係ないだろうと思っている人は少なくないのですが、公共料金や携帯料金の支払い状況も、個人の信用情報に記載されている大事な金融情報。

ですので、バレる可能性は大きいと思ったほうが良いでしょう。

とは言っても普通は審査落ちの理由は教えてもらえないもの。

そのため、審査落ち理由が公共料金や携帯料金の遅延だと思いつかなかった場合、「なんで落ちたんだろう?やっぱりオリコは誰でも落とすんだ」となってしまうのです。

総量規制に引っ掛かっていることも理由の一つになる

オリコは知名度が高く、また、キャッシング業界の中でも、比較的大手であるため、銀行系の消費者金融だと勘違いしている人が多いようです。

しかし、実際はノンバンク系の消費者金融であり、貸金業法にのっとって営業しているため、総量規制と言う法律が絡んでくるのです。

総量規制とは、借り入れる人の年収の、3分の以上の貸し付けを禁止するという法律のことです。例えば、年収150万円の人が60万円借りたいとします。銀行系の消費者金融だったら、総量規制は関係ありませんので貸し付け可能なわけです。

しかし、オリコは違います。オリコは法律でその金額の貸し付けが禁じられているため、貸してくれないのです。これが銀行系とそうでない消費者金融の大きな違いです。

総量規制の金額のキーポイントは年収の3分の1です。この金額は、他の消費者金融から借り入れた金額も合算されるため、自分の借り入れ可能な金額よりも大きな金額の借り入れをしようとすると、審査落ちをすることになります。

オリコの審査が厳しいという噂の背景には、そういったことを知らずに申し込みをし、落ちた人たちが「オリコは審査が厳しい」と言っているというケースもあるかもしれませんね。

オリコのキャッシングは他とはあまり変わらない

オリコキャッシングの特徴を見てみますと、そんなに他のキャッシング会社と変わるところはないように見えます。

ちょっと他と違うのは、オンラインサービスに長けているところくらいでしょうか？金利も、プランによって異なりますが、4.5％～18％くらいですし、限度額も500万円。キャッシング金利だって15％～18ですので、やはり、そんなに変わったところはありません。

しかし、借り入れ条件のところを見てみると、【満20歳以上で安定した収入がある方】とあります。これ自体はどこのキャッシングでも求められる条件ですよね?でも、この条件の下に、余計な一文が･･･

【その他、当社が認める方】

何ぃ!?なんだか意味深な一文が付いています。

当社が認める方ってどんな方だよ!という突っ込みはさておき、この一文で腰が引けてしまう人も多そうですよね。このせいで、オリコの審査は厳しいというイメージを持たれているのかもしれません。

この一文の意味に関しては、オリコ側に尋ねても返答はもらえないと思われますので、ますます気になってきますね。

信販系ゆえに･･･

オリコに限らず、信販系の消費者金融は収入の安定に着目することが多いようです。

これがどういうことかと言いますと、収入の変動がある人は信用度が低いと判断するということです。例えば転職などをして、収入額が変わった、自営やアルバイトなので、月々の給与額に幅がある、こういったケースの場合、いくら、収入が良くなったとしても、安定していない職業とみなされ、断られることが多いのです。
（⇒キャッシングを利用できる職業は？）

普通のサラリーマンなどでしたら、基本給はほとんど変わらないはず。そうでない人は、今の収入を維持できるかどうかという点で信用がないのでしょう。

そういった面では確かに審査が厳しいと言われても仕方ないかも知れませんね。

審査の可否を左右する勤続年数

審査の可否は収入だけでなく、勤続年数でも左右されることがあります。

先述したように、金融機関は安定性求める傾向にあります。安定した返済を行うためには、常に収入を得ていることが必要最低限の条件でしょう。

となると、転職を繰り返す人は無職期間が発生する可能性が非常に高く、安定性に欠けると受け取られることは当然と言えます。

逆に、勤続年数が長ければ長いほど、転職する可能性は低くなりますので、安定しているとみなされ、信用度が高くなるのです。

「アルバイトじゃなくって正社員だよ？それでも信用度は低いの?」と思っていても、世間から見たらどうでもいいこと。

すぐに辞めるかもしれない正社員より、長く続けて、毎月安定して収入を得てくれる非正規雇用のほうがずっと、信用度は高いです。

正社員勤続年数は、思ったよりも大切なものなんですね。

他社の審査に落ちるなら、オリコでも無理なのは当然！

審査に落ちるには、確かに理由があります。それは決して珍しいものではなく、理由だけをみると、ほかの会社でも納得できる程度のものです。

しかし、複数社に申し込みをし、オリコだけ落ちた、などという話もよく聞きますので、他の金融機関に比べて、審査が厳しいという傾向があるのは確かだと思います。

その理由として考えられるのは、オリコがもともと、キャッシング業者ではなく、クレジット会社だったからなのではないかと思います。

というのも、キャッシングよりもクレジットカードの発行のほうがハードルは高いものだからです。オリコはキャッシング業界に進出した今でも、そのころの名残りで厳しい審査を行っているのでしょう。

審査に通りやすくするには限度額を下げることが大事

審査に通りやすくする方法。それは限度額を下げることでしょう。

オリコはノンバンクの金融会社であるため、どうしても総量規制を念頭に置いておかねばなりません。総量規制は、他社の借入額と合算した金額で借入上限額が決まりますので、自分の収入と、他社との借入合計額、そしてオリコから借り入れたいと思う金額が、年収の3分の1以下であることが借り入れ最低条件です。

また、オリコカードは、クレジットカードとキャッシングカードが一体になったカードです。そのため、利用できる金額が大きいため、ついつい使いすぎたりしてしまうことも多々あることでしょう。

そのため、オリコ側も、カードが持てる人を厳選していると言ってもいいかもしれません。先述しましたが、これは他の信販系の消費者金融にも同じことが言えるでしょう。クレジット会社がキャッシングを行う際に審査が厳しくなるのには、そういう理由があるからなのです。

とにかく信用度を上げることが大事！

借りられる金額を予想し、その範囲内で借り入れることはもちろんですが、同時進行で自分の信用度を上げることも忘れてはいけません。

返済遅延はしない、勤続年数や収入を上げるなど、できる範囲でかまいませんので返済能力があることをしっかりアピールするのです。

戸建てを立てたり結婚したりするのもプラスになりますし、両親と同居するなど、家庭に成人している人が多いのも評価されます。

信用度が上がればそれだけ借り入れできる可能性も上がりますので頑張ってくださいね。

大手の安心感がある！オリコはやっぱり魅力的

オリコは老舗のキャッシング会社。入れ替わりの激しいキャッシング業界で長く存在し続けるためには、それなりの顧客が必要です。オリコの顧客はどういったメリットを求めてオリコに申し込みをするのでしょう?

オリコにこだわる理由は?

そんなにめんどくさいんじゃあ、他の消費者金融に行ったらいいじゃん。そう思う人もいることでしょう。でも、オリコには、とても良い面があり、どうしてもオリコで借りたいと思う人も一定数以上存在しているのです。

その、一定数以上の人たちがオリコを選ぶ理由とは、ひとえに「インターネットとの親和性に優れている」点でしょう。

ＷＥＢ完結型の申し込みに加え、口座設定もＷＥＢ上ででき、そのほか、利用の全てをＷＥＢで行うことができるため、忙しい現代人に人気が高い金融会社なのです。

審査時間も短く、時間によっては1時間ほどで振り込みが完了しますので、急ぎの入用の時などにも使える消費者金融とも言えるでしょう。（申込時間にもよりますが）

利用者は、なかなか家から出れない子育て世代、忙しくて時間が取れないサラリーマン、在宅業者、飲み会が多い職種の人たちが多いようですね。

オリコのカードは、キャッシングもクレジットも兼ねていて、とても使い勝手の良いカードであるというのも人気の理由の一つとなります。

そのため、オリコの審査が多少厳しくてもいい!どうしてもオリコを利用したい!という人も存在しているのです。

【参考ページはこちら】
キャッシングの審査基準について教えて！