急遽お金が要り用になり、銀行や消費者金融など貸金業者のキャッシングに申し込む。即日融資を謳っているところ、スピードキャッシング・ローンに申し込んだにも関わらず、審査結果がなかなか出ない…、さんざん待たされた挙げ句、審査不可だったら、ホント、凹みますよね…。
銀行カードローン、消費者金融のキャッシングなど、「一般の人にお金を貸します!」とコマーシャルを流していたり、看板を出していたりする金融会社、貸金業者はたくさんあるというのに、申し込みをして、即日でスンナリ融資が決まる人もいれば、何度申し込んでも必ず融資不可になってしまう人もいる…。その理由は何なのでしょうか。
キャッシング審査、通らない理由について
もしも、キャッシング審査に通らなかったとしたら、それには必ず原因があるんです!
今まさにキャッシングを申し込もうとしている、そこのアナタ!キャッシングに申し込む前に、まずは、次に挙げる〝キャッシング審査に通らない理由〟をチェックしてみることをオススメします!
(⇒借りられない人必見!審査の緩いカードローン)
申し込む前にまずはチェックしたい4つのこと
- クレジットや払込み等、銀行引き落としで延滞経験アリ
- すでに複数社からお金を借りている
- 同時期に複数社でローン・キャッシングの申込みをした
- 申込み書類の不備、あるいはパソコン入力ミス
この4項目の中に該当することがあるとしたら、キャッシング審査に通らない可能性は高いんです。
キャッシング審査に一度で通りたいというアナタ!キャッシング申込みの審査に一度でスムーズに通りたいと思ったら、これから説明する、「カードローン、キャッシングの際、審査不可になりがちなNG4項目」は必見です!
引き落とし延滞はキャッシング申込者の信用力を損ねる!
引き落とし延滞の情報は、すぐに、 個人信用情報機関にあるあなたのクレジットヒストリー(クレジットカードの利用やお金の借り入れの記録)に記載されるのです。
一日でも返済を延滞したら審査に通らない?
一日でも延滞してしまったら、個人信用情報に記載されてしまうものなのでしょうか。
食品会社にお勤めの営業マンNさん(41歳)は、「クレジットカードの引き落とし日の直前に海外出張が決まってしまい、預貯金の残額を確認するのを怠ったまま、出かけてしまって…。帰国したら、引き落とし不可の連絡が来ていた」と言います。
「もちろん、手元に現金がなかったわけじゃなく、銀行口座の残額がわずかに足りなかっただけなんで、気づいてすぐ、お金を振り込みました」。わずかに遅延してしまったけど、支払いはきちんと済んだというNさん。
このように数日から数週間程度の遅延ならば、個人信用情報に記載されることはほとんどないと言えます。
とは言え、銀行やカード会社の判断は独自の基準によるもの。短い期間なら何度やっても大丈夫、などと高をくくって滞納を何度も繰り返し、常習性を疑われるようなことは絶対的に避けるべきです。
Nさんの場合は、支払い能力がなかったというわけではなく、ただ単に「ウッカリしていた」だけ、急な海外出張でさえなければ、銀行口座に十分な金額を振り込んでおくこともできたかもしれません。
「何分、そのときは海外にいましたからね…。たとえ気づいたとしても、ボクの利用する地方銀行への振り込みは海外からでは到底無理でした」。
急な海外出張なども多い、Nさんのような場合、どうしたら、そのような不注意による延滞を防げるのでしょうか。それには、お勧めの解決法があるんです!
安全・安心、便利なネットバンキングを利用しよう!
申込みから契約、すべての手続き・作業がインターネット上ですべてできてしまうという、ネットバンキング。24時間、どこからでもアクセスできて、自身の契約する口座から口座への振り込みもラクラク。
もちろん、ノートパソコンやスマホなどを持参していれば、海外旅行中だってバッチリ利用可能!国内にいるときも、忙しさの合間を縫って、わざわざ、銀行の営業時間に慌てて駆け込む、という必要はありません。
ネットバンキングも出始めの頃こそ、トラブルもあったりはしましたが、問題に遭遇するたび、セキュリティ面は強化されてきました。大手の、あるいはネットバンキングの老舗など、安心できる金融業者を選び、自身もセキュリティを守るための正しい知識を持つなど、高い意識を持って利用すれば、トラブルに巻き込まれるようなことはありません。
パソコン、スマホなどにあらかじめメモ機能などで引き落とし時にチェックするよう、設定をしておけば、ついウッカリ…、の延滞が確実に防げますよね!
複数社からの借入があるとキャッシング審査に通らない!
「すでに消費者金融二社からカードローンを借入れています。複数社からの借入はNGって聞いてはいたけど、三社目だったら問題はないですか?」。
そう質問してきたのは、書店員のYさん(27歳)。二社からの借入額の総額は、20万。新たに必要となっているのは、わずかに数万円。
「同僚と親戚の結婚式がたてつづけにあったんです。以前、カードローンを利用した際の残金があと少し残っていたけど、次の給料日に返せるな、と思っていた矢先の物入りで…」。
借金を完済できないまま、あらたに20万を借り受け、次の返済日で双方の消費者金融に数万円ずつ返済したところで、結婚式のとき、利用したレンタルドレスショップから、「返却されたドレスにキズがある」という連絡が…!
「つい気張ってブランドドレスをレンタルしちゃって…。購入したら数十万はするような、それなりに高価な服だったんですが、二次会で超はしゃいじゃって、繊細なレース部分を思いっきりひっかけて、ひき裂いちゃったんです…!買取は免れたんですが、補修費として5万円を請求されました」。
すでに借金がある上、5万円の出費はキツイ。今、お金を借りている二社とは別なところからの新たな借入を検討しています」。
Yさんが、新たな借り受け先を決めて借金を申し込む前に、ぜひ知っておいて欲しいことがあります。それは…
同じ借金額でも、複数社から借入しているより一社からのみ借り受けている方が断然審査には通りやすくなるということです。
複数社から借入していると審査に通りにくくなる理由とは?
では、なぜ同じ借入金額なら一社からのみの融資がよく、複数者からの借入をしていると審査に通りずらくなってしまうのでしょうか。
それは、複数社からの借入があると、多重債務者だと疑われてしまう可能性が高いからなのです。
複数社からの借入はおまとめローンにするのが正解!
Yさんのように、返済能力もきちんとあり、借入希望金額もさほど大きくないような場合、あらたに借り入れる際はおまとめローンにしてしまった方が明らかに審査には通りやすくなります。
同時期に複数社でキャッシング申込みするのがNGなのはなぜ?
同時期に複数社でキャッシング申込みすることに関しては、いったい何が問題なのでしょうか。
以前、複数社に同時に借金を申し込んで通らなかったという、販売業のTさん(34歳)の体験談をお聞きしてみました。
「以前、ボクが同時に融資を申し込んだのは、大手消費者金融のプロミスと、大手都市銀行みずほのキャッシング、それから地元神奈川の地方銀行カードローンでした」。
それぞれ収入状況を反映させた上での借り受け時の条件が異なったため、そのうちの一社には絞りきれず、その三社の中で希望額を貸してくれるところなら、どこでもいいと思い、いっぺんに申し込んだところ、審査結果は、…不可。
「どうやら、三社にほぼ同時に申し込んだ時点で、その一社ずつが、他社でも同時期にボクが借金の申込みをしているということを把握していて、審査に通らなくなってしまったというのが原因らしいんです」。
(⇒複数キャッシングに申込む時の注意点)
クレジットヒストリー等個人情報は信用機関で共有
つまり、Tさんが、プロミス、みずほ、地方銀行カードローンにそれぞれ申込みをした時点で、その三社が一斉に個人信用情報機関に問い合わせをし、この利用者は同時期に三社に申込みをしたと分かったということらしいのです。
「実際にはまだお金を借り入れたわけではないのに、申込みをした時点で、もうすでに、どの金融機関にいくらの融資希望をしている、という記録が個人信用情報に記載されるとのこと。ビックリしてしまいました」。
同時期に複数社に申込みすることでブラックに!?
一度に複数社同時に借金を申し込むことは、俗に〝申込みブラック〟と呼ばれ、金融機関、消費者金融業者から敬遠され、審査が通らなくなってしまうNG行為です。
理由のひとつとして考えられるのは、同時に複数社に借金の申込みをすると、金融機関や消費者金融会社から、「この人はすべての金融機関に期日通りに返済ができるのだろうか」という不安を生じさせてしまうというようなことが挙げられます。
さらにもうひとつ、申込みブラックは、金融機関や貸金業者から、この利用者に貸し出したお金が犯罪に悪用される恐れがあると考えられてしまう危険性もあります。
キャッシング申込み書類の不備、Web申込み時の入力ミス
「書類上の記載ミスや、パソコンで申し込む際の入力ミス、そんなことで審査不可になるの?」と不思議に思う方もいるかも知れません。いやいや、このウッカリした書き間違い、タイプミスが思わぬ悲劇を生むことがあるのですから、単純な不備、ミスなどと侮ってかかってはいけません。
申込み書類等の記載ミスについて
以前、消費者金融業者の窓口業務に携わっていたという主婦のRさん(51歳)にお話を伺いました。
「最近、パソコンを利用することが多くて簡単な漢字すら思い出せなくなったりしていませんか?また、自分では正しい漢字をちゃんと書けているつもりが、うっかり略字を使っていたりすることもあります」
単純な書き間違いが、ローン・キャッシング申込時、思わぬ審査不可に繋がりかねません。
Rさんは言います。「以前、住んでいた場所の住所や、以前勤めていた勤務先を、そのまんまではなくても、部分的に、うっかり間違えて書いてしまうということもあります」。
これは、自身としてはうっかりミスなのに、ごくたまに、「本人確認を避けるためにわざとウソの記載をした」というような悪質な虚偽申告、としてとられかねないときもあるのだとか。気をつけたいですね!
Web申込み時のパソコン入力にも気をつけて!
Rさんはつづけます。「パソコンは得意だから、という人も油断は禁物。予測変換という機能で思いもかけない文字を打ち出してしまい、結果入力ミスするケースも少なくないようです」
間違っていない、間違えるはずがない、思い込みに要注意。キャッシング・ローンなどを申し込む際、入力画面は思い込みのないまっさらな気持ちで何度も確認したいものです。
【参考ページはこちら】
キャッシングの悩みと質問はここで解決!
クレジットや各種払い込みの銀行引き落としの遅延の主な原因、預金の残高不足に関しては自宅からでもチェックできるネットバンキングが有効でした。
複数金融業者等からの借入がある場合、おまとめローンにして借入先を一社に限定することで多用なメリットが得られます。
申込みブラック状態を避けるためには、面倒でも一金融業者ずつ申込み、結果を待って次を申し込むこと。最後に、提出書類や、Web申込み時のタイプミスに気をつけること。
この4つを覚えておけば、スムーズにキャッシング申込み審査に通ることができ、借入契約はもう目前です!
これらがなぜ、キャッシング審査時の妨げになってしまうのか?4つの項目のいずれか、あるいは複数に該当してしまった場合、スムーズに審査に通るための解決方法はあるのか?各項目ごとに順を追って調べてみたいと思います。