どうせキャッシングをしようと思うなら、できるだけ自分のニーズに合った商品を使いたい!と思うのは当然のことです。
しかし大手のキャッシング・カードローンは種類が少なく「この金融機関や消費者金融ならこの商品しかない」というケースがとても多いですよね…。
そんな時に注目していただきたいのが地方銀行の商品。大手とくらべて種類が豊富、かつ金利も低いなんて夢のようなものが実は結構あるんです!
今回はその中でも特に種類が豊富と言える「沖縄銀行」の商品をピックアップ。キャッシングの種類が豊富なので、カードローンや手軽に使えるフリーローンも合わせてご紹介したいと思います。
やっぱり王道のカードローン!「カトレアカードローン」
最初にご紹介しますのは、やはり王道の商品!「カトレアカードローン」です。
いわゆるわたしたちが想像します一般的な地方銀行カードローンと言える商品となっていますので、初めてのカードローン・キャッシングにも「おすすめ!」と言えますね。
沖縄県内に住んでいることが条件!他府県の方は注意
まずは利用条件をチェックしてみましょう。カトレアカードローンの利用条件は以下の5つとなります。
- 申込時の年齢が満20歳以上完済時65歳以下
- 勤続年数(または営業年数)が1年以上
- 年収が150万円以上
- おきぎん保証(株)の保証が受けられる
- 沖縄県内在住(一時的な県外赴任のケースは県外でもOK)
消費者金融や、大手の銀行カードローンと比較すると条件はやや厳しい、と言えるでしょうか。具体的には勤続年数や年収が条件に含まれている点ですね。とはいえそのハードルは低めなので、クリア出来る方が多いとは思います。
年齢も申込時の年齢が満20歳以上なのは一般的なカードローンと同様ですが、「完済時の年齢が65歳以下」というちょっと変わった条件です。
沖縄県在住である、というものは地方銀行であれば仕方ない(一般的な)ものなので特別カトレアカードローンが厳しい、ということはないと思います。
まとめますと、地方銀行のカードローンの1商品としては、少々条件が厳し目なもの、と結論付けられるでしょう。
(⇒キャッシングのメリット・デメリット)
限度額は最高300万円!固定金利なのも嬉しい
条件が多少厳しいのであれば、その分金利にも反映されているよね…?と思いたくなるのが人情。
「カトレアカードローン」の利用限度額及び適用される金利を早速ですがチェックしましょう!
利用限度額 | 適用金利 |
---|---|
10・20・30・50・100・200・300万円 | 9.80% |
限度額は7種類で、金利は1種類。そう、カトレアカードローンは固定金利なんです!
ですがカトレアカードローンなら10%を切る低金利で利用可能!これは大きな魅力といっても差し支えないでしょう。
さらに、取引内容によっては金利が最高で2%優遇されます。
- 給与振込口座に沖縄銀行の口座を指定している
- 公共料金の支払いを沖縄銀行の口座振替で行っている
など、どれだけ沖縄銀行を利用しているかがポイントです。メインバンクのように使っていれば金利の優遇を受けることが出来る可能性があるのは嬉しいですね。
高い限度額だと損?それともお得?
ある程度まとまった金額、具体的にはカトレアカードローンの最高限度額である「300万円」を借りると考えた時、他のカードローンに比べて金利が低いのか気になる方もいるでしょう。
お得なのか?それとも損なのか?300万円時の金利を他の銀行カードローンと比較してみましょう。対象は大手銀行カードローンの中でも低金利の印象がある「みずほ銀行」と、同じ沖縄である「琉球銀行」のカードローンです。
みずほ銀行 | 琉球銀行 |
---|---|
6.0%(エグゼクティブプラン) 7.0%(コンフォートプラン) |
7.0%/9.8%/13.5% |
みずほ銀行は、住宅ローンを利用していれば上記の金利からさらに0.5%の優遇があります。
琉球銀行のカードローン(しあわせのカードローン)は金利優遇は特別見られないものの、1stから3rdまでの段階があり、同じ限度額でもかなり低い金利(今回は7.0%)で利用が出来ます。
こう比較しますと、300万円においてはカトレアカードローンは特別他に比べて低い金利ではないことがわかりますね。ただ、2%の優遇を受けることが出来れば7.80%となり大きな差はつかないと考えることができそうです。
返済は残高に応じた金額に。申し込みはネットから可能
毎月の返済は借入残高に応じた金額で、最少額が5,000円、最高で4万円となります。借りすぎなければ返済の負担が大きくなることはありませんので、身の丈に合った借入が大切と言えそうですね。
また、申込みについてもご紹介しましょう。
沖縄銀行のホームページから「仮申込」が可能です。その後、電話にて審査結果が通知されますので、可決し契約を望むのであれば以下の必要書類を持参し、借入を希望する本支店の窓口まで出向き契約を行いましょう。
大手カードローンのようにネット上での契約はできませんので注意してくださいね。
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証のコピー)
- 所得確認書類(給与明細書・源泉徴収票・公的証明書・確定申告書(写)のいずれか)
- 預金口座の届け出印鑑及び通帳
借入金額にかかわらず所得を確認するための書類が必要であること、沖縄銀行の預金口座の通帳などが必要など、大手カードローンと違う部分が多少ありますので忘れ物には注意です!
住宅ローン利用者専用の「カトレアカードローン セレクト」も!
カトレアカードローンには、沖縄銀行で住宅ローンを利用している人のみが利用できる姉妹商品「カトレアカードローン セレクト」が実はあるんです。
基本的にはカトレアカードローンと大きく違いはないのですが、条件の一部と適用される金利にちょっとした違いがあります。
項目 | 状態 | 変更点 |
---|---|---|
利用条件 | 追加 | ・直近1年間で延滞がない ・「カトレアカードローン セレクト」、 「カトレアカードローン」、「ゴールドカードローン」の 取引がない |
適用金利 | 変更 | 3.90%(優遇はなし) |
金利はかなり低く設定され、3.90%の固定金利です。さすが住宅ローン利用者向けというだけあってかなりサービスしている印象ですね。
沖縄銀行の他のカードローン(プラスワンは可)を利用していると利用できませんので、そこだけは注意しておきたいところでしょう。
来店不要で利用可能!便利に使える「チェキット」
地方銀行のカードローンのいいところと言えば、「大手銀行カードローンや消費者金融に比べると金利が低いところ」が一番最初に挙げられる部分かと思います。
しかし、地方銀行にも弱点といいますかデメリットと言える部分があり、一番に挙げられるのが「契約のためにわざわざ店舗窓口まで行かなければならない」ことではないでしょうか。
先程紹介しました「カトレアカードローン」も申し込み自体はインターネットから出来るものの、契約手続きは窓口でしか行なえません。そのため金利面などで魅力的に感じていても現実的に利用出来ない、と考える方も多いかと思います。
しかし、そんな方にも朗報です!なんと、沖縄銀行には来店不要で利用可能なカードローンもあるんです!その名は「チェキット」!
こんなに便利!「チェキット」の特徴・魅力とは?
来店不要でOK、というところからちょっと興味を持った方もいるかもしれません…が、チェキットの魅力はそれだけではありません。
他にも
- 沖縄銀行の口座がなくても利用OK
- 借入金額300万円以下なら収入証明書類不要
- 審査結果は最短1時間で回答
と、プロミスなどの大手消費者金融にも負けない、利用者にとっては嬉しいポイントが!
(こちらもご参考に→プロミスのキャッシング情報はこちら)
特に口座不要で利用できる、というのは大手銀行カードローンではそこそこあっても、地方銀行で口座不要で利用できるのはかなり珍しいこと。もちろん制限がかかる部分もありますが、わざわざ口座を作りたくない人にとっては朗報と言えるでしょう。
審査結果が最短1時間でわかるのも、地方銀行のカードローンの中では速いと言えます。
チェキットは大手カードローンのいいところを盛り込んだ魅力的な商品といった印象ですね。
利用条件もとてもシンプル。年齢制限には注意して
「チェキット」の利用条件はこちら。カトレアカードローンに比べると一般的なカードローンに近い条件となっていますね。
- 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満
- 安定した収入がある
- 保証会社の保証を受けられる
- 沖縄県内に在住している(転勤などで県外赴任の場合は可)
注意すべきは年齢くらいでしょうか。「契約時の年齢」が70歳未満であることが条件です。…とはいえ、70歳を迎えるとその後の更新はできなくなり、新規借入が不可能となってしまいます(返済のみ)。
ご自身が20代、30代であれば問題はないかと思いますが70代近い方は注意しておくべきポイントでしょうね。
1,000万円まで借入可能!低めの金利も嬉しい
条件もシンプル、かつ口座がなくてもOK…と、ここまでもかなりの魅力があるといってもいい「チェキット」。…しかしやはり気になるのは、金利や利用限度額という部分ですよね。
そこも「チェキット」はかなりのもの。なんと、利用限度額は1,000円から1,000万円まで!多くの銀行カードローンの中でも1,000万円まで借入が出来る商品は多くなく、地方銀行のカードローンでも珍しいと言えるでしょう。
さらに注目したいのは金利です。こちらはカトレアカードローンと違い、利用限度額に応じて適用される金利が変わっていくスタイルです。
利用限度額 | 借入利率 | 利用限度額 | 借入利率 |
---|---|---|---|
200万円以下 | 14.6% | 400万円超500万円以下 | 4.25% |
200万円超300万円以下 | 7.25% | 500万円超1,000万円以下 | 3.75% |
300万円超400万円以下 | 6.75% |
200万円までは14.6%と大手銀行系カードローンと同じくらいの金利となっていますね。カトレアカードローンに比べると高めなので、少額借入ならあちらをオススメしたいところです(口座が必要など、条件は違いますが)。
200万円を超えるといきなり金利は約半分の7.25%にまで下がり、最終的には3.75%とまるで住宅ローンのような低金利になります。
手軽なカードローンでここまでのスペックを持つものは少ないので、見逃せないですね。
借入はATMで。返済は口座を持っているかどうかで変化
借入は専用のローンカードを使用して、沖縄銀行ATMやゆうちょ銀行などの提携ATMからお金を引出すことで行なえます。
返済額は前月25日の利用残高に変動します。10月分の返済額は9月25日時点での利用残高を参照するということですね。
利用残高 | 約定返済額 | 利用残高 | 約定返済額 |
---|---|---|---|
2,000円未満 | 残高全額 | 2,000円以上10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 | 20万円超30万円以下 | 5,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 | 40万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超70万円以下 | 14,000円 | 70万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 | 200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 | 400万円超500万円以下 | 60,000円 |
500万円超600万円以下 | 70,000円 | 600万円超700万円以下 | 80,000円 |
700万円超800万円以下 | 90,000円 | 800万円超1,000万円以下 | 100,000円 |
流石に利用残高が高いと返済額もそれ相応のものとなりますが、ちょっと借りるくらいであれば大きな負担になることもない、適正と言える返済額になっていると思います。
返済方法は
- ATMまたは店頭で入金
- 口座振替(自動引き落とし)
の2種類です。口座振替は、沖縄銀行の口座を持っていないと利用できませんので注意しましょう。
2つの返済方法は、返済日も違います。口座振替は毎月7日に指定した口座から引き落としが行われますが、ATMまたは店頭での入金による返済の場合、返済日は「前月26日から翌月7日」となります。
例を出しますと、10月分の返済は9月26日から10月7日までに行わなければならないということです。
ここで注意点がひとつあり、例で言えば9月8日から9月25日の間に「10月分の返済と思って」お金を入金してしまいますと、それは約定返済ではなく「臨時返済」の扱いとなってしまい、改めて9月26日から10月7日までに10月分の返済を行わなければなりません。
もちろん追加返済を行いできるだけ負担を軽くするのは望ましいことですが、日付を間違えると返済したつもりになっているだけで実際は返済できていない…なんてことが起こる可能性もありますので注意しましょう。
申込方法は様々。契約手続きは郵送のみ
最後に、「チェキット」の申し込みから契約までの流れをご紹介していきます。
チェキットの申込方法は「WEB」「電話」「郵送」「FAX」の4つ。やはりいちばんラクなのはインターネットからの申込みかと思います。
通常申込みは情報を入力する量は多いですが、電話による情報の伝達は不要なので、急いでいなければこちらの方がラクかもしれません。
地方の金融機関のカードローンに申し込む場合、どうしても審査結果が出るまで時間がかかるのですが、チェキットの審査結果の回答は最短1時間、原則として当日中に電話にて通知されます!この速さは驚きですよね。
ただし、郵送で申し込みした場合は申込書が届くまでに時間がかかるため、審査の回答は遅くなります。
審査に可決していればローンカードと契約書が宅配便にて配送されますので、契約書類を返送すればOK。沖縄銀行にて書類を確認後、再度郵送された書類が手元に届けば初めてカードが利用可能になります。
つまり、審査時間自体は短いものの手続きはすべて郵送や配送で行われるため、実際に利用できるまでの時間は1週間程度はかかると思っておいていいでしょう。
金利面ではそんなに低いことはないものの、高額の借入ですと大手カードローンに比べるとお得に利用できる傾向にあるため、「カトレアカードローン」と対照的に「高額借入がしたいならチェキット」と言ってもいいでしょう。
また、口座を開設せずに利用できる点もポイントですね。一部の機能が使えないなど制限はあるもののわざわざカードローンのために口座はちょっと…という方でも安心して利用できるかと思います。
残高が足りない…そんなピンチに対応!「プラスワン」
ここからは、カードローンではないですが「キャッシング」の範疇として便利な沖縄銀行の他の商品もご紹介していきたいと思います。
さて、誰もがどこかの金融機関に預金口座があり、その残高をやりくりしていると思うのですが、残高を1桁まできっちりと管理している方は案外少ないのではないでしょうか?
何かのタイミングで残高を確認して「意外とあるな」と思ったり、逆に「意外と少なくなってる…」と感じたり。
特に何もないときであればいいのですが、家賃や公共料金などの引き落としがあるタイミングで残高が足りないと大変ですよね。
そんなときのピンチを救ってくれる商品、それが「プラスワン」なんです。
沖縄銀行の総合口座にセットするローン!
「プラスワン」とは、沖縄銀行の総合口座にセットするローンです。口座にセット…と言われてもピンと来ませんよね。
具体的な例を挙げますと、口座の残高が5万円なのに、クレジットカードでの買い物での引き落とし額が7万円だったとしましょう。このままでは、口座に2万円追加しないと残高不足によりクレジットカードの引き落としが行われません。
クレジットカードの引き落としが行われないと延滞扱いになってしまい遅延損害金が発生したり、ブラックリスト入りという不名誉を受けてしまう可能性もあり絶対に避けたいところですよね。
しかし「プラスワン」を利用していれば、不足分の2万円を自動的に融資し、引き落とし可能な状態にしてくれるんです!
普段は使わなくてもあったら便利…そんな位置づけのローン商品と言えるでしょう。
利用できるコースは2種類。金利はどちらも共通
プラスワンの借入可能枠や金利は以下の表の通りです。
借入可能枠 | 融資利率 |
---|---|
30万円または60万円 | 8.50%(固定金利) |
カードローンに比べるとその金額は低いものの、それでも普段使う分として考えれば十分と言える金額でしょう。
金利も10%を切っていて一般的なカードローンと比較しても「低金利」と言われるレベルですし、満足出来るのではないでしょうか。
もちろん借入しなければ利息などはつきませんので、もしものピンチのために契約しておくという判断も十分にアリかと思います。
ATMからの引き出しも可能。返済は随時返済が基本
借入はキャッシュカードを使用した沖縄銀行やその他提携ATMからの引き出しにも対応しています。
返済は毎月決まった金額を支払う(返済する)必要はなく、口座に入金するつど返済が行われるタイプです。利息は別途3月と9月に自動引落し、あるいは借入残高に組み込まれる形となります。
一般的なカードローンとちょっと違いますのでもう少し具体的に説明しましょう。
まず前提として、「プラスワン」を利用するには紐付けした口座の残高が引き出し金額よりも少ない状態でなければ利用することが出来ません。
返済についても補足しますと、現在残高自体は0円でプラスワンで10万円借りている状態だとします。ここで2万円口座に入金した場合、「残高2万円・借入残高10万円」となるのではなく「残高8万円」となり、入金したお金は(借入残高を超過するまで)すべて返済に充てられます。
言うなれば口座の残高が30万円あるいは60万円増えた状態になっている、と言ってもいいのかもしれません。
申し込みはインターネットや店頭で。契約は店頭のみ
「プラスワン」の申し込みは
- インターネット
- 店頭
- 郵送・FAX
から選べます。ただし、契約の手続きは借入を希望する本支店の店頭でしか行なえませんので「カトレアカードローン」と同様、結局は一度店頭までいかなければならないということですね。
また、プラスワンの利用条件は
- 沖縄銀行の総合口座を利用している
- 完済時の年齢が70歳未満
- 沖縄銀行の融資基準を満たす
- おきぎん保証(株)の保証が受けられる
- 沖縄県在住(県外一時赴任も含む)
と、カードローンよりは幾分ゆるめの基準になっているようにも思えます。カードローンとシステムが違いますし、すでに沖縄銀行の顧客の方に向けたものなので全体的にマイルドな条件なのかもしれませんね。
上記に加えての注意点は、現在の住所と口座開設時の住所(銀行に住所として登録してあるデータ)が合致しているかどうかです。かなり昔に口座を作った場合など、現住所と口座に紐付けした住所が違う場合はまず住所変更の手続きが必要なのでご注意を。
ただし、自身の口座の残高が0円にならない(もしくは借入額が残高を超えない)と借入が出来ない点は他のカードローンと大きく違いますので注意しましょう。
残高を残しつつお金を借りたいのであれば、「カトレアカードローン」や「チェキット」の利用の方がオススメです。
また、返済額が決まっていない点も他のカードローンと大きく違う点ですね。「貯金しておきたい」と思っても、プラスワンでお金を借りている状態ですと、口座に入金した時点で返済扱いとなりますのでこちらも注意。
一般的なカードローンとルールなどが大きく違うのでちょっとクセがありますが、残高の管理が苦手な方には救世主と言えるかもしれませんね。
主婦やアルバイトでもOK!フリーローン「チェキット」
先程はカードローンの「チェキット」をご紹介しました。が、実は沖縄銀行にはフリーローンのチェキットもあるんです!
明確に「主婦やアルバイトでも利用OK」とされていますので、より幅広い方が利用できる商品になっていると言えそうです。
フリーローンとカードローンの違いなども説明しつつ、フリーローンのチェキットをご紹介していきます。
フリーローンとカードローン、その違いは?
まずはフリーローンとカードローンの違いについて説明していきましょう。一番の大きな違いは「繰り返し利用できるかどうか」です。
カードローンは利用限度額内であれば、返済と借入を繰り返してやりくりすることが可能です。対してフリーローンは最初にお金を全額借入し、その後は返済しか出来ません。
限度額が同じ30万円だったとしても、カードローンは5万円だけ借りるということが出来ますが、フリーローンは30万円で契約すると30万円を借りることになります。
どちらがいいのかは目的等によって変わるので一概には言えませんが、継続的に細かく利用していきたいのであればカードローン、この時だけお金が必要というケースであればフリーローンを選ぶのが基本と言えます。
口座がなくても申し込み可能。主婦、バイト、自営業OK!
フリーローンの「チェキット」の利用条件はカードローンのチェキットに近い内容となっています。
- 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満
- 安定した収入がある
- 保証会社の保証を受けられる
- 沖縄県内に在住している
- 沖縄銀行の預金口座を保有している(同時開設可)
「アルバイトでも主婦でも自営業でも利用可能」と明記しているのはこの商品だけ。カードローンでも利用できる可能性はありますが、要問合せですね。
普段カードローンを利用するつもりはなくてもこの季節だけお金がかかって…ということも多いので、利用できる人の幅が広いのは嬉しいところですよね。
利用可能額や金利もカードローン「チェキット」と同じ!
利用可能額や適用される金利も基本的にカードローンのチェキットと同じです。
利用可能額 | 金利 | 利用期間 |
---|---|---|
10万円から1,000万円(1万円単位) | 3.75%~14.60% | 1年以上10年以内 |
利用額が大きくなればなるほど金利が低くなるタイプとなっています。それぞれのだいたいの金利は次の返済額のところにて表にして記載します。
フリーローンはカードローンに比べると金利が低めに設定されることが多いのですが、この商品はカードローンのチェキットと同じ金利設定となっています。金利面で考える必要はなく、自分がどう使いたいか?で決めることが出来るといえますね。
返済は自動振替。元利均等返済方式
返済は毎月6・16・26日のいずれか指定した日に自動で引き落とされます。
デメリットは返済額はまず利息に多く充てられていくため、元金がなかなか減少しないことでしょう。
対して「元金均等返済」は元金を返済期間で等分し、それに利息額を加えて返済するものです。例えば元金を毎月1万円返済するとしたら、それプラス月ごとの利息額を返済します。この方法のメリットは元金が一定で減少していくため、最終的な負担は少なくなることです。
デメリットは返済初期は利息額も大きいため返済が負担になりがちなことでしょう。
長くなってしまいましたが、フリーローン「チェキット」は元利均等返済方式なので1ヶ月の返済額は変わりません。
…が、返済期間をどのくらいにするか(返済回数を何回にするか)で毎月の返済額が変わります。
3年(36回) | 5年(60回) | 10年(120回) | 金利 | |
---|---|---|---|---|
50万円 | 17,234円 | 11,790円 | 7,944円 | 14.60% |
100万円 | 34,469円 | 23,580円 | 15,889円 | 14.60% |
150万円 | 51,704円 | 35,370円 | 23,834円 | 14.60% |
200万円 | 68,939円 | 47,160円 | 31,778円 | 14.60% |
400万円 | 123,051円 | 78,733円 | 45,929円 | 6.75% |
500万円 | 148,176円 | 92,647円 | 51,218円 | 4.25% |
1,000万円 | 294,129円 | 183,039円 | 100,061円 | 3.75% |
返済回数が少ないほど1ヶ月の返済額も大きくなりますが、その分早く返済が終わるので返済総額(元金+利息額)は少なく済みます。120回払いにしますと毎月の返済額は少ないですが、かなりの期間返済し続けなければならず、返済総額も高くなります。
6ヶ月ごとに融資金額の50%以内の金額までボーナス併用返済を使用することも出来ますので、毎月の返済は少なくするために60回払いにし、ボーナス併用払いで一気に元金を減らすことも可能です。
利用額によって適用される金利が変わるのも、この表でおわかりいただけるかと思います。カードローンの「チェキット」を参考にするのであれば、200万円超300万円以内の金利は7.25%の金利と推測できます(あくまで推測です)。
申し込み方法は主に3種類。収入印紙代が必要なので注意!
フリーローン「チェキット」の申し込み方法は主に以下の3種類です。速いのは電話、あるいはFAX・インターネットなどでしょう。郵送は時間がかかりますので避けたほうがいいかもしれません。
電話 | FAX・携帯電話・ネット | 郵送 |
---|---|---|
平日8時~20時 土日・祝日9時~20時 |
年中無休24時間受け付け | 仮審査申込書が必要 |
審査結果は原則当日中、最短1時間(郵送を除く)で電話にて教えてくれます。
その後、正式な契約手続きを行いますが、カードローンのチェキットとは違い、フリーローンでは契約時に店頭窓口まで行くことになります。また、その際に利用金額によって以下の収入印紙代が必要となりますのできちんとお金を用意していきましょう。
しかしカードローンの「チェキット」とフリーローンの「チェキット」は金利が同じと予想されます。カードローンで見ればそう高い金利ではなくとも、フリーローンでみると少々高めの金利(特に少額借入)です。
どうしても沖縄銀行で借りたいというならばいいのですが、少しでも金利を低くしたいという場合、みずほ銀行など大手のフリーローンの方が金利が低いので、そちらを利用するのもアリかと思います。
自分の使い方や好みの金利などに合わせて選べるのは嬉しい!
今回ご紹介しましたのは4つの商品でしたが、その4つでもそれぞれの商品の特色がかなり違うことがおわかりいただけたかと思います。
手軽に使いたいなら「カトレアカードローン」が金利面でもオイシイですし、手続きをできるだけ家でしたいなら「チェキット」、普段は利用しないけど万が一のことを考えて契約しておきたいなら「プラスワン」…と、自分の目的や使い方によって選べます。
1つの金融機関で商品をどれにしようかな?と選べるのは沖縄銀行ならではといってもいいかもしれません。
他にも目的別ローンや公務員専用ローンなど、様々な融資商品がたくさんありますので、興味を持った方は一度調べてみてはいかがでしょう?
【参考ページはこちら】
キャッシングなら安心・安全の銀行カードローン
こういった「面白い商品」が多いのも地方銀行、ひいては沖縄銀行の特色と言えると思います。
どうしても地方銀行はその地域に住んでいる方でないと利用できませんが、お住いの地域にも必ずあると思いますので、一度自分の住んでいる地域の地方金融機関のカードローンを調べてみてもいいと思います。
意外と金利が低かったり、面白いと思える商品が眠っているかもしれませんよ!
でも2%の金利優遇を受けることが出来れば大手と変わらないくらいの金利で利用することが出来ますから、沖縄銀行がメインバンクの方は十分お得、と言えそうです。
特に住宅ローンを利用しているならさらに金利が低くなりますので、他でカードローンを利用するのは損!とまで言えるのでは…?というくらいですね。