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三井住友銀行キャッシング審査とは?申し込み前にすべき3つの準備

三井住友銀行のカードローンは、金利が低く利用限度額が最高で800万円までなので、持っていると重宝します。また、審査も最短であれば30分で行われるなど、スピード融資にも対応できます。

そのような三井住友銀行のカードローンなのですが、利用するためには当然のことながら審査に通る必要があります。そのため、いざ三井住友銀行でお金を借りようと思ったら、審査が気になるという人は多いのではないでしょうか。

審査を受けるなら、通りたいですよね。実は、申し込み前にしておくことで、審査に不利にならないようにできるポイントがあるんです。そこで、三井住友銀行のキャッシング審査の内容と、事前にすべき準備について確認しましょう!

実は2種類ある?三井住友銀行のキャッシング審査

実は、三井住友銀行のキャッシング審査には、2種類あります。そこで、まずは三井住友銀行でキャッシングの審査を受ける場合どのような流れで行われるのか、2種類の審査とは何かを見ていきましょう。

申し込みから審査まで

三井住友銀行の場合、申し込みには下記の方法が利用できます。

  • 窓口
  • ローン契約機
  • 電話
  • インターネット経由
  • 郵送

申し込みが済んだら審査が行われ、その結果の連絡がメールか電話であります。いずれの方法で申し込んでも、申込書または申し込みフォームに申し込み者の情報の記入が求められるのですが、審査はそこに記入された内容を元に行われています。

三井住友銀行の場合、かんたん申し込みと通常申し込みの2種類があります。どちらも同じ三井住友銀行カードローンに対する審査申し込みなのですが、利用限度額などに以下のように差があります。

かんたん申し込みの特徴は、下記の通りです。

  • 利用限度額は30万円まで
  • 記入する項目が少なくて済む
  • 利率が一律で14.5%となる

通常申し込みの特徴は下記の通りです。

  • 利用限度額は800万円まで
  • 利率が4.0~14.5%から決まる

通常申し込みで申し込んだ場合、利率が4.0~14.5%から決まるため、同じ利用限度額になったとしても、かんたん申し込みで申し込むより利率が低くなることもあります。
(⇒キャッシングの申込み方法についてもっと詳しく!

申し込み方法による審査項目の差

それでは、かんたん申し込みと通常申し込みでは、入力を求められる項目がどのように違うのか比較してみましょう。

かんたん申し込みで記入を求められるのは、下記の内容です。

  • 氏名(漢字とカナ)、性別、生年月日(西暦で)
  • メールアドレス
  • 家族構成(既婚か独身か、家族と同居か別居か、子どもがいるかいないか)
  • 三井住友銀行との取り引きの有無
  • 自宅住所(漢字のみ)、住まいの状況(選択肢から選択)
  • 自宅電話の有無、携帯またはPHSの番号
  • 勤務先の名称(漢字とカナ)、勤務先住所(漢字のみ)と電話番号
  • 勤務先の業種(選択肢から選択)、社員数、勤務形態(選択肢から選択)
  • 入社年月、年収
  • 借入金の利用目的(選択肢から選択)、カードの受け取り方法

通常申し込みで記入を求められるのは、下記の内容です。

  • 氏名(漢字とカナ)、性別、生年月日(西暦で)、最終学歴卒業年月(西暦で)
  • メールアドレス
  • 家族構成(既婚か独身か、家族と同居か別居か、子どもがいるかいないか)
  • 三井住友銀行との取り引きの有無
  • 自宅住所(漢字のみ)、住まいの状況(選択肢から選択)
  • 自宅電話の有無、携帯またはPHSの番号
  • 勤務先の名称(漢字とカナ)、勤務先住所(漢字のみ)と電話番号
  • 勤務先の業種(選択肢から選択)、社員数、勤務形態(選択肢から選択)
  • 仕事内容(選択肢から選択)、役職、入社年月、年収、給料日
  • 保険証の種類(選択肢から選択)
  • 他社カードローンの借り入れ件数、借り入れ希望額
  • 借入金の利用目的(選択肢から選択)、カードの受け取り方法、希望の連絡先

以上のように、簡単申し込みと通常申し込みでは見られる項目に差があることがわかります。

両者を比較してみると、例えば簡単申し込みでは健康保険証の種類は確認されないなどの違いがありますね。審査はこれらの項目を元に行われるわけですから、かんたん申し込みの方が審査の結果に影響する項目が少ないことになります。

では、それぞれの項目で何を見ているのか、それが審査の可否にどのように影響を与えるのか、項目ごとに具体的に確認していきたいと思います。項目が多数あるので、関連のある項目ごとにまとめていきます。

三井住友銀行カードローンは、いろんな方法で申し込みをすることが可能なんですね。

審査には2種類あって、少ない項目を入力すればいい代わりに利用限度額が30万円までに固定されるかんたん申し込みと、入力する項目が多い代わりに最大で800万円までの借り入れが可能な通常申し込みに分かれています。

申し込み者に関する項目では年齢が審査結果に関係します

まず、申し込み者に関する項目を見ていきましょう。この項目は、本人になり済まして借り入れをしていないかなどをチェックするためのもので、それさえ確認できれば審査結果にはそれほど影響はありません。ただし、年齢だけは関連がありますので、注意が必要です。

氏名、性別など本人に関するもの

この項目は、虚偽の申告がなければ審査結果には影響しません。審査に通らないことがあるとしたら、それは別人の名前を利用して申し込みをしようとしたような場合です。この項目は、お金を借りる人が誰であるのかをはっきりさせる目的で聞かれるものです。

そもそも書類に書かれている名前の人物と、実際に申し込んだ人物が別人だった場合、お金の回収が滞った時にどうすることもできなくなります。そのため、まずは本当に申し込んでいるのが本人なのかをきちんと確認するというわけです。それらを確認するために、申し込みをした後に本人確認の電話があるのです。

ただし、年齢は審査の可否に大きく影響を与えます。

三井住友銀行の場合、借り入れができるのは満20歳以上、満65歳以下の人です。

この範囲に当てはまっていない場合、借り入れはできません。

家族に関するもの

この項目は、審査の可否に大きな影響を与えるものではありません。ただし、利用限度額には影響を与えることがあります。三井住友銀行の場合、既婚か独身か、家族と同居か別居か、子どもがいるかいないかということから判断をします。

ということは、独身で家族と同居・子どもなし、既婚で家族と別居・子どもありなどの区分に分かれることになります。

同居家族がいる、つまり親と同居している場合、評価は高くなります。ただし、親と同居していても子どもがいる場合は一般的な評価になります。独身で親と別居している場合は評価が低めになる可能性があります。それ以外が一般的な層として見られます。

自宅に関する項目、審査結果に大きく影響するのは住所と連絡先!

次に、自宅に関する項目です。自宅に関して聞かれるのは、本当にそこに住んでいるのか、もっと言えば、連絡が取りやすいかどうかを確認するためです。では、詳細を確認しましょう。

自宅住所に関するもの

この項目は、本人に関する項目と同じく、虚偽の申告がなければ審査結果には影響しません。しかし、記入した住所に住んでいないとなると、まず審査には通らないと思った方がいいでしょう。

それは、電話もつながらないなどの何らかの理由があった時に自宅を訪問しなければならない可能性もあるからです。

自宅住所のチェックは、申込書や申し込みフォームの記入内容だけではなく、本人確認書類と合わせて行われます。そのため、引っ越したなどの理由で、申込書や申し込みフォームに書いた住所と本人確認書類が違う場合は注意が必要です。

三井住友銀行では、本人確認書類は有効期限内かつ現住所記載のものが必要と明記されていることからも、注意が必要であることと同時に住所の確認が慎重に行われていることがわかります。

そのため、現住所と本人確認書類の住所が違う場合は先に変更の届け出を済ませましょう。

住まいの状況に関するもの

この項目も、審査の可否には大きな影響を与えません。影響があるとしたら、利用限度額が変わることです。

住まいの状況に関しては、先ほど項目を確認した際に選択肢から選択する形式になっていることを紹介しました。これに関してはかなり細かく聞かれており、下記のような選択肢があります。

  • 本人名義の持ち家
  • 本人名義の持ち家でローンあり
  • 家族名義の持ち家
  • 社宅や官舎
  • 公営住宅
  • 賃貸マンションや借家
  • アパート

なぜ住まいの状況が審査に影響するのかというと、住所確認を慎重にするのと同じ理由で、引っ越ししやすい住まいの状況の場合、引っ越してしまうと転居先がわからなくなる可能性もあるからです。

また、お金に困って借り入れをした場合、返済に困ると借金を踏み倒して逃げる可能性も絶対にないとは言えません。そこで、引っ越ししにくい形態の方が有利になるということが言えます。

具体的に言えば名義はいずれにしても持ち家が有利で、公営住宅や寮などは不利になるということです。

連絡先に関するもの(電話について)

連絡先は、繋がる連絡先が一つでもあれば審査の可否に影響を与えることはありません。しかし、繋がる電話番号が一つもないとなると、審査に通ることはできません。

三井住友銀行の場合、審査結果の連絡はメールもしくは電話であることになっていますので、電話で連絡がつくことが必要です。

中には審査の際に自宅電話があることにこだわる業者もあるのですが、三井住友銀行の場合、自宅電話に関しては自宅電話の有無と呼び出しかどうかの確認があって、これらがある場合には番号の入力が必須です。

それから、携帯電話もしくはPHSを持っている場合と、自宅電話が無い場合はその番号は必須入力とされています。つまり、自宅電話がなく、携帯やPHSの電話番号も記入できないと申し込みができないということになりますね。

本人確認もそうですが、電話は審査結果の連絡やそれ以外の連絡にも利用するため、繋がる連絡先が無いと困ることになるので審査に通らないのです。

連絡先に関するもの(メールアドレスについて)

これも、電話と同じく連絡を取るために必要なものです。三井住友銀行では、大切な案内を送信するため、本人以外の人が見る可能性があるアドレスを記入しないようにという案内があります。

三井住友銀行では、審査結果がメールで連絡される場合もありますので、メールアドレスの入力を間違えると審査結果が届かないというようなことにもなります。そういった意味で審査の可否に関わりますので、間違えて入力しないようにしましょう。

自宅や連絡先に関する項目は、連絡がきちんとつくかどうかに主眼を置いてチェックされているわけですね。

連絡がきちんと取れないと判断されると審査に通りませんので、記入ミスや入力間違いをしないことも含めて、連絡が取れる状況を作っておくことが大切です。

仕事に関する項目では働いているかどうかがチェックポイント!

仕事に関する項目には、勤務先のものとそこでどのような仕事をしているのかを聞くものとがあります。

とういうことは、逆を返せば仕事をしておらず収入が無い人は利用できないということの証明になりますね。

実際に、三井住友銀行では、カードローンを利用できる人の条件として安定した収入があることを挙げています。

それでは、勤務先に関するものから確認していきましょう。

勤務先に関するもの

まず、一番重視されるのが記入されている会社が本当に存在しているかどうかということです。そのため、虚偽の報告をしていたら審査には通りませんが、働いていることがわかれば審査の可否にそれほど影響しません。ただし、利用限度額は変わることがあります。

カードローンの返済をするためには、収入があることが必要です。そのため、本当に働いているかどうかもしっかりチェックされることになります。そこで、勤務先名称や住所、連絡先などを記入する必要が出てくることになるのです。

勤務先の業種の選択肢として挙げられているのは、下記のものです。

  • 農業、漁業、林業
  • 販売業、飲食店
  • 電気、水道、ガス
  • 鉱業
  • 保険業、金融業
  • サービス業
  • 土木・建築業
  • 不動産業
  • 通信業、運輸業
  • 製造業
  • 公務

これを見れば、業種について細かく確認していることがわかりますね。職種を確認するのは、どれくらい安定した職種なのかを見るためです。安定しているほど倒産などで給料がもらえなくなる可能性が低いことになります。
(⇒どんな職業ならキャッシングしやすい?

そう考えると、一番有利なのは公務員ということになります。これも審査の可否と言うよりは利用限度額に大きく関わる項目です。

また、三井住友銀行では社員数も記入することになっています。これもやはり、勤務先の安静性を測る基準とするためのものです。みなさんも同じように感じられることと思いますが、大きい企業ほど安定していて、倒産の可能性は低いと見られます。

しかし、会社規模が原因で審査に通らなくなるということは考えにくくなっています。

勤務形態に関するもの

勤務形態も選択肢から選択することになることを確認しましたが、三井住友銀行で勤務形態の選択肢として挙げられているのは、下記のものです。

  • 公務員
  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 個人事業主
  • 就労者のパート・アルバイト
  • 学生のパート・アルバイト

勤務形態に関しても、審査の可否を決めるというよりは利用限度額の決定に影響がある項目であると言えます。この中で安定していると見られるのは先ほども述べたように公務員です。正社員も安定していると見なされやすくなっています。

逆に不安定だと見なされやすいのが、パート・アルバイトです。また、個人事業主も実は安定していると見なされにくい勤務形態となっています。個人事業の場合、会社規模という点で考えると小さいため、どうしても景気の影響を受けやすいと考えられるからです。

しかし、三井住友銀行ではパート・アルバイト不可とはなっていないので、安定した収入があれば借り入れできる可能性があります。

ただし、注意が必要なのは個人事業主が借り入れをする場合です。それは、三井住友銀行のカードローンは事業性資金としては利用できないからです。個人事業主でも生活目的での借り入れはできますので、利用目的に合わせて商品を選ぶ必要があります。

申し込み者の仕事に関するもの

ここでは仕事の内容が聞かれます。仕事内容の選択肢として挙げられているのは、下記のものです。

  • 事務職、管理職
  • 労務職
  • 販売員
  • 経営者
  • 営業職
  • セールスマン、歩合制の仕事
  • 専門職、技術職、保安員

これは先ほど確認した業種と似たようなものなのですが、これもやはりその職業の安定性をもとに、返済が続けられそうかどうかを確認する意味を持っています。一般的に離職率が高い職業は、審査では不利になります。

しかし、これも審査の可否より利用限度額の決定に関わる項目です。

申し込み者の仕事に関することで審査の可否に影響してくるのは、勤続年数です。その仕事を始めたばかりの場合、いつ辞めるかわからな不安定な時期だと見なされます。そのため、あまりにも勤続年数が短いとそれが原因で審査に通らないことは十分考えられます。

三井住友銀行の場合、勤続年数を直接記入するのではなく、入社年月を記入する形となっています。長期に渡って勤務している場合、忘れがちかもしれませんが、ここは重要な意味を持つ部分なので間違えた内容を記入しないようにしましょう。

年収は、返済能力を測るために利用される項目です。もちろん高い方が返済能力があると言えるのですが、年収が低くても年収に占める返済の割合が3分の1以下になっている場合は借り入れできる可能性が高まります。

保険証の種類に関するもの

なぜカードローンの審査で保険証の種類が聞かれるのかというと、それによって職業に関することがわかるからです。

三井住友銀行で保険証の種類の選択肢として挙げられているのは、下記のものです。

  • 社会保険
  • 共済組合保険
  • 国民健康保険
  • 船員

では、それぞれの保険証の種類が何を示しているのかを見てみましょう。

まず、社会保険と言うのは、三井住友銀行の申し込みフォームの説明によると全国健康保険協会の保険ということになっています。これは、中小企業に勤める会社員が持っている保険証となります。

共済組合保険は、三井住友銀行の説明によると公務員や企業保険組合の人が持つ保険証ということになります。企業保険組合とは、従業員数が多い企業が独自に設立できるものなので、これを持っているということは大手の企業の社員であることを表します。

そのため、共済組合保険の保険証を持っていると、安定していると見なされやすくなります。

国民健康保険とは、三井住友銀行の説明によると個人事業主や学生などが持っている保険証であるということになります。つまり、安定しているかどうかという視点で見ると、やや不利になります。船員保険証は船員が持つものとなります。

これも、勤務先の安定性をはかるためのものなので、これが原因で審査の可否が決まるというよりは、利用限度額に影響を与える項目と考えていいものです。

三井住友銀行でお金を借りるには、安定収入があることは外せない条件です。それがクリア―できれば、収入が原因で審査に通らないことはあまりなさそうですが、職業の安定性によって利用限度額が左右される可能性はあります。

仕事をしていないという人は、まずはそちらから考えなければ、審査に通ることは難しいと言えますね。

借り入れに関する項目では金融事故の情報に注意!

借り入れに関する項目とは、三井住友銀行の場合、カードローンを何件利用しているかということで、金額は聞かれません。

カードローンの場合、審査によって利用限度額が決定されますが、この額は信用があると判断された人ほど大きくなります。つまり、信用がある人はそんなに多くのカードローンを利用する必要が無いということが言えます。

そのため、借り入れ件数が多いほど審査には不利になります。これはかなり大きく審査結果を左右します。一般的には、すでに3件の借り入れがあるとあらたな融資は難しいと言われています。

はっきり審査基準が公開されているわけではないので、三井住友銀行のキャッシング審査で具体的に何件借り入れがあると審査に通らないと明言はできませんが、借り入れ件数が増えるごとに審査通過が厳しくなるのは確かです。

それから、現在の借り入れに関して、申込書または申し込みフォームには記入しない内容が理由で審査に落ちることがありますので、詳細を確認しましょう。

金融事故の情報があると審査には通りません!

借り入れ件数が3件に満たない場合でも、これまでの借り入れが原因で審査に通らないことがあります。それが、いわゆる金融事故の情報があることです。事故情報があるとは、これまでに返済上何らかの問題を起こした記録が残っていることを言います。

個人がお金を借りたことに関する情報は、全て個人信用情報機関と呼ばれる機関で管理されていて、新たな借り入れの申し込みがあった時にその情報が照会されます。その時、これまでの借り入れを返済する中で延滞や債務整理、自己破産などの経験があることがわかれば、まず審査には通りません。

これには、三井住友銀行を始めその他の銀行からの借り入れに限らず、消費者金融会社や信販会社などの貸金業者からの借り入れも含まれます。

一度金融事故を起こすと、永遠に借りられないわけではないのですが、国内に3つある個人信用情報機関ごとに決められているそれぞれの情報の掲載期間が過ぎるまで、借り入れをすることはまずできません。

三井住友銀行カードローンに申し込んだ時点での借り入れ状況は、かなり大きく審査結果を左右します。すでにあちこちからお金を借りている場合、返済が難しいからこれ以上お金を貸せないと判断されるのも仕方ないですね。

借り入れ件数は少なくても、金融事故情報がある場合も、すでに返済できない状況の人がこれ以上借りても返済が難しいと思われてしまうので、審査に通るのが難しくなります。

利用の希望に関する項目で注意すべきなのは借り入れ希望額!

借りたお金の利用目的や希望金額、カードの受け取り方・連絡先の希望が聞かれますが、カードの受け取り方や連絡先の希望は事務的な手続きのため、ここで見ておかなければいけないのは利用目的と希望金額です。

利用目的に関するもの

三井住友銀行で借入金の利用目的の選択肢として挙げられているのは、下記のものです。これによって、審査の可否に大きな影響が出ることはありませんが、利用限度額には影響することが予想されます。

  • 生活費
  • 飲食代、交際費
  • ギャンブル目的
  • 冠婚葬祭費用
  • 入院費、治療費
  • 教育目的
  • 他社借入金の返済資金
  • 車関係の費用
  • レジャー

実は、この中で敬遠される借入金の利用目的があります。それは、ギャンブル費用・他社借入金の返済資金です。また、生活費も、先に挙げた2つほどではありませんが敬遠される傾向にあります。

それは、借り入れをしたお金が一時的な出費で必要な時期が過ぎれば返済に回せるのか、それとも長期的にずっとお金が必要になるのかという点で判断されているからです。

他社借入金の返済が目的でお金を借りるということは、すでに返済が滞る状態であることをはっきりと示しています。そのような相手にお金を貸したとしても、回収が難しく、長期的にお金が不足する状態であることがわかるので敬遠されるということです。

とはいえ、三井住友銀行カードローンはおまとめローンとしての利用がOKであることが明記されていますので、おまとめ不可のローンのように利用目的が借入金の返済であることが原因で審査落ちする可能性は低いと言えるでしょう。

ギャンブルも似たような物で、足りなくなれば辞める人ならお金を借りてまでギャンブルをしようとはしません。よって、お金の管理能力という点と、今後も長期に渡ってその状態が続くだろうということが予想できるというわけなのです。

生活費に関しては、必要経費なのに意外だと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、必要経費だからこそ余裕ができにくいということになり、結果として長期に渡ってお金に余裕が無い状態が続くと判断されるというわけです。

希望金額に関するもの

希望金額とは、いくら借り入れをしたいか書くものなので、一見審査には関係なくただ希望を書くだけと思われがちですが、ここも審査の可否に大きく関わっています。それは、借り入れをした人が返済できる能力には、限りがあるからです。

極端な話、年収と同じだけの金額を借り入れしたとしたら、返済ができるとは誰も思いませんよね。また、もし借り入れ先が消費者金融などの貸金業だったとしたら、法律の定めによって年収の3分の1を超える借り入れはできません。

三井住友銀行は貸金業者ではなく銀行なので、年収の3分の1を超えての借り入れができないということではないのですが、返済できる金額に限りがあるのはどこで借り入れをしても一緒です。

その一つの目安となるのはやはり年収で、年収に対して借り入れ額が占める割合が高いと、返済が難しいと思われます。そのため、年収に対してあまりに高い金額を希望すると、返済についてきちんと考えていないと判断され、借り入れが難しくなることもあります。

銀行の場合も目安となるのは年収の3分の1程度であると言われていますので、高すぎる金額の借り入れを希望しないことも審査に通るためには大切です。

三井住友銀行カードローンでは、借りたお金をおまとめローンとして使ってもいいことが明記されていますので、おまとめ不可のローンよりはすでに借り入れが多い人でも使いやすい商品だと言えます。

とはいえ、返済できないと思えるような金額を貸してくれるとは考えにくいので、返済計画をきちんと立てて、収入に見合った金額で申し込みをすることが大切なんですよ。

三井住友銀行のキャッシング審査を申し込む前にできる準備

以上の内容から、三井住友銀行の審査の可否に直接影響を与える内容は下記のものだということが言えます。

  • 連絡先があるかどうか
  • 仕事をしているかどうか
  • 金融事故の経験があるかどうか
  • 借入金の利用目的や希望金額が適正か

ということは、最低限、連絡先の確保と仕事の確保をしてから申し込みをしなければいけないことがわかりますね。ただし、新しい仕事を始めたばかりの頃は、勤続年数が短いことが原因となって審査に通りにくいことが多いので、できれば仕事を始めて6か月は待った方が審査に通る確率が高まります。

金融事故の経験がある場合は、情報の掲載期間が過ぎるのを待つしかありません。

ここで挙げたように、申し込みの際に審査で問題となる点を解消しておくことが、三井住友銀行のキャッシング審査を申し込む前にできる一つ目の準備です。

では、それ以外にできることについて、詳しく確認しましょう。

虚偽の申請で不利になる!情報の確認をしよう

申し込みの際に記入を求められる項目について、多くのものが変えることが難しいものだと感じられた方は多いのではないでしょうか。だったら、三井住友銀行のキャッシング審査のために準備をすると言われても難しいと思われるかもしれませんが、できることがあります。それが、情報を正しく書けるようにしておくことです。

ここまで、虚偽の申請をしたら審査には通らないということも確認してきましたが、これには意図的に虚偽の申請をした場合はもちろん、間違えて記入してしまった場合も含まれるのです。

間違えたのだから仕方がないと思うかもしれませんが、書類や申し込みフォームを見た審査担当者には、それが意図的に書かれたものなのか、間違えたのかの判断はできません。

それに、たとえ間違えて書いたのだとしても、自分に関する情報を間違えるような場合、もしかしたら返済日の管理などができにくいかもしれないと思われることもあります。どちらにしてもいいことはないということですね。

つまり、有利に申し込むには正確性が求められるのです。

特に勤続年数や会社の住所など、普段あまり記入することがないものは間違えやすいのが事実です。そこで、三井住友銀行のキャッシング審査で聞かれる内容を事前に把握して、正確な情報を記入できるよう準備をしておくことに意味があるということです。これが、審査を受ける前にできる2つ目の準備です。

審査の重要項目!勤務先への在籍確認に注意

審査の際には、職場への在籍確認が行われます。これは、勤務先として記入された所に電話で連絡を入れ、本当にその職場が存在しているか、そして申し込み者がそこで働いているのかを確認するものです。

三井住友銀行の場合も、審査の際に勤務先などに申し込み確認の電話をすることがあると案内されています。また、その時に連絡が取れなかった場合には、申し込みを取り下げることもあるとも書かれています。そのため、在籍確認がきちんとできることも審査結果に関わっていると言えます。

在籍確認は難しいものではありません。職場にかかってきた電話に直接出られればそれでいいですし、電話に出た人が外出中や会議中などと伝えてくれることでもそこで働いていることが確認され、在籍確認が完了したことになります。

ですが、職場の状況によっては電話が繋がりにくいこともあるでしょうし、またプライバシーに対する配慮から外部の人に名前を教えないような対応をする会社もありますよね。それらの現状があるのなら、事前に相談しておくことをお勧めします。ですが、それで不利になる可能性があることは知っておきましょう。

銀行カードローンならでは!保証会社の審査も受けます!

ここまで、審査について確認してきましたが、銀行カードローンならではの事情として、保証会社をつけていることが挙げられます。三井住友銀行の場合、保証会社はSMBCコンシューマーファイナンスです。プロミスのブランドで、消費者金融としてカードローンを発行している業者ですね。

例えば以下の例のように、銀行系カードローンはそれぞれ保証会社をつけています。

  • みずほ銀行カードローン…株式会社オリエントコーポレーション
  • 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」…アコム(株)
  • 新生銀行カードローン レイク…新生フィナンシャル(株)
  • じぶん銀行カードローン「じぶんローン」…アコム(株)
  • 楽天銀行スーパーローン…楽天カード株式会社・株式会社セディナ
  • セブン銀行ローンサービス(カードローン)…アコム(株)

銀行カードローンにつけられている保証会社は、万が一利用者が返済不能な状態に陥った時、代わりに銀行に対して返済を行います。その後、債権の回収を担当する役割も持ちます。

三井住友銀行カードローンに申し込みをした場合、保証会社もその人の保証をしていいかどうかという立場から審査を行っています。つまり、銀行カードローンでは、1回の申し込みに対して2重に審査が行われている状態になっているわけですね。

審査項目が違うわけではなく、同じ申込書または申し込みフォームに記入された内容を元に審査を行っていますので、注意点としては変わりはありませんが、そのような状態にあることは知っておくといいでしょう。

三井住友銀行カードローンに申し込む前にできることは、大きく分けて三つあるということですね。

一つ目が審査で問題となる点を解消しておくこと、二つ目が情報を正確に記入できるようにしておくこと、三つ目が在籍確認がきちんと取れるようにしておくことです。

事前にできる3つの準備をしっかりして審査に臨もう!

以上のことをもとに、三井住友銀行で審査を受ける際にできる3つの準備についてまとめます。

  • 連絡先が無い場合は確保するなど審査落ちしそうな状況を減らす
  • 正確な情報を調べておき、きちんと記入する
  • 在籍確認ができるようにする

これらの準備をすることで、すぐに状況を変えることはできなくても、意外なことで審査落ちする確率を減らすことは可能ですので、しっかり確認しておきましょう!

【参考ページはこちら】
キャッシングの悩みと質問はここで解決!

三井住友銀行カードローンを利用するためには、安定した収入があることが求められます。それをチェックするために自宅や勤務先、それから現在の借り入れ状況など、様々な項目が見られるわけですね。

それらの項目の多くはすぐに変えることが難しいものではあるのですが、だからこそ間違えずに記入する、在籍確認が取れるようにするなど、ちょっとした準備をすることで審査に落ちる可能性を減らしたいものですね!

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