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楽天カードのキャッシングで限度額を上げるためにすべきこと!

いつでも好きな時に現金が引き出せるキャッシングやカードローンって、本当に便利なものですよね。でも、キャッシング商品を取り扱う業者はとてもたくさんあって、どこの業者のどんな商品が自分に向いているのか、その選択はけっこう難しかったりします。

専用ローンカードによるカードローンも便利ですが、クレジットカードのキャッシング枠を利用するという方法もありますし、どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。

今回は、楽天カードのキャッシングと、楽天銀行カードローンについてご紹介し、限度額をあげるためにはどうしたらよいのかをお話します。ご自身ならどちらが合うのか、参考にしながらお読みくださいね!

楽天カードが向いている人とは?利用可能枠や増枠方法とともにご紹介

まずは、クレジットカードの楽天カードから見ていきましょう。基本的な内容から、利用可能枠を増やしたいときはどうすればいいのかという点まで、まとめてお話します。

楽天カードは種類も豊富!

楽天カードには、グレードやどんな人が対象となるのか等によって、以下のような種類が用意されています。それぞれの特徴とともに、見てみましょう。

種類 特徴
楽天カード ・もっともスタンダードなカード
・年会費永年無料
楽天PINKカード ・楽天カードの基本機能に
保険など女性向けサービスが付帯可能
・年会費永年無料
楽天ゴールドカード ・空港ラウンジサービス付帯
・最大利用可能枠200万円
・年会費2,160円(税込み)
楽天プレミアムカード ・空港ラウンジサービス付帯
・最大利用可能枠300万円
・年会費10,800円(税込み)
楽天ANAマイレージクラブカード ・ANAのマイレージクラブ機能付帯
・年会費540円(税込み)
(初年度無料、翌年度以降も年1回の利用で無料)
楽天カード アカデミー ・学生専用カード
・年会費永年無料
楽天銀行カード
(キャッシュカード一体型)
・クレジットカードと楽天銀行の
キャッシュカードが一体化
・年会費永年無料
楽天ビジネスカード ・会社経営者や個人事業主対象のカード
・楽天プレミアムカードを持っている人のみ申込可能
(同時申し込み可能)
・年会費2,160円(税込み)
(楽天プレミアムカード年会費も別途必要)
ヴィッセル神戸オフィシャル
サポーターズカードV-style
・ヴィッセル神戸サポーター向け
・ためたポイントを選手のサイングッズと交換可能
・電子マネー(楽天Edy)機能付き
・年会費永年無料

このように多種多様な楽天カードがありますが、どのカードにも共通するのは、楽天スーパーポイントの還元率がお得であることです。

楽天カードの多くは年会費無料ですし、入会するとポイントをもらえるキャンペーンもあります。楽天スーパーポイントをためているという人なら、必須アイテムとも言えますね。

楽天カードの基本的な機能

上記のように、楽天カードには様々な種類がありますが、ここでは一番スタンダードな「楽天カード」を例にとってより具体的な点を見ていきましょう。

項目 内容
申し込み条件 18歳以上の人
最大利用可能枠 100万円
国際ブランド Mastercard,、JCB、Visa

このように、楽天カードのクレジット枠は最大100万円までです。これはあくまでも最大の金額であり、所定の審査によって一人ひとり利用可能枠が設定されます。

利用可能枠の内訳はショッピング利用枠+キャッシング利用枠の合計であり、たとえば利用可能枠が50万円の場合、ショッピングで10万円使ったら、その月のキャッシングはあと40万円となります。

楽天カードは18歳から申し込み可能ですが、キャッシング枠は原則として20歳にならないとつけてもらえません。自分の利用可能枠やキャッシング枠があるのか等を知りたい人は、「楽天e-NAVI」というサービスサイトにログインすれば確認できます。

楽天カードの増枠方法

ご自分の利用可能枠を確認してみて、ちょっと物足りないと感じる方もいるかもしれません。もし、どうしてももっと多くの利用枠がほしいと思ったら、増枠申請をすることができます。

利用可能枠自体を多く変更することもできますし、海外旅行や自動車の購入など一時的に利用枠を増やしたいというときに一定期間のみ増枠することも可能です。

増枠の申し込みは、楽天e-NAVIから行います。申し込み後、増枠審査が行われ、可決となれば利用可能枠変更ができます。ただし、利用可能枠がすでに最大限度額である人が一時増枠したい場合、楽天e-NAVIからだとエラーが出ることがあります。その場合は、コールセンターに電話してください。

利用状況等によっては、増枠申請の有無にかかわらず、逆に減額されたり利用停止の措置がとられたりする可能性もあります。くれぐれも、適切な利用を心がけましょう。

楽天カードのメリットとデメリット

次章でご紹介する楽天銀行のカードローンと比較した場合の、楽天カードのメリットは以下のような点が挙げられます。

  • クレジット機能がある
  • ショッピングリボ枠があり、様々な支払い方法を選べる
  • 海外でも現地通貨をキャッシングできる
  • キャッシングの返済方法もリボ払いが選択できる

一方、楽天カードのデメリットは、以下のようになっています。

  • キャッシングの金利が高い
  • 年収の1/3までの金額しか借入できない
  • 専業主婦は原則としてキャッシングを利用できない

楽天カードはポイントもためやすいですし、海外キャッシングができたりと、利便性も高いです。

しかし、国内で普段使いするキャッシングという視点から見てみると、楽天カードは信販系に分類されますので、総量規制の対象となります。つまり、返済能力にかかわらず借入限度額に制限があったり、専業主婦は利用不可だったり、また金利が18.0%とお高めであったりというデメリットがあるのです。
楽天カードは、クレジットカードとしてネットショッピングや国内でのキャッシングに使えるのはもちろん、海外キャッシングもできるというのが、銀行カードローンにはない大きな魅力ですね。

一時的に増枠できるというのも、便利な機能です。しかし、まったく使ったことがない人や延滞などがある人は、原則として利用可能枠を増枠することはできません。

また、楽天カードのキャッシングは信販系であることも、あらかじめ意識しておきましょう。たくさん借りたい人や専業主婦の方は、銀行系の方がよいでしょう。

カードのキャッシング枠が利用できない人は、楽天銀行カードローン!

まずは、クレジットカード会社の楽天カードから、そのキャッシング機能を中心にご紹介しました。しかし、同じ「楽天」という名がつく借入には、楽天銀行のカードローンサービスもあるんです。

ここからは、金融機関である楽天銀行のカードローン商品について見ていきましょう。

楽天銀行スーパーローンの商品概要

楽天銀行のカードローンは、「楽天銀行スーパーローン」という商品名です。まずは、その商品概要からチェックしてみましょう。

項目 内容
限度額 800万円(10万円単位)
金利 1.9%~14.5%
申し込み条件 ・満年齢20歳以上62歳以下の人
(パート・アルバイトの人、専業主婦の人は60歳以下)
・日本国内に居住している人
(外国籍の人は、永住権または特別永住権を持っている人)
・毎月安定した定期収入のある人、または、専業主婦の人
・楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けることができる人
必要書類 ・運転免許証などの本人確認書類
・源泉徴収票などの所得証明書類
(限度額300万円以下は原則として不要)

この概要を見ただけでも、楽天カードのキャッシング枠とは根本的に違うことが、何となくでもお分かりいただけるのではないでしょうか。以下に、より詳しく見ていきましょう。

楽天銀行スーパーローンの特徴

楽天銀行スーパーローンは、銀行が発行しているカードローンなので、銀行系に分類されます。したがって、信販系の楽天カードとは違って総量規制の対象外となり、以下のようなメリットがあります。

  • 配偶者に安定収入があれば専業主婦でも利用可能
  • 低金利
  • 最大限度額が大きい
楽天カードのキャッシングが最大100万円までで金利18.0%だったのに対し、楽天銀行スーパーローンなら10万円~100万円未満の利息は14.5%となっています。このように、利息分に大きな差が出てくるため、カードローンをメインに使いたい場合は楽天銀行の方をオススメします。

また、専業主婦の方、ゆくゆくは100万円を超える金額まで増額を目指したい方も、楽天カードでは不可能ですから、楽天銀行スーパーローンを選ぶべきですね。

楽天銀行スーパーローンはローン機能しかないので、クレジットカードを中心に利用したい人や、海外でもキャッシング機能使いたい人は、楽天カードの方にしましょう。

限度額を増やしたいときは

楽天銀行スーパーローンの方も、利用限度額を増額していくことは可能です。増額希望の方は、「メンバーズデスク」と呼ばれる会員向けサービスサイト、もしくは電話にて借入限度額の増枠を申請することができます。

希望通りの増額が可能な場合は、希望の連絡先に電話にて連絡が来ます。一方、増額不可だった場合は、郵送かメールにて連絡が来ます。

ただし、新規契約や前回の増額から半年以内の増額申し込みはできない旨が、サイトに明記されています。

増額申し込みをしたいときは、ご自分の状況をよく確認してからにしましょう。

楽天銀行スーパーローンは、最大限度額800万円、最低金利は1.9%と、内容的にかなり優れたカードローンと言えますね。全国の三井住友銀行やみずほ銀行、さらにはコンビニATMで利用ができ、しかも手数料も無料ですから、利便性も高いです。

総量規制対象外ですから、増額を順調に繰り返して返済能力が認められれば、いつかは800万円という大きな限度額が得られる可能性があります。ただし、専業主婦の方は、最大50万円となりますのでご注意ください。

信用情報が大切!キャッシング枠や限度額を増やすためにできること

楽天カードのキャッシング枠、および楽天銀行スーパーローンの内容について、そして増額方法についてお話してきました。どちらにしても、それぞれの商品の最大限度額の範囲内で増額していくことは可能ということも、お伝えしました。

最後に、効率的な増額を可能にするためのコツをご紹介します。

増額申し込みは慎重に!

増額するにもまた審査があることは、すでにお伝えしました。審査結果によっては、増額ができないどころか、増額申請をしてしまったばっかりに、減額や利用停止となってしまう最悪なケースもあり得ます。

これはなぜかというと、増額申請=もっとたくさんお金を借りたいという意思表明ですから、よほどお金に困っているのだろうと思われてしまうのです。

増枠しても返済できると判断されるに足る利用実績が、個人信用情報にあれば問題ないのですが、そうでない場合は逆効果になりますので、増額申請は慎重にしてください。

個人信用情報とは

新規申し込みの時と同様に、増額のときの審査でもとても重視されるのが、個人信用情報です。

これは、クレジット利用や借り入れなどに関する様々な情報が掲載されているもので、延滞や債務整理、度重なる申し込みなどといった望ましくない情報が載っている状態を「ブラック」と呼びます。ブラックになると、原則として新規借り入れも増額もできません。(⇒ブラックでもプロミスなら借りられる?

増額が可決されるためには、ブラックでないことはもちろん、利用したうえで延滞などせず毎月きちんと返済を続けるという、適切な利用実績が個人信用情報に載っていることが重要なのです。

増額審査に通るためには

お話してきたように、ブラックの状態では増額申し込みをしても否決となります。もしも自分がブラックの状態に陥ってしまったら、決して新たな申し込みや増額申請はせず、利用残高があるならできる限り早く完済すべきです。

延滞などが解消されれば、長くても5年~10年すればブラック情報は消えますので、そうすれば再び申し込みが可能になります。

また、ブラックではない方でも、利用実績を積まないままに増額申し込みを繰り返すと、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になりますので、ご注意ください。

もっとも確実に増額する方法は、自分からは申し込まず、カード会社や銀行側から増額の案内が来るのを待つことです。適切にキャッシングやカードローンを使用し続ければ、業者の方から増額を提案してくれるのです。これがもっとも確実で、オススメできる方法です。
楽天カードの増枠は、海外旅行などで一時的に増やすならば、まだ難易度は低めです。しかし、利用可能枠自体を増枠するとなると、やはり適切なクレジットカードやキャッシングの利用と返済履歴があることが条件となります。

楽天銀行スーパーローンに関しても、増額は最低でも半年間以上の利用実績が必要です。

できれば、こちらからは申し込まず、増額案内が来るのを待ちましょう。それくらいの余裕がある方が、末永く適切な利用を続けられそうですね。

楽天カードも楽天銀行スーパーローンも、適切な利用実績が大切!

「楽天」と名の付くところからお金を借りる方法として、楽天カードのキャッシング枠、そして、楽天銀行のカードローンという2つの方法をご紹介してきました。

どちらも、それぞれメリットとデメリットがありますので、どんな使い方をしたいのか、いくらくらい借りたいのかによって、自分に合う方を選択してください。その際、増額についても検討しておくとよいですね。

増額は、借入と支払い期限日通りの返済を続けるという、適切な利用情報があることが大前提となります。限度額が少なくて不満な方も、焦らず少なくとも半年は利用を続けてみましょう。そうすれば、近々業者側から増額案内が来るはずです。それを待つのも良い方法ですよ!

【参考ページはこちら】
楽天カードの増額期間は人によって違う?

キャッシングやカードローンの利用限度額は、多い方が何かと心強いものですよね。限度額が大きければ、その分金利も下がる可能性がありますから、実際にお得でもあります。

しかし、自分から増額申請をすると、利用状況によっては増額できないばかりか、減額や利用停止となるおそれもあります。

特に、楽天銀行のカードローンは、半年以内に複数の増額申し込みをしてはいけないとはっきり書かれていますから、これをやってしまうと利用停止になる確率は高いでしょう。まずは地道に適切な利用を続けましょう!

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