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マルショウってどんなキャッシング会社?中小消費者金融を選ぶコツ

キャッシング業者の数は年々増加傾向にあります。消費者金融のようなノンバンク系から銀行カードローンまで、そして全国規模の大手から営業エリアを限定する中小まで、すべてを合わせるとその数は膨大なものになるでしょう。

そんな中で、では自分はどこで借りればよいのか…と考えるのはなかなかに悩ましいことですよね。

無難な選択肢となるのはやはり全国展開していて利用者数も多い大手の消費者金融や銀行ですが、時には地元の中小消費者金融の中に気になるところが見つかることもあるかもしれません。

ただ、中小消費者金融は規模が小さく利用者が限られている分、どうしても口コミなどの情報は少なくなってしまいます。気になってはいても安全なキャッシングかどうかが不安で決断できない…という人も多いでしょう。

ここではそんな方のために、安全に利用できる中小消費者金融を選ぶコツについてマルショウというキャッシング業者を例に挙げて詳しく解説していきたいと思います。

複数あるけど情報不足…マルショウの実態とは?

マルショウというキャッシング業者をご存知でしょうか?

名前だけしか知らないキャッシング業者を見つけた時には、まずはインターネットで検索してみるというのが基本ですよね。しかしマルショウに関しては、実際にインターネットで調べてみると戸惑ってしまうかもしれません。

実はマルショウというキャッシング業者は複数存在しているのです。絶対数の多いキャッシング業者、特にそれぞれの営業エリアが狭い中小消費者金融では、このように業者名がかぶってしまうのはそれほど珍しいことではありません。

マルショウについてもう少し詳しく見ていくと、大阪や千葉県、長崎県など所在地も様々ですが、その情報はキャッシング関連の情報サイトの一部であったりとかなりあいまいなものも少なくありません。

唯一、直接コンタクトが取れるようなホームページが見つかるのは大阪府の不動産担保ローンをメインに取り扱っているマルショウKMという会社のみです。

ホームページがないのは普通!?中小消費者金融のスタイル

このようにキャッシング業者自身のホームページがインターネット上で見つからないというのも、中小消費者金融にはよくあることです。

最近では特に大手キャッシング業者を中心にコンピュータの導入が進み、すべての手続きをインターネット上で済ませられることが当たり前になりつつあります。

しかし中小消費者金融の中には、営業エリアを小さく区切り、店頭で契約手続きや融資を行うという昔ながらのスタイルを続けているところも少なくありません。

このやり方では、利用者の対象となるのは実店舗に直接来ることができるような、いわゆる近在の住民のみということになります。そのため、あえてインターネット上にホームページを作る必要性が薄いのです。

とはいえホームページがないと事前に手続きの流れや金利などの融資条件を確認することができず、大手のキャッシング業者に比べるとどうしても不便さを感じてしまうことは否めません。

マルショウというキャッシング業者をインターネットで検索してみると、複数の中小消費者金融の情報が見つかりますが、ほとんどがキャッシング関連の情報サイトのもので、直接コンタクトが取れるようなホームページを有する会社は1社しかありません。

このように情報があいまいだったりホームページがないというのは、昔ながらの店頭契約・融資というスタイルを続けていて営業エリアがごく狭い中小消費者金融の場合、珍しくありません。

安全なマルショウはどれ?登録番号で調べてみよう

例えばネットの口コミなどから『マルショウという消費者金融が良い』という情報を得て気になったとしても、これほどマルショウの選択肢が多いとどの業者がその口コミに該当するのかわかりませんよね。

また、それ以上に気になるのが安全な業者なのかどうかということです。利用可能なエリアにあるマルショウに思い切って申し込んでみたら、どうやらヤミ金だった…というのでは目も当てられません。

数が多く情報の少ない中小消費者金融の中には、安全な業者に紛れてヤミ金が潜んでいることも多々あるのです。

そんなリスクを避けるために、中小消費者金融を調べる際、特に同じ業者名のところが複数ある場合に役立つのが、金融庁の登録貸金業者検索サービスです。

キャッシングのような貸金業を営業するにあたっては、国や自治体に申請し、認可を受ける必要があります。
認可を受けると登録貸金業者となり、その証明として登録番号という固有の番号が交付されます。
いわゆるヤミ金と呼ばれるのは、登録を行わずに違法営業しているキャッシング業者です。

(⇒貸金業者のキャッシング情報

登録貸金業者検索サービスでは、この登録番号からキャッシング業者を調べたり、逆に業者名や所在地、代表者名などの様々な情報から登録貸金業者であるかどうかを確かめることができます。

実際にマルショウという業者名で検索してみると、東京や大阪、千葉、長崎などで計6社の登録貸金業者が見つかります。

この登録貸金業者に該当するキャッシング業者は、貸金業法をはじめとするキャッシング関連の法律の規制下にあり、基本的には安全に利用できると判断して問題ありません。

逆に言えば、どれほど最もらしいホームページがあっても、親切そうな対応が受けられても、登録番号がそのサイト上や店頭に掲載されていなければ違法なヤミ金の可能性が非常に高いのです。

知っておきたい登録番号詐称の可能性と登録番号の読み解き方

とは言え、サイト上や店頭に登録番号があるキャッシング業者=安全と即断してしまうのは少し危険です。

ヤミ金の中には、他社の登録番号を勝手に掲載するなど、登録番号を詐称する形で正規の登録貸金業者を装っているところもあります。

したがって、一見すると登録番号がある正規のキャッシング業者のように見えても、中小消費者金融の場合はできれば登録貸金業者検索サービスで事前に確認をした方が良いでしょう。

場合によっては、登録番号で検索したら違う業者名が出てきた…などということもあり得るのです。あるいは、似たような業者名を装って利用者が混同するのを狙うというケースもあります。

そこで知っておくと役に立つのが、登録番号の正しい読み解き方です。大阪のマルショウKM株式会社の登録番号を例に挙げて解説しましょう。

登録番号:大阪府知事(4)第12353号

最初の『大阪府知事』の部分は、そのキャッシング業者が登録している自治体の首長を指しています。営業所が単独の場合はその都道府県知事、複数の県にまたがる場合には管轄区域の財務局長が入ることになります。
次の括弧内の数字は登録の更新回数です。貸金業者登録は3年に1回更新が行われ、回を追うごとに数字が大きくなっていきます。つまり、数字が大きいほど営業年数が長いということになるのです。
後ろの第○○号という数字はそのキャッシング業者に割り当てられた固有の番号です。

このように登録番号を確認するだけでも、そのキャッシング業者に関するある程度の情報がわかるようになっています。登録番号の詐称を確実に見抜くには、このような細かい情報までよく確認することが大切なのです。

これも使える!悪質業者検索サービスって何?

もう1つヤミ金の判別に役立つのが、日本貸金業協会の悪質業者検索サービスです。

この悪質業者検索サービスでは、登録番号を詐称するなどして正規のキャッシング業者を装う悪質な無登録業者、すなわちヤミ金に関する情報を調べることができます。

業者名や電話番号、住所などのごく一部の情報からも検索することができると同時に、すべての悪質業者を一覧で見ることもできるので、あいまいな情報からでも目的の業者を見つけることができるでしょう。

登録貸金業者検索サービスと悪質業者検索サービスを併せて活用すれば、ほぼ確実に安全な消費者金融とヤミ金を見分けることができると言えます。

マルショウのように同じ名前の業者が複数あったり、情報が少なく安全性の見極めが難しい場合には、自治体に登録している正規の業者のみに割り当てられている登録番号を確認しましょう。

登録番号とキャッシング業者の紐づけは金融庁の登録貸金業者検索サービスで調べることができます。ただし中には他社の登録番号を詐称しているヤミ金もあるので、登録番号の有無だけでなく情報が一致しているかも細かく確かめることをおすすめします。

また、日本貸金業協会の悪質業者検索サービスでもヤミ金の情報を調べることができるので、併せて使うことでより確実にヤミ金を見分けることができます。

簡単・速い!だけど危ない…闇金融で借りるとどうなる?

ヤミ金は危ない、利用してはいけないとよく言われますが、ヤミ金がどのような営業をしていて、なぜ危ないのかということを具体的に知る機会は案外少ないものです。

そもそもなぜ、これほど危ないと言われているのにも関わらず、ヤミ金という存在自体がなくならないのでしょうか?

その理由として考えられるのは、ヤミ金でお金を借りるのが非常に簡単で、しかもスピーディであるということです。

ヤミ金ではブラックや無職などの正規の登録業者では審査に通らないような人でも、ほとんど無審査で即日融資に近いような形で容易に借り入れをすることができます。

そのため、他では借りられない、本当に急ぎで現金を用意しなければならない…などという切羽詰った人の受け皿のようになってしまっているのです。

それだけを聞けば便利なようにも聞こえますよね。しかしヤミ金は、これまで繰り返しお伝えしてきたように無登録の違法業者であり、その実態は合法的な正規のキャッシング業者とは大きくかけ離れています。

違法業者であるヤミ金の最大の特徴と言えるのが、10日で1割、すなわちトイチ以上が基本となる極端な高金利設定です。

トイチの金利を年率に直すと、実に1000%を超えるとも言われています。法定金利の上限が20%であることを考えると、これがいかにあり得ない金利かということが実感できますよね。

これほどの高金利では、借入残高が増えるのに返済ペースが追い付かなくなってしまうのも時間の問題です。ましてやブラックや無職などのもともとの返済能力が低い人の場合、瞬く間に返済難に陥ってしまうでしょう。

返済延滞は命取り!?闇金融の取り立ての恐ろしさ

ヤミ金が本当に恐ろしいのは、返済を延滞するようになってからです。

通常、正規のキャッシング業者では返済を督促する手段として本人に対してのメール・電話のみが用いられます。というのは、利用者のプライバシーや生活を守るために、以下のような取り立て方法が貸金業法によって禁じられているからです。

  • 自宅や職場に直接訪問する
  • 本人以外の家族や知人に積極的に接触する
  • 脅迫的・暴力的な行為を交える
  • 夜間・早朝に連絡や接触を試みる

これらの違法な取り立てが、ヤミ金では当たり前のように行われています。

つまり、ヤミ金で返済を延滞して督促が行われるようになると、自分自身の生活が大きく変わってしまうことになります。しかも、家族や知人など周囲の人に借金の存在を知られたり、迷惑をかけてしまう可能性が非常に高いのです。

生活を維持するために仕方なくお金を借りたとして、それが原因で肝心の日常生活が壊れてしまっては意味がありません。

どれほどお金に困っていて、即日融資してくれる貸金業者ならどこでもいい!というほど切迫した状況に追いつめられていても、ヤミ金でしか借り入れが不可能なのであればお金を借りること自体を諦めるのが賢明です。

ヤミ金では、正規の登録業者で審査に通らないような人でも即日融資に近い形で簡単にお金を借りることができます。ただしトイチなどの極端な高金利設定が基本となるため返済は非常に困難です。

しかも返済を延滞すると本来違法に当たるような強引な取り立てが行われ、自分自身だけでなく周囲の人にも影響が出てしまうので、ヤミ金を利用するのは避けましょう。

ヤミ金を見極められれば、中小消費者金融は危なくない!

中小消費者金融というと、それだけでなんとなく危ないというイメージを持たれてしまいがちですが、実際には正規の登録業者を利用する分には大手のキャッシング業者とさほど大きな違いはありません。

問題なく安全にお金を借りることができますし、場合によっては大手キャッシング業者よりも便利だったりお得に利用できることもあります。

ただしその中小消費者金融の中に、違法なヤミ金が紛れ込んでいる可能性が皆無ではないということは意識しておくべきでしょう。

事前にきちんとしかるべき情報源を利用して下調べを怠らなければ、うっかりヤミ金に引っかかってしまうということはまずありません。ぜひここでご紹介した情報を参考にして、安全に利用できる中小消費者金融を見つけてください。

【参考ページはこちら】
キャッシングの悩みと質問を解決!

マルショウのような中小消費者金融は数が多く、同じ名前の業者が複数あったり、情報があいまいだったりするので、紛れ込んでいるヤミ金を判別するのが難しい場合があります。

ヤミ金は比較的誰でも容易に借り入れができますが、高金利で返済が難しく、延滞時には周囲の人にも影響が出るほど厳しい取り立てを受けるなど、非常に危険なので避けるべきでしょう。

金融庁の登録貸金業者検索サービスや、日本貸金業協会の悪質業者検索サービスを活用するのが、安全な中小消費者金融とヤミ金を確実に見極めるコツです。

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