じぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行との共同出資によって設立された、店舗を持たない営業形態のネット銀行です。ネット銀行の商品は、店舗の維持費や人件費が削減できる分金利や手数料の面でお得です。
じぶん銀行では円預金や定期預金、外貨預金、キャッシング商品など様々な商品が扱われていますが、キャッシング商品はネット上ですべて手続きでき、おまとめローンとしても使えるなど便利な商品なので、利用中の方も多いことでしょう。
キャッシング商品は増額申請もできますが、誰でも増額できるのではなく、審査があります。そこで、じぶん銀行でキャッシングをしている方に向けて、増額申請が通りやすくなるポイントを確認していきましょう!
最大でいくらまで借り入れできる?じぶんローンの商品詳細を確認!
当然のことと言われればそうなのですが、キャッシングをする場合、最大で借り入れができるのはその商品の最大の融資額までです。そこで、じぶん銀行で借入をする場合には商品の特性上最大でいくらまで借りられるのか、じぶん銀行カードローン(じぶんローン)の商品詳細を確認しておきましょう。
また、じぶん銀行の商品内容によっては、総額するよりも新たに借入先を見つけた方がお得になるのではないか…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、自分銀行のカードローン商品と他の商品の比較もし、じぶん銀行で増額する意味があるかどうかも合わせて確認したいと思います。
じぶん銀行カードローン(じぶんローン)の商品詳細
じぶん銀行にはKDDIが出資をしていることもあり、じぶん銀行カードローン(じぶんローン)はauユーザーならよりお得に利用できるんですよ。
この商品は、以下のような特徴を持っています。ここでは、借り換え用の商品ではなく、通常の商品をご紹介しています。
借入利率 | 借入可能上限額 |
---|---|
通常2.2%~17.5%(auユーザーは2.1%~17.4%) | 10万円以上800万円まで |
この商品は、以下の条件を満たしている人が利用できます。
- 契約時に年齢が満20歳以上70歳未満である
- 安定継続収入がある
- 保証会社のアコム(株)の保証が受けられる
じぶん銀行カードローン(じぶんローン)で言う安定継続収入とは、パート・アルバイト・自営業による収入も含みます。また、学生や主婦・年金受給者でも利用することが可能と、幅広い人が融資の対象となっています。
申し込みはネット上ででき、審査結果は最短即日と審査結果連絡もスピーディーです。ただし、すでにじぶん銀行に円普通預金口座を持っている人なら即日融資を受けることも可能ですが、そうでない人はローンカードが手元に届いてからの借り入れとなるので、契約から借り入れまでに1週間程度かかることもあります。
融資は提携ATMを通して、または振込サービスによって受けられます。返済は、提携ATMを利用してできます。じぶん銀行の口座を持っていれば、自動支払いによる返済も可能です。ATM利用手数料も無料ですし、また口座への入金も手数料無料で利用できるので、とてもお得です。
提携ATMには以下のようなところがあります。
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- ローソンATM
- E-net
E-netはコンビニやスーパーに設置されているATMで、利用できる場所が多くあります。
キャッシュワンという商品は?現在は新規受け付けをしていません!
じぶん銀行のキャッシング商品を長く利用している人の場合、じぶん銀行カードローン(じぶんローン)ではなくキャッシュワンという商品を契約しているんだけど、と言われることもあるでしょう。
こちらの商品は、この記事を書いた段階では新規の申し込みを受け付けておらず、申し込みができるキャッシング商品はじぶん銀行カードローン(じぶんローン)のみです。
ですが、既にキャッシュワンの会員となっている人はそのままこの商品を使い続けることができ、また増額の申請をすることも可能です。
この商品は、以下のような特徴を持つ商品です。
借入利率 | 借入可能上限額 |
---|---|
通常7.0%~17.95% | 1万円以上300万円まで |
こちらの商品であれば、最大まで増大したとしても300万円までだということですね。
キャッシュワンを利用している人がじぶんローンに切り替えることも可能ですが、サービス内容が違うので内容を確認してから切り替えるかどうかを決めるようにしましょう。切り替えたい場合は、サイト上または電話で手続きが可能です。
三菱UFJ銀行の商品とサービス内容を比較してみよう
それでは、じぶん銀行のカードローン商品はネット銀行ならではのお得な商品だと言えるのか、じぶん銀行に出資している三菱UFJ銀行のカードローン商品「バンクイック」と比較してみましょう。
(⇒三菱UFJ銀行カードローン情報)
借入利率 | 利用限度額 |
---|---|
通常1.8%~14.6% | 10万円以上500万円まで |
金利面で比較してみると、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の方が低めな設定になっていると言えそうです。そのかわり、じぶん銀行カードローン(じぶんローン)の方が借入できる最大のお金が800万円までと大口融資に対応していますね。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、以下の条件を満たしている人が利用できます。
- 年齢が満20歳以上65歳未満で国内に居住している
- 原則として安定収入がある
- 保証会社のアコム(株)の保証が受けられる
この商品もじぶんローンと同様パート・アルバイト・自営業による収入でも借り入れできますし、また学生や主婦・年金受給者でも利用することが可能です。ただし、利用可能年齢の上限が65歳未満とじぶんローンよりも低いため、高齢の方はバンクイックでは借りられないけれどじぶんローンなら利用できるということがあります。
申し込み方法に関して言えば、じぶんローンがネットでの申し込みに限られるのに対して、バンクイックでは以下のような方法で申し込みをすることが可能です。
- ネット
- テレビ窓口
- 電話
相談しながら申し込みたいといった希望がある方の場合は、バンクイックの方がお勧めですね。じぶん銀行の場合、即日融資が受けられるのは申し込みの時点でじぶん銀行に口座を持っている人のみですが、バンクイックならテレビ窓口でカードを受け取れば、三菱UFJ銀行の口座がある・無しにかかわらず即日融資が可能です。
融資は三菱UFJ銀行のATMか提携ATMを通して、または振込サービスによって受けられます。返済は、ATMからできますし、また振込による返済方法も選べます。三菱UFJ銀行の口座を持っていれば自動支払いによる返済もできます。ATM手数料は無料です。
他の銀行カードローンとの比較
では、バンクイックだけではなく、他の銀行カードローンとも商品概要を比較してみましょう。見やすいように、もう一度じぶんローンの商品概要も載せておきます。
業者名 | 金利 | 最大利用限度額 |
---|---|---|
じぶん銀行カードローン(じぶんローン) | 通常2.2%~17.5%(auユーザーは2.1%~17.4%) | 800万円 |
イオン銀行カードローンBIG | 3.8%~13.8% | 800万円 |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | 800万円 |
みずほ銀行カードローン | 3.5%~14.0% | 1,000万円 |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 800万円 |
一見すると、他のカードローン商品の方が最大の金利が低いこともあるので迷うかもしれませんが、借入金額が低い方が通常金利は高くなるため、借入を分散させると両方とも高い方の金利で借入をしなければいけないと考えられます。
さらに、借り入れ先が複数あると、さらにまた別のカードローンを契約してどんどん借り入れをするのではないかと考えられ、信用という面でも不安が残ります。
そう考えると、すでにじぶん銀行のカードローン商品を利用しているのなら、あえて借り入れ先を増やすよりも増額をする方がお得に利用できる可能性が高く、また信用も高まると言えるのです。
消費者金融の商品との比較
では、じぶん銀行カードローン(じぶんローン)を消費者金融の消費音と比較するとどうでしょうか。大手消費者金融を例に挙げて、見ていきたいと思います。
業者名 | 金利 | 最大利用限度額 |
---|---|---|
じぶん銀行カードローン(じぶんローン) | 通常2.2%~17.5%(auユーザーは2.1%~17.4%) | 800万円 |
アコム | 3.0%~18.0% | 800万円 |
アイフル | 4.5%~18.0% | 500万円 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 800万円 |
消費者金融の商品の中にも、じぶんローンと同様800万円まで借り入れができるものもありますね。ですが、金利を見ると、消費者金融の商品は全体的に高めな傾向にあることがわかります。そうなると、あえて消費者金融の商品を新たに契約するよりも、じぶん銀行のカードローン商品を増額した方がいいと言えますね。
じぶん銀行で増額するメリットは十分にある!
ここまでの内容を元に考えると、以下の理由からすでにじぶん銀行を利用している人が増額をするメリットは十分にあると言えます。
- 複数の商品を利用するよりも増額する方が金利が低くなる可能性が高い
- 複数の借り入れをすると信用が低くなる
じぶん銀行では、借入可能上限額を変更できることが明記されていて、増額も含めて変更を希望する人はじぶん銀行ローンセンターに電話をすることで手続きができます。
ただし、借入可能上限額を引き上げたい場合にはあらためて審査を受ける必要があり、場合によっては増額してもらえないこともあります。
増額を申し込むのにタイミングってあるの?狙い目の時期とは
先ほど少しお話したように、じぶん銀行で借入可能上限額を増額してもらおうと思った時には、審査を受ける必要があります。場合によっては増額できないことを考えると、できるだけ増額審査に通りやすい状況を作ってから申し込みをしたいものですよね。
そこで、じぶん銀行で増額の審査に通りやすくなるためのポイントを確認したいと思います。
1つ目のポイントは、増額の申し込みのタイミングです。では、詳しく見ていきましょう。
契約後すぐに増額申請してもまず通りません
じぶん銀行カードローン(じぶんローン)を契約したものの、今の借入可能上限額ではちょっと不安なので増額したい、などの理由ですぐに増額をしたくなることもあるかもしれませんが、契約後すぐに増額申請をしてもまず審査に通りません。
なぜかというと、契約時にその借入可能上限額に設定されているということは、最初の審査の時点でその金額なら返済できるだろうと判断されたことになるからです。
その金額が後で上げられるのはなぜかと言うと、利用者が実際に返済するところを見せることで、この人にならもう少しお金を貸してもきちんと返してくれそうだという信用が得られるからです。
申し込み時の審査では、じぶん銀行は書類上の情報だけを元にお金を貸してもいいか、貸すとしたらどれくらい貸せるかを判断しなければいけません。そのため、本来ならこれくらいはかせそうだと思うラインよりも、低めに借入可能上限額を設定しています。
とはいえ、1回返済できたから次もしてくれるだろうとはちょっと考えにくいですよね。何回か返済を繰り返す中で毎回遅れずに支払いをしてくれれば、初めてこの人にならもっとお金を貸してもいいと思えるようになります。だから、契約後すぐに増額申請をしても審査に通らないと言えるのです。
これらのことから、少なくとも半年は返済をしていれば増枠の申請を出してもいいと考えられています。
カードだけ作って借入をしていない場合は要注意!
契約後半年以上経過していれば増額申請をしてもいいと言いましたが、その半年とは返済状況を見るための期間です。ということは、カードを作ったけれど一度もキャッシングをしていないという人の場合、返済状況が見られないことになります。
そうなると、契約から半年以上経過していたとしても、返済が無いため増額していいかどうかの判断ができません。
一般的にはカードローンの契約をする際には何らかの理由でお金が必要なことが多いため、契約後すぐ借り入れをするという前提で契約から半年以上、とご説明しましたが、契約後一度も借り入れをしていないのであれば、初回借り入れ後から半年以上と考えるようにしましょう。
そのため、ある程度の期間返済を続けてからでないと、契約してすぐに増額の申し込みをしてもまず審査には通りません。利用開始から半年以上経過していることを目安に、申し込みをしてみましょう。
ただし、契約してから一度も借り入れをしていない人の場合は、まずは借り入れをして返済ができるということを確認してもらわなければいけません。
返済できると思われなければ増額は不可!滞納があると審査は通らない
2つ目のポイントは、増額を申し込むまでのお金の返し方に問題が無いかという点です。半年以上経過してから増額審査を申し込むのは、返済がきちんとできることを知ってもらうためですよね。
それなのに、逆に信用を失うようなお金の返し方をしていたら、増額審査には通りません。
では、どのようなお金の返し方が問題とされるのか、詳しく見ていきましょう。
延滞
延滞とは返済期日までにお金を返せないことを言いますが、一度でも延滞をしてしまうと、返済ができることを示すどころか逆に返済ができないことを証明することになってしまいます。そのため、一度でも延滞すると、増額審査にはまず通らないのです。
そして、問題はそれだけではありません。返済ができないままでいると、増枠してもらうことができないばかりか、借入限度額が減額されたり、融資が停止されたりする理由にもなるのです。
実際にじぶん銀行では、よくある質問に対する回答をまとめたページ上で、借入可能上限額の減額があるのかという質問に対して、利用開始後の利用状況によっては借入可能上限額を変更する可能性があることを明記しています。
増額を将来的に考えている人はもちろんですが、そうではない人でも今後借入を続けたいのであれば延滞はしてはいけないということですね。
延滞しないためには、借り入れ前に返済日や毎回の返済額をしっかり確認しておくことが大切です。返済を忘れそうな人はじぶん銀行に口座開設をして自動支払いによる返済方法を選ぶと、返済日を忘れにくいので便利です。
他社借り入れ件数の増加・他社での延滞
あちこちでお金を借りるのと、1か所でお金を借りるのとでは、あちこちでお金を借りている人の方が信用が低くなりがちです。なぜかというと、今後も借り入れ先を増やした結果、返済の管理が難しくなりそうだと予想できるからです。
また、他の借り入れ先で返済を延滞したり、債務整理や自己破産をしたりしたら、その事実は個人信用情報機関というところを通してじぶん銀行にもわかってしまいます。信用情報とは、キャッシングやクレジットカードの契約や借り入れ、返済などお金の借り入れに関する情報のことを言います。
じぶん銀行は常に信用情報をチェックしているわけではないのですが、増額の審査を申し込むと個人信用情報機関に増額してもいいかどうかを確認する意味合いで情報の問い合わせをします。その際に他の借入先で延滞などの問題を起こしていることがわかると、自社でも同じことが起こる可能性があると判断され、増額できません。
返済が進まない返済の仕方をしている場合
返済が進まない返済の仕方、と言われるとイメージがわきにくいかもしれませんが、例えば借入可能上限額が10万円の人が10万円借り入れをしていて、返済日に1万円返済したとします。そして、返済した後またすぐに1万円借り入れをすると、再び借り入れ残高は10万円になります。
それを繰り返すと、常に借入可能上限額である10万円ギリギリまで借りていることになり、返済が進んでいないことがおわかりいただけると思います。金利などの計算は省いて例を挙げていますが、返済が進まない返済の仕方とは、返済をしてもまたすぐ借り入れをするような借り方のことを言います。
このような借り方をしていると、いずれ返済が滞るかもしれないと思われても仕方ないですよね。
返済ができると思ってもらいやすい借り方
では、逆に返済がきちんとできると思われる返済の仕方を確認してみましょう。
- 延滞などの返済上の問題を起こさない
- 他の借り入れ先は増やさない
- すでに他社からの借り入れがある人はそこでも返済上の問題を起こさない
- 常に返済してすぐに借り入れをするような使い方をしない
- 余裕がある時に追加で返済をする
じぶん銀行では、ATMを返済方法に選ぶと35日ごと返済と期日指定返済の2種類から返済のサイクルを選ぶことができます。また、自動支払いの場合は期日指定返済のみの返済サイクルになります。
35日ごと返済は、初回借り入れ日または返済日の翌日から数えて35日後が次の返済日になるという決め方です。期日指定返済は、毎月利用者の希望によって指定した日に返済を行うというものです。
35日ごと返済の場合、期日よりも早く返済するとその翌日から35日後が返済日になりますので、期日よりも早く返済をすればするほど返済が進みます。
期日指定返済の場合、返済期限よりも15日以上前に入金すると、前回の返済の追加金として扱われます。つまり、追加で返済をすると決められた返済額よりも多めに返済をすることになるわけです。
このような返済の仕方をすることにより、返済に余裕があると思ってもらいやすく、増額審査の際には信用が上がりやすくなります。
じぶん銀行で増額したいのだから他の借り入れは関係ないと思ってしまいそうですが、他社からの借り入れも影響します。そのため、件数を増やしたり他社で返済上の問題を起こしたりすることも増額審査に通らない原因となります。
返済比率が高いと増額審査に通らない!年収とのバランスを大切に
いくらじぶん銀行カードローン(じぶんローン)は増額ができると言っても、いくらでも増額できるわけではありません。
最初に確認したように、商品性の問題から800万円を超える借り入れはできないのと合わせて、借り入れをする人がいくら返済できるかはその人の状況によって違うので、一律誰でも800万円までかせるということは無いからです。
では、どれくらいの金額までなら増額できそうかというと、それには返済比率が関わっています。返済比率とは、年収に対して返済がどれくらいの割合を占めているかを表すもので、この数字が高いと返済が難しいと思われて増額してもらうことができません。
では、返済比率について詳しく見ていきましょう。
返済比率の計算方法
返済比率は、現在の利用額を年収で割った数字に100を掛けて計算します。
例えば、年収200万円の人が40万円借り入れをしているとすると、計算式は40÷200×100=20となり返済比率は20%です。年収200万円の人が80万円借り入れをしているとすると、返済比率は40%です。
ここでは、見た目でわかりやすくするために利息は計算に入れていませんが、実際には利息がつくので、それも加えて計算をすることになります。
返済比率の目安は30%!
では、キャッシングの審査に通りやすい返済比率はどれくらいかというと30%以内で、これが40%を超えると、かなり審査に通りにくくなると言われています。
それは増額の場合も同じで、返済比率が30%におさまるくらいまでであれば審査に通りやすいと考えられます。
先ほど返済比率を計算する際に例に挙げた、年収200万円の人が40万円借り入れをするのと、80万円借り入れをするのとでは、返済のしやすさがずいぶん違いそうですよね。審査の際にも同じように判断されるので、返済比率が低い方が増額されやすいというわけです。
そのため、すでに返済比率が30%に近づいている人は、増額審査が厳しくなる傾向にあることは知っておきましょう。
公務員や大会社の正社員であるなど、安定した職業に就いている場合は返済比率がそれ以外の仕事をしている人より高くなっても審査に通りやすい傾向にはあるのですが、あまり無理な融資はじぶん銀行としてもできないわけですね。
契約後に退職・転職があれば増額は難しい!
契約した時に勤めていた会社を退職したり、転職したりしている場合、増額は難しい可能性が高いと言えます。
まず、退職すると無職になりますので、収入が無くなりますよね。じぶん銀行カードローン(じぶんローン)の場合は主婦でも借り入れが可能ですので、退職された方が主婦であれば借り入れ自体が不可能になることはありませんが、借入可能上限額は引き下げられる可能性が高いです。
主婦ではない人が無職になった場合は利用条件を満たせないため、残念ですが新たな借り入れ自体が停止される可能性が高いと言えます。
また、転職している場合も、給料が下がればそれに合わせて借入可能上限額も見直されます。また、収入はあまり変わっていなくても、職場を変えたということ自体が悪影響で、再度転職することも考えられると判断されることから、安定性が疑問視され、増額が難しくなります。
この場合も、返済状況を見るのと同じくある程度の期間その職場で働いているところを見て、仕事が続けられそうかどうかを判断しますので、転職したての時に増額審査を申し込むのは避けましょう。
これもやはり、半年は同じ職場に勤めている方が安心です。できれば、1年を経過しているようがより審査に通る確率が上がります。
変更は忘れずに届けましょう
カードローンは利用者の信用を元にお金を貸すものですが、信用というのには返済能力があることはもちろん、借り入れ先に対して誠実であることも求められます。なぜかというと、嘘をついてまでお金を借りたいという人の場合、いずれ返済もごまかすかもしれないからです。
それから、意図的に嘘をついたのではないにしても、必要な情報をきちんと伝えてくれていなければ、知らないうちに勤務先が変わっていたことで本人の返済能力を超える貸し付けをしてしまったり、何らかの用事で連絡をしようとした時に連絡がつかなくなってしまったりする可能性があります。
それもまた、じぶん銀行からすれば信用できないと判断するきっかけになります。そのため、以下のような情報に変更があった時には、忘れずにじぶん銀行に変更の連絡を入れるようにしましょう。
- 勤務先
- 自宅の電話番号・携帯番号・メールアドレスなどの連絡先
- 自宅住所
- 結婚などに伴う名字の変更など本人に関しての情報
しなければいけないことをきちんとすることで、じぶん銀行から信用が得られるというわけですね。
また、増額の審査の際に年収が変わるような例えば転職や退職があった場合、それが原因で増額ができないこともありますので、注意しましょう。
じぶん銀行のキャッシング、増額のポイントは利用期間と返済能力!
ここまでの内容を元に、じぶん銀行でキャッシングをしている人が増額してもらいやすくなるためのポイントをまとめます。
- キャッシングの契約後半年以上返済をしてから増額申請する
- じぶん銀行・他社も含めて返済管理をきちんとする
- 年収に対する借り入れの比率を意識する
- 情報の変更は忘れずにじぶん銀行に伝える
じぶん銀行で増額してもらうには、じぶん銀行からの信用を得ることが必要です。そのためには、利用期間がある程度長く、その中で返済がきちんとできて信用のある人だと判断してもらうことが大切なんですね。
これらのことに気を付けて、増額の申請を出すようにしましょう!
【参考ページはこちら】
キャッシング会社一覧をチェック
審査に通るためのポイントは、じぶん銀行に信用できる人だと思ってもらうことが必要です。ここで言う信用とは、返済がきちんとできる、変更などは連絡をしてくれて人物的にも信頼できるということです。
その条件を満たした状態で一定期間利用を続ければ、増額申請した時に審査に通りやすくなります。
商品概要を見てみると、じぶんローンの場合は最大で800万円まで、キャッシュワンの場合は最大で300万円まで借り入れができることがわかります。そのため、増額は最大でこの金額までできるのですが、商品性によればという話で、もちろん誰でもこの額まで増額できるわけではありません。