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中堅・中小の消費者金融の利用法!例えばネクストでキャッシング

キャッシング利用はもはや常識。とは言ってもそう簡単な話ではありません。だからこそ、安全に活用するためのノウハウが必要です。基本を押さえたノウハウを知っているのと知らないのとでは大違い。いい加減な気持ちで利用しようとすると大きな痛手にもなります。

キャッシングの必要に応じてくれる金融業者と言えば、まずは銀行でしょうか。しかし、銀行はなかなか敷居が低くならないようです。銀行でのキャッシングがまだまだ厳しいけれど、消費者金融業者の利用はとても優しくて使いやすいとも言われます。

消費者金融業者と言っても、テレビのコマーシャルなどで有名な大手の消費者金融業者ばかりではありません。むしろ便利に使えるのは日本全国で見つけることができる中堅・中小の消費者金融業者なのです。これらの業者の中にもしっかりと営業しているのです。

中堅・中小の消費者金融業者ならと思っても、誰にでもキャッシングしてくれるわけでは、もちろんありません。正規の消費者金融業者はただ収益を求めて営業しているのではなく、社会的倫理規範を守り、利用者の生活を保護する義務を持っているからです。

何故今、中堅・中小の消費者金融に目を向けるのか

今回は、この中堅・中小の消費者金融業者を利用するためのノウハウを、特に安全面に気を使ってご案内してみようと思うのです。どうして中堅・中小の消費者金融なのかと疑問に思われる方も少なくないに違いありません。そこには3つの大きな理由があります。
(⇒貸金業者でキャッシングするには?

1. 審査が柔軟で結果が積極的といわれる

有名大手の消費者金融業者は単純に考えれば、銀行との関係などからも安心感があるように思えるのですが、実際に利用することを考えると、そう単純に判断することはできません。どうしても事業規模が大きいことから顧客対応がマニュアル的になってしまうのです。

それに対して中堅・中小の消費者金融業者であれば、店舗規模が小さいことを最大限に活用して丁寧な顧客対応が期待できる、このメリットが大変大きいといえるでしょう。実際、キャッシング全般にわたって相談に乗ってもらえたというような報告まであります。

キャッシング利用の計画性に問題を抱えたまま利用するのは危険な選択ですが、なかなか自分で気づくのが難しいともいえます。ですが、キャッシングの申込みの際に担当者が親身に相談に乗ってくれるなら、そのようなリスクも予防できるかもしれません。

2. フリーローンタイプのキャッシング

大手ではカードローンを活用したキャッシングの提供が主流になっています。これは便利だということはできるのですが、つい多めに、必要以上に高額の申し込みをしてしまって審査に落ちてしまったりもします。またついつい利用回数を無駄に重ねてしまう危険も。

でも中堅・中小の消費者金融業者ではそのような使いすぎという心配はまずありえません。この意味では、初心者にとても優しいキャッシングだと言うことができるでしょう。

また必要以上の金額を申し込むことは余り考えられず、審査の通りやすさにも一役買っています。

3. 業者ごとに審査基準が様々で選択の余地がある

さらに利用者にとって最も大きなメリットとして、全国に点在する中堅・中小の消費者金融業者はそれぞれに独立した業者だということを上げておくべきでしょう。中堅・中小の消費者金融業者が軒を並べていたとしても、それぞれまったく違う独立した判断をしてくれるのです。

ですから、たとえ一社でキャッシング審査が思うような結果が出なくても心配無用ということになります。だって隣にも同様の条件でキャッシングに応じてくれる消費者金融業者が営業しているのですから。ですからむしろ利用者の方が選ぶ立場に立てるということです。

このように利用者にとってありがたい消費者金融ではあるのですが、ここには知らないととんでもない落とし穴があります。信頼ある消費者金融業者を探してキャッシングをすることには是非とも知っていてほしいことがあるのです。それは貸金業者とは何かということ。

消費者金融業者といっても有名なところだけではなく、いろんな金融業者がいます。

それぞれが工夫をして特徴のある店舗になっているのが利用者の必要に応じているといえます。

利用を考える前に、キャッシングのことをもっとしっかりと理解することが大切なのですね。

果たして貸金業者なのか?が問題です

今回、例に挙げる「ネクスト」が商号についている業者は少なくありません。知人・知り合いから、広告で、また最近ではインターネットを利用することで、中堅・中小の消費者金融業者を探すことができます。しかし、「ネクスト」の評判は信じて良いのでしょうか。

消費者金融業者の名前が同じなら同じ、というわけではありません

通称ネクストでは判断できない部分があります。業者は企画したキャッシングパターンを商品として販売します。結果として業者名より商品名が有名になっている場合があります。これをブランド名と呼びますが、ネクストは業者名でしょうか、それともブランド名なのでしょうか。

会社の名称は登記が必要なので重複することはないとたかをくくっていたら大間違い。中堅・中小の消費者金融は営業地区がきっちりと定められており、特定の地域内で営業する場合は各都道府県にのみ登録されます。営業区が違っていれば重複可能であったり、会社名がダメなら商品名で使用する業者も存在したりです。
また類似名称であれば登録できる場合もあるのも紛らわしいでしょう。残念ながら、名前で惑わす方法に違法性はありません。悪徳業者たちは様々な方法を考え出します。その結果として法律で定められている規制をかいくぐっていれば名前で惑わす方法に違法性はありません。利用の前に業者を特定するのは、利用者本人の個人責任というわけです。

本当に大丈夫?クチコミ情報をそのまま信用するのはとても危険です

口コミ情報は混乱しやすいということになってしまいます。ネットを利用してクチコミに参加している人たちのすべてが、善意に満ちているともいいきれません。厳しい言い方をすれば、悪意をもった書き込みも含まれているでしょう。悪意はなくても書き込みが正確である保証はどこにもありません。

○○と書いてあっても、それが正確な社名なのか、ブランド名なのかをいちいち明記しませんので混乱の元になっています。書き込みする人の勘違いも含まれているでしょう。そういう事情でクチコミは混乱した情報をそのまま掲載している性質を持っています。

このような情報を見分けて、有益な内容を見分けて利用するのがクチコミサイトの利用方法の基本です。ネットの状況に相当詳しい人や法律知識、業務知識を持ち合わせていることが前提になるかも知れません。

クチコミの除法はそのように混乱したままになっているケースが少なくありませんので、書いてあることをそのまま信用してしまうと大変危険な結果を招きかねません。

一体どうすれば?何を信用してキャッシングすればいいのか

君子危うきに近寄らず、でも良いのですが、それだと必要なチャンスすら逃してしまうでしょう。クチコミ情報が危ないと考えて利用しないのは安全かもしれませんが、同時にそこに含まれている有益な情報も捨ててしまう結果になります。

クチコミ情報には危険情報も含まれていますので、この種の情報を見過ごすと、自分が同じ轍を踏む悲劇にはまってしまいかねませんよね。ここは一つしっかりと見分けたいものです。

自分が利用しようとするものをしっかりと知っていることが大切です。すべてを知る、使いこなすなどとする目標は非現実的です。法律家か専門業者でもなければ実現できない目標でしょう。

しかし、危険を避けるための最低限の知識に的を絞って勉強すれば大丈夫。次の箇所で消費者金融業とそれに似せているヤミ金との違いを勉強しましょう。

一体何を信用すればいいの?と言いたくなります。

インターネットで見つかる情報は玉石混交の状態だからこそ、自分で判断しなければいけません。

そして自分で判断できるためには、しっかりとした知識が大切なのですね。

消費者金融とヤミ金とはまったく別物なのです

同じようにキャッシングを提供して利益を上げているのですから、楽天的に物事を理解する人にとっては、ヤミ金として金融業者を区別する意味がよくわからないかも知れません。同じ金融業者である程度に考えていない人すらいるようなのですが、ヤミ金と消費者金融とはまったく違うのです。

利益を上げるためには世間的な良心など度外視してキャッシングを提供すれば良いと考えているヤミ金と、事業が一定の社会貢献を担うものになった上で収益を考える貸金業者は同じものでしょうか。


貸金業法には金融業者の営業範囲に規制を加えることで、一般利用者の社会生活を守り、個人金融業の公益性を高める目的があります。

消費者金融は金融庁が監督するれっきとした登録事業。個別に各都道府県知事あるいは内閣総理大臣による登録を受けることが義務付けられているのです。

銀行でもないのに貸金業登録をしていなければ、それはヤミ金です。貸金業を営むためには、各都道府県知事または内閣総理大臣による貸金業登録が義務付けられています。貸金業登録をすると業者は営業内容や手段について法的な制限を受け、利用者を保護しなければなりません。

工夫を凝らして、年々巧妙化するヤミ金の勧誘手口とは

そのようなヤミ金はどのようにして獲物を探しているのでしょうか。いろいろな方法がありますが、主だった方法はリストに上げた4つのメディアによることが多いと言われています。よく見てみれば、これらの方法は情報の真偽を見分け辛かったりするもの。

  • ダイレクトメール・チラシ・FAXなど投函物
  • ホームページ、スパムメールなどのインターネットメディア
  • スポーツ紙などの出版媒体
  • その他、電話

もちろんこれらの手法は、正規の信頼出来る金融業者も利用することがあるものですから、これらのメディアの利用で即、ヤミ金であるという判断はできません。これらのメディアを使って、ヤミ金の特徴的手法での広告勧誘をしているようであれば、それはヤミ金でしょう。

この種の宣伝文句は要注意です!ヤミ金の特徴的手法はこんなもの

  • 「ブラックでもOK!」「3,000万円まで融資します!」などの誘い文句
  • 大手企業に酷似した業者名
  • 登録番号を詐称して使ったり、大手企業の番号を勝手に使う
  • 融資すら行わない融資詐欺

ヤミ金の手に乗ってしまうというまでもなく悲惨な結果が待っています。この結果で全国の良心的な消費者金融業者全てが迷惑を被っていることを忘れてはいけません。ですから消費者金融の利用法ではヤミ金に引っかからないことが何よりも大切なノウハウなのです。

そのために一番の基本となる法律を押さえておきましょう。利息制限法は貸金業のみならず、すべてのキャッシングについて定めている重要な法律です。貸金業でも登録・未登録を問わずこの法律に従うことが求められているのです。

利息制限法 第一条 (利息の制限)

最終改正:平成18年(2006年)12月20日

元本の額 年率
10万円未満の場合 年2割
10万円以上100万円未満の場合 年1割8分
100万円以上の場合 年1割5分


利息制限法の規制を超えた金利は違法です。

そしてこの規制を無視した高金利を提示していればそれはヤミ金と判断できます。また業者によっては金利を誤魔化して月利で表示している場合もあるので換算して判断する必要があります。

同時に金利の下限についての規制はありません。ですから低い分についてはいくら低くても良いのです。しかし、利息が業者の営業利益ですから、低すぎると経営することができないはずです。つまり低すぎる年率の提示はそのまま信用することできないことになります。

さて、ネットで見つけることができる「ネクスト」を調べてみると、正規の登録業者である「ネクスト」と不正な未登録業者である「ネクスト」とがあることがわかります。貸金業と関連がある「ネクスト」を一覧にして整理してみましょう。

消費者金融と呼べるネクストはこのような業者が当たる

業者名 登録
ネクスト・ショア有限会社 東京(4)29723
株式会社ダイワネクスト 東京(3)31104
ビジネクスト株式会社 関東(5)01262

少なくとも登録事業者名で「ネクスト」は見当たりません。以前は同名の業者が沖縄で営業していましたが、登録情報からなくなっています。このような変化には利用上の注意が必要です。

最後の株式会社ダイワネクストがホームページに掲載しているキャッシングスペックを提示しておきます。なおダイワネクストでは総量規制の対象外として事業性融資を扱っていることが特徴です。

年利 8.0%~18.0%
最大融資額 1000万円
返済方式 元金定率リボルビング返済
「ネクスト」ってもうなくなっていたのですね。

消費者金融業は想像するほど経営が簡単ではなく、事業の継続そのものが難しい面を持っています。

ですが、かつて評判が良かったという消費者金融の名前が持つブランド力はヤミ金業者たちにとって恰好の道具です。

利用を考える人が自分で見抜く力を養っておかなければ、困ることになるのも自己責任ということ。

ヤミ金?「ネクスト」には十分注意しましょう

業者名 (詐称?)登録
リアルネクスト 関東(8)00821(廃業済みの登録番号)
株式会社エイネクスト 沖縄(10)04174沖縄県那覇市(廃業済みの登録番号)
ネクストプラン 実態なし
(株)ワールドネクスト 登録なし
ワンズネクスト 東京(1)31022

ある被害報告によれば、大手消費者金融で借入をするように指示され、現金書留、エクスパックなどで送金するように指示されたそうです。大手消費者金融とは無関係の業者で、送金の必要などないのですが、こうなるともはや金融業者ではありません。詐欺です。

最近ネットで見かける「闇金アムコ」の工夫に注意しよう

最近のヤミ金ではアムコあたりが有名でしょうか。ネットをアムコで検索すれば数多くの被害者・被害報告があるのに驚かされます。

大手の有名消費者金融業者を意識して明らかに名前を利用していますよね。これで利用希望者が「あれ?何かの間違いかも」とでも思ってくれれば、とか考えているのでしょうか。

アムコは0120番号の電話番号を使用しているので、利用者は気安く電話をしてしまうのでしょうか。ヤミ金の多くは固定事務所を利用しませんので0120番の電話なら安心できると錯覚を誘うといえます。

そして一旦借りてしまうと、元金の何倍も返済しなければならなくなるという典型的な高利貸しのようです。さらに職場などを探し出して電話回線が破綻するほどの督促行為を行うといいます。

このようなところに関わると職場での業務に支障を生じ、社会生活や私生活が破綻しかねない状況に陥ってしまいます。性質が悪いことには司法書士などの外部に救済を依頼しても、あまり効果がないといいますから、決して近づいてはいけませんね。

ネクストという業者名のブランド感を利用しようという悪徳業者は後を絶ちません。

ブランド名なのか業者名なのかも彼らが引っ掛けるポイントなのです。

ヤミ金は正当な金融業者のフリをして、利用者を欺くことに賢明ですから、決して侮ってはいけませんね。

ヤミ金の手口を知っておくことは自己防衛の基本です

ヤミ金は日夜研鑽?して新たな手口を創出し続けていますから、それら一つひとつをまとめ上げることは難しいでしょう。しかしそれらの手口には似通ったところがあります。なので代表的な手口を知っておくことは消費者金融の安全な利用に直結します。

これが怖い、うっとおしい!ヤミ金ネットワークの恐怖

このタイプは貸金業無登録で高金利です。ダイレクトメール・ファックス・チラシ等を送りつけ勧誘します。この業者から借り入れをすると、同じような業者間の連携を使用され、業者のたらい回し。手形・小切手を担保に不渡りを恐れる被害者から高利で取り立てます。

借金の支払日が近づいている業者がファックスで勧誘から被害に遭ったそうです。50万円の融資に対して10日おきに25万円の小切手を3枚切るというもの。融資額が50万円に対して30日間に75万円を返済するわけですから、1ヶ月の利息が25万円。

実体がない090金融は電柱ビラで頻繁に見かけます

090とは携帯電話のこと。事務所などを持たず、プリペイド式の携帯電話で連絡を取り、車を使って直接現金の受け渡しを行います。これでは業者の特定が困難。つまり最初から逃げることを想定した営業ですね。プリペイド式の携帯電話を悪用した例として有名です。

ダイレクトメール・チラシや電柱にビラを貼り「破産者OK」「ブラックOK」等と個人相手に5万円程度の小口の貸付が中心になっています。手軽に利用できそうに装っているところがポイント。破産者やブラックといった社会的弱者をターゲットにした悪質な業者です。

年金担保金融と言えば、なんとなく公的に認められた感じがします

お年寄りの年金をターゲットに。「年金を担保に融資を行います」「年金立替」とスポーツ新聞などに広告し、お年寄りから「年金証書」「振込通帳」「印鑑」などを取り上げての融資。業者が年金を受け取るという仕掛けです。しかし年金を担保にしての融資は法律上禁止されています。

自動車金融の仕掛けに引っかかると酷いことになってしまいます

一般に自動車金融と呼ばれる種類のヤミ金も多く見られます。街角のビラに、車を手放さずに融資可能とする内容のビラには要注意でしょう。

いくつかのパターンがあるようですが、仕掛けはどれも似たようなものです。高級車でなければ利用できないなどと言われ、むしろまともな業者であるように錯覚を誘います。

所有権を移転する売買契約を交わしてから、リース契約を結び直して、高額のリース料金を請求するということに過ぎません。

多重債務を整理できると誘い込む整理屋に注意しよう

整理屋と呼ばれるヤミ金は、多重債務を整理することを売り文句にして近づいてくるそうです。彼らは多重債務を一本化するなどと称して、高額の手数料を請求するようですがそこに実態が伴っていないのです。この種の業者には信用度を演出するために法律の専門家とグルになっている場合もあるというから悪質です。

言われるままに手数料を振込みしても、返済が少なくなることもなく、なしのつぶてになってしまうことがほとんどだと言われます。そこで電話をしても既に電話番号は通じなかったり、あるいはさらなる手数料を要求されることもあるそうです。

苦しんでいる多重債務者に追い打ちをかけるような業態ですが、おい詰まっている人ほど判断能力が制限されてしまう心理を巧みに把握しています。手口そのものはわかりやすいものなので注意していれば防げます。

もし多重債務などの相談が必要であれば、市区役所などの消費者生活相談窓口へ出向くのがオススメかもしれません。

リサイクル業者のようですが買取屋はまったく異なる悪徳業者

手持ちのクレジットカードで高額な商品を買わせ、その商品を換金することで稼ぎます。利用者には手元に手数料を引かれた現金が残ることになります。しかし、クレジットカードで商品を購入した分の支払いをしなければなりません。手にした現金との差額が利息に相当します。

例えばクレジットカードで50万円分のビデオ等を購入して、業者は20万円で下取り。20万円の現金は残りますが、50万円に手数料を加えた請求がクレジット会社から起こされます。つまり、50万円ー20万円が利息分になります。20万円のキャッシングに30万円以上の利息を支払った計算になってしまいます。

このようにクレジットカードを利用した手口には似たものが考え出されています。整理すればクレジットカード現金化と呼ばれる方法の数々。これらは違法行為には当たりませんが、クレジットカードの利用規約によって禁止されています。

隠れた問題を顕在化するクレジットカード現金化というやり方

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠がありますが、キャッシング枠を使い切った場合などに利用されるようです。クレジットカードのショッピング枠を現金化することですぐにお金を手にすることができるのですが、後日支払いを行う必要があるので事実上の借金を作ります。

デパートなどでクレジットカードを使って例えば10万円分の商品券を購入します。それをチケット屋などに持ち込んで換金すれば、キャッシュを手にすることができるわけです。

但し、クレジットカードのショッピングは一括払いに限って利息がつかない場合が多くなっています。ですからリボ払いを利用するとその分の利息が上乗せされます。

利用者の行為は規約どおりの商品購入であり、従ってこの方法は法律に触れない合法的なものなのです。しかしクレジット会社が定款で禁止している方法でありカードが失効する場合があります。

クレジットカードの現金化の一種。下取り方式の問題はこれ

50万円相当の指輪などをクレジットカードで買うことになります。その指輪を同じ業者に即日売ります。その時、業者が買い取ってくれる価格が20万円だったり。ということです。

相当に酷い契約なのですが、さらには、下取りの手続きのみで入金されないなどのトラブルなども報告されています。入金してもらえるかどうかは完全に業者次第の話になっており、事前に判断するのは難しいでしょう。

このような業者に引っかかってしまうと、一つ一つの取引が正当に行われているだけに始末に困ってしまいます。結局は手元にクレジットカードの支払だけが残ってしまう結果になりかねません。

耳あたりが素敵なキャシュバック方式にも毒は潜んでいる

これはカードのショッピング枠を利用して、価値の低いものを高く買います。その差額から手数料を引いた分を支払ってくれるという方法。

例えば業者から10万円のものを50万円のクレジットで買います。差額40万円から20万円をキャッシュバックしてくれるのです。

一体いくらのキャッシングに成功したというのか、にわかには判断できないほど金額が出入りしていますよね。これがヤミ金融の狙い所です。

一銭もキャッシングに成功したと言えないのではないでしょうか。結果として新たな借金を30万円作ったと考えるか、50万円のクレジットカード支払いが残ったと考えるべきでしょうか。

実際にモノが手の中を通過していくチケット金融の仕掛け

チケット金融に行くと流通性が高い金券などを貸してくれます。例えば50万円分程度の金券を貸してくれるわけです。ただしそれを換金するためのチケットショップは指定されます。そのチケットショップに行くと、40万円程度で引き取ってくれるわけです。

手元に40万円残りますが、後日50万円を返さなければいけません。金券の額面50万円を回収されるのが大体1週間程度の期間だということなので、50万円のキャッシングをして1週間につき10万円の、つまり20%の金利を支払っているという暴利になるのです。
これらのキャッシング方法では、キャッシングに成功した金額もキャッシングのために支払った利息分も明確ではなく、結果として金利換算が難しくなっています。

最近流行りだしたと噂のソフト闇金にご注意

ヤミ金というイメージを根底から否定するヤミ金が出現して、被害者が拡大しているという情報があります。従来とは異なって対応がソフト、金利がソフトという特徴から「ソフト闇金」という名前で呼ばれているようです。

主なターゲットは年金生活者や主婦なのですが、それには貸金業法の改正に伴い、正規の消費者金融業者に課せられた規制に原因の一端があります。

貸金業法ではあくまでもキャッシングは個人を対象にしており、利用者には収入が求められます。その結果、世帯収入がどれだけ大きくても専業主婦や年金生活者ではキャッシング利用が難しくなっています。

そもそも生活資金の調達融資が目的であった貸金業のはずですが、もっとも生活資金を必要とする層を排除することになり、その制度上の隙間を狙ってきたわけです。

ソフト闇金の金利は利息制限法以上、従来のヤミ金以下というのが彼らの考え方を表しています。あまりに法外な金利を要求したのでは、簡単に刑事告発を招くことになりかねません。

公的な手続きの面倒さを天秤に掛けて、ちょうど泣き寝入りの方がお得な線を狙っている巧妙さがあります。大きく短期間に収益を上げるのではなく、少しずつ長期間の収益を目指すことで、ソフト闇金は成立しているわけです。

高利ボッタくりではなく、総支払い利息で高収益を狙うのがソフト闇金です。どれだけソフトな対応をしていても、やはりヤミ金であり、利用者は法的な保護を受けることはできないでしょう。


利用者の情報は闇の業界を駆け巡り、さまざまな闇業界が次のターゲットにするために利用することになります。

その他、気をつけたい金融詐欺業者たち

もはや、犯罪です。このような犯罪に巻き込まれることはほとんどないことを希望するのですが、このようなこともあるのだと言う程度には押さえておいて損はないでしょう。このような詐欺に遭ったらすぐに警察などに相談されることが必要です。

  • 押し貸し:勝手に銀行口座に金を振り込んでおいて、暴利での返済を要求する。
  • カラ貸し:そもそも金を貸していないのに、強引に金を振り込ませる。

一度でも振り込みに応じると貸借契約が成立することを根拠にするので注意が必要なのです。つまり返済を求められて応じると、返済が必要であった貸借関係をも認めたと解釈される場合があるのです。ですから何があっても身に覚えがない返済には応じないようにしましょう。

これらの悪徳闇金業者はネットを利用して公開されている場合がありますので、そちらを参考にして確認できるでしょう。例えば、闇金紹介サイトなどが利用できるはずです。

あるいは情報の登録件数がそれほど多くありませんが、貸金業協会が問題を生じた金融業者について公開している場合もありますので、そちらのサイトを参考にすれば、ヤミ金として刑事告発される前の状態で見分けることに役立ちます。

電話などで連絡をしてしまうと、もはや手遅れになりかねません。

被害者が出なければ、私たちはヤミ金を知ることができないという状況が続いています。

告訴されたりして公になれば、私たちはヤミ金の実体を垣間見れるのですが、自分がそのための被害者になってしまわないように気を付けたいものです。

ヤミ金とは関わりを持たないのがなによりの安全策でした。

良心的な業者を見分けるための「まとめ」

正規の消費者金融に紛れて利用者を待ち受け、獲物にしようとするヤミ金があれこれと工夫を凝らして、切羽詰まった希望者を狙っているのが現実です。しかし…


悪質な業者、闇金融業者を見分けることは、安心して消費者金融を活用するための基礎科目です。

彼らの手口はもうここまで読んでくださった読者様であれば見当がつくはずですから、ここでは良心的な登録業者を見分けて確認するためのノウハウをまとめましょう。

金融庁の登録情報検索ページを利用する

金融庁では登録貸金業者情報検索ページを公開しています。このサイトを利用することで、対象になる業者の登録状況を検索して確認することができます。もちろん登録していなかったり、登録を更新していなければ情報の検索は成功しないのです。確認する情報は次の通り。

  • 登録名
  • 所在地
  • 電話番号

登録番号内の更新回数を確認しましょう。さしあたって登録は済ませたけれど更新できそうもない業者は、できれば避けたいものだからです。登録番号の「()」に囲まれた数字が大きいほど年数が長いことを意味します。(1)は避けたほうが良いかもです。

金利の表示を確認することは意外と大切な基本です

昨今の消費者金融業者はホームページを解説していることが多く、そこには多くの情報が記載されています。特にキャッシング商品の詳細説明は重要です。この中にキャッシングの金利が表記されているはずです。


金利の表記には業者の営業態度が表されています。

できれば、金利など利用者の気持ちを削ぐような情報は隠しておきたいという心理が働くのが当然ですので、明示することを貸金業法は要請しています。従って金利などが分かりづらいような表記をしている金融業者には要注意です。

  • 金利を明示している
  • 金利を明示することを嫌う心理は、隠したいということです。例えば年率表示ではなく、月利表示のみであったり、計算期間と支払い利息金額を表示している場合が挙げられます。

  • 利息制限法の範囲内になっている
  • 利息制限法については前述しています。金利が年率で表示されていない場合は、年利に換算して検討するべきです。見かけの数字を小さくして誤魔化そうという魂胆をしっかりと見抜きましょう。

  • 安すぎる金利を提示していない
  • 利息制限法による利息は決して金融業者にとっては余裕のあるものではありません。どの業者にとってもギリギリの数字だと言えます。それにも関わらず低すぎる利率を提示している業者は怪しいと考えるべきでしょう。

たとえ利息上限法の上限金利を設定しても、正常な利用をしていれば、1年で5%程度の収益しか業者にありません。理論上短期のキャッシングの利率が正規の消費者金融業者以下にはならないほど、消費者金融業者の設定している金利は低いのです。

口コミを信用できるか確認するためのガイドラインはこれだ

インターネットなどで囁かれる口コミは重要な情報源です。しかし、口コミ情報は匿名であることから一定以上に信頼する必要はなく、無警戒に信用することはむしろ危険であることが知られています。口コミを見分けることは難しいのですが、全体として評判を判断するには、

  • 悪評が立っていない
  • 良い評判のみではない

一見矛盾しているようなチェックですが、この矛盾が大変重要なのです。完全に受け入れられるような完全な業者などあり得ないからです。同時にまったく極悪という消費者金融業者も存在することができません。それぞれに評価が分かれるはずなのです。

事前に電話して担当者の声を聞いて業者の雰囲気を把握する

意外に大切な判断基準です。特に人生経験が長い人であれば、声を聞くことで話者の誠意をも聞き取ることができるはずです。またいくら条件が良くても、担当者の印象が良くなければ、その業者とはあまり付き合いをしても良いことはないかもしれませんね。

  • 人を見下した対応をする
  • 煙に巻くような説明
  • 利用金額と金利の関係の説明があやふや

これらのチェックをすれば、まず悪徳業者に引っかかってしまった大変なことになってしまったというようなことは避けられるはず。そして消費者金融の利用の原則に従って利用することを考えましょう。何事も急いては事を仕損じるというものなのです。

  • 少額の利用に徹する
  • 短期の返済を心がける

でも決してキャッシング利用で生活そのものが改善できるとはいえないことを念頭に置いておきましょう。キャッシングは正しく利用する時に効果を発揮するからです。少額の利用では間に合わないなら、キャッシング利用の範囲を越えています。短期の返済が無理なら、利用を見送るべきなのです。

そして何よりも消費者金融を利用するときに気をつけておきたいもの、警戒して情報をよく詳細に調べたほうが良いというものがあります。ここに3つあげておきましょう。これらの情報を利用するには、傍証する情報がそれぞれ別に必要になります。ぜひ活用してください。

  • 1.電柱ビラ広告
  • 2.スポーツ新聞の広告
  • 3.DMなどの勧誘

【参考ページはこちら】
サラ金と上手く付き合うためには

ヤミ金は本当に使えませんね。

確かに銀行がダメでも消費者金融なら可能性はあります。

でも、そう簡単にキャッシングを利用できると思っていると、ヤミ金のワナに引っかかってしまう結果を招きません。

大切なのは何より計画性です。

衝動的にキャッシング利用を考えた時点で、理性の働きは制限を受けてしまい、目の前のワナに足を取られる危険も生じるからです。

普段から、計画を心がけた生活運営をお願いします。

それでもどうしてもというなら、正規の金融業者の利用をお願いします。

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