ネットで手続きを行うことも珍しくなくなってきた昨今、ネット銀行(ネットバンク)の数も増えてきました。
「店舗がなければ心配」という方も未だに多いとは思いますが、ネット環境さえあれば手続きが全て行え、かつキャッシュカードを利用すればATMでの利用も可能と、利便性の高さも魅力です。
そんなネット銀行は、もちろんのことキャッシング商品を提供しているところもあります。その中でもちょっと変わった名前の「じぶん銀行」のカードローン「じぶんローン」に今回はフォーカス。
その特徴や審査に必要なものなど徹底的にご紹介。借り換えを健闘している人にも嬉しい情報があるかも!?
「じぶん銀行」ってどんな銀行?その特徴やメリットは?
「じぶん銀行」ってちょっと変わった名前ですよね。本当に銀行なの?と疑いたくなってしまいますが、きちんとした金融機関です。
当時からイーバンクなど少しずつネット銀行の波は来ていたものの、大々的に打ち出したネット銀行と言えるのは「じぶん銀行」が最初かもしれませんね。
具体的にどのような銀行なのか、そしてじぶん銀行の特徴やじぶん銀行カードローン(じぶんローン)の特徴、利用する際のメリットなどをご紹介します。
通信会社auと三菱UFJ銀行が一緒に作った銀行!
「じぶん銀行」は、通信会社であるKDDI(au)と三菱UFJ銀行が一緒に作ったネット銀行です。
基本的にはauユーザーを対象としていますが、携帯電話のキャリアがauでなくても口座を作り、利用することが可能です。
(⇒三菱UFJ銀行カードローン情報)
ネット銀行なので店舗はなく、ネット上ですべての手続きを行うことが出来ますのでとっても便利!
同様の形態は「ジャパンネット銀行」「セブン銀行」「ソニー銀行」などがありますね。
ネット銀行ならでは!スマホひとつですべてが出来る
ネット上で手続きを行うことが出来るということは、ネット環境があれば大丈夫とも言えます。そう、スマートフォンがあれば預貯金からカードローンの借入、申し込みまですべて行うことが出来てしまいます。
「ネットバンキングしか利用できないの?」と心配になった方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
三菱UFJ銀行をはじめ、金融機関やコンビニATMなどともしっかりと提携。お金が必要になった時もキャッシュカードを提携ATMで利用することが出来るんです。
しかも、一定回数まではATM利用手数料が無料!なにげにATM手数料ってちりも積もれば…という感じで使っていたりするんですよね。
さらに、毎月メインバンクから別の口座にお給料の一部を移して…ということをしている方に朗報です!じぶん銀行では「定期自動入金サービス」というものがあり、本人名義の他行口座から毎月一定の金額を自動でじぶん銀行の預金口座に入金してくれるんです。
わざわざ自分でお金を動かすのは正直面倒ですが、このサービスを利用すればすべて自動なので楽ちん!口座を使い分けている方にオススメな機能です。
携帯電話がauならさらに様々な特典が!
auが関わっている銀行だけあって、auユーザーにとってはお得な特典が沢山あるのも特徴です。
じぶん銀行の口座から電子マネーの「au wallet」にチャージするだけでポイントがたまるプログラムや、au walletクレジットカードの利用でポイントが3倍に!などなど、au walletとのキャンペーンが常に行われています。
他には住宅ローンをじぶん銀行で利用することで毎月キャッシュバックがあったり、他行よりも低めの金利で利用することが可能になっています。
そして今回のメインであるカードローンについても特典がありますよ。
なんと、auユーザーなら金利優遇を受けることができちゃうんです!どのくらいの優遇があるのか、優遇後はどれくらいの金利になるのかは後でしっかりとご紹介しますが、auユーザーというだけで優遇を受けられるのはかなりお得ですよね。
カードローン「じぶんローン」の特徴は?
最後に、じぶん銀行ではなく「じぶんローン」の特徴についても簡単にではありますがご紹介したいと思います。
沢山特徴はあるのですが、その中からピックアップすると…
- おまとめや借り換えにも利用可能
- 最短で即日融資が可能
- ATM利用手数料が完全無料
この3つかな、と思います。
おまとめローンや借り換えローンは別途別の審査があるなど少々ややこしいケースもあるのですが、じぶんローンはカードローン上での借り換えが可能です。
明記されていなくても借り換えやおまとめの代わりに利用することはもちろん出来るのですが、明記されているとちょっと安心しますよね。
そして急いでいる方にも嬉しいのが、最短でその日のうちに融資を受けることが出来る点。「じぶん銀行に口座を持っている方限定」ですのでいつ申し込んでも…というわけにはちょっと行かないのですが、それでも即日融資を受けられる可能性があるのはありがたいことです。
ATM利用手数料が完全無料、こちらも嬉しい特徴ですね。消費者金融の場合引出す(借りる)金額によっては利用手数料がかかるのですが、じぶん銀行ならいくら引き出しても何回引き出しても無料!
コンビニで細かく必要な額だけちょこちょこ借りたいなんて人はどうしても手数料が膨らみがちですよね。
そんな方でも安心して必要な時に必要なだけ借りることが出来る、手数料無料は嬉しい特徴と言えるのではないでしょうか?
最低金利は2.1%!auユーザーならさらにお得!
早速ですが、じぶんローンの金利や限度額といった、借入にダイレクトに影響する部分を見ていきたいと思います!なんだかんだでここが一番気になるところですよね(笑)。
限度額は800万円までとかなりのゆとりを持った借入が可能です。金利も最低で2.2%ともう住宅ローンなみの低金利と言えるでしょう。
しかしここで注目すべきは「金利優遇」です。先程のトピックでじぶんローンの特徴として触れましたが、auユーザーかつじぶん銀行の口座を持っている方であれば優遇された金利でお金を借りることができちゃいます!
口座を持っていなくても同時に作成することも出来るのでご安心くださいね。
商品はひとつ。しかしコースは実は3つある!
じぶん銀行のカードローン商品は「じぶんローン」の1種類です。しかし実は、auユーザーであればそこから別のコース2種類を選ぶことができ、1つの商品ながら3つのコースがあるのと同じなんです。
そのコースはこちらの3種類。
- 通常コース
- 誰でもコース
- 借り換えコース
通常コースは「auユーザーではない一般の方」用のコースです。他の携帯電話キャリアを利用している方は必然的にこのコースしか選べないことになりますね。
残りの2コースはauユーザーであれば利用することが可能となります。ただし、「au ID」に登録する必要がありますのでその点はご注意を。
「誰でもコース」はauユーザーかつau IDに登録していれば利用でき、金利が0.1%優遇されます。借り換えをしない方以外はこちらのコースを利用することになるでしょう。
最後の「借り換えコース」はその名の通り、既に複数の借入があり、それをじぶんローンにて一本化したい方向けのいわゆる「おまとめローン」としての利用に限定されるコースです。
その代わり「誰でもコース」より0.4%さらに低い「0.5%」の優遇を受けることが出来ます。
まとめますと、一般的なカードローンとして利用したい方、あるいはおまとめ目的でも携帯電話キャリアがauでは無い方は「通常コース」あるいは「誰でもコース」、auユーザーでかつ借り換え・おまとめ目的なら「借り換えコース」が利用できるということです。
ひと目でわかる!限度額による金利はどれくらい?
それではいよいよ金利を見ていきましょう。
じぶんローンは限度額90万円ごとに適用される金利の幅が変わりますので、100万円の限度額で契約するよりは110万円の限度額で契約する方が最高金利で比較すると4.5%もお得です。
審査の結果契約できる限度額が100万円未満の場合、「誰でもコース」の金利(12.9%~17.4%)が適用されてしまい、予想よりも高い金利で借りることになる可能性があります。
限度額 | 通常 | au誰でも | au借り換え |
---|---|---|---|
10万円~100万円 | 13.0%~17.5% | 12.9%~17.4% | 12.5% |
110万円~200万円 | 9.0%~13.0% | 8.9%~12.9% | 8.5%~12.5% |
210万円~300万円 | 7.0%~9.0% | 6.9%~8.9% | 6.5%~8.5% |
310万円~400万円 | 6.0%~7.0% | 5.9%~6.9% | 5.5%~6.5% |
410万円~500万円 | 5.0%~6.0% | 4.9%~5.9% | 4.5%~5.5% |
510万円~600万円 | 4.5%~5.0% | 4.4%~4.9% | 4.0%~4.5% |
610万円~700万円 | 3.5%~4.5% | 3.4%~4.4% | 3.0%~4.0% |
710万円~800万円 | 2.2%~3.5% | 2.1%~3.4% | 1.7%~3.0% |
金利を徹底検証!限度額はいくらからがお得!?
具体的な金利を見ていきますと、最高金利は「17.5%」と少々銀行カードローンとしては高めと言えるでしょう。
銀行カードローンよりも最高金利が高いとされる消費者金融のカードローンですが、「アコム」で18.0%、「プロミス」で17.8%ですので0.3%~0.5%の差となります。
三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」の最高金利は14.6%ですので比較すると2.9%もの差があることになります。一応13.0%で借りられるチャンスはありますが、それでも差があるのは否めません。
バンクイックの金利は以下の通りで、じぶん銀行とは限度額も設定金利も結構違うことがわかります。
限度額 | 金利 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|---|
10万円以上 100万円以下 |
12.6%~14.6% | 100万円超 200万円以下 |
9.6%~12.6% |
200万円超300万円以下 | 7.1%~9.6% | 300万円超400万円以下 | 6.1%~7.1% |
400万円超500万円以下 | 1.8%~6.1% |
じぶん銀行と比較すると、金利が低くなるのは「310万円~400万円」ですね。0.1%ではありますがその限度額での最高金利も最低金利もじぶん銀行が下回っています。
「410万円~500万円」も最高金利は0.1%下回っていますが、最低金利に0.6%もの差があるので少々博打かもしれません。
借り換えコースであればバンクイックの最低金利以外ならじぶんローンのほうが低金利で利用できます。特別金利が他とくらべて低い…というわけではなさそうですが、後のトピックでご紹介する利用条件なども選ぶポイントとして考慮してみてはいかがでしょうか。
高額になってくると他とは大きく変わる印象はありませんが、少額借入、100万円未満となるとちょっと銀行カードローンにしては高い印象になりますね。
しかし100万円以上でかつauユーザーであれば利用できる「借り換えローン」ならかなりオトクな金利で利用することが出来ます。おまとめローンを使おうか迷っているならぜひともオススメ!と言いたい商品ですね。
借入や返済も柔軟に選べる!違いが結構あるので注意
金利や限度額をご紹介しましたが、次は実際に利用したい・申し込みたいと思う方に向けた実用的な内容に入っていきたいと思います。
「申し込みをしたいけど利用条件は?自分でも申し込みできる?」といった疑問や「借入方法や返済方法など、実際に使ったときに不便がないか知りたい」という方に向けての内容になります。
利用条件が厳しいと申し込むのはちょっと…とブレーキがかかりますし、借入・返済が不便ですと使いにくいですよね。
もちろんこの2点に関しても心配する必要はありません!詳しく説明していきますね。
借入はATMまたは振込で。方法で細かな違いがあるので注意
続いては借入方法に関しての説明です。
借入方法は「ATMから」または「振込サービス」からの2種類となります。ATMは三菱UFJ銀行をはじめ、各種金融機関やコンビニの提携ATMからの利用が可能です。
振込サービスは「じぶんローン取引サイト」または「ローンセンター」に電話することで自分が指定した金融機関の口座に振込してもらえます。本人名義の口座のみとなりますのでご注意くださいね。
借入額などについてはこの2つの方法で違いがありますので、表にまとめてみましたよ。
手数料 | 最少借入 | 借入タイミング | 利用可能時間 | |
---|---|---|---|---|
ATM | 無料 | 1,000円単位 | 借入時 | 原則24時間365日 |
振込 | 無料 | 10,000円単位 | 当日又は翌日 | 取引サイト: 原則24時間365日 ローンセンター: 平日9時~20時 土日祝9時~17時 |
上記では「原則」24時間365日と表記されています。これは借入方法にかかわらず共通して
- 毎週月曜日の1時~5時
- 毎月第2土曜日の21時~翌7時
この2つの時間帯にシステムメンテナンスを行うため、利用することが出来ないからです。また、ローンセンターは年末年始に営業時間が変わる(休みになるなど)こともあります。
振込サービスを利用する際、利用時間によっては振込が翌営業日になることもあります。
じぶんローンのホームページにも記載されていますが、急ぎでお金を借りたいのであれば確実に借入時にお金が手に入るATMでの借入をおすすめします。
返済方法も2種類。口座の有無で取れる方法が変わる!
気になるのは毎月の返済額。じぶんローンでは「借入残高」と「契約時の借入利率」によって毎月の約定返済額(毎月返済するべき金額)が以下のように決定されます。
適用される金利が高い人ほど返済額も大きく、低い人ほど返済額が低くなっていることがわかりますね。
借入残高 | 借入利率 9%以下 |
借入利率 13%以下 |
借入利率 13%超 |
---|---|---|---|
10万円以下 | 1,000円 | 1,500円 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 2,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
20万円超~30万円以下 | 3,000円 | 4,500円 | 6,000円 |
30万円超+10万円ごと | +1,000円 | +1,500円 | +2,000円 |
そして返済方法ですが、借入と同様に「ATM」あるいは「自動支払い(振込)」となります…が、借入と違い結構違いがありますのでまずは表にしてまとめたものをご覧ください。
返済方法 | 返済日 | 最少返済額 | 口座の有無 |
---|---|---|---|
ATM | 35日ごと/期日指定 | 1,000円単位 | 無しでも可 |
自動支払 | 期日指定のみ | 約定返済額以上1円単位 | 必要 |
方法によって少々違う部分があるのがおわかりいただけるかと思います。
その代わり自動で返済してくれますので、返済し忘れを防ぐことが出来ます。口座を持っているならぜひ利用したい方法ですね。
ATMは自分で返済しなければなりませんが、逆に言えば自分のタイミングで返済出来るとも言えます。また、返済日も「期日指定返済」だけでなく「35日ごと返済」も選べます。
この方法の違いも含めもう少し詳細にご説明しましょう。
選べる返済期日。少々ややこしいので注意!
35日返済は前回の返済日の翌日から35日目が返済期限となり、返済期限までに返済した日の翌日からまた35日後が次の期限となります。
例えば10月1日に最初の借入をした場合、返済期日は35日後の11月5日となります。しかし返済したのが期日より前の10月20日だった場合、次の返済日はその翌日、21日から35日後の11月24日となるわけです。
返済日によって次の返済日が変わるため、少々把握しにくいところがありますね。
期日指定返済は、毎月決められた日が返済期日となります。例えば毎月30日を返済期日としている場合、それまでに返済を行えばOKです。
しかし、返済日より15日以上前に入金した場合、それは約定返済ではなく「追加返済」扱いとなってしまいます。この例の場合、毎月16日以降に入金すれば約定返済として認識されるということです。
どちらがいいか…というのは好みがありますのでなんとも言えないところですが、きっちり返済日を管理出来るのであればどちらでもOKですし、いろいろ管理するのは面倒、という方は自動支払いにしてしまうのがいいでしょう。
銀行カードローンでありながら他金融機関の口座にも直接融資してもらえるのも嬉しいポイントですね。口座をこれ以上増やしたくないという人もいると思いますので…。振込手数料が無料という点もGoodです!
返済に関しては、仕方ないとは言えども口座がないと自動支払いが使えないのは悲しいですね。返済期日は2種類から選べますが、期日返済の方が返済日を把握しやすく、ATM返済でもわかりやすい印象がありますね。
審査申し込みはネットでOK。利用条件もシンプルで申し込みやすい
金利や限度額などをご紹介してきましたが、最後は実際に利用したい・申し込みたいと思う方に向けた実用的な内容に入っていきたいと思います。
「申し込みをしたいけど利用条件は?自分でも申し込みできる?」「申込方法は何が選べるの?簡単に利用できる?」などの疑問を持っている方に向けての内容になります。
利用条件が厳しいと申し込むのはちょっと…とブレーキがかかりますし、申込方法や契約方法が不便ですと使いにくいですよね。
もちろんこの2点に関しても心配する必要はありません!詳しく説明していきますね。
利用条件はたったの3つ!幅広い人が対象に
「じぶんローン」の利用条件はたったの3つです。
- 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満
- 安定して継続した収入がある
- 保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる
本当にこれだけです!銀行のカードローンは、その銀行の口座を持っている人が対象であることが多いのですが、じぶん銀行は口座の有無によって受けられるサービスなどに差が出るものの、必須ではありません。
なので「じぶん銀行の預金口座は作りたくないけど、じぶんローンは利用したい」といった方でも問題なく利用が出来るんです。
さらに、上記条件には「安定して継続した収入がある」とありますが、何も正社員じゃないと利用できないわけでもありません。
- アルバイト・パート
- 派遣社員
- 契約社員
といった、非正規雇用(フリーターなど)の方でも収入があれば申し込みをすることができますし、
- 学生
- 主婦
- 年金受給者
などの大手消費者金融では申し込み対象とならないような方々でも利用することが出来ます。
年金受給者の方も、収入が年金のみで他に働いていない状態でもOK。いずれも審査の結果お金を借りられない可能性はありますので、その点はお忘れなく。
申し込み方法はネットからのみ。スマホなどでもOK
申し込みはインターネットからのみで、電話や郵送では受け付けていません。しかしながらパソコン・タブレット・スマホなどインターネットに接続されている端末であればどれからでも申し込みOKです。
申し込みが完了すると、内容確認のために担当者から電話がかかってくることがありますが、下記の時間以外にかかってくることはありません。
- 平日9時~20時
- 土日祝9時~17時
また、審査の中では在籍確認を行います。在籍確認とは、申込時に入力した勤務先の内容が合っているか確認するためのものです。
もちろんですが学生の方や専業主婦の方、年金受給者の方といった在籍確認をする場所がない方の場合、在籍確認は行われません。
審査結果はEメールまたは電話にて通知されます。審査結果が可決しており、かつ契約内容に納得出来るのであれば契約へと移ります。
契約ももちろんネットで。契約額によって書類も変わる
契約時には書類を提出する必要があります。
借入可能額(契約額)及びじぶん銀行の口座の有無によって必要書類が以下のように変わります。
300万円以下 | 300万円超 | |
---|---|---|
口座あり | 本人確認書類 | 本人確認書類及び収入証明書類 |
口座なし | 書類不要 | 収入証明書類 |
原則契約額が300万円以下の場合は収入証明書類は不要ですが、審査の内容や結果によっては必要となるケースもあります。念のため用意しておいたほうがいいかもしれませんね。
必要となる本人確認書類は以下の通りです。いずれかひとつで問題ありません。一番ラクなのはやはり運転免許証ですね。
書類名 | 必要箇所 |
---|---|
運転免許証 (運転経歴証明書) |
表・裏面のコピー(現住所のもの) |
各種保険証 | カード型:表・裏目のコピー(裏面に住所の記載要) 紙型:氏名・生年月日・住所 |
パスポート | 写真・旅券番号記載ページ、現住所記入ページ、 外務大臣印のあるページ ※住所欄に現住所の記載があるもののみ |
個人番号カード | 表面のみ(裏面は不要) |
住民基本台帳カード | 表・裏面のコピー ※顔写真・共通ロゴ・QR付きのもののみ ※現住所が記載されているもののみ |
また、外国籍の方は上記のもの1点以外に「在留カード」「特別永住者証明書」「外国人登録証明書」のコピーの提出も必要になります。
加えて収入がわかる書類(収入証明書類)が必要な場合は、
- 前年度分の源泉徴収票
- 前年度分の住民税決定通知書
- 課税証明書
のいずれかのコピーを提出しましょう。いずれもない場合は最新3ヶ月以内の給与明細書2ヶ月分でOKです。個人事業主の方は確定申告書の控えのコピーも必要になります。
提出方法は様々。やっぱりラクなのはネット!
これら必要書類の提出ですが、ネットだけ…かと思いきや、意外にも
- インターネット
- 郵送
- FAX
と3種類の方法から選べます。
一番ラクなのはやっぱりインターネットですね。審査回答照会ページからアップロードが可能ですので、スマホなどで写真を撮影し、それをアップロードするだけ。手間もかからず、素早く提出が可能です。
特に即日融資を希望している場合は手早く手続きを終わらせたいと思いますので、インターネットで書類を提出する方法がベストと言えるでしょう。
次に郵送です。じぶん銀行のホームページに封筒用のpdfファイルがありますので、それをA4の紙にプリントし封筒を作成。その中に必要な書類のコピーを入れて提出することになります。
郵送代もかかりますし時間もかかりますので、個人的にはあまりおすすめしません。
最後にFAXです。コピーした書類をじぶん銀行宛にFAXするだけですが、こちらも少々手間がかかります。コピーは拡大で、かつ高画質で送信しないときちんと書類を認識できず、再提出を求められる可能性もあるからです。
郵送に比べると提出は速く行えますが、画質面での問題が多少懸念されますので、やはりアップロードが確実かつスピーディかと思います。
特にできるだけ速くお金を借りたいというなら特に、インターネットでサクサクと手続きが行えるのは嬉しいところです。
利用条件も非常にゆるく、専業主婦の方はもちろん年金受給者の方でも利用できるのは有り難いところだと思います。在籍確認もないので(出来ないので当然ですが)スムーズに利用ができそうですね。
審査から利用までネットで完結!次世代ローンと言える?
これまではネットで申し込みが出来ても、契約や郵送で行わなければならないとか、店舗でしか契約が出来ないなどすべてをネットで完結するのは難しい部分もありました。
しかしじぶん銀行のじぶんローンはすべてをネット上で完結でき、利用においてもネット上だけで問題なく行える、次世代のカードローンと言ってもいいのではないでしょうか。
ただやはり利便性を追求するのであればじぶん銀行の口座を開設した方がいいでしょう。振込での借入もよりスピーディになりますし、自動支払機能も利用できます。なによりauユーザーであれば金利が優遇される点も見逃せません。
少額借入時の金利など、他の銀行カードローンに比べると「もうちょっと頑張って!」と言いたくなる部分もありますが、全体的には高いクオリティでまとまった商品と言えます。
何よりキャリアと大手銀行という安心感もありますから、初めてカードローンを利用する方でも安心して申し込みが出来るのではないでしょうか。
ちょっと変わった名前の銀行ですが、これからも注目です!
【参考ページはこちら】
キャッシング会社一覧をチェック!
もちろんそんなことはなく、しかも口座がなくても利用できるカードローンということで、銀行系カードローンを使いたいけど口座を作るのはちょっと…という方でも利用しやすい、間口が広い商品と言えそうです。
すべてにおいて他の商品とくらべて優れている…ということはありませんが、それはどの商品でも同じです。ただ、auユーザーであればかなりお得に利用することが出来るのは事実なので、ぜひそこを活かしたいところですね!
特に今は携帯電話を通じて電子マネー支払いをする人が増えてきていますし、そのような方からすればau walletポイントが沢山手に入るのは見逃せないところです。
「じぶんローン」も即日融資が可能で、かつATM利用手数料が完全無料と嬉しいサービスを備えていますから、商品内容にも期待が高まってしまいますね!