楽天はインターネット総合サービスを行う企業です。1997年に創業されました。楽天でショッピングをしたり、楽天トラベルで旅行を楽しんだりしている方も多いのではないでしょうか。
そんな楽天の銀行、楽天銀行のカードローンも人気のあるカードローンです。楽天銀行は元々イーバンク銀行として発足しました。インターネット銀行という店舗を持たない新しい形態の銀行です。
今回は斬新な経営をすすめている楽天銀行のカードローンをご紹介しましょう。
楽天銀行のカードローン、その魅力とは
楽天銀行のカードローンは楽天スーパーローンという名称です。あまり強調はされていませんが、最短で即日融資も可能です。スピード審査はネット銀行ならではのものです。
日本国内に居住する20歳以上から62歳以下の方で、お仕事により毎月安定した定期収入があればどなたでもお申し込み可能です。
利用限度額の最大は500万円、10万円単位で設定されます。なお、専業主婦の方は50万円までになっています。この場合の金利は年4.9%~14.5%です。専業主婦の方の申し込みについてはHP上に専用申し込みページも設けられています。細やかな気配りの表れです。
利用限度額ごとの具体的な金利は下記の通りです。
- 500万円:4.9%~7.8%
- 350万円以上500万円未満:4.9%~8.9%
- 300万円以上350万円未満:4.9%~12.5%
- 200万円以上300万円未満:6.9%~14.5%
- 100万円以上200万円未満:9.6%~14.5%
- 100万円未満:14.5%
金利は変動金利ですので、金融情勢等の変化により見直しがされる場合もあります。
楽天スーパーローンはたびたび、金利を引き下げるキャンペーンを実施しています。
最近のキャンペーンは2015年1月16日~2015年3月12日に申し込み、契約が成約すると年金利が半分の2.45%~7.25%になるというものです。同特典の適用期間は2015年3月31日までとなっているので、3月の末日以降の借り入れまで、金利が引き下げになります。
さらに楽天スーパーポイントの特典も見逃せない
もう一つ、楽天といえば楽天スーパーポイントです。この楽天スーパーポイントは楽天市場の買い物の支払いや、楽天銀行の振込手数料の代わりとして利用できます。
楽天銀行の通常取引では入出金、振込などの取引が付与の対象になっていますので、もともと楽天銀行に口座を開設している方にとっては楽天スーパーポイントを一気に貯めるチャンスかもしれません。
申し込みに必要な書類関係を確認しておきましょう
- 楽天銀行スーパーローン申し込み書兼保証依頼書(インターネット申し込みの場合は不要)
- 本人確認書(運転免許証、健康保険証、パスポートのいずれかの写し)
- 収入証明書類(会社勤務の方は源泉徴収票、課税証明書、給与明細書のいずれかの写し 自営業の方は課税証明書・確定申告書のいずれかの写し)
上記のうち、収入を証明する書類は2014年8月から利用限度額300万円までは原則として不要になりました。手続きがより簡素化されたことになります。
個人事業主および法人代表の方はこちらは必要です。審査の結果によっては、限度額300万円以下の場合でも必要になることがあります。また、個人事業主および法人代表の方は必要になります。
限度額が大きいカードローンの利用法について
乗り換えやおまとめのローンとしてすすめているということは、他社のカードローンをすでに利用中の方申込ができるということです。このようなケースの審査も期待ができるのではないでしょうか。
利用限度額が大きいということや、乗り換え・おまとめローンとして適しているという話題に接すると、もし自分の希に満たない限度額を提示された場合、増額をしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。増額の申し込みもネット申し込みで簡単に行うことができます。
ここで、留意することもあります。楽天スーパーローンに限らず、乗り換え、おまとめを目的として新規でカードローンを契約した場合は元々あった他社の返済をきっちりと行うことが大切です。
楽天銀行スーパーローンの返済については、残高スライドリボルビング返済方式(利用残高に応じて返済額が確定)を用いて、月々3,000円からと、ゆとりあるプランが用意されています。もちろん、余裕があるときは随時返済可能です
楽天銀行のクレジットカードもとても充実しています
楽天銀行カード:ブランドはJCB。楽天銀行のキャッシュカードと楽天カード株式会社が発行するクレジットカードの機能が一体型になったカードです。
JCBおよびCimusのマークがついている海外のATMにおけるキャッシングにも対応しています。
楽天銀行ジョーヌカード:ブランドはVisa。楽天銀行のキャッシュカードと九州カード株式会社が発行するクレジットカードの機能が一体型になったカードです。
VisaおよびPlusのマークがついている海外のATMにおけるキャッシングにも対応しています。
楽天銀行セディナカード:ブランドはJCB。楽天銀行のキャッシュカードと株式会社セディナ発行するクレジットカードの機能が一体型になったカードです。
JCBおよびCimusのマークがついている海外のATMにおけるキャッシングにも対応しています。
この三種類のカードはいずれも発行手数料は無料ですが、年会費やポイント特典などに違いがありますので、選ぶ楽しみというものもあるかもしれません。(
これらのカードはお互いに追加申し込みは不可になっています)
なお、楽天銀行ではクレジットカードの他にVisaデビット機能付きのキャッシュカードも発行されています。
デビットカードが普及してからしばらくたちますので、幅広く知られるようになりましたけれど、一応補足しておきます。
デビットカードは利用者の口座から即時決済で代金が引き落とされるカードです。サービス提供者と利用者の二者間の取引です。クレジットカードの場合は間に信販会社が入って代金を立て替えるので、三者間の取引になります。
デビットカードは外国ではクレジットカードと同等に人気があり、今後日本国内でも一層の普及が見込まれています。
「楽天銀行についてもっと知ろう」こんなところもユニーク
ネット銀行を早い時期から始めたユニークな楽天の企業体質、その他にもこんな面白い点があります。
楽天銀行の支店命名法則をご存じですか?ジャズ支店(支店番号201)、ロック支店(支店番号202)、サンバ支店(支店番号203)など、音楽関係の支店名が17もあります。カワイイと評判でどの支店に口座をつくろうか迷うくらいです。
また、特筆しておきたい楽天銀行のサービスに「ゴールドラッシュプログラム」というサービスがあります。これは他銀行から振込みを受けた回数によって楽天銀行の口座へ現金のプレゼントを受けることができるのです。
株式投資の配当を受け取っている方などもこのプログラムを利用しているとのことです。
いかがですか。こんな銀行の提供するカードローンなら、将来的にもいろいろなことが期待できそうです。
【参考ページはこちら】
楽天銀行カードローンで増額するには?