キャッシングってつまり、借金のことですよね。ちょっと困ったからと言って、簡単な気持ちで借金するのは、危険じゃないのかしら・・・このように感じる主婦、女性の方も決して少なくないに違いありません。
(⇒女性にやさしいキャッシングはある?)
でも、キャッシングは使いようによっては便利で強力な生活のツールなのです。家族に余計な心配をかけずに、自分でコントロールすることができるように工夫さえすれば、キャッシングができることで、はるかに効率良く安定した家計を運営することができます。今、主婦の間で話題なのはまさにこのことが魅力だからなのです。
知らなきゃ損!こうしてキャッシングを強力な味方にする
キャッシングをどのように活用すれば、家計を育てるためのツールになるというのでしょうか。かつてはあまり歓迎されることがなかったキャッシングですが、社会の変化と家庭に生じた必要性とがキャッシングを強力なツールとして生まれ変わらせました。はたしてどんなメリットがあるのか、具体例を交えて説明しましょう。
計画的な家計を構築する
予想外に訪れる出費を計画的に対処することはなかなか困難なことで、日々の家計に知恵を絞る主婦には共通した悩みのひとつですね。突然知らされた町内会のイベント参加。旧友の訪問…。このようなことに伴う出費までを予測して普段から備えておくことは難しく、またそのこと自体が単なる負担になってしまうことも。
このような不意の必要・出費にどのように対応すれば良いのか。逆に言えば不意に訪れる出費を計画的な返済・支払いに置き換えることができれば、家計全体としてコントロールが可能になり計画的な家計が実現できることになるはずです。つまりキャッシングを上手に活用することで家計全体に計画性を実現できます。
例えば家計の計画性をダメにしてしまう代表的なイベントとして冠婚葬祭があるのではないでしょうか。もちろん、普段から十分に蓄えをしていればそんな心配もないのですが、少なくとも計画することは難しく、時期が重なったりすると家計を圧迫します。
友人などの結婚式ではご祝儀の相場は2〜3万円、夫婦で出席する場合は2人で5万円というのが多いようです。1回の結婚式で5万円の負担となると相当の負担であるとも言えるでしょうし、用意がないと義理を欠いてしまったりということも…。
この場合、キャッシングを利用して5万円を用意することにしてみます。実質年利を20%で計算するとだいたい、毎月7〜8千円を7回程度のローンで利用することができます。
一ヶ月で5万円の支出でバランスを損なうよりも、計画的に7〜8千円の固定出費にするほうが家計のバランスを保つ上ではるかに効果的だといえるでしょう。
社会的資産を拡大する
最近経済学分野の専門家にも注目され始めている考え方のひとつに、社会的資産というものがあります。これは個人の知り合いや友人そして家族などの周辺につながる「人間関係」を個人的な資産として経済的な評価をすることが可能である、という考え方です。
友人の数が多い人と少ない人とは当然いるわけです。でも友人の数が多い人の方が幸福度が高くなるということが一般的に知られている事実なのです。つまり友人の数は個人の幸福の度合いに強く関与する数字の一つであり、またこの社会的資産の一つである友人関係は個人の収入にも強い影響を与えるのです。
近所付き合いは単なる儀礼ではありません。学生時代の友人との交流もまた然りということができるでしょう。それらは個人ひいては家庭の幸福に直結した要素であり、また経済的豊かさを支える基幹的要素にもなっているのです。このことはつまり、社会的資産は単なる金銭的価値を上回った価値を持つ可能性を示しているのです。
あなたはもちろん、お金では買えない、お金よりもっと価値があることを数多くご存知でしょう。例えば時間。あなたの時間はお金よりも大切です。そして前述したようにあなたが大切に思っている人間関係は言うまでもなくお金よりも大切なのです。
時間、家族・友人などとの関わりを大切にすることは、どのような状況にあったとしてももっとも重要視すべきことだと言えるでしょう。これらのことを大切にするのにはしかし、不測の状況に対応できるだけの最低限の余裕が必要になることが少なくありません。
これらの必要に対応することに、キャッシングが非常に有効な手段となるのです。しかし従来のキャッシングにまつわるネガティブなイメージがなくなったわけではありません。生活が苦しいから、生活費の足しにキャッシング。これはいつでも自重すべきキャッシングの利用方法です。これはいうまでもないことでした。
計画的な家計を建設することで社会的にまた経済的に安定した家庭を築くことが可能です。このためにこそ、キャッシングを利用することが現代的な賢い主婦の家庭設計といえるでしょう。
知らないと大変なことになるかも!キャッシングをどこから?
さて、キャッシングを利用したいな。と思った時、どこに行けばキャッシングしてもらえるのでしょうか。
今日や明日のキャッシングが必要だとなってから考えていたのでは、有利な結果を望むことが決してできないでしょう。キャッシングサービスを受けられるところは幾つかありますが、それぞれ特徴が異なるからです。
キャッシングの利用を考えるときの重要な指標はまず、金利だということになるでしょうか。キャッシングを利用したのちの利用元本の分割返済(ローン)の支払いに際して、キャッシング利用料金を支払いますが、この利用料金(利息)を計算するためのベースになる数値だからです。
もちろん、金利は低い方がお得なのは事実。しかし、金利が低いほど敷居が高くなることもまた事実なのです。低い金利でキャッシングしてもらえると思っていたら、三週間かかってしまったなどという本末転倒の結果も頻繁に起こるトラブルなのです。なので事前に大雑把でも良いので金融機関に対する感覚を持つことが大切。
キャッシングサービスをしてくれるのは大きく分ければ、次の通りです。
機関種類 | 金利の傾向 | 必要な期間 | 手続き |
---|---|---|---|
公的期間 | 大変低い | 2?3週間程度 | 条件煩雑・書類多数 |
銀行 | 低い | 1週間?10日程度 | 条件緩和されてきた |
消費者金融 | 高め | 即日?2日程度 | 本人確認書類のみ |
ヤミ金 | 違法な高金利 | 実行されればマシ | 不明 |
公的機関は例えば、地方自治体などが提供している生活支援資金などの利用を思い浮かべてもらえれば良いでしょう。これらの資金は基本的に生活困窮者に対する行政サービスの一環であることから、通常の生活レベルを維持できている場合は利用が困難なものが多いので注意が必要です。
そしてサラ金、街金などとも呼ばれる貸金業者は消費者金融の別名です。ヤミ金は正規ではない消費者金融業者のことだと考えていただけば良いでしょう。ここではまず、生活に密着した消費者金融業者から詳しくみてみることにしましょう。その後で類似した貸金業者であるヤミ金について考察したいと思います。
それでは、次にどうやって業者を見分けるのか。そのポイントをしっかりと押えましょう。これで違いがわかるようになるはずです。
消費者金融の貸付条件でキャッシングのポイントがわかる
消費者金融業とは無担保・無保証人による個人向け少額キャッシングを営む事業のことです。消費者金融は大きく分けると有名大手と言われる業者と全国で地元に密着して営業している中堅・中小の業者とに分けることができます。
有名大手であればテレビコマーシャルなども放映しているのでよく知られた存在でしょう。それらの業者から貸付条件をひとつ引用してみますと、
ここに提示されている条件を整理すると以下の4つに要約できます。
- 年齢条件
- 収入条件
- 業者条件
- 特記条件
まず最初の年齢条件を見ましょう。満20歳以下は利用できません。これは民法による未成年者保護のための制限によります。これはあまり問題になるケースはないかもしれません。そして上限年齢の69歳は法律によるものではありませんので、業者ごとに違う基準が設定されている可能性があります。
(⇒キャッシングの年齢制限をチェック!)
そして次に収入条件には、本人に安定した収入がある、ということが相当します。このことを理解するために一般的な社会的身分に特記条件を加味して、一覧表で条件を整理してみましょう。
社会的身分 | 収入 | 安定度 | 利用 |
---|---|---|---|
会社員 | あり | 高 | 可能 |
派遣 | あり | 中 | 可能? |
パート、アルバイト | あり | 低 | 可能 |
自営業者 | あり | 低 | 可能? |
学生 | なし | ? | ? |
主婦 | ? | ? | ? |
特記条件が意図していることは、収入の高い低いに関わらず収入があれば、キャッシングの利用が可能だということなのです。収入の高低に関わりありませんので、派遣や自営業者に関してはキャッシングの利用が可能であるという推定が成立します。しかし、学生と主婦に関しては状況が異なります。
学生も主婦も収入を約束する社会的身分とは言えないからです。これら二つの社会的身分には収入がある場合とない場合が考えられます。ですから収入条件「本人に安定した収入のある方」ということが優先して条件に適用されることになります。
本人に収入がなければ、消費者金融は利用できません。
ですから収入がない専業主婦の場合は消費者金融業者でキャッシングサービスは利用できないのです。
もちろん主婦であっても学生であっても本人がパートやアルバイトで収入があれば利用可能になります。そしてこれらの条件は有名大手であれ、中堅中小であれ消費者金融では共通していることなのです。
しかし、規制を受けることは業者にとっては大きなマイナスです。だから規制を拒み、悪徳な商法でカモを待ち受けている危険な業者もいて残念なのです。犠牲になる前にこれら悪徳業者の特徴を知っておくことが大切でしょう。
ヤミ金融に騙されるな!業者を見分けるための基礎知識
インターネットを検索していると時々、「無職専業主婦でもキャッシング可能」などいった宣伝文句に出くわすことがあります。あるいは「誰でもキャッシング」などを見かけることもあるのではないでしょうか。これらの宣伝は真実を伝えているといえるでしょうか?
消費者金融業とは
先ほど、正規の貸金業者とそうではない貸金業者があることをほのめかしました。正規の貸金業者とはつまり登録している消費者金融業者のことです。消費者金融業は登録事業の一つであり、営業形態に応じて各都道府県知事・あるいは内閣総理大臣による登録を受けることが義務付けられています。
この貸金業法による登録を行っている業者を正規の消費者金融業者と呼ぶわけで、そうではない、つまりは未登録のまま貸金業を営んでいる不法貸金業者をヤミ金融、あるいは単なるヤミ金と呼ぶのです。正規に登録するためには登録要件を満たす必要があり、また違法営業に対して厳しい罰則が伴うことになります。
貸金業法の総量規制という条項が挙げられます。総量規制では本人年収入の3分の1にキャッシング利用の総額を制限することになっており、これを超えたキャッシングの提供を消費者金融業者はすることができないことになっています。正規の業者であれば総量規制の枠内にあるということになるのです。
カードローンでは利用したい限度額で申し込みますが、キャッシングローンでは利用したい金額そのものを申し込みます。1回3万円程度の利用に限られていても、カードローンなら10万円という利用限度額を設定することができます。
10万円のカードローンであれば、限度額以内のキャッシングを何度でもいつでも利用することができるので、大変便利なキャッシング利用ができます。それに対して、キャッシングローンの場合はその都度キャッシングを申し込むことになります。
ですからキャッシングの利用に際しては便利な利用ができるカードローンを選ぶべきか、多少は不便だけどキャッシングローンを選択するかは各自の利用条件をよく考えて決めるべきでしょう。
カードローンとキャッシングローンとではメリット・デメリットを次のようにまとめることができます。
カードローン | キャッシングローン |
---|---|
有名大手で安心 | 地元だから安心 |
限度額内ならすぐに利用可 | その都度申し込み |
申込金額が大きくなる | 必要な金額を申し込む |
審査は厳しめになる | 審査は柔軟になる |
ヤミ金とは
ヤミ金とは登録していない貸金業者であり、彼らの営業は違法行為なので注意しましょう。
宣伝文句に誘われて申込みしたとしてもキャッシングに応じてもらえることはまずなく、形式上だけの話で、借金ができたなどという結末や法外な利息を請求されて家庭崩壊などということも多々報告されているのです。
代表的なヤミ金の種類を挙げてみれば、
- 高利貸し
- 紹介屋
- 090金融
- 買取屋
- 年金担保金融
- クレジットカード現金化
などなどキリがないのです。彼らの手口は年々巧妙化しており最近はソフトヤミ金などと呼ばれる業者すら出現しているそうです。ソフトヤミ金などは法定金利よりも若干高い金利を設定してしっかりとキャッシングに応じてもくれるようですが、違法行為であることに変わりはなくその後の結果は闇の中です。
一般的な消費者金融業者であれば、融資限度額と実質年率という形式でキャッシングの利用条件を提示しているものですが、ヤミ金ではそうなっていません。
例えば、3万円の場合の利息を1万5千円と表現していたりしますが、同じ箇所に期間が明示されていないのです。表記場所を少しずらして、2週間サイクルと書かれています。まさか3万円のキャッシングを2週間で1万5千円の利息なんてありえないと考える常識の裏をかいているのです。
この業者の場合、2週間で50%の金利なのです。この業者は自ら高利貸しと名乗っており、高金利であることを前面に押し出して開き直っているのですが、その開き直りによって記載内容が正当なもののように感じてしまうから不思議です。
違反じゃない?ショッピング枠の現金化の危険な甘いワナ
中には違法行為ではないけれども、規約違反であって不利益を受ける可能性が高いものもあります。そのような引っかかりやすいものを挙げておきます。ここではクレジットカードの現金化という手法を例に説明しましょう。
クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠とが設定されていることが通常です。時としてキャッシング枠が上限に達してしまうとショッピング枠を使ってキャッシングできればなあと考えたりするかもしれません。
実際には、ショッピング枠を利用して高額商品を購入し、その高額商品を転売するわけです。例えば、商品券2万円分をクレジットカードで購入します。そして転売すると1万8千円程度が手元に現金化できることになります。言い換えれば手数料2000円で2万円を現金化したことになります。
この数字だけを見れば、決して損をしていないかのように感じてしまうところに問題が潜んでいるかもしれません。実際にこのやり方は違法行為ではないのです。しかし、最長でも一ヶ月後に清算することになるショッピング枠2万円を元利支払いとして考える必要があるのです。
ですから、以上のようなショッピング枠の現金化は、18,000円のキャッシングをして30日後に2000円の利息を支払うことで完済するキャッシング利用と同じことになってしまいます。ちなみにこの時の利息を年率に換算すると135%程度になります。通常の消費者金融の7倍近い金利になってしまうのです。
そしてこのやり方を意図したクレジットカードの利用は契約の定款で禁止されています。ですから突然、クレジットカードの使用が停止されてしまったりという事態にならないともかぎりません。
ほとんどのヤミ金の勧誘と説明にはこのような金利に関する錯覚を悪用が含まれているように思われます。このような悲劇を未然に防ぐためにも、ここで一度、利率と利息の関係をおさらいしておきましょう。キャッシングの利用金額を元本と言います。すると一定期間に必要な利息は以下の計算で求められます。
※年間日数は閏年を366日、その他の年を365日とするのが一般的。
この計算式が感覚的に理解できるようになることは大変重要です。なのでさらに幾つかの計算例を示しておきましょう。
- 10,000円を年率18.0%で借り、30日後に完済するための利息は
- 利息(円)=10,000(円)×18.0(%)×30(日)÷365(日)で求められます。
- 利息(円)=147円
この時に完済するのであれば、支払い総額は元本(円)+利息(円)ですので、10,147円ということになります。もう一つ、
- 30,000円を年率18.0%で利用し、30日後の利息を求めてみます。
- 利息(円)=30,000(円)×18.0(%)×30(日)÷365(日)
- 利息(円)=443(円)です。
- 100,000円を年率18.0%で利用し、30日後の利息を求めてみます。
- 利息(円)=100,000(円)×18.0(%)×30(日)÷365(日)
- 利息(円)=1,479(円)です。
- 30,000円を年率18.0%で利用し、30日後に完済する場合の総支払い利息
- 利息(円)=30,000(円)×18.0(%)×30(日)÷365(日)
- 総支払い利息(円)=443(円)です。
- 書類確認
- 本人確認
- 収入確認
- 経歴確認
- 審査に通りやすくなる
- 完済することが容易になる
- 短期間に完済することができる
- 気軽に利用することができる
- 経歴を良好にすることができる
この数字をよく見比べていただきたいのです。元本が3倍になっていますが、利息は3倍ではありません。元本が増えると利息はそれ以上に増えているのです。では10倍になるとどうなるのでしょうか。
-
大きな違いではないように思えるのは一種の錯覚だと思われます。このことはキャッシング利用の基本ができるだけ少額の利用で考えるべきだということを示しているのです。
同じように、支払い利息は「利用期間」に応じて必要になります。利用金額をできるだけ少額にすることの他、完済までの期間、利用期間によって支払うことになる利息の合計(総支払い利息)が大きく変化します。
この事の例も挙げておきましょう。比較のためにわかりやすく先例をもう一度利用します。
ですが、30,000円を同じ条件でキャッシングし、毎月5,500円程度のローンで完済を目指すと、総支払い利息は次のようになります。
回数 | 元金(円) | 返済金額(円) | 支払利息(円) |
---|---|---|---|
1 | 30,000 | 5,500 | 443 |
2 | 24,943 | 5,500 | 369 |
3 | 19,812 | 5,500 | 293 |
4 | 14,605 | 5,500 | 216 |
5 | 9,321 | 5,500 | 137 |
6 | 3,958 | 4,016 | 58 |
となり、総支払い利息は1,516円になります。この利息が高いか安いかは議論が必要ですが、返済期間が長くなるほど、支払利息が負担になることは間違いありません。
専業主婦がキャッシングするときの問題まとめ
今日の食事に問題がある、という場合を除けばほとんどの主婦層には返済能力があると言えるでしょう。毎月たとえ僅かでも貯蓄する余裕があり、安定している生活を維持できているのがほとんどなのですから。つまりほとんどの主婦には返済能力があると考えられるのです。
それでも、その返済能力の根拠が本人収入ではないということに問題に核心があると言えます。今月の余裕が数万円あっても、5万円のキャッシングを消費者金融に申し込むことができないということですね。
極端なことを言えば、年収数千万円の世帯でも無職の主婦では1万円のキャッシングすら不可能なのです。
はたして、返済能力があると認めてくれる業者はあるのでしょうか。あるとすればどのような業者にどのような方法でなのでしょうか。
銀行なら配偶者貸付でカードローンを利用することが可能です
消費者金融業は貸金業法によって厳しい制限を受けることになりますが、他の金融業者である銀行は貸金業者ではなく貸金業法の制限を受けることがありません。ですから、条件によっては無職の方であっても、専業主婦であっても利用できる可能性があることになります。有名な銀行カードローンを挙げてみましょう。
楽天銀行カードローン
楽天銀行が発行するカードローンは専業主婦であっても最大50万円のカードローンを利用できます。年率14.5%と銀行のカードローンらしく低めに設定されているのが特徴です。またこのカードローンであれば、収入証明書の提出が不要だということも嬉しいことの一つでしょう。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
三菱UFJ銀行が発行しているカードローン「バンクイック」の商品説明には、本人に収入がなく配偶者に収入のある方もお申込みできることが明記されています。ただし専業主婦の場合、最大30万円以内という控えめの数字を提示しています。このカードローンは変動金利を採用していて2011年で14.6%です。
新生銀行「レディースレイク」
そしてもう一つ忘れてはならないカードローンに新生銀行が発行している「レディースレイク」があります。
レイクで親しまれているカードローンは消費者金融業者発行のものだと思われがちなのですが、実は発行者は新生銀行です。ですから貸金業法の適用を受けないカードローン、銀行のカードローンということになります。
レディースレイクの場合、女性専用のカードローンという枠組みを用意していることが特徴です。専用の受付を用意しており、気軽に相談することができます。
またカードローンの枠を別にするのではなく、通常のカードローンと同様の融資額1?500万円を年率4.5%?18.0%で案内していることも独自のことでしょう。
これら銀行系カードローンの場合、発行している金融業者は確かに銀行なのですが、キャッシング審査を担当している保証会社あるいは発行担当部門が消費者金融の基準を採用しているのが実情です。つまりは消費者金融業者の限界を超える、消費者金融のカードローンと呼べる性質があるのです。
それでも銀行側には独自の事情があってどうしても新規サービスへの展開スピードには不満を感じてしまいます。その点では消費者金融は積極的にサービスを提供することに熱心だと言われますが、本当のところはどうなっているのでしょうか。
知っている主婦は消費者金融業者から少額キャッシング
実際に消費者金融業者でのキャッシングを申込みすると、キャッシング審査を受けることになります。この審査には
書類確認に不備がなければ、本人確認として勤務先への電話確認が入ることになります。いうまでもなく無職で専業主婦の場合は勤務先への電話確認に対応することはできません。ですが現在の消費者金融でのキャッシングでは一定金額以下の利用申し込みの場合、収入証明書の提出が不要になっています。
消費者金融業者でのキャッシング利用の最大のポイントは少額のキャッシング利用なのです。
少額の利用申し込みに対して申告している収入金額に対する確認は実質行われないことになります。このことを利用しない法はないでしょう。収入さえあれば消費者金融は利用できるのが消費者金融業者だということになります。
もちろん、無収入の専業主婦では消費者金融でもキャッシングは難しいのですが、収入金額の多い少ないを問いません。つまり、世帯収入が返済能力を示し、個人収入が消費者金融業者からのキャッシングを利用する資格になるということです。
収入を得る方法は特に決められていませんし、証明書を必要としないレベルであれば、銀行系カードローンよりも簡単に利用できることになるでしょう。利用金額が小さいということは決してデメリットにはなりません。というのは、消費者金融の利用はそもそもが少額のキャッシングが基本だからです。
また、消費者金融業者の利用には銀行にはないメリットがあります。銀行であれば日本全国ほぼ同じ基準でのキャッシング利用ということになりますが、消費者金融業者には全国規模の有名大手の消費者金融業者だけではなく、地方ごとに地元に密着した中堅・中小の消費者金融業者が数多くあるからです。
そして消費者金融業者は有名・大手の消費者金融業者を含めてそれぞれの業者は完全に独立した経営をしており、それぞれに基準を持っていると言えます。特に中堅・中小の消費者金融業者の場合であれば、より柔軟な審査基準を採用していることが多く、積極的なキャッシングが期待できるのです。
収入証明書がなくても良いのであれば、専業主婦の身分のまま本人収入を確保することは可能になるでしょう。これで消費者金融業の収入条件はクリアです。あとは、少額キャッシングの利用ということが条件で、消費者金融業者でのキャッシングは可能になるということなのです。
お得に!キャッシングを活用するための利用方法まとめ
以上の考察をまとめて見れば、専業主婦が消費者金融のキャッシングをスマートに活用するための方法が見えてくると思います。この方法を以下にまとめてみましょう。
本人の所得を確保する
主婦の場合、収入状況と返済能力が一致しないことは消費者金融業者でもよく理解しています。
ですから、法律的要件を満たせれば、消費者金融業者のキャッシング実施に問題はないということになるのです。この場合、収入証明が出せないような中小企業でのアルバイト・パートでも大丈夫ということを意味します。
少額の利用に徹する
消費者金融業者は高額のキャッシングは専門外であるため、高額なキャッシング実施に対して慎重になってしまいます。
少額利用によるメリット
キャッシングは利用経歴によって評価されるという部分が少なくありません。つまり初めての利用の人よりも常連客の方が信用度が高く評価されることは他の業界とまったく同じなのです。ですから、できる限り短期間で利用と完済を繰り返すことで、支払い利息を節約しながら信用度を向上することができることになります。
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主婦にもおすすめ!カードローン情報
そこには、お得に使うための工夫があります。そうです、単に使うだけではなく、さらにメリットを最大にしてお得に利用することを考えるべきなのです。