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資金繰りは大丈夫?社長の為のキャッシング方法をご紹介

会社経営に日々奮闘している社長のみなさん、現在の財務状態はいかがでしょうか?常に安定的でありたいものですが、時に不安定である事も少なからずあると思います。

会社経営の財務状況の安定において、いざという時に助け舟となりうるのが、ビジネス向けキャッシングです。ビジネス向けという名前の通り、企業運営の為にまとまった資金を借り入れる為のキャッシングです。企業を運営している社長さんの為のキャッシングということです。

このビジネス向けキャッシングでの借入と個人キャッシングでの借入には、借入方法の種類や借入する為のコツについていくつかの違いがあります。今回は、世の社長さん達の為のビジネス向けキャッシングについてのご紹介と、それを上手く活用する方法をお伝え致します。

社長はキャッシング審査が通りにくいって本当なの?

キャッシング審査内容は各金融機関によって様々ではありますが、基本的に重要になってくるのは、利用希望者の職業、年収、借入状況、返済状況です。タイトルにあるような「社長や個人事業主は審査が通りにくい」ということをよく耳にする理由は、ここにあるのです。

一般的にキャッシング審査では、その人の雇用形態によって収入が不安定であることが判断され、これが重要になる事が多いのです。その中で社長は会社の経営者ですので自身の雇用が会社に守られているわけではありません。守られる側ではなく逆に社員全員を守っている側と言う事から、社長自身の収入の安定の判断は非常に難しく、審査に影響する事があるのです。

このような現状があるから、社長よりも普通のサラリーマンの方が審査の通る可能性が高いなんていう一見不思議な事もありえるのです。

ビジネス向けキャッシングの種類と特徴

会社経営の為の運用資金として使う事ができるのが、このビジネス向けキャッシングです。先にも述べたように、個人で行うキャッシングとは申請方法や借入限度額、金利など異なる点がいくつかあります。また、ビジネス向けキャッシングの中にも種類があってそれぞれの特徴を持っています。以下の三種類の特徴を見てみましょう。

公的融資

公的融資の中には多くの種類があります。代表的なものから「日本政策金融公庫」「中小企業金融公庫」「新規開業ローン」などです。公的融資は様々なキャッシングの中でも申請の手続きが複雑であり、準備する書類などもまた最も多く大変です。
(⇒事業資金の調達は銀行カードローンでもできる?

最大融資金額も貸付期間も他の借入方法よりも最も大きく設定されている為、事業運営の安定に大きく役立つ方法です。一番のメリットは何と言っても金利の安さです。1%~5%の低金利で融資を受ける事が可能です。

ビジネスローン

民間金融機関(銀行)からの融資です。中小企業の社長さんが利用している事が多いです。銀行からの融資をする最大のメリットは金利の低さでしょう。キャッシング会社からの融資よりも低金利である事が多く、一般的には2.0%~14.0%の金利です。最初の最大借入金額は大体500万円~1000万円で、会社の実績次第で融資額はアップするようです。借入期間の設定にもやや幅があり、最長3年~7年程度の銀行が多いようです。

金利面ではかなりメリットが大きいのですが、デメリットもあります。それは、キャッシング会社や消費者金融からの融資審査と比べ、銀行の融資は必要な書類が多く審査が厳しくなっています。また審査に一週間位かかる事もあるので、急な資金調達には向かないという事です。

必要な書類の中には、会社の業績実績を証明するものも含まれており、融資を受けるには過去二年間業績が良好な事を証明する必要があります。他にも納税証明書等細かな書類を揃える必要があります。

この点から、銀行からの融資は会社の経営が少なくとも二年以上あり、また実績もあることが条件になる為、会社を立ち上げたばかりの社長さんへの融資はできないという事がわかります。

しかし、実績を積み上げればそれに比例して銀行側からさらなる融資の提案をしてくれる事もあります。銀行との信頼関係を上手く作り、安定した融資先にしておくと、今後の会社経営において大きな助けになるでしょう。

必要書類は各銀行によって異なりますが、基本的に以下の書類が必要になります。

・直近2年分の決算書
・商業登記簿謄本
・直近2年分の確定申告書
・納税証明書
・本人確認

事業者ローン

ビジネス向けキャッシング会社からの融資です。会社立ち上げから二年未満の社長さんでも融資可能な事から、新米社長さんにお勧めのキャッシング方法です。キャッシング会社からの融資の一番大きなメリットとしては、銀行キャッシングの融資審査に比べ、審査がスピーディーであり、現金の受け取りまでの時間が短い事です。最短即日で融資可能です。また審査自体が通りやすく、比較的融資を受けられやすいのです。

金利は15%~18.0%と高めです。最大融資額は銀行と比べ低く設定しており500万円程度です。インターネットからの申し込みなども可能ですし、なにより審査に時間がかからないということは急な借入には非常に役立つキャッシング方法です。デメリットとしてはやはり金利が多くかかってしまうことでしょう。

その為、

キャッシング会社からの融資は一時的な借入の時に利用するのがよく、長期の借入はあまりお勧めできません。いざという時の為の方法として頭に入れておきたい融資方法ですね。

審査通過の為に必要なものとは

二種類のキャッシング方法をご紹介いたしましたが、実際に融資を受ける為には審査に通ることが必要です。銀行キャッシングとキャッシング会社からのキャッシングの審査内容は違いがありますが、どちらの融資を受けるにしろ基本的に必要になってくるものがあります。

それは返済能力です。借入時に個人的なローン滞納があると返済能力がないと判断されてしまう事があるので注意しましょう。ローンを真面目に返済できていることはキャッシング審査で大きな信頼につながる事が多いです。日ごろから気を付けておきましょう。

またビジネスキャッシングは会社設立一年未満だと審査に通りにくいので、会社設立時は最低でも一年間分の運用資金を備えておけると良いですね。

審査に通りやすい順番を把握し利用する

様々なビジネスローンをご紹介してきましたが、融資の為の審査難易度がそれぞれ異なります。金利が安く、安定的に借入ができる会社は審査が厳しい傾向にあり、且つ融資までに時間がかかる事が多いです。消費者金融など金利が高くつく会社は比較的審査が通りやすい上に、融資までの時間が短いです。

以下は融資審査が通りにくい(審査が厳しい)順に並べたものです。参考にしてください。

1. 大手企業から派生している銀行会社
2. 信販系、流通系のキャッシング会社
3. 消費者金融(サラ金)

自分の企業に合ったキャッシングを見極める

ご紹介してきたように企業運営の為のキャッシング方法は様々で、その時ご自身が必要としているお金の状況を把握したうえで自分に合ったキャッシング会社を選ぶことが必要になります。

いくらかりたいのか、どれくらいの期間借りたいのか、いつまでに借りたいのかこの三点は金融機関を選ぶうえで重要なポイントになりますので明確にしておきましょう。

また融資を受けた後の返済はその後の融資継続において非常に重要になります。計画的な利用で安定した会社経営をめざしてください。

【参考ページはこちら】
キャッシングの審査に通る?通らない?緩い?

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