自己破産や、返済が滞るなどの金融事故を起こしてブラックリストに載った場合、一般的には新たに金融機関でお金を借りることはできません。ブラックリストに載ってしまったらお金を借りることは不可能なのでしょうか。
ブラックリストに載ってしまった人でも審査の内容次第では借り入れができる消費者金融があります。大阪を拠点にしている消費者金融のアルクなら、ブラックリストに載った人でも、返済能力があると判断をすれば貸し出しを行っています 。
消費者金融は、大手だけではありません
消費者金融にも、普通の会社でいう大手企業と中小企業が存在します。私たちが普段から目にしているＴＶのＣＭが流れている大手消費者金融だけではなく、街金と呼ばれることもある中小の金融業者が多数存在しています。
アルクは、大阪梅田にある中小消費者金融のひとつです。アルクでは大手の審査に通らなかった人にも、条件さえ合えば貸し出しをしています。だからといって大手より高い金利を取っているわけではありません。アルクは、大手とほぼ同じ金利で貸し出しています。
金利の上限は、利息制限法というお金を借りるときに発生する金利の上限を設定した法律で決められています。そこには以下に記した金利が定められています。
| １０万円未満の場合 | 年率２０％ |
| １０万円～１００万円未満 | 年率１８％ |
| １００万円以上 | 年率１５％ |
もしも、この範囲を超えて貸し出しをしている業者があれば、刑事処罰の対象となります。それは闇金融ですので決して借りてはいけません。アルクの金利も、もちろんこの範囲内です。
アルクは、正規の登録業者です 。闇金融のように、国や都道府県に貸金業として登録していない業者で、法外な金利や、人権を無視した取り立てを行うところとは違いますので安心して利用できます。
アルクのフリーローンと金利について
アルクのフリーローンは、１万円から最大５０万円までの融資で金利は１０．００％～１８．００％です 。
金利を比べるときに、気をつけることがあります。金利には最低金利と、最高金利があります。例えば消費者金融の広告などで金利が４．５％～１８．０％となっていれば、４．５％が最低金利で、１８．０％が最高金利です。このとき私たちは、最低金利だけを、比較して、金利が低いとか、高いとか比較してしまいがちです 。
金利は、利息制限法の金利でもわかるように、金額が大きくなると金利は低くなります。ただし一般的には、最初から金利が下がるほど大きな額の融資を受けることは難しく、ほとんどの人が１００万円以下の融資になります。
実際に借りた金額で最も多いのは、２０万円から３０万円の間ですので、最初から最低金利で借りることはできないはずです。最初は、最低金利ではなく最高金利で借りることになると思って間違いありません 。最低金利がいくら低くても、実際にその金額で借りることができなければ意味がありません。
最初から３００万円、５００万円を借りるのなら別ですが、融資の額が低いうちは、実質的にはアルクとその他の大手の消費者金融では金利差がないと思ってよいでしょう。
特徴のあるアルクの審査基準
一方で、アルクは、大手とは大きく異なる点もあります。一番の違いは、審査基準でしょう。もちろん法律で定められた総量規制により年収の３分の１を超えて貸し出しを行うことはできませんし、どんな人にでも申請さえあれば貸し出しを行うわけではありません。
融資の審査では、どの金融機関でも個人信用情報機関に登録されている過去の信用情報を確認しています。審査のさいにその信用情報をどう判断するかは、各金融機関にゆだねられています。一般的には、消費者金融系、信販系、銀行系の順で審査が厳しくなるといわれています。
さらに細かく見ると、消費者金融の中では、大手よりも中小の方が審査に通りやすくなっているといわれています。そのため、金融機関の中では、最も審査に通りやすいのがアルクなどの中小消費者金融となります 。
具体的には、自己破産などの債務整理をした人は、５年から１０年の間は信用情報に傷が付いた状態となります。そのため銀行系、信販系、大手消費者金融では、新たな借金をすることは出来ません。しかしアルクでは、収支のバランスを見て融資が可能だと判断すれば貸し出しを行っています 。
その他にも、専業主婦、パート、アルバイトへの融資も行うなど収支のバランスを重視した特有の審査基準を持っていますので、大手消費者金融から断られた人でも、一度申し込んでみる価値があります。
金融事故を起こすとブラックリストに載ります
アルクでは、自己破産など債務整理をして個人信用情報機関に事故記録が残っている人にも貸し出しを行っていることは、お伝えしました。では、その個人信用機関にはどのような情報が主に記録されているのでしょうか。
個人信用情報機関には、シー・アイ・シーや、日本信用情報機構、全国銀行個人信用情報センターなどいくつかの情報機関が存在します。
例えば、債務整理した場合や、２～３か月以上返済に遅れたときなど、契約通りに返済できなかったときに、その情報が事故情報として上記の信用機関に記録されてしまいます 。これらの情報が記録されると新たにクレジットカードを作ったり、キャッシングやローンなどでお金を借りることが難しくなります。
債務整理には、民事再生・任意整理・自己破産の３種類があります。その他に、さらに過払い金請求を含めることも有ります。債務整理は、財産を手放すことで借金そのものをなくしたり、借金や利息を減額することで借金の返済をしやすくできるメリットが有ります。一方で金融事故として記録が残りますので、新たな借金をすることは、かなり厳しい状況になります。
債務整理以外にも、事故情報として記録されるものに返済が滞った場合があります。ただし６１日未満の延滞ならば信用情報機関に載ることはないと言われています。延滞を繰り返すと６１日未満でも延滞の記録が残るケースもありますので注意が必要です。
また信用情報機関に記録されなくても、延滞を起こした会社に記録は残りますので、その結果、最悪の場合はカードの利用停止、更新不可、強制解約の可能性もあります。会社によって対応は異なるため確実なことは言えません。返済が滞ることがないように気を付けるのがよいでしょう。
本人が延滞に気づかずにいるケースもあります。 毎月の携帯の通信料にプラスして携帯本体の代金を分割して支払う場合や、公共料金の支払いをクレジットカードで支払っている場合なども、支払いが遅れれば、記録がのこってしまいます。
もちろん信用情報機関の記録には事故情報だけではなく、きちんと返済をしている記録や、借入枠などの情報が、他社での契約も含めて載っています。そのため、審査において貸し出し業者は必ず個人信用情報機関に確認をするのです。
延滞や不払いなどの金融事故を起こすと、事故情報が個人信用情報機関に記録されますが、このことを指してブラックリストに載るといっています 。ブラックリストというものが存在しているわけではありません。
（⇒フクホーでもブラックの人は借りられる？）
ブラックリストに入ると、以降の借り入れが難しくなります。本当に必要な時に困ることにならないようにしたいものです。
振込、入金の仕方が大手と違います
アルクの融資で、審査基準の他にも大手との違いがあります。それは、振り込みです。大手消費者金融では、審査に通るとカードが発行されて銀行や、コンビニなどのＡＴＭでお金を引き出すことができます。
アルクでは、審査が通ってお金が借りれるようになったら、自分が指定した口座へお金が振り込まれます。またお金を返済するときもアルクの指定の口座への振り込みとなります。アルクでは、大手のように全国の銀行やコンビニなどに設置してあるＡＴＭは、利用できません ので、注意してください。
アルクのような中小消費者金融では、大手のように、限度額内ならＡＴＭを使って自由に借り入れできるのではなく、その都度、申し込むという形を取っています。一見すると不便なようにも感じますが、いつのまにか借入金額が増えて返済に追われるようなことには、なりにくいため逆に安心して利用できるのではないでしょうか。
アルクでは新しく目的別ローンの取り扱いを始めました
アルクでは、最近新しく目的別ローンの取り扱いを開始しました。フリーローンが、利用目的に規定がないため自由に使えるのに対して、決められた利用目的以外には使えないのが目的別ローンです。
普段私たちが、その名前を耳にする機会が多い目的別ローンには、住宅ローンや、教育ローン、自動車ローンがあります。利用したことはなくとも、聞いたことがない人はいないでしょう。そのくらい普段の生活のなかで利用されている商品です。
アルクの目的別ローンには、家電ローン、教育ローン、リフォームローン、医療ローン、事業資金ローンの５つのローンがあります。目的別ローンは、その目的以外には使えませんので、見積書、、納付書、請求書、領収書、診断書などで融資したお金を目的に使用したことがわかる書類の提出が求められます。
また上限金額が１００万円から５００万円までとフリーローンに比べ大きな金額を借りることができます。そのぶん目的別ローンは、フリーローンに比べると、審査が厳しく、審査に時間もかかりますが、金利は、低めに設定されるようです。
きちんとした目的をもって、そのためにお金を必要としているなら、フリーローンよりも多くのお金を借りることができる目的別ローンの利用を検討してみてください。
アルクへの申し込み手続きの仕方
アルクでは、お金を借りる方法として、来店で手続きする以外にも、いくつかの方法があります。アルクは来店するとなると、大阪の梅田まで足を運ぶ必要があります。時間的な制約もあるため、住んでいる地域によっては利用しにくいこともあるでしょう。
そのため、今では、パソコンを利用してＷＥＢサイトでの申し込みも受け付けています 。またＷＥＢ以外にも電話やファックスでの申し込みもできますので大阪以外の地域に住んでいても、アルクを利用することが可能になっています。
ＷＥＢでの申し込みは、アルクのＷＥＢサイトにある申込書の各項目に記入して送信します。また必要な証明書は、携帯カメラなどで証明書を撮影したものを指定されたアドレスへメールに添付して送ります。
審査の終了後に、アルクが結果の通知を電話してくれます。結果を聞いたのち、審査が通っていれば、来店して融資された金額を受け取るか、その金額を指定の口座へ振り込んでもらいます。
来店しない場合は、契約書類一式がアルクではなく個人名であなたの住所に郵送されますので、必要事項に記入して捺印したものをアルクに返送します。そのため、即日融資を希望する人は、来店して手続きを行うことが必要となります。
ただし即日融資は、申し込んだ時間が早いことや、審査にかかる時間などが最短で行われた場合になり、必ず即日で融資できるわけではありません ので、どうしてもその日のうちにお金が必要な人は、気をつけてください。
申し込みに必要な書類は、運転免許証・健康保険証・パスポート・住民票原本など本人確認ができるものと印鑑証明原本、健康保険証の写し、収入証明書（源泉徴収票・給与明細・所得証明など）・振込口座の通帳の写しなどが必要になりますので事前に準備しておくとよいでしょう。担保と保証人は原則不要となっています。
アルクでの返済方法
アルクでは、返済の方法として、一括返済、元利均等法式、元金均等返済、自由返済がとられています。返済期間は、１～４８か月。返済回数は１～４８回となっています。
一括返済とは、一回で全て返済するやりかたです。利息は日払いですので最も利息が少なくなるお得な返済方法になります。元利均等返済は利息と元金を合わせた返済金額が毎回一定になる返済方法です。毎月一定額を返済するため計画的に返済できるのがメリットです。
元金均等返済は、元金の返済のみ毎回一定で利息分の返済は元金の返済が進むため徐々に減っていきます。最初の返済額は多いけれど徐々に返済額が減っていくため、返済がすすむほど余裕が出てくる返済方法です。最初のうちの返済金額が多いため、それがデメリットといえますが、返済の総額では、元利均等返済より少なくなります。
自由返済は、毎月の支払いは利息のみで、元金は払えるときに自由に払える返済方法です。毎月、一定金額の元金の支払いを利息と合わせて返済することもあります。それぞれの支払い方法にはメリットとデメリットがあります。（こちらもご参考に→キャッシングのメリットとデメリット）
返済方法にも、いろいろあります。自分の利用しているローンは、どの返済方法をとっているのか、返済方法を選べる場合は、どの返済方法が自分に合っているのかをよく理解して、賢く返済していくことが大切です。
同じ消費者金融でも大手と中小の金融業者では審査の基準が異なるため大手の消費者金融で審査に落ちた人でも、アルクなら審査に通る可能性があります。過去の信用情報の問題で審査が通らない人なら、アルクでは、収支バランスを見て融資を行いますので、現在安定した収入がある人なら融資される可能性も高まります。
また、アルクでは、融資のことや、返済で困っていることなどについての相談をＷＥＢ、電話、来店などで受けつけています ので、迷っているようなら連絡してみることをお勧めします。
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