イオンカードのリボ払いには「全リボ」「期間指定リボ」「明細指定リボ」の3つのリボ払いサービスがあります。余裕がある時には、1000円単位から増額で返済していくのがよいでしょう。(こちらもご参考に→キャッシングの増額って何?)
誰でも知っているイオンが発行している「イオンカード」の返済方法は、1回払いとリボ払いから選べます。その中の「リボ払い」には選べる3つのリボ変更サービス「全リボ」、「期間指定リボ」、「明細指定リボ」があります。どのように返済していくのが賢い返済の仕方なのでしょうか。1000円単位で増額できる返済方法について記載していきます。
イオンカードについて
イオンという名前は誰もが聞いたことがあると思います。イオンカードはショッピングモールのイオンのグループ会社である「イオンクレジットサービス」が管轄しているカードです。
イオンと提携しているカードを全部合わせると、57種類あります。例えば、カードも銀行もWAONもお徳に利用したい方には、「イオンカードセレクト」がおすすめ、WAONを便利に利用したい方は「イオンカード(WAON一体型)」、電車の利用が多い方には「イオンsuicaカード」など豊富な種類です。
ご自身の生活にあった特典が多いカードがおすすめです。
カードの利用方法について
例えば、月々5,000円のリボ払い返済コースにしている場合は、20,000円でも40,000円買い物した場合でも毎月のお支払いは5,000円+手数料です。
リボ払い算額出表
Aコース、Bコース、Cコースによって、毎月の支払い額が異なります。
毎月10日の残高 | Aコース | Bコース | Cコース |
---|---|---|---|
1?100,000円 | 5,000円 | 7,500円 | 10,000円 |
100,001円?150,000円 | 7,500円 | 10,000円 | 15,000円 |
150,001円?200,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 20,000円 |
200,001円?300,000円 | 15,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
300,001円?400,000円 | 20,000円 | 25,000円 | 40,000円 |
400,001円?500,000円 | 25,000円 | 30,000円 | 50,000円 |
500,001円?600,000円 | 30,000円 | 40,000円 | 60,000円 |
600,001円?700,000円 | 35,000円 | 45,000円 | 70,000円 |
700,001円? | 40,000円 | 50,000円 | 80,000円 |
例えば、3月1日にリボ払いで20万円(税込み)を新規で利用した場合をみてみましょう。
① 4月2日のお支払い額
- お支払い額(弁済金):11,890円(内元金10,000円、内手数料1,890円)
- 手数料計算方法:200,000円(利用残高)×15,0%(実質年率)÷365日×23日
- お支払い後残高190,000円
※ご利用日から初回締め日(10日)までは手数料がかかりません。
② 5月2日のお支払い額
- お支払い額(弁済金):12,375円(内元金10,000円、内手数料2,375円)
- 手数料計算方法:190,000円(利用残高)×15,0%(実質年率)÷12か月
- お支払い後残高180,000円
※ 2回目以降のお支払いには実質年率15.0%の手数料が掛かります。
その他の金額を借りた場合の月々のお支払いと手数料、お支払い総額を見ていきましょう。
利用金額 | 10,000円 | 30,000円 | 50,000円 | 70,000円 | 100,000円 |
---|---|---|---|---|---|
支払い回数 | 2回 | 6回 | 10回 | 14回 | 20回 |
手数料 | 156円 | 1,219円 | 3,282円 | 6,345円 | 12,815円 |
お支払い総額 | 10,156円 | 31,219円 | 53,282円 | 76,345円 | 112,815円 |
※ 「弁済金」とは各回ごとに払うショッピングリボ払いの支払金額のことです。
※ 「手数料」とはショッピングリボ払い・分割払いなどの利用時の手数料のことです。
ここまでの金額をみてみると、
このまま支払い方法は変更出来ないのでしょうか。
リボ払いお支払い額増額サービス
イオンスクエアメンバーに登録することによって、返済方法を変更することが出来ます。その中に「リボ払いお支払い額増額サービス」があります。これは月々のお支払い額を1,000円単位で増額できるサービスです。またご都合に合わせて、全額返済することも出来ます。
設定方法
以下の2通りの設定から選ぶことが出来ます。
- 月々のお支払いを1,000円単位で増額
- 翌月のお支払い分を全額返済
お財布のご都合に合わせて、増額して返済することが可能です。余裕がある時には、増額して返済するのが賢い返し方です。早めに返済することでお支払い総額は減ります。
ATMリボ払い返済サービス
ご都合に合わせて、ショッピングリボ・キャッシングリボご利用分を1,000円単位で提携ATMから返済することが出来ます。イオン銀行のATM からであれば、ATM返済手数料は無料です。
提携ATM
- EnetイーネットATM
- ローソンATM
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
提携ATMでは、キャッシングリボ返済時には、所定のATM手数料がかかります。
返済はリボ払いご利用元金のみです。利息・手数料は後日ご指定の口座より引き落とされます。手数料も積もり積もれば山となるので、イオン銀行ATMから返済するのがいいでしょう。
使い方色々リボサービス
■リボ変更サービス
1月あたりに使用した金額をすべて、または明細の中から1件ごとをリボ払いに変更出来るサービスです。
■ 全リボ
全リボというのは、ショッピングで「1回払い」をした場合、もしくは「ボーナス一括払い」でお買い物分が、自動的にリボ払いになるサービスのことです。勝手にリボ払いに変更になってしまうので、厄介なことに余裕がある時にも適用されてしまいます。
余裕がある時には、利息を少なく抑えるために早めに返済した方がいいです。
イオンカードのお得な特典
イオンカードには使うと嬉しい特典がたくさんあります。日にちによっても異なりますので、お得な日にちを覚えておくことをおすすめします。5で割り切れる日にちは何かしらサービスがありますよ。テレビCMでもよく見かけますよね。
・ 5%OFFになる日!毎月20日・30日は思わず歌を思い浮かべてしまいますが「お客様感謝デー」です。
全国のイオン、ビブレ、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどの各店舗にてクレジットまたはWAONでの支払い、または提示することで支払い総額から5%OFFになります。
・ 5%OFF+ポイント2倍!毎月15日は「G・G感謝デー」です。
55歳以上のお客様がお得。全国のイオン、マックスバリュ、メガマート、イオンスーパーセンター、ザ・ビックの店舗にて、イオンカードでの支払い、GGワオン・ゆうゆうワオンの支払いで5%OFF+ポイント2倍になります。
・ ポイントが2 倍!毎月5日・15日・25日の「お客さまわくわくデー」です。
全国のイオン、ビブレ、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、イオンモール内の専門店、ミニストップの各店舗にて、イオンカード利用で「ときめきポイント」2倍、WAON利用で「WAONポイント」2倍たまります。
・ ポイントがWです!毎月10日は「Wポイントデー」です。
カードを200円使うごとに、ときめきポイントが2ポイントプレゼントされる日です。通常は200円で1ポイントなので「Wポイントデー」という名前の通りポイントがWでもらえます。
・ ポイントが5倍!毎月5日・15日・25日はリボ払いすると、ときめきポイント5倍です。
リボ払い200円(税込)利用するごとに、ときめきポイント5ポイントプレゼントされます。通常の日であれば1,000円分をリボ払いした時と同じポイントがつきます。
日にちによって、カード・WAONを使いわけて買い物をすると、ときめきポイントも効率よく貯まりますね。
ときめきポイントとは?
上記にも出てきましたが、カードショッピング200円(税込)ごとに1ポイントたまるポイントのことです。ときめきポイントは商品と交換することも出来ます。また1ポイントが1円としてネットで買い物することができます。1,000ポイントためると、1,000円分です。
イオンスクエアーメンバー会員専用のショッピングサイト「ときめきポイントTOWN」を経由して買い物をするとポイントが最大で21倍貯まります。ときめきポイントクラブの加盟店で買い物をするとポイントは2倍、お得な日にちに買い物するとさらにポイントがたまります。
カードを利用しながらポイントをためて、ご都合に合わせてリボ払いで返済していく。そして少しでも余裕がある時には、1000円ずつでも返済額を増額していくのが賢い返し方です。利息は極力抑えたいものですね。
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