キャッシングをしようと思ったら、借入先の多さに戸惑いますよね。銀行カードローン、消費者金融、信販会社等、様々な借入先があります。
初めてキャッシングする方が思い浮かびやすいのが、大手消費者金融ではないでしょうか。アコム、プロミス、アイフル等の広告やCMを見た覚えがある方も多いですよね。そのため知名度も高いのです。
ここでは、借入先となる消費者金融、信販会社、銀行カードローン等のキャッシングラインアップを紹介していきます。
キャッシングといえばココ!消費者金融
キャッシングと言えば消費者金融が有名ですが、消費者金融の中には大手消費者金融と中小消費者金融があるのです。
(⇒キャッシング会社一覧はこちら)
大手消費者金融といえば
大手消費者金融と言えば、アコム、プロミス、アイフルがあります。ここでは、アイフルについて紹介していきます。
アイフルの特徴
アイフルでは、30日間無利息サービスがあります。はじめてアイフルを利用する方で無担保キャッシングローンを利用する方が対象となります。契約日の翌日から30日間無利息となりますので、借りたい日に契約することがポイントですね。
アイフルの融資額
ただし、消費者金融では貸金業法があります。貸金業法では年収の1/3を超える借入れは禁止されていますので、800万円の借入をしようと思ったら、年収も2,400万円以上必要となりますよ。
アイフルの金利
アイフルの金利は年4.5%~18.0%となっています。プロミスの金利は年4.5%~17.8%となっていますので、小額の融資を希望するなら、多少プロミスの方が金利が低くなっていますね。アコムの金利は年3.0%~18.0%となっています。
ただしアコムの場合は、融資額が800万円までとなっていますね。融資額500万円までで金利をみると年4.7%~18.0%となりますので、アイフルと同程度と言えますよ。
消費者金融 | 融資額 | 金利 |
---|---|---|
アイフル | 500万円以内 | 年4.5%~18.0% |
プロミス | 500万円以内 | 年4.5%~17.8% |
アコム | 800万円以内 | 年3.0%~18.0% |
中小消費者金融といえば
中小消費者金融と言えば、フクホー、アロー、日本ファイナンス等、様々なところがあります。ここでは日本ファイナンスについて見ていきます。
日本ファイナンスの特徴
日本ファイナンスでは「真面目に、誠実な姿勢で」という思いで、仕事やお客様と接していますので、店舗も全て有人店舗でお客様が相談しやすい環境を整えています。
日本ファイナンスの融資額
融資額は300万円までとなっています。この融資額は大手には劣りますが、実は中小消費者金融の中では高額と言えます。フクホーでは200万円まで、アローも200万円までとなっています。
日本ファイナンスの金利
日本ファイナンスの金利は年15.0%~20.0%となっています。この金利は利息制限法に基づいた金利となっていますね。
融資額 | 利息制限法に基づく最高金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
フクホーでは年7.30%~20.00%、アローでは年15.00%~19.94%となっています。
消費者金融 | 融資額 | 金利 |
---|---|---|
日本ファイナンス | 300万円以内 | 年15.0%~20.0% |
フクホー | 200万円以内 | 年7.3%~20.0% |
アロー | 200万円以内 | 年15.00%~19.94% |
いずれも利息制限法を守っていますので、正規の消費者金融となりますね。
手持ちのクレジットカードでキャッシング!信販会社
お金を借りる方法には、クレジットカードのキャッシング枠を利用することもできます。
この場合は信販会社に申し込む必要がありますね。
信販会社とは
信販会社と言えば、オリコやライフがあります。信販会社ではクレジットカードを発行し、信用によって加盟会員の買い物代金を立て替えて支払うショッピング枠と、現金を貸すキャッシング枠があるのです。
オリコの融資額
キャッシングをするには、オリコカードにキャッシング枠を設定する必要があります。カード申込時にキャッシング枠も希望しておくと、必要な時にすぐ借入れができますよ。
融資額はカードによってことなりますが、だいたい10万円~100万円となっています。キャッシング枠はショッピング枠とは異なりますので、ショッピング枠があるからといってキャッシングができる訳ではありません。キャッシングができるかどうか不明の時には、問い合わせてみると安心ですね。
オリコの金利
オリコの金利は、年15.0%~18.0%となっています。クレジットカードのキャッシングと聞くと、金利が高いイメージがある方もいますが、実は信販会社のキャッシング枠も貸金業法が適用となっています。そのため消費者金融と同程度の金利が適用となり、先ほど紹介した利息制限法を上回った金利は違法となるのです。
つまり小額な借入れを希望するなら、クレジットカードのキャッシング枠を利用すると、カード枚数も増えず、周りの目も気にせず借入れができますので便利ですよ。
クレジットカードには買物時に利用するショッピング枠の他に、お金を借りることができるキャッシング枠があります。
ショッピング枠は割賦販売法が適用となりますが、キャッシング枠には貸金業法が適用となります。
そのため、消費者金融と同じ法律のもとで営業していますので、金利が高すぎることはなく、消費者金融と同程度の金利となっています。
オリコでは、融資額10万円~100万円、金利年15.0%~18.0%となっています。100万円までの借入を行いたい時には、クレジットカードでATMから借入れができるのです。
専業主婦でも安心!銀行カードローン
キャッシングといえば消費者金融が有名ですが、最近では銀行カードローンも選ばれることが多くなってきました。その秘密は、専業主婦でも借りやすい点が挙げられます。
(⇒銀行のキャッシング情報はこちら)
銀行カードローンなら専業主婦もOK
消費者金融や信販会社は貸金業法という法律のもとで営業をしています。この貸金業法では本人の年収の1/3までしか借入れができないという総量規制があります。そのため、本人に収入のない専業主婦では借り入れができないのです。
総量規制の例外
そうはいっても、総量規制にも例外が存在します。その中に、配偶者貸付けというモノがあります。これは、専業主婦の場合は配偶者の同意があれば、配偶者の年収の1/3まで借入れがでいるとするものです。
けれど配偶者貸付けでは、配偶者の同意が必要になったり、配偶者と婚姻を証明する書類の提出が必要になったり、手続きが面倒なのです。そのため消費者金融でも取り扱っている所と取り扱っていないところがありますので、配偶者貸し付けを利用しようと思ったら、まずは利用出来る消費者金融を探す必要があるのです。
その点、銀行では銀行法が適用となっていますので、配偶者の同意なしで借入れることができるのです。
バンクイック
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」であれば、本人に収入がない場合でも配偶者に収入があれば申し込み可能となっています。
つまり、専業主婦でも申込みが可能で、必要書類も本人確認書類のみとなっています。
楽天銀行
ネットで有名な楽天銀行も専業主婦の申し込みに対応しています。カードローンでは在籍確認がある場合がほとんどですが、専業主婦の場合は在籍確認もないのです。
申し込んだ本人と契約内容の確認ができ、本人確認書類の提出ができるとカード発行となります。ただし、融資額は本人に収入がある方よりも低くなりますよ。
銀行名 | 融資額(専業主婦の場合) | 金利(専業主婦の場合) |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 500万円 | 年1.8%~14.6% |
楽天銀行 | 800万円(50万円) | 年1.9%~14.5%(年14.5%) |
銀行カードローンでは、これまで見てきた消費者金融や信販会社と比べると、断然金利が低いですね。
消費者金融や信販会社が貸金業法にもとづいていたのに対して、銀行カードローンでは銀行法が適用となります。
銀行法では配偶者による収入でも申し込み可能となっているのです。
ただし、専業主婦の借入には融資額が少なかったり、金利が高めに設定されていたりします。
銀行カードローンでは消費者金融や信販会社と比べると、金利が低くなっていますので、お得に借入れできる可能性が高いのです。
借入時の参考に!キャッシングラインアップのまとめ
キャッシングには消費者金融、信販会社、銀行カードローンと様々な選択肢があるのです。
キャッシングラインアップにまとめると以下になります。
借入先 | 具体例 |
---|---|
消費者金融 | アイフル、アコム、プロミス、フクホー、日本ファイナンス等 |
信販会社 | オリコ、ライフ等 |
銀行カードローン | 三菱UFJ銀行、楽天銀行等 |
消費者金融では、30日間無利息サービスを行っているところもあり、お得に借入れが可能です。
スピード審査にも対応し最短30分で融資可能なところもあります。
信販会社では、今あるクレジットカードにキャッシング枠を設定することで借入可能となりますので、カード枚数が増えずスマートに借入れができます。
銀行カードローンでは、低金利で高額の借入れができますので、高額な融資が必要な時にはピッタリとなります。
シーン別のオススメ
それぞれの状況に合わせて、どのカードを利用するとお得になるのか考えてから利用しましょう。
【参考ページはこちら】
信販系カードローンの特徴を教えて!
消費者金融では、アコム、アイフル等の大手消費者金融やフクホー、日本ファイナンス等の中小消費者金融があります。
大手消費者金融では30日間無利息サービスがありますので、30日後に完済できるのであれば元金のみの返済で済みます。
信販会社ではお手持ちのクレジットカードでキャッシングができますので、カード枚数が増えません。
銀行カードローンでは低金利となっていますので、まとまった金額を借りる時に助かります。専業主婦も借入れ可能です。
これらを参考にして、自分の状況に合ったところに申し込むのが賢い選択となるのです。
大手消費者金融は、アコム・アイフル・プロミスなど、CMや広告などで一度は耳にしたことがある企業となります。
中小消費者金融は、日本ファイナンス・フクホー・アローなど規模の大きくない企業となります。
いずれも貸金業法を守っている正規の消費者金融となりますので、安心して借入れできます。