イマドキの子供は忙しい!あなたは子供さんにどんな人になって欲しいですか?
少子高齢化の時代です。沢山の大人に少しの子供。必然的に子供1人に対する大人の目は増え、関心も高くなってしまいます。
最近の子供たちは、とにかく忙しそうです。とある統計によると、今や子供の4人に1人はおけいこ事を2つ以上持っているとのこと。毎日幼稚園や小学校が終わると、親の送迎でおけいこごとに勤しんでいるというのが現状です。子供によっては月曜日から金曜日まで、毎日違ったおけいこ事に通っているという子供もいますし。いやはや子供も大変な時代ですよね。
男女共に人気があるのは、水泳、ピアノ、英会話あたり。水泳は基本的な身体能力、ピアノは絶対音感、英会話は語学力と、どれも小さい頃から鍛えておきたい分野となります。
男の子に人気のおけいこ事
男の子のおけいこ事で最近人気なのは、サッカーが挙げられます。Jリーグが発足して20年以上経ちました。最近では、サッカー熱もひと段落して、野球少年とサッカー少年が二分している感じです。
その他にも、テコンドーや、空手などの武術も人気があります。身体能力を高めるほかにも、精神面や礼儀作法も身に付けられるということで人気があります。
女の子に人気のおけいこ事
女の子に人気のおけいこ事はピアノやリトミックなど音楽方面のものと、体育教室などの基本的な運動能力を高めるためのものが挙げられます。
音楽は感受性も豊かにしてくれるため、女の子を持つ親御さんにとっては魅力的なおけいこ事としてとらえられています。
おけいこ事を決めるとき大切な事
赤ちゃんから始めるのは別として、ある程度自覚して本人が決められる年代であれば、まずは本人に興味があるか確かめるのが大切です。
子供は好奇心の塊ですが、その中でもどれにポイントがあるかはそれぞれ。時代の流れや周辺に流されておけいこ事を決めるよりも、その子供が本当に興味がある、チャレンジしたいことをさせてあげるのが一番です。
また、他の子供と進み方や出来不出来を決して比べない事も大切です。本人のスピード、本人の納得、色々な要素で物事は進んでいきますので、進み方が早いから良い、遅いから悪いということは決してありません。
あくまでも、子供の気持ちと意識とやる気。親はこれらのことを温かく見守って、長い目で付き合うことが大切なのです。
親としては、毎月のお月謝、送迎などを負担に感じてしまうかもしれません。でも子供の可能性をできるだけ広げてあげたいのも正直な親心です。長い人生の中の貴重な子供時代を有意義に過ごすためにも、今度ゆっくり、おけいこ事について家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。