そろそろ30歳の壁が見えてきたら、お金と時間の大切さを切実に実感できるお年頃ではないでしょうか?
攻める一方だった20代からそろそろ防御の体制も整える必要があるのは、お肌のお手入ればかりではありません。お金の取り扱いだって同じことです。
お金すごろくをはじめよう
お金すごろくのスタートは、今の貯金額と毎月の収支の把握することです。大体でいいので2~3か月位頑張って家計簿や小遣い帳をつけましょう。そして月々に必要な支出が見えてきたら、すごろくの分岐点が見えてきます。
2.毎月貯金できないで残高がほとんどゼロで終わる人
アラサー世代になっても、毎月貯金できない体質の人はちょっと問題です。収入が少なくても、毎月3000円ずつでもいいから定額の貯金を捻出しましょう。自動引き落としスタイルで強制的に貯めるタイプが効果的です。
貯金できている人でも・・
貯金できていた1.の人でも、さらなるお金すごろくの分岐点があります。
B.医療保険に加入していない人
若いうちの方が保険料は割安なのはもちろんですが、女性にとって気になるのが「女性特有疾病」を手厚く保障してくれる保険ではないでしょうか?
しかし、帝王切開など経験すると「女性特有疾病」の保障がつく保険に加入できなかったり、医療保険でも子宮関連の疾病は保障対象外という特則付でないと加入できないことがあるので、医療保険は是非早めに加入しておきましょう。
お金すごろくの分岐点
貯蓄も保険も、ある意味人生の中であなたが手にするお金の中では、あなたを「守る」お金になります。貯蓄はいざという時には「攻め」にも使える便利なものです。あるに越したことはありません。
お金すごろくの分岐点の最初のポイントは、アラサー付近で分かれます。結婚・出産・転職(人によっては離婚)など女性が大きな人生イベントを自発的に選択する最初のポイントだからです。この機会にお金の使い方をチェックし、攻守共にバランスのとれたお金との付き合いを続ければ、お金すごろくは案外楽に上がれるでしょう。
お金すごろくのゴール
お金すごろくの上がりは老後まで心配しないで過ごせるだけの余裕です。
今や年金制度自体が存続可能なのかどうかも怪しい状態なので、すごろくの上がりを焦ってアラサー世代から個人年金など「超長期」積立をする方もいます。しかし、よほど毎月の貯金額に余裕があり、他の金融商品にも投資をした余力で個人年金に加入するなどしていなければ、お勧めできるかどうか微妙です。
それだけの余力があったら、稼ぐ力をつけるための自分への投資などの攻めに使ってしまった方が効率がいいかと思います。