汚職事件に手を染める官僚は後を絶ちません。しかもお隣の国、中国では、とにかく汚職や横領のオンパレードなのです。
しかも中国の法律では、「給与と資産に明らかな差がある場合、差額分の出所を自分で証明しなくてはならない」となっています。日本とは違いますね。日本では、汚職事件で逮捕されると、警察や検察が汚職の事実を証明しなければいけませんから。
だからこそ、中国で逮捕された官僚たちは、あの手この手で「言い訳」をします。
そんな中国発の、「必死すぎる言い訳」を紹介します。
ギャンブルの神!降臨!
汚職事件で逮捕された官僚が、中国のネットで「ゴッドギャンブラー(ギャンブルの神)」と評判になっています。
この人、お給料では明らかに言い訳のつかない大きな資産を隠し持っており、そのため、当局に逮捕されたんですね。その差額は、何と判明しているだけでも2,000万円以上。日本との経済規模を考えれば、日本人の感覚で「ウン億円」も賄賂を受け取っていたことになります。
その言い訳がこちら。
「えっと、妻が入院して、お見舞い金をもらいました…」
「えっと、仕事が上手く行ったので、ボーナスをたくさんもらいました…」
「えっと、残りの差額分はマージャンで勝ちましたぁ!」
ですって。
この発言が中国のネット住民のツボにはまりました。「ギャンブルの神!降臨!」と話題になったんですね。
この官僚が勤めていた部署は、「都市緑化部局」というところだったのですが、ここは権力があまりない部署です。でも、汚職し放題の「とても居心地の良い部署」なんですって。
官僚としてやることとは?
王根平というボケ官僚のケース。話し合いと陳情に来た村民の言い分を聞く代わりに賄賂を要求。怒った村民たちが、「官僚がそれで良いのか!」と問い詰めると、悪びれる様子もなく渾身の一言を発射。
「汚職がダメだと!?じゃあ官僚は何をすれば良いんだ!」
仕事して下さい。
それは別の意味で問題が…
劉松涛と言う、中国の石田純一によるバカ事件が発覚。130万元もの賄賂を受け取って逮捕された劉松涛が、裁判長に「なぜ賄賂を受け取ったのか?」と聞かれて一言。
「私には多くの愛人がいたのです。私は愛人の全てを愛していました。賄賂が悪いのではありません。私が恋多き男性であるだけです!」
不倫文化庁長官に就任すれば良いのに…
お前は皇帝じゃない!
張二江と言う、石田純一2世による汚職事件。愛人を多く囲うために多額の賄賂を受け取りました。裁判で「何か言いたい事は?」と裁判長に言われ、またもや渾身の一言を炸裂。
「むかし、皇帝には何人もの妃がいたでしょ?私に2~3人いても問題ないじゃないですか!」
てめぇは身の程をわきまえろ!
それは病気のレベルです
賄賂と横領で逮捕されたバカ官僚が、事件に手を染めた動機を聞かれて一言。
「ほとんどの他の官僚が賄賂を受け取って金もうけしているのです。自分もやらなければ、孤独に感じてしまうんです…」
病院に行って下さいな♪
横領は国家のためではありません!
90万元もの金額を横領して逮捕されたバカ官僚、徐晶の悪びれる素振りもない言い訳。
「私は国家のために横領したのです!受け取ったお金ですか?人材育成に使いましたよ!国家のためです!」
と豪語。後に、そのうちの30万元を自分の娘の留学費に使っていたことが判明。袋叩きになったとさ♪
無能なだけです…
極めつけのバカ官僚、文強による汚職事件。裁判所で事件の動機を聞かれると…
「だって~、昇進できなかったんだもん!」
ですって。おめ~が無能なだけだろ!