投資と聞くとリスクが高いイメージがあり、資金が豊富にある人でないと始められないと思ってしまいます。しかし、貯蓄の利息が低い現在では、何もせず預けておくよりは、投資に回して少しでも利益を得たいと思う人が増えているようです。

そこで、投資には無縁だった主婦でも気軽に始められるプチ投資に人気がでています。

毎月1000円から始められる投資があります。まずは、1000円から始められる投資信託にチャレンジしてみましょう。

投資信託とは、投資された資金をその道のプロが運用する金融商品のことです。投資家から集めた資金はひとつにまとめられ、信託銀行に保管されます。その資金の運用方法は投資会社が決め、信託銀行に指示する仕組みになっています。販売から運用、資産の保管までそれぞれに役割をもった専門機関が業務を行っている商品なのです。

私たちは投資家として、販売会社に資金を預けることになります。その金額は、10000円からとなっていますが、最近では大手ネット証券を中心とした積立投資の金額が、1000円から購入できるようになりました。

積立投資は投資信託の方法のひとつで、毎月一定の金額を積み立てることで負担なく投資できます。最初に販売会社である金融機関で手続きをすれば、その後は自動的にお金が引き落とされていきます。運用の心配や株式についての知識がなくても、手軽に始めることができます。

投資積立は、証券会社や銀行、郵便局で取り扱われています。ネット銀行などで申し込むと、申込手数料のかからない「ノーロードファンド」もあります。

インデックスファンドは、投資対象の値動きに連動している投資信託です。日々変化している平均株価に連動している投資信託なので、投資に不慣れな初心者にもわかりやすいことが大きな特徴です。

投資信託は専門家が運用してくれる投資商品なので、販売手数料や信託報酬などの経費が必要です。インデックスファンドは、その手数料が一般の投資信託より低く設定されている場合が多いようです。その理由は、平均株価の株価指数（インデックス）に対して自動的に連動するように設定されているため、手数料のコストを抑えることができるからです。

投資に興味があるなら、まずインデックスファンドから始めてみるのも良いのではないでしょうか。投資額は10000円からとなっているので、小額からの投資ができるのです。

バランスファンドとは投資信託のひとつで、株式と債券を組み合わせて投資する金融商品のことです。投資のリスクを分散させる投資信託なのです。

投資に慣れた人なら、資産運用のためにバランスファンドを選択してみるのも良いでしょう。主婦が手軽に始める投資信託としては、少々ハードルが高いかもしれませんね。

手軽に始められるプチ投資である投資信託ですが、もちろんリスクもあります。たとえ小額の投資でも、かならず儲かるとは限らないのです。そのリスクを念頭において、投資することが重要です。

リスクを軽減するために、運用する金額の限度を決めて投資しましょう。冷静に判断していくことが、投資の為には最も大切なのです。