保険に加入を検討しているあなた。いくらくらい保険料を払おうと思っていますか?保険の相談をして「保険料って高いなぁー。」と思ったりしていませんか?
他の人はどれくらい保険料を払っているか、気になりますね。生命保険文化センターの統計を参照しながら、世間一般の皆さんがどんな風に保険に加入しているか見てみましょう!
年代別の保険料負担
まずは、生命保険の世帯別の保険料負担の額から見てみましょう。以下の表をご覧ください。
年代別に年額の保険料負担の分布がわかります。右端に平均値があります。20代以下の方でも、生命保険料として平均すると20万円以上も支払っていることになります。
しかもこの平均額は年代が上がるごとに上昇し、50代のピーク時には年額50万円超となります。
特徴的なのは、60代を過ぎると保険料負担も減る点ですね。家族への責任が少なくなるのがこの頃でもあり、健康上生命保険に加入しづらい人が増えてくる頃でもあります。
この集計データには個人年金保険も含まれているので70歳以上の方で年額84万円以上も負担している人が最多になっていますが、これは個人年金の一時払いをした方が多く含まれていると考えられます。
医療保険の加入率からわかること
医療保険・医療特約については金額の統計はありませんが、世帯の加入率の統計ならあります。
上記の表によると、世帯としてなんらかの医療保険や医療特約に加入している人は各年代とも高い割合を示し、医療費に対する備えに対する意識の高さがうかがえます。
では、病気になったときに受け取れる保険金は日額いくらくらいの保障の物を選んでいるのでしょうか?
上記の表を見てみると、大体5千円~1万5千円未満の保険をかけている方が全体に多いようですが、20代以下の人で2万円以上の方が1割もいるのが驚きです。
20代以下の方で医療保障をする方自体が少ないためか、統計のサンプル数が他の年代より少ないことにより誤差が出やすいこともあります。しかし、20代以下で医療保険に加入しているということ自体が保険に対する期待感が大きい上、保険料も若いと安く済み、大きな保障に加入していると言えるでしょう。
保険に期待していることは?
どんなことを期待して保険を頼りにしているのでしょうか?
上記の表によると、いずれも家族に万が一のことがあった場合や、病気になった時のことを心配しているようです。
では、そうした不安に対して必要と思う金額はどれくらいでしょうか?
これも上記の表でわかるように、バラつきはあります。これは、年代別の他お子さんの有無や持ち家か否かなど、保険以外の資産の状況によって違ってくるのかと思います。