一番特徴的なものとしては、衣装がとにかく豊富ということ。一昔前なら、七五三用の着物やワンピースくらいでしたが、最近では、キャラクターのドレスやコスチューム、季節のイベントの衣装、時代劇風などなど、大人でも目移りしてしまうほどの衣装が準備されています。

そして驚くことに、その衣装代は基本的に無料というからびっくりです。ということで、着たい衣装を何着でも試着して写真に収めることができるのです。

衣装代がタダなら、なんにお金がかかるのでしょうか？撮影は、一般的なスタジオでは、何枚撮っても定額となっています。ですので、撮影代に、その後のアルバムのスタイルや、何枚アルバムに入れるかというので金額は大きく違ってきます。

あらかじめ2ポーズで表紙のみの写真にする予定だったとしても、スタジオでの愛くるしいわが子を見ると、ほとんどの親御さんは写真の枚数を増やしてしまうそうです。結果、撮影代は3,000～5,000円程度でもアルバムが膨大なページとなり、高額となってしまった、などというのもよく聞く話です。

スタジオ撮影でのメリットの一つは、やはりプロのカメラマンが撮影をしてくれるという事。さらに最近のスタジオでは、子供の視線を上手にカメラに向けるような仕掛けが盛りだくさんなので、子供のベストショットを撮ることが出来ます。

気に入った衣装があれば、すかさずそれを試着、そしてスピーディにカメラの前に誘導して撮影開始。あの手この手を使ってそれは上手にポージングを誘導し、撮影はあっという間に終了。グズる暇もありません。他にも気に入った衣装があれば、またスピーディに着替え→誘導→ポージングでハイ、撮影。この繰り返しです。

あとは、家庭によって予算と希望をどれくらいで折り合いをつけるかになります。撮影された写真を見ると、これも良いしあれも良いし、とついつい欲が出てしまうのは親心というものです。くれぐれも予算を飛び抜けてオーバーしてしまわないように気をつけましょう。

家庭で撮る写真には、綺麗な衣装はなくても家族に見せる最高の笑顔は収められている、ということをしっかり覚えておきましょう。