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税金を支払う為に、今私達が出来る事を知ろう!

2013/09/23
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自動車税と住民税について把握しよう

私達が支払う税金には、固定資産税・自動車税・住民税の3つがありますが、今回は自動車税・住民税の2つについて解説いたします。

この2つは比較的分かりやすいタイプの税金ではありますが、詳しく見ていきましょう。

先に解説するのは、住む場所によっては欠かせない存在でもある自動車に課せられる「自動車税」です。

自動車税について

自動車税は大変シンプルで名前通りの税金です。要は車の所有者に課せられる税金です。車検とは別物であり、例え単なるコレクションとして一切走る事は無かったとしても税金は発生しますので、複数の車を所持するならこの点は要注意です。

車を購入する際にマイカーローンを使う方も多いと思います。マイカーローンというのは購入する車を担保に入れている状態ですので、所有者としての権利は売主に残っていそうにも見えますが、やはり支払いながらも使用している買主側に税金の支払い義務は発生します。つまりはマイカーローンと税金の双方を払わなければならず、ローン完済までは大きな負担とならざるを得ません。

車の種類によって発生する税金は異なり、マイカー…所謂「自家用車」が一番税額が高くなります。逆にバスやトラックなど、事業目的で使われる車は安くなっており、車体自体の値段のわりには税金の負担は低めです。

さらに、自家用車は排気量(単位はリッター)も基準となり、より排気量が多いと税金は高くなります。自家用車購入の際は排気量もチェックしておき、なるべく小さな物を選ぶ事が長期間の保有の際に有用と言えましょう。

トラックに関しては積載量によって変わり、積載量が少ないほど税額も少なくなります。あまり一般家庭ではトラックには縁が無いのですが、事業をしていたりするとお世話になる事もありますし、概念として自家用に区分される事もあります。当然自家用の方が高くなるので注意しましょう。

そしてバスは乗車定員によって変わり、乗れる人数が増えると高くなります。事業用でも、乗合用となるとかなり税金が安くなるのが特徴的です。トラックよりは自家用として使われる事も多くトラックよりも税額が高いので、所持する場合は定員にも気を配って下さい。

車は固定資産税が発生する建物と違い、人によっては買い替えサイクルが早くなりがちです。買い替えの度にこうした税金に関わる部分を見ておけば、ちょっとした節約も可能となるので覚えておいて下さい。都会のような公共交通機関が発達していて不便でないなら、所持しない事も選択肢の一つとして成り立つでしょう。

住民税について

次に解説する「住民税」は、道府県民税と市町村民税を市町村が合わせて徴税するもので、それをまとめて「住民税」としています。

固定資産税や自動車税が特定の所有物が無いと発生しないのに対し、住民税は居住することで発生し、居住している市町村に納める事になります。つまり、「日本で暮らしているなら必ず発生する税金」だと思っておいた方がいいでしょう。

この税金の特徴として挙げられるのは、所得によって計算される所得割と一律課税された均等割から計算されている税金であるという事です。%でみた数値こそ変わらないものの実際は所得が大きければ大きいほど払う額は変わり、一般的に言われる高額所得者ならば多額の納税をしなくてはなりません

比較的立場によってフェアな税金に見えますが、困ったことにこの住民税、「前年の所得を参照して課税」されます。例えば前年働いていなかった場合は課税されない事が多いのですが、前年働いていて今年働いていない場合でも、しっかりと課税される事を忘れないようにして下さい。

さらに良くあるケースが転職や不況などで前年に比べて大きく所得が減る事です。この場合でも前年の高額な所得が一年間課税されるのですから、減った所に弱り目に祟り目の如く降り掛かってきます。給与が大きく変動することがあらかじめ分かっている方は、事前の積立を忘れない方が良いでしょう。

上記の通り、住民税は固定資産税や自動車と違って所有しないことで発生を抑えたり、工夫する事で減らす事ができない税金です。給与から自動的に引かれている事が多いので意識していない方も多いのですが、収入がある以上は必ず払うものと思って下さい。

これらの税金は払わざるをえない事が多い

今回紹介した2つ、特に「住民税」は払わざるをえない事が大半です。そして税金である以上は払わない事で延滞金などのペナルティもあり、最悪の場合は財産差し押さえもあり得ます

ただ、どれも生きていく上で自然と発生するものですので、予め生活の維持費として計上しやすいのも事実です。計画性のある社会人の方なら給与のやりくりで何とかなるので、固定資産税と自動車税は特に払い出すタイミングを意識して購入タイミングを調整してみましょう。

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