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ヨーロッパの「都会」に住んでみる?物価が安いヨーロッパ5都市

2015/06/27
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昼間から赤ワインを飲み、
生ハムやチーズ、パンをほお張り、
足元には愛犬が幸せそうに寝そべっている・・・

窓の向こうには明るい陽射しと森の緑が広がり、
どこからともなく、バイオリンの音色が聞こえてくる・・・


こんな生活が送れそうなイメージがあるヨーロッパ。ヨーロッパに暮らしている人々のブログを眺めてはため息。うらやましい、ああ一度は住んでみたい!

しかし「ヨーロッパって物価が高いよね?お金がかかるよね?住むなんて無理だよね・・・」

いいえ、ご心配無用です!ヨーロッパにもコストのかからない物価の安いところがあるのです!

むろんあまり田舎だと現地語しか通じないし、外国人はほとんどおらずなんだか落ち着かない。ショッピングやエンターテイメント、文化的、知的な催しものも少なくてすぐ飽きてしまう・・・それじゃあつまらない!

そこで今回は

  1. 比較的治安が良い
  2. 英語が通じやすい
  3. 街全体にインターナショナルな雰囲気がある
  4. 数多くのイベントやお洒落スポットも多い
  5. 物価の安い

 
といった5つの条件に当てはまる「都会の街」に絞ってみました。これらの街を個人的体験と私意見を混ぜて、オリジナルの観点からご紹介していきたいと思います。

起業をするならリスボン(ポルトガル)

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リスボンは日本人にとって最も住みやすいヨーロッパの都市のひとつです。その最大の理由が、非常にフレンドリーで素朴な人々が多いこと。

近くのフランス、スペインに比べるとどこか地味で野暮ったいのですが、言い方を変えるとスレていなくこましゃくれていないのです。

フランスやスペインで時々感じる人種差別をリスボンでは滅多に感じないと思います。またポルトガル人は比較的小柄な体型なことからも、どことなく親しみを覚えます。

そしてポルトガルは言わずと知れた海洋国。魚料理が多く、市場にも魚はたくさん売られています。

もし長期で住むとなれば、やはり魚を主食とする日本人にも気軽にタラやイカ、アンコウ、イワシ、アジなど手に入ることはとてもありがたいです。

そもそも海に面している国、というのは海に囲まれた島国の日本人にとってほっとするのでは?

ひと月500ユーロほどのアパートも市の中心部で見つかります。同金額の家賃でいい物件を見つけるのは多くのヨーロッパのコスモポリタンではまず不可能です。

ちなみにリスボンに限らず、ヨーロッパでアパートを借りると通常は家具台所用品付です。よって日本やアメリカの場合と違って引っ越しが楽というのも魅力的です。

この街は起業を希望する人にも最適です。

海外移住情報のサイト、ポルトガル現地事情編によると、「特定業種を除き、外資規制はありません。外資100%も認められています。」とのこと。

  • 物価が安く
  • 人々もナイスで
  • 魚が美味く
  • 西ヨーロッパを旅するのにも素晴らしいロケーション

 
リスボンは若手企業家たちにとっても、今後ますます脚光を浴びて人気の出る移住先かもしれません。

プラハ(チェコ)を拠点にヨーロッパ中旅をしよう!

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プラハといえば、一般的にイメージされるのは

  • 音楽
  • チェコビール
  • 可愛い雑貨が多い街
  • 可愛い街並み

 
じゃないでしょうか。

実際そのとおりで、特に5月!新緑の美しいこの月になると、街中のいたるところでパフォーマーや大道芸人たちが生演奏や踊りを繰り広げ世界中から観光客もドッと押し寄せてきます。

教会やちょっとした会館でも様々な演奏や歌、劇、踊りのステージが見られ、サーカスもやってきます。(スリ集団も夏にはやってきます…)

人々は昼間からチェコビールを飲み、チェコガールたちは肌を思いっきり露出した鮮やかなワンピース姿で街を闊歩。(チェコは美人が多いことでも有名!)

公園やブルタバ川(モルダウ川)のほとりでは家族がピクニックをしたり、可愛らしいお婆さんたちがレース編みをしたり、恋人たちがいちゃいちゃしたりしています。

ちょっとお茶をするのにもプラハは最高の街です。美しい歴史的建造物のカフェが多く、コーヒーを飲みながら下をうつむいてスマホをいじるのはもったいないです。ぜひカフェ中を眺めて欲しいものです。

路面電車や地下鉄、バスが走っている上、タクシー代も高くはないのですが、ぜひ街中を歩くこともお勧めします。

プラハは建築の街とも呼ばれており、バロックスタイル、ゴシック、アールヌーボ、モダン建築などが並んでおり、建築を学ぶ学生には興奮と喜びで震えてしまうほどです。(ただし郊外に行くと、社会主義時代の寒々した建物が並んでいます)

また様々な様式の建造物だけでなく、犬たちにも出会えます。チェコは言わずと知れた犬天国の国のひとつで、愛犬家が多く犬たちはパブ、レストラン、銀行、スーパー、電車どこでも見かけます。

日本ではなかなか目にすることのない犬種も多い上、非常に躾の行き届いた犬も多いため学ぶことも多々あります。

画廊や雑貨やを覗くのもおすすめです。いちいちツボを刺激されるアートやほんわかする雑貨にわんさかと出会えます!

冬になると、プラハの街は一気に静かになります。観光客の姿は見えず、街中から音楽の演奏も聞こえてきません。

しかし雪が降り積もるプラハの街の美しさといったら!この光景を激寒の中で眺めていると、なぜこの国では様々な芸術や文学が生まれているのが納得できる気がします。

ちなみに実際にプラハに住んだ経験を述べますと、年配者や高齢者の多くはチェコ語、ドイツ語、ロシア語しか話さないため、会話に苦労をしました。

日本人の外見はベトナム人に似ているようにみられるため、常にグリーンカード(労働許可証)を携帯していなければなりませんでした。

毎朝通勤の際、主要駅に警官が立っており、外国人を見かけるたびにパスポートかグリーンカードを提示しなければなりませんでした。

ちょっと腹が立ったのは、白人系の外国人を呼び止めることはなく、有色人種の外国人にだけ、高圧的な態度で呼び止めてきたことです。

ちなみに、同僚の日本人がパスポートもグリーンカードも持っていなかったことが一度ありました。留置所に連れて行かれ、どこにも電話もさせてくれず半日拘束され怖かったそうです・・・

住まいはプラハの郊外。都心部の艶やかな街並みとは打って変わり、社会主義スタイルの団地が並ぶ閑散とした雰囲気でした。ロシア語もあちらこちらに見られ、ボスニア、アルバニアからの出稼ぎ者が大勢住んでいました。

トラバント車(東ドイツが製造していた段ボールボディの車)もよく走っていました。(※2000年ちょっと前の話です)

家具付きの団地でしたが、真空管テレビで暖房は温水式床暖房でした。床から暖がくるので中にいるときは半そで姿でした。

光熱費は団地の住民全員で平等に割って支払っていました。このやり方は共産時代からのものだったそうです。

プラハ在住中、盲腸で入院したのですが、会社で加入していた保険がすべてカバーしたため、手術代も無料でした。入院中、個室をとったのでその分だけは自腹でした。

印象深いのは、女医もナースも全員派手なマニキュアを指の爪に塗り、ピアスやネックレスをじゃらじゃらさせていたこと。

ナースの一人が「これだけでは食べていけないので、風俗のアルバイトもしている」と言ったこと。病院の機材がすべてポーランド製、ハンガリー製と旧東ヨーロッパかソ連製のものしかなかったこと・・・。

会社(番組制作)のスタッフの9割はチェコ人でしたが、誰一人として日本のことを詳しく知る者はいなかったこと。共産時代、学校で日本を学んだり、テレビで紹介されることも一切なかったのではないかと思われます。

上司は職場に犬を連れて来ていた事、仕事中に全員が堂々と異性スタッフといちゃいちゃしていたこと、陰で誰かを罵る時は「あのコミュニスト(共産主義者)め!」だったこと。

田舎から出てきた学歴のないような若い女の子でも、クラシック音楽の知識に長けており驚いたことや、私が入院した時に親しくもないチェコ人たちも見舞いに来てくれて、情に厚い人々なんだと感激しました。

イギリスやオーストリアのスーパーのチェーン店がたくさん点在していましたが、食費はとにかく安かった。しかし衣類や靴は意外にも高くて、隣のドイツに行くときに買い物していました。

健康のためプールにも通っていましたが、全員がアスリート並の水泳の腕前で、黙々と熱心に泳ぎ続けているのに驚きました。

プールサイトで居睡りをしたりおしゃべりしたり雑誌を読んだりしてくつろいでいる姿はまったくありませんでした。

ここでプラハに住むデメリットとメリットをまとめてみました。

プラハに住むデメリット

  • 内陸の国なので魚介類が高い、新鮮な魚を食べる機会がなかなかない
  • 長身の国なので平均的な身長の日本人に合う服や23.5cm以下のサイズの靴を見つけるのが難しい?
  • 郊外や地方に出るとまだまだアジア人への偏見差別が残っていることがある
  • 都心部のアコモデーション(ホテルやアパート)代が割高(特に夏季)

 

プラハに住むメリット

  • プラハから列車でハンガリー、ドイツ、オーストリアにも気軽に旅行がしやすい
  • 生活費は総じて安く(特に食品と交通費)、お酒と料理が絶品
  • お金をかけずたくさんの芸術や文化を満喫できる
  • 犬を飼っている場合、愛犬とほとんどどこでも一緒に行動できる

 

なにしろチェコはユーロよりチェコ・コルナの通貨がメインの国です。現地通貨が第一というのは、別の言い方をすれば「物価が安い」ということ!

もしあなたが「毎日刺身を食べなきゃ生きていけない!」のでないならば、ぜひ一度プラハに住んでみることをお勧めします。

決して大きな街ではありませんが、プラハになんとなく飽きたら国際列車に飛び乗り、ちょっとウィーンやベルリン、ドレスデン等まで行ってくればいいのです。

こんなに簡単に気軽に列車で様々な国境を越える週末旅行をできる、というのは日本ではまずないことなのでぜひプラハに住んでいる間に体験してみてください。

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不動産購入がお勧め!?ブダペスト(ハンガリー)

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ベルリンの壁が崩壊した後、旧東ヨーロッパ諸国の中でもっとも目まぐるしい発展を遂げたのがチェコとハンガリーだったのではないでしょうか。

西側との窓口の役目も果たすため、アメリカ、西ヨーロッパの企業が続々と進出し、あれよこれよとどんどん変わっていきました。

ブダペストの街からもすっかりと共産時代の暗い影が消え、垢抜けた洒落た雰囲気になりました。

とはいうものの民主化以降、ハンガリーの自殺率が一気に上がりました。コミュニズム時代は皆平等で、能力によって賃金の差が激しく出たり解雇されたりすることはありませんでした。

しかし民主主義になり、アメリカやドイツ、フランス、イギリスなどの企業がたくさん進出してきてそれまでのシステムと180度変わってしまったのです。仕事ができなければクビ、結果(数字)を出さなければクビ・・・

あまりの突然の変化についていけなかった人々が次々に自ら死んでいったのです。

競争、個人主義、スピード、といったアメリカ等の考え方・やり方を辛く思うようになったハンガリー人たちは

「共産時代の方がよかった。貧しかったけれどみんなが平等に貧しかったから誰かを蹴落したり誰かに嫉妬をすることもなかった。平穏だった。」とため息をこぼすことも。

チェコのプラハもそうですが、ハンガリーのブダペストも性産業が盛んです。

物質欠乏、食糧難、自由がない、思想コントロールがある、渡航できる外国も決められているなど規制があった共産時代。色々な面でのストレスのはけ口が性の方に向かったのか、どちらの街でも不倫や不特定多数の異性と付き合うというのは多くありました。

見つかってもあまり悪びれる風もなく、人々もそれをあまり糾弾することがありませんでした。

90年代のブダペストの5つ星ホテルに行くと、レセプションの横に売春婦が並び、その斡旋をその一流ホテルのスタッフが堂々と行っていることもありました。

プラハの有名ホテルではそのような光景を見たことはありませんでしたが、歓楽街の裏道に行くと若くて絶世の美女たちが客引きをしていました。

女性を買うのも、プラハやブダペストでは大変安いということで、ドイツ人たちが彼女たちと遊ぶために国から車でやってくる、というのは有名でした。(チェコとドイツのある国境には大きな避妊具専門店もありました。今はさすがにもう消えているでしょうが・・・)

しかし一方でこの街には素晴らしい「情緒」があります。特に夜のブダペスト。

石畳の道や美しい建物を薄明るい街灯が照らしている、というのはヨーロッパ中で見られる光景。しかしブダペストの場合は全体のハーモニーが完璧で、かつどこか「陰」が漂っています。

言葉にし難い不思議な魅力に満ちた街・・・ブダペストがヨーロッパの都市の中で最も魅力的だとよく賞賛されるのも道理です。

この街に移住する際の最大の魅力はなんといっても不動産の安さ。

実際にある不動産業者は「ヨーロッパの国々の首都の中で最も不動産がお得なのはブダペスト!ブダペストでは一等地の素敵なアパートが$100,000かそれ以下の値段で売り出されていることがよくあるんだ」と言います。

ただし当然のことなのですが、外国人が不動産を購入するのには様々な条件があり、なかなか容易なことではありません。賃貸でもお洒落なマンションが300から400ユーロの一か月の家賃で広告に出ています。

ディスカウントチケットを入手すれば、一流の劇場でのオペラも6ドルで鑑賞できます。

 

フィンランド人に大人気のリガ(ラトビア)

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ラトビアの首都リガはヨーロッパの隠れた宝石、とも言うべき街です。

やはり様々な時代の建築様式が混在しており、街中を歩いていてどこに目をやっても思わず感嘆の声が漏れてしまいます。

夜は別の顔があり、クラブに繰り出すとテクノソングに合せてウォッカを飲み、大胆な恰好で激しく踊り狂う過激な光景も見られます。

冬はマイナス1~3度まで下がるものの、プラハやブダペストの多くの家やアパートと同様、温水式床暖房のため、建物の中は非常に暖かく半袖で過ごせます。5月から9月の時期は15度~22度くらの温度で日没も遅く非常に快適です。

物価が安いのはいうまでもありません。ファッショナブルなアパートもロンドン、パリ、フランクフルトといった西ヨーロッパ諸国の都市ではありえない破格の安さです。

ビジネスクラスランクのレストランでエグゼクティブレベルのランチを食べても5ドルほど。そのため多くのフィンランド人たちがフェリーでやってきてはたくさん買い物をし食事をするという日帰り旅行をしています。

あまりにも大勢のフィンランド人たちが押し寄せるので、そのせいでリガの中心部の物価はとても高くなってしまっています。

ネット接続状況もよく、治安も悪くなく住んでみるのも悪くない街です。

欠点としては観光地を除いてプラハ、ブダペストほどは英語が通じないことと、夜のクラブやパブが意外と派手であるものの、都会的で洗練された雰囲気を好む人にはちょっと物足りないかもしれないことです。

クラクフ(ポーランド)には緑の公園がいっぱい!

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ポーランドの最も歴史のある都市のひとつ、クラクフ。首都のワルシャワより少し物価が安い街です。

最近、この街のウェスティンホテルに泊まりましたが、一泊64ドルでした。クラクフには美しい公園もたくさんあり、のんびりするのに最高です。

そして食事代も交通費も安いので、心にゆとりをもって外食にも出かけられます。

唯一の欠点はポーランド人というのは実際に接してみれば気さくで親切な人が多いのですが、一見無表情で無愛想になりがちのため、慣れるまではなんだか戸惑ってしまうかもしれません。

ちなみに旧東ヨーロッパは西ヨーロッパよりも断然人種差別の風潮も残っています。ロンドン、パリ、アムステルダムといった都市のように色々な人種がごく自然と混ざって共に生活しているという感じはまったくありません。

特にお年寄りと話すと、日本人をベトナム人と混同したり日本のことなどまったく何も知らないということもよくあります。肌の色や背の低さ、身体のバランス、脚の形の不恰好さで笑われることもあるかもしれません。

そのため、人によってはクラクフに限らず、ヨーロッパの街で長く暮らすのは疲れてしまうこともあります。

しかし日本にいればまずされることのない人種差別を自分がされれば、される側の人間の気持ちを学べます。

そしてなぜ年配者は英語を話すことがあまりないのか、なぜロシア語なのか、なぜ日本のことを何も知らないのか、ということで首を傾げることにより、旧東ヨーロッパの現代史を学ぼうというモチベーションになります。

一方で、日本よりずっと若い民主主義国にも関わらず、社会の中で多くのことが日本よりずっと進んでいる、文化と歴史を若い人たちも非常に大事にしている、ということにも触れられるでしょう。

コストのかからない5都市の様々な料金比較

さて、リスボン、プラハ、ブダペスト、リガ、クラクフと上げましたが、分かりやすいようにこれらの都市の物価比較表を作成してみました。

参考に東京で同じものを購入した場合の値段も入れています。

食べ物

1

ハウス

2

衣類

3

交通・移動

4

生活用品・薬代

5

エンターテイメント

6

                         (最新更新日:2015年3月8日)

コスパも大事だけど・・・あなたはどこに住みたい?

物価が安いというのは生活していく上で大いに助かります。しかしそれだけでは満足はできません。

  • 秩序や治安が良くなければ
  • 文化がなければ
  • 風土や気候が自分に合わなければ

 
その土地に心安らかに住み続けることは不可能です。

今回はリスボン、プラハ、ブダペスト、リガ、クラクフをご紹介しましたが、無論ヨーロッパには他にも物価が安くて済みやすい都市は存在します。

予算が合えば、あとは自分のフィーリングにピーンとくるかというのが大事なのかもしれません。

何かビジネスをスタートさせたい、魚料理が食べたい、のんびりと暮らしたいというのならリスボン、

豪華な住まいは無理でもいい、だけど大勢の美女を見たい、美味しいビールを飲んでみたいというのならプラハ。

東京ではまず手が届かないような素敵なマンションに暮らし、贅沢な生活を味わってみるのも悪くないかもしれません。

ネット上には我々日本人と同じように、コストのかからないヨーロッパの街に住んでみたいと思っているイギリス人やアメリカ人が様々なコメントを寄せています。

共感するものもありますが、やはり英語を母国語とし、類似した食生活や文化で恐らく白い肌を持つであろう彼らが感じる意見とは少々異なるかな、と感じるものもあります。

この記事の海外に対する反応

ブダペスト、プラハ、ブラチスラバに住んだことがあるんだけど、こういった旧東ヨーロッパの国々ってどこかまだ共産時代の面影が残っているんだ。

だから短期のステイならいいけど、長期だとなんだか疲れるよ。(アメリカ)

半年間プラハに住んだことがあるのだけど、一歩繁華街の外に出ると何もかもが安くてサイコ―だった!

それにドイツやイタリアにも行きやすいから、プラハからいっぱいあちこちに旅行をした。

プラハやブダペスト、クラクフといった都市は物価が安い上にヨーロッパの中心部に位置しているから、旅の起点地としても便利なんだ。(アメリカ)

トピずれになるかもしれないけど、逆にロンドンはよく物価が高い都市として紹介されるよね。でも決してそんなことないと思う。

良心的なディスカウントスーパーで買い物をして、上手にメトロやバスを利用して行動して、うまく賢く動けば大してお金はかからないよ。

街をよく知っていればロンドンのような都市の生活もなかなか快適だよ。(イギリス)

ユーロに加盟しちゃうと物価は高くなるよね。ルーマニアでもかつては煙草は安かったけど、ユーロになった今じゃあ・・・(アメリカ)

ポルトガルでは€ 1,500の月収があれば、贅沢に暮らせるよ。安く楽しく暮らすのはリスボンといったポルトガルの街が最高だよ。(アメリカ)

ヨーロッパの国々ってさ、海の向こうからやってくる外国人の移住者からはたんまり税金をむしり取るじゃないか。

パンが安い、電車代はいくらする、賃貸料はこれだけ、ということだけで移住をして、肝心なごっそり持っていかれる税金を忘れていると痛い目に合うよ。(アメリカ)

物価の安いヨーロッパの国って泥棒が多いよね。(アメリカ)

ルーマニアやハンガリーに行くと確かに質素な生活ぶりが見られるけど、だからといって彼らが物乞いというわけじゃない。

少なくとも私が出会ったルーマニア人やハンガリー人はみんな親切で最高の人々だった。女性はみんな可愛くてゴージャスだった。(イギリス)

ハンガリーだなんて住むもんじゃないね。まずハンガリー語は難しすぎて、フィンランド人とモンゴル人以外の外国人には修得は困難だ。

食事は不味くてハンガリー産のワインだなんて飲めた代物ではない。まったく一定のレベルにも到達していない。

ハンガリーにはろくな仕事もない。ブダペストのごく一部を除いてどこもたいしたことないし、人々の思考はまだまだ共産主義的で彼らと理解し合うのも大変だ。

そもそもブダペストはヨーロッパのポルノの首都として有名な街だぞ。(イギリス)

コストのかからないヨーロッパの街に住みたいのなら、ブルガリアの街が一番おすすめだよ!黒海はあってネット接続も良くて夏は最高で冬は寒くて雰囲気があって・・・

問題はブルガリア語だ・・・訳が分からない言語だ・・・(イギリス)

ハンガリーに住みついてまだ間もないのだけど、この国では多くのヨーロッパ諸国より物価が安いことがすでに判明しているわ。

食事もおいしいし人々も最高。ハンガリー人が冷淡だというのは単なる酷い噂にすぎないわね。

ハンガリー語しか通じない場は多くて四苦八苦することもあるけれど、若い世代は英語は上手だしこの国でも徐々に英語が日常に使われる言語になってきているみたいよ。

それにグーグル翻訳が助けてくれるから、言葉の壁は現代では難攻の壁ではなくなっているわね。(イギリス)

多少物価が高くてもベルギーに住む方がすべてにおいて満足できるよ。(イギリス)

チェコでは物価高がすごいよ。どんどん何でも高くなっていっている。だからコストのかからない移住先としてはどうなんだろうか。(アメリカ)

確かにチェコは何でも値上がりしていっているよね。特に首都のプラハは酷い有様だよ。

だからもしプラハで余裕のある生活を送りたいなら、四人家族だとして50.000コロナ以上の毎月の稼ぎはあったほうがいいだろう。(アメリカ)

チェコ家を購入しようと考えたことがあったのだが、$515,709もしたのでびっくりして止めたんだ。その値段に見合う物件では全然なかったからね。

同ランクの家をカナダで探したら$219,000で見つかったんでカナダに移住することにした。ちなみにガソリン代もチェコよりカナダの方が安いよ。(イギリス)

プラハに三か月住んだんだけど、家がよくなかった。キッチンが最悪よ。あとは全てが良かったわ。(アメリカ)

リガって物価が高いと思うわよ。スカンジナビア人のツーリストが大勢押し寄せてくるせいで、何でもアメリカ並みの値段だと思う。(アメリカ)

ラトビア(リガ)に住むのはいいけど、あそこで働くべきではないと思う。だって税金で35%も差し引かれるのよ!(アメリカ)

平均的ポーランド人の給料は2.500 PLN。だからクラクフで暮らすのにも、そのくらいのお金を毎月稼いでいないと大変かも。(ポーランド)

子どもがいると結局どこの国に暮らしてもお金がかかるよね。だってどこの国のインターナショナルスクールってすごい高いもの!(イギリス)

【参考URL】http://nomadcapitalist.com/2014/06/01/top-5-best-european-cities-low-cost-living/
http://www.expatistan.com/cost-of-living/lisbon
http://matadornetwork.com/abroad/europes-7-cheapest-cities/
http://britishexpats.com/forum/europe-55/looking-low-cost-living-seaside-location-europe-791129/
http://www.numbeo.com/cost-of-living/city_result.jsp?country=Czech+Republic&city=Prague
http://lifeinriga.com/prices-in-latvia/
http://www.expat-blog.com/forum/viewtopic.php?id=259519
http://www.expat-blog.com/forum/viewtopic.php?id=237941

へぇ~っけっこう知らないことだらけでおもしろかったな!チェコにはずっと行ってみたかったから、プラハの情報は特に興味深かったよ。でもあくまでツーリストとして行きたいだけだから、また違うのかもしれないけどね。リガみたいなとこ一回は行ってみたいな~!

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この記事に対するコメント
  1. 日本の名無しさん より:

    チェコには行ったわ。夢見てたから。
    失礼なジジィに「何しに来たんだ?早く帰れ」って言われるまではね。その他差別的な発言も沢山されたわ。
    でもね、私の周りに居た人達が「ごめんね」って悲しそうだった。
    失礼なヤツが悪いだけなのにね。

  2. 日本の名無しさん より:

    5分の4が元共産圏の国なんだ

  3. 日本の名無しさん より:

    失業率と平均給与、税金、社会保険料も併記しないとなw

    年金生活で物価の安い海外移住なら別だが

  4. 日本の名無しさん より:

    ヨーロッパとは名ばかりの発展途上国レベルの国ばかりだし、物価だっていつまでも安いとは限らないし、経済危機なんかも有りそうだ

  5. 日本の名無しさん より:

    ブダペスト、プラハに興味が出てきたよ。いつか海外旅行に行くならここにしよう。

  6.           より:

    なんだろう。まったく行く気にならないw

    旧共産圏のやつらって総じてレイシストだからな。ドイツも政治を
    東ドイツのやつらが牛耳る様になってから、日本に対しても敵対的
    、差別的になってきたね。

  7. 日本の名無しさん より:

    またフランスのリヨンで移民テロが起きたのにヨーロッパになんか移住するかよw

    労働環境は悪くても治安が良い日本がやっぱ好きだわ、労働環境は変えていけばいいしな

  8. 日本の名無しさん より:

    南欧と東欧は治安がね…

  9. 地球市民 より:

    プラハは建築の都 特に屋根と壁の彫刻が凝っている
    まち全体が美術館といった感じで大好きです ビールの種類が多く うまいっ!
    ハンガリーは誇り高き民族
    だからなのか 貧しい上に 共産国から抜けきらないままと言ったところではないでしょうか
    顔はそうでもないが スタイルはグーの女性が多かった印象です

  10. 日本の名無しさん より:

    比較対象として東京以外に日本の地方都市も入れたらどうだ?

    政令指定都市(人口70万以上の広島、仙台、熊本など…)、特例市(20万以上のつくば、甲府、佐世保など)と比較してみないと…

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