双子にまつわる不思議な話は沢山あります。
- 片割れが怪我をすると、もう一方が同じ場所に怪我をする。
- 片割れの事故を予告する夢を見る。
- 双子だけにしか分からない「双子語」の存在。
- じゃんけんをしても”永遠にあいこ”になってしまい、全く勝負がつかない。
…などなど。数え切れないほどの双子にまつわる不思議なエピソードがあります。
しかし、どの話にも共通している事は、”普通の兄弟間には稀な程の、両者間の絆”ではないでしょうか。
今回は、そんな固い絆で結ばれた双子の兄弟の話を紹介しましょう。
ダウン症として生まれた弟
双子のアーロン君(左)とジェイソン君(右)
二人には全く異なる点があります。
実は、アーロン君より一分遅れて生まれたジェイソン君は、勉強もスポーツも良くできる自信にあふれた11歳。
一方、兄のアーロン君は、ダウン症として生まれ、言語の遅れと難聴と言う障害を抱えた男の子。
しかし、この障害という違いはあるものの、お互い全く同じ存在として認識していて、誰にも壊す事のできない程の強い絆で結ばれているのです。
ジェイソン君とアーロン君の母親、リンさんは、そんな2人の関係について以下のように話しています。
双子の兄弟と言うだけでなく、二人は親友でもあるの。
彼らはそれぞれとても特別な存在で、両者とも全く異なるけれど、ユニークな素質と能力を持っている、と言い続けてるわ。
親分肌のジェイソン君
リンさんによれば、事実上、アーロン君の弟であるはずのジェイソン君が親分肌で、親が見ても過保護すぎると思わせる程、アーロン君の世話を自ら進んでやいているのだそうです。
そんな兄貴分として振舞うジェイソン君。
今回彼が思いついた事は、アーロン君への教育支援になるようにと、自らの古い玩具と本を売りに出す事だったのです。
最終的に、去年から始めたこの活動で、ジェイソン君はなんと400ポンド(約7万1000円)ものお金を稼ぐ事に成功。
そして、その収益を全てアーロン君が通っている学校に寄付をしたのです。
しかし、リンさんによると、この寄付金は自らの玩具を売った収益だけではなく、ジェイソン君自身がチャリティーパーティーを開催したり、アーロン君の学校への募金を求める募金箱をお店において貰えるように交渉して回ったりしたお金も含まれているのだそうです。
11歳とは思えないほどのエネルギーと正義感を持ったジェイソン君ですが、これだけで彼は満足していません。
今では、アーロン君の学校を支援するための非営利組織、いわゆるNPOを立ち上げる準備をしているのだそうです。
そして、過去5年間の間に、いろんな形で資金集めの活動をしてきたジェソン君は、最近リンさんに次のような話を始めたそうです。
そして、お金がたまったら、アーロン君のニーズにあった家を買ってあげるんだ。
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なんて心の温める話なんだ!!ジェイソン君は我々のお手本だよ。若いのによくやった!
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誰かのために自ら手助けをする話を聞くと、本当にうれしくなる。でも、彼らの両親の子供への教育の仕方が良いんだろうね。
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なんて素晴らしい話なんだろう。今日読んだニュースの中で一番の記事だよ。ジェイソン君みたいな人が政治家になったら、もっとマシな世の中になると思うんだけど。
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本当に心が温まる話。ジェイソン君には頭が上がらないよ。素晴らしい兄弟愛!!
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まだまだ幼い子供がここまで出来るなんて。NPOまで立ち上げる準備をしてるなんてすごい。買い物に行くのも面倒だと思う私達は、本当にどうしようもないよね。
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本当に感動したー。人生が面白くないと思っている人にはお勧めの話。ジェイソン君には、慈善活動もがんばって欲しいけど、彼の子供としての生活も十分満喫して欲しいね。
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ジェイソン君は完璧な弟だよ。イギリス女王から勲章がもらえる年齢に達してないのが残念。彼の行いは賞に値するよ。
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本当に幸せそうな双子。彼らの両親が彼らを誇りに思ってること間違いなし。
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こういう心の温まるニュースを多く見たいよ。
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子供が一番人間らしい。こういう子供達が私達の将来を支えてくれるかと思うと、本当にうれしくなる。
人間は本来、助け合いながら生きていくもの。この話を読んで、この助け合いの精神を思い出させてくれたよ。
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この双子君達、可愛すぎ!!
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小さな子供が、障害を持った兄弟の面倒を大きくなっても見たい、と言えるのはすごいと思う。
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普段はそんなに感動しないほうだけど、この話には本当に心を動かされたよ。ジェイソン君はすごい!
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大人の私達は、彼らからしっかりと学ぶべき。自己中心的な私達に、時には自らを犠牲にしてでも成し遂げなければならない事もある、と言う事を再確認させてくれたわ。
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ジェイソン君は聖人だよ。困った人を助けるのが彼の天職だね。
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アーロン君はジェイソン君のような弟を持ってラッキーだよ。彼らぐらいの年齢の子供はダウン症すらよく理解していないはず。
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彼らのような子供を、多く育てる事のできる社会を大人は作っていかないとね。
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心が温まるストーリー。ジェイソン君、今後もがんばって!
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くだらない芸能ニュースより、こういう話を沢山のせてほしいね。
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彼らを育てている両親を尊敬するよ。こんな良い子に育ったのは、彼らのお手柄でもあるんだから。
ジェイソン君の活動はまだまだ続く
ちなみに、ジェイソン君が寄付したお金は、アーロン君が通っている学校が行なっている、障害を持った子供達の為の職業訓練用のプログラムに使われています。
このプログラムでは、ガーデニングを通して新しい技術を学ぶ事が出来ると同時に、自らがお金を稼ぐ方法をも学ぶ事が出来るようなコースになっているのだそうです。
ジェイソン君は、今ではアーロン君の学校を支援するためのウェブサイトを立ち上げています。
勿論、そこでも募金活動を行っています。
興味のある方は一度訪れてみてください。
ウェブサイト:http://suportthenoun.webs.com/
【参考URL】http://www.dailymail.co.uk/femail/article-3006271/Inspirational-11-year-old-raised-400-twin-brother-Syndrome-selling-toys.html
あ~またジョニーを泣かす記事…感動したよ。双子の兄弟が欲しくなるね!ただ、自分がジェイソン君の立場だったらここまでできるのか不安になるね…そこはやっぱり、実際双子の兄弟をもたないとわからないのかもね!双子ってやっぱりいいな~。ジョニー、行動力に関しては完全に11歳の子供に負けてるわ(汗)
こうゆう綺麗話にはうんざり。
そりゃあ双子で片方がダウン症は珍しいかもしれないが兄弟姉妹にいるなんて珍しいことでもない。
みんな支えていることに変わりわない。
すげー少年だ
ソーシャルメディアの発達が理由だろうけど、最近、自らのことを公表してひた向きに生きている人間は、皆から支持される傾向にあるような気がする。
その人生が他の人から見て苦労を強いられていればいるほど、そして純粋さを感じるほど、多くの人から注目を浴びて、結果的に後援者が現れる、そんな気がする。
アーロン君はひょっとすると心の底では苦しんでるのかもしれない
人並み外れた弟がいて、その弟から自分の力では決してお返しできないほどの大きな借りを受けている
援助てのは、すればするほど良いというわけではなく、大きすぎる恩はかえって本人に負担を与えてしまう
ジェイソン君は、それは気持ちが良いだろう
アーロン君を援助すればするほどに、世間はこぞってまるでスーパーヒーローか聖人のように崇めてくれるのだから
でもほどほどにするべきだ
就職しないでアーロン君のためにビジネスを起こすなんてやりすぎだと思うよ
ここまで絆深いとジェイソン君は結婚難しいね
子供ためを思えば親が障害児の子の将来に向けてきちんと貯金をして
他の兄弟に迷惑にならないようにしなきゃ
見捨てなさいと言えなきゃ
息子達の兄弟愛素敵♪とか感激してる場合じゃないよ
子供が障害のある兄弟にどう振る舞うかは親の態度によるところも大きいと思う。
もう人生を障害児の弟に捧げちゃってるじゃん
会社立ち上げなんて11歳の子だけで出来るわけない
親の意向だってのが見え見えなんだよ
自分達が亡くなった後にこの子に面倒見させる気なんだろう
ヒーローにしたてあげられ気分よくなりジェイソン君も今は自発的にやってるのかもしれないが
いつか限界がきたらどうする?自分の人生を優先したくなったら?
彼女ができたら?結婚したくなったら?
一度ヒーローになれば簡単には辞められなくなる
子を想うならあまり深入りさせず自分の人生を優先させるべき
あと2,3年してチンチンに意思が芽生え始めたら、親から植え付けられた純粋さはなくなる
萩尾望都の半神を思い出した。
ある意味でジェイソン君は自分の半身であるアーロン君に罪悪感やコンプレックスがあって、五体満足に産まれた自分を正当化したいのかもね。
双子の片方がダウン症や諸々の障害あったらジェイソン君も隠れた発達障害が無いか幼年期中はご両親や医師も心配しただろうし。
自分もいつ障害が見つかるかも、、、と幼心に不安になることもあるだろう。
献身と自己愛だ。
別にいいんじゃないの?
行動すれば結果がついてくる。人間平等じゃない。
同じような境遇の人たちが五万といたって、より多くの人の共感を得る方法で行動した人間が得をするのは当たり前。
同じ境遇の人と照らし合わせて叩くのは負け組の心理だよ。
あと、結果的にこの弟さんが将来自分の人生を大人の立場で向かい合って悩んで苦しんだとしても
それも本人が歩んできた事だから、自分で解決するしかないでしょう。
もしかしたら多少の不満があったとしてもある程度は解決してよりよい人生になるかもしれないし、
後悔だらけの人生になるかもしれないけど、それも本人の問題だからどうでもいい。
兄にいたってはダウン症である以上は他人に寄りかからないと生きていけないんだから、
心の葛藤とか言われても、そこも本人が乗り越えるしかない。
将来的に弟を世話してやってる、という最悪な性格に流れないことを祈ってる。
今現在の考え、行動は素晴らしいものだね。
もちろん全ての障害者や病人の親族友人に言えることだが。
障害者は純粋だというステロタイプにうんざりしてるかもしれないが
俺は障害者を取り巻く世界は汚い世界ってステレオタイプにはうんざり
だいたい真実はその中間くらいにあるんじゃないのかね
ただの兄弟だと親とか外部環境深読みしちゃうんだけど双子だと気持ちはより近い気がするんだよね。
自分だけ健康で負い目を感じるかもしれないけど普通の兄弟以上に自分の半身みたいな2人で1人みたいな気持ちが強くて自発的にやってるかもしれないし。
本人が負担に思っていないうちは続けたらいいんじゃないかな。
親がうるせえ。黙って見守れと思った
これは双子の兄のためにやってるんじゃなくて、
あくまで自分自身のもう半分の為、つまり利己的行為なんだと思う
コメントが荒みすぎてて笑った。
ジェイソンくんが自分の得になるからやってても、
何もしない偽善者よりも何かやってくれる利己主義ってことで、私は応援しますよ。
それよりも煽り文で「ダウン症として生まれた弟」って書いてあるけど
文を読むと「一方、兄のアーロン君は、ダウン症として生まれ、言語の遅れと難聴と言う障害を抱えた男の子。」って書いてあるのが謎すぎる。直したほうがいいと思う。
優しさって大事だけど、あまりにも自分を犠牲にしていて可哀想にも思える。
周りが偉いと言えば言うほど逃げられなくなる。心配。