宇宙人は果たしているのか?人類が期待を持つ大きなテーマの一つであり、科学技術が進歩した今も尚、それがなかなか証明出来ない話でもあります。
無数に広がる宇宙の中に、どこかに地球の様に文明を有している惑星があると思います。それでも一般では幽霊と並べられるくらいの空想話として捉えられています。
しかし宇宙開発も日々進歩しています。以前より地球以外の惑星で水が存在する可能性や水があった痕跡、それに伴う生物がいる可能性が紹介されるニュースを見かける機会が多くなった様に思えます。
「宇宙人がもし襲って来たらどうするんだ!」と日本の国会でも取り上げられた事が過去にもあるそうです。存在を証明するのが現時点では非常に難しいのか、積極的に話し合いをするのは現実味に欠け、あまり行われていません。
事実、日本を始め多くの先進国がもっと防衛対策に追われなければいけない課題を抱えているのですから、優先されるべきはこちらになってしまいますね。
我々が生きているうちに、スターウォーズの世界の様に他の惑星の知的生命体と共に生活をしたり、銀河英雄伝説の世界の様に人類社会が地球の枠から飛び越える・・・なんてことはそうそうないでしょう。
もしかしたらロボットと共に生活する時代はギリギリ間に合いそうな気がしないでもないですが・・・。
しかし世界では、遠くない未来に訪れるであろう、そういった地球外の知的生命体との接触に備えて、さまざまな研究をしている機関があります。
というのもこの度ロンドンで、ロシアのとある億万長者が1億ドル(約119億円)を使って宇宙人の存在の証明、そしてコンタクトの可能性を求めてプロジェクトを始めると発表したのです。
未来がすごく明るくなるニュース。今回はドイツで紹介されたニュースをもとにこちらを紹介していきたいと思います。
宇宙に投資するロシアの億万長者とは?
これまでこういった分野の研究は既に行われていました。アメリカのNASAが研究していたのが有名ですね。
今回このプロジェクトを発表したのは、ロシアの投資家ユーリ・ミルナー氏です。経済や投資等の分野に精通している方の中では有名な方かもしれませんが、知らない方の為に簡単な説明をします。
この方はFacebookにイチ早く注目して出資をした方。当時、この投資はどこか無謀な行為と言われていたらしいですが、皆さんご存知の通りFacebookは現在世界中で使われているSNSの一つとなりました。彼はその他にもTwitter等の有名なSNSの株主でもあるそうです。
彼のプロジェクト「Breakthrough Listen」とは?
そんな投資家が今回1億ドル(約119億円)を宇宙開発事業に投資する事をロンドンで発表しました。ちなみに、これまでは世界中で探索事業に毎年200万ドル(約2億3900万円)使われていたと言われています。
いままでの研究開発と大きく異なるのは、地球外の惑星に存在する微生物等の確認を行うのではなく、知的生命体を探索する事を目的としたプロジェクトであるという事です。
彼は自身のプロジェクトに、世界的に有名な宇宙物理学者スティーブン・ホーキング氏をアドバイザーとして参加させる事を発表。そしてこのプロジェクトの名は、Breakthrough Listenと呼ばれています。
プロジェクトの目標
彼はそのお金と共に、自身で選んだ研究員で構成された研究チームを結成。宇宙で10年間、世界で最も強大な電波望遠鏡を用いて宇宙からの電波の聴診を行うとのこと。そして地球外生命体の存在を結論付けるそうです。
最初の段階では、研究者が自然現象や地球外生命体の痕跡を探索を目標としています。その次に、受信された電波を理解することが課題となります。この10年以内に科学者は天の川、そして100以上の銀河からの電波を分析するそうです。
ユーリ氏の考える文明や資源
彼はこのプロジェクトで何を求めているのか。その発端は彼が10歳の頃、地球科学生命体の可能性を記した宇宙科学の本を読んでいたことがきっかけとなりました。それ以降このテーマは彼を掴んで離さなかったそうです。
そして彼の動機はとても実践的でした。彼は「人類は他の文明から、大きな挑戦をする事を学べる」と思っています。
それは天然資源の供給についても含めた話であり、彼は「私たちしかこの世にいなかった場合、私たちがすでに所有しているものを大切にしなければいけない」と語っていました。はたして地球外生命体が見つかるのでしょうか?
確かに地球のような人が住む事ができる惑星を見つける可能性が低くなればなるほど、地球資源の危機へと繋がってくるでしょう。となるとこの大きな投資プロジェクトは、人類の将来を守る事に繋がるのでしょうか?
このプロジェクトについて海外の人達はどのような反応をしたのでしょうか?ニュースサイトに寄せられたコメントの一部を抜粋して紹介します。
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問題は私たちが宇宙からの電波を受信出来た場合、やり取り出来るのかという事だな。
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かっけーな!いいじゃん!
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彼はとりあえず地球上にいる高度な知性を有した生命体を探したんだね。
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なぜ宇宙の知的生命体を探す必要があるんだ?
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私たちは既に地球上でとても知性のある動物を持っているが、それは知的な生活形態とは言えないな。
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私は生きているうちに地球外生命体が発見される事を期待しているよ。
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エイリアンの存在は確かに考える事ができるな。
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問題はエイリアンがこの小さい地上に興味を抱くかどうかだね。
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地球より大きい惑星だったら、文明の進度も地球より遅いのかな。
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成功の可能性は非常に低いと思うな。
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宇宙を中心としたら、地球なんてそんなに大きくない世界観だよ。
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お願い!そのお金を私の口座に!私は高度な知性を持った人間だから・・・。
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1000光年離れた惑星からの受信。それはつまり私たちの文明の1000年前の人達が生きていた時の電波という事だね。
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↑ そんな信号が拾えるの!?すごいじゃん!
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なんて名誉な事なんだ!
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宇宙の発見の為にも、成功は期待されているよ。
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宇宙戦争が起こる・・・。
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とっても価値が高い投資だと思うよ!
お金持ちは地球外に価値を見いだす
そういえばホリエモンこと元ライブドア社長・堀江貴文氏も現在、民間の宇宙旅行をもっと手が届く金額にする為に、こういった分野へ投資を行っていましたね。
ユーリ氏と堀江氏、地球外生命体の発見とは大きく異なりますが、子供時代に抱いていたロマンへの投資に価値を見いだした所は似ているのかな?と考えました。
【参考URL】http://www.spiegel.de/wissenschaft/weltall/seti-100-millionen-dollar-fuer-alien-suche-von-jurij-milner-a-1044483.html
宇宙旅行してみたいな~!漫画みたいにクールな宇宙船で大移動してさ。もしも他の惑星に資源が豊富にあるとして、そこに知的な地球外生命体がいたとしたら…資源をめぐってバトるのでは!?こわいこわい。
宇宙人攻めてきたら、勝ち目なんてないだろうjkjk
地球外知的生命体とのコンタクトに成功した事で、『この日が地球滅亡へのカウントダウンの始まりであった … 』みたいにならなきゃいいんだけどね。
日本には宇宙人が総理大臣をやってた暗黒時代がある
138億年前に誕生した宇宙の中のこの辺境星系に
たかだかここ100年200年にピンポイントで
無事に育ち会える距離に人類が理解可能な高度知性体は居ません